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Yamareco

記録ID: 4992302
全員に公開
ハイキング
比良山系

追記あり:武奈ヶ岳(牛コバ手前からのバリエーション)

2022年12月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
13.0km
登り
1,294m
下り
1,284m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
0:18
合計
3:56
11:24
5
11:29
11:35
13
11:48
11:48
9
11:57
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18
12:15
12:18
63
13:21
13:22
5
13:27
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12
13:39
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4
13:43
13:44
12
13:56
13:58
15
14:13
14:13
4
14:17
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5
14:22
14:23
6
14:29
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5
14:34
14:35
8
14:43
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5
14:48
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11
14:59
15:01
17
15:18
15:19
1
15:20
ゴール地点
天候 晴れて風もないもののだんだん曇り
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山開始時はこんなに快晴!こんな時間からではありますが、ちょっくら行ってきます(^^)。今日も誰にも会わない予感しかありません(笑)。味噌を買いに出たついでですが。
登山開始時はこんなに快晴!こんな時間からではありますが、ちょっくら行ってきます(^^)。今日も誰にも会わない予感しかありません(笑)。味噌を買いに出たついでですが。
さて、こちらが取り付きになります。牛コバの手前の看板です。前から気になっていたルートです。ドットはめっちゃあるのに破線すら引かれていないのはなぜなのか、確認してきます。
さて、こちらが取り付きになります。牛コバの手前の看板です。前から気になっていたルートです。ドットはめっちゃあるのに破線すら引かれていないのはなぜなのか、確認してきます。
登り始めてすぐに小屋発見。なんか、ちゃんとしたルートっぽいです。なのにバリエーションになるのはなんでなのでしょう。ちなみにこの辺りは道はしっかりとあります。
登り始めてすぐに小屋発見。なんか、ちゃんとしたルートっぽいです。なのにバリエーションになるのはなんでなのでしょう。ちなみにこの辺りは道はしっかりとあります。
おお、やっぱり熊出るんかい(^^;)。でも檻のゲートが落ちているから役に立ってないですよね。ここはさっきの小屋のちょっと上のところです。
おお、やっぱり熊出るんかい(^^;)。でも檻のゲートが落ちているから役に立ってないですよね。ここはさっきの小屋のちょっと上のところです。
テープやリボンは結構あります。今日は尾根の登りなので道迷いの心配はありませんが、下山だと役に立ってくれそうです。ただこのルート、後ろに摺鉢山が見えるだけで、わかってはいましたが景色を楽しむ場所がないですね(^^;)。
テープやリボンは結構あります。今日は尾根の登りなので道迷いの心配はありませんが、下山だと役に立ってくれそうです。ただこのルート、後ろに摺鉢山が見えるだけで、わかってはいましたが景色を楽しむ場所がないですね(^^;)。
だんだんと踏み跡が不明瞭になってきました。写真は撮れてませんでしたが、森林組合の丸い看板の先(600mぐらい?)から急な登りになります。尾根の右側に巻道っぽいものが見えましたが、尾根筋をガンガン登るのみです。ちょっと手が少なくて登りにくい(^^;)。
だんだんと踏み跡が不明瞭になってきました。写真は撮れてませんでしたが、森林組合の丸い看板の先(600mぐらい?)から急な登りになります。尾根の右側に巻道っぽいものが見えましたが、尾根筋をガンガン登るのみです。ちょっと手が少なくて登りにくい(^^;)。
急登も一段落すると、植生の境界が現れて途端に歩きやすくなります。しかしいつも思いますが、本当に林業の人はすごいですね。もちろん電力の方もハンターの方も。傾斜が落ち着いてからも意外と距離があり、シャクシコバの頭に着きません。ただ、左から御殿山が、右から小川新道の尾根が近づいてくるのを見るのは新鮮で楽しかった!
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急登も一段落すると、植生の境界が現れて途端に歩きやすくなります。しかしいつも思いますが、本当に林業の人はすごいですね。もちろん電力の方もハンターの方も。傾斜が落ち着いてからも意外と距離があり、シャクシコバの頭に着きません。ただ、左から御殿山が、右から小川新道の尾根が近づいてくるのを見るのは新鮮で楽しかった!
シャクシコバの頭にて一般道(小川新道)と合流。この看板が合流点の目印です。振り返った写真ですが、左に行くと小川新道、右に行くと今日のルートです。最後はちょっと藪でしたが、特に危険個所はありませんでした。核心は600mあたりの尾根筋でしょうか。
シャクシコバの頭にて一般道(小川新道)と合流。この看板が合流点の目印です。振り返った写真ですが、左に行くと小川新道、右に行くと今日のルートです。最後はちょっと藪でしたが、特に危険個所はありませんでした。核心は600mあたりの尾根筋でしょうか。
せっかくなのでコヤマノ岳を越えて武奈ヶ岳まで。今週も来てしまうとは(^^;)。今日はめっちゃ暑かったです。太陽のおかげか、ブサイクの目がやたらキラキラしててキモイ(笑)。
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せっかくなのでコヤマノ岳を越えて武奈ヶ岳まで。今週も来てしまうとは(^^;)。今日はめっちゃ暑かったです。太陽のおかげか、ブサイクの目がやたらキラキラしててキモイ(笑)。
今日は鈴鹿方面もよく見えております(^^)。写真だとうっすらですけれど。先週周回した八雲ヶ原がちょっと覗いております。先週の雪はすっかりなくなっておりました。
今日は鈴鹿方面もよく見えております(^^)。写真だとうっすらですけれど。先週周回した八雲ヶ原がちょっと覗いております。先週の雪はすっかりなくなっておりました。
当初予定では小川新道を使っての下山でしたが、ここにきて悩んでおります。小川新道はルートは面白いのですが、また眺望のないところを歩くことになります。そこに西南陵の尾根が見えてしまうとめっちゃ心惹かれてしまいます。どうしよう?
当初予定では小川新道を使っての下山でしたが、ここにきて悩んでおります。小川新道はルートは面白いのですが、また眺望のないところを歩くことになります。そこに西南陵の尾根が見えてしまうとめっちゃ心惹かれてしまいます。どうしよう?
結局西南陵から御殿山ルートで下山することにしました(^^)。木々の間から登ってきた尾根筋が見えています。山域を自由に歩かせていただいて感謝です。
結局西南陵から御殿山ルートで下山することにしました(^^)。木々の間から登ってきた尾根筋が見えています。山域を自由に歩かせていただいて感謝です。
さて、本来の目的の味噌もちゃんと購入してきました(^^)。今日も一日ありがとうございました!
さて、本来の目的の味噌もちゃんと購入してきました(^^)。今日も一日ありがとうございました!

感想

大原に味噌を買いに行く用事があったのですが、そのためだけに大原まで行くのも何なので、ついでに登ってしまおうと武奈ヶ岳へ。先週も登ったのに連続で行くとは自分でも思っていませんでしたが(^^;)。それで、以前から気になっていた尾根を歩いてみることにしました。

牛コバの手前の尾根に、実線も破線も引かれていないのですがドットがたくさんあるのです。コンターを見る限り小川新道より登りやすそうにも見えます。でもなんでルートになっていないのでしょう。これは行ってみないとわからないなと、本日決行してみることにします。

坊村に車を停め、まずは明王院から牛コバ方面へ歩き始めます。先週は雪が付いていたのに今日はどんなもんでしょう?まあ1週間季節が進んだということで、ちょっと厚めの服に変更して出発。日陰は肌寒いですが、もしかしたら失敗したかも(^^;)。とりあえずはしばらくは車道です。橋を渡ったところの道標から取り付き始めます。

まずはしっかりした登山道です。なんで?と思っていると、すぐに小屋が現れました。そうか、小屋までが踏まれているのかと思ったものの、その先もしっかり踏まれていました。さらに進むと熊捕獲用の檻が設置されていました。しかしゲートが落ちているので役に立っているのかどうか(^^;)。触るなとあるので触らずに通過していきます。

尾根筋は取り付きが急勾配なものですね。あっという間に暑くなってきたので1枚脱ぎますが、下は脱げないのがつらいところ。背中に日差しを浴びると今日のレイヤリングに後悔しますがもう仕方がない。汗をかきかき進みます。しかしとにかくひたすらに登りです。振り返ると摺鉢山が見えますが、少なくともあれより登らなければならないので時折高度確認しつつ足を進めます。

リボンやテープも思ったより設置されていました。何より尾根の登りなので、道迷いの心配もありません。いやいや、バリエーションどころか立派な登山道です。と思って歩いていたのですが、森林組合の丸い看板が出てきたところから突然バリエーション感が出てきました。

尾根筋、急勾配過ぎん(^^;)。さらに踏み跡が薄くなってきていることに気づきます。岩の間を登るようなところに出ました。なるほどなるほど、そういうことか。右側にちょっと巻道っぽいようなものも見えますが、おそらく直登が正解なのでしょう。今の季節は落ち葉が乗っていてちょっと登りにくいですが、木の幹を掴んで尾根芯を詰めて行きます。

その先も同じような急登が続くのですが、ちょっと思っていたのと違う展開になってきました。今日はこうして木の幹や根を掴んで登る展開になると思ってポールを持ってこなかったのですが、この辺りの急登はなぜか木が少ないのです。手が少ない上に落ち葉で滑るので、木の一本一本をどうつないでルートを取るかというのが肝になってきました。つづらにルートを取ろうも足裏が斜めになると滑りそうなので、木と木をつなぐしかない。ほぼ四つん這い状態でしばらく進みます。しかも直登なのでなかなかきつい。

そのうちに傾斜も落ち着いてくると、藪や木も出てきたので2足歩行に戻りました。とはいえただひたすら登りが続きます。景色はいまいち単調ですが、順調に高度を上げていきますと、突然尾根筋が自然林と杉林の植生の境界になりました。おお、こんなところまで林業の方が入っているのか。すげぇぜ。この辺りは人が入っているせいか、ずいぶんと歩きやすくなります。

また自然林に戻るも、だいぶと歩きやすいルートになってきました。リボンもしっかり続いています。それなりにルーファイもしやすいですが、藪をよけてぐにぐにと歩くので、ちょっと時間がかかります。気が付けば左に御殿山が見えておりました。あんなに近いんか。右には小川新道からの尾根筋が近づいてきました。ということはシャクシコバの頭はもうすぐかと思ったのですが、山あるあるのフェイクピークに騙されまして、ここから意外と距離がありましたとさ(^^;)。

とはいえずいぶんと歩きやすくなってきますし、道も明瞭になってきます。そしてシャクシコバの頭に到着。ここにも森林組合の丸い看板あり。下山で使うにはこの看板が目印ですね。この合流地点にもリボンがありましたが、ちょっとだけ小川新道方面に寄っています。

一般道になるとこの歩きやすさよ(^^)。地面は固いし落ち葉もなし。武奈ヶ岳は先週も行ったし、もう小川新道から降りてしまおうかなとも思いましたが、そうすると本日の山行はシャクシコバの頭ということになってしまいます。そんなマニアックな山行も何なので、とりあえず登っておくことにします。

中峠からコヤマノ岳への登り返しは疲れが出ますが、とはいえコヤマノ岳から武奈ヶ岳へは大したことないので、まあほぼ登りは終了みたいなもの。今日はこんな時間なので山頂も独り占めだろうと思っていましたが、着いてみるとやっぱり独り占め(笑)。登ってみると、やっぱり来てよかったと感じます。山頂はやっぱりいい!

さて下山。当初予定では小川新道から牛コバに降りるつもりでしたが、眼前の西南陵をみてしばし悩みます。小川新道は急勾配に差し掛かった先は谷筋になるので眺望はありませんし、最後の長いロードが地味に退屈します。ルートとしてはとても面白いんですけどね。でも御殿山ルートだと景色がすばらしい。どうしよ?うーん、西南陵からの御殿山に変更!やっぱりあの稜線を見てしまうと心惹かれてしまいますわ(^^;)。

結果、登ってきた尾根筋を左に見ながら下っていくのはなかなか乙なものでした。それに不思議なもので、同じ高低差なのになんでこんなに楽に進めるのでしょう。やはりメジャールートはそれなりに理由があるようです。あっという間に下山。あー楽しかった!今日の無名の登りルート、核心は下のほうの森林組合の丸い看板の先でした。とはいえ登りで使う分には道迷いもないし、危険個所も特段ありませんでした。直登がしんどいだけです。下りだとクライムダウン状態が増えてこれはこれでしんどいかもですね。で、結局なぜルートになっていないかはわからずじまい(^^;)。

本日もありがとうございました。さて、忘れずに味噌を買いに行かねば。。。
---

以下追記です。歩いた軌跡を見てみると、ランドマークが設定されているのを発見。ルートの線が引かれてないので、らくルートからは出てこないのですが、歩いた軌跡には出てくるとは。まるで隠れキャラを発見したような(^^)。ゼビウスかいな(古)。

その名は「古道標」だったのですが、この古道標から検索すると、その昭和59年に設置されたらしい道標の写真と、過去に歩かれた方のレコを発見することができました。いろいろ検索してみると、かつては大橋方面へトラバース道として使用されていたらしいですね。2012年、2013年に歩かれた方のレコを読ませて参考にさせていただきました。登った尾根は口の深谷東尾根と呼んでいらっしゃいました。私としてはシャクシコバの頭西尾根と言ったほうがしっくりくるかな(^^;)。

道理で650mあたりからの急登にトレースがなくなるのと、右側に巻道らしいものが見えたことに合点がいきました。今は左岸(摺鉢山の裾野)に道があるので、廃道にされてしまったようです。なので破線が引かれてないのですね。うーん、面白い!うちにあった1991年(平成3年)発刊のガイドブックにはすでに消えた道になっているので、それ以前に廃道に分類されたかと想像します。

さらに道標には牛コバが「牛小場」と書かれてましたが、コバの元は林業の方の「木場」かと思っていたのですが、私が間違っていたのでしょう。イブルキノコバやシャクシコバもカタカナですが、元の表記が気になるところです。山に歴史ありですね。

以前何かのYouTubeでピオレドール受賞の花谷氏が、ホームの甲斐駒ヶ岳で未発見の修験の痕跡を調べてみたいと話されていましたが、そういった埋もれた歴史があちこちにあると思うとロマンを感じます。なんかとてもすっきりしました(^^)。

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