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記録ID: 499235
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ハイキング
甲斐駒・北岳

南アルプス第2弾---甲斐駒ヶ岳---予想外の好天気でした!

2014年08月23日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.4km
登り
1,097m
下り
1,096m

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:34
合計
8:30
7:00
100
8:40
8:40
55
9:35
9:55
12
10:07
10:07
66
11:13
11:27
99
13:06
13:06
70
14:16
14:16
30
14:46
14:46
27
15:30
15:30
0
15:30
天候 雨→曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘近くに南アルプス林道バスの登山者用無料駐車場有り。第2駐車場もあってとても広いです。北沢峠行きバス(手荷物込みで往復2680円)は一応始発6:05ですが、人が集まり次第5:00頃からどんどんバスを出しています。私たちは仙流荘に前泊して、4時半頃起き出して、朝食後身支度して5時50分ごろバスに乗りました(切符は仙流荘の人が始発に乗れるように用意してくれます)。北沢峠までは50分ほど。トイレは仙流荘のバス乗り場近くにも北沢峠にも(こちらはチップ制)あります。
コース状況/
危険箇所等
駒津峰までは特に危険箇所ありません。駒津峰から六方石まではアップダウンの岩場、ヤセ尾根などありますが慎重に行けば大丈夫。六方石から山頂へは、直登コースと巻き道コースがあります。初心者は直登コースはやめた方が良いというので、私たちは迷わず巻き道コースにしました。ザレていて少し歩きにくい所もありますが、一歩一歩確実に進めば大丈夫でした(途中、だいぶしんどくなってザックを岩陰にデポして空身で登頂)。
その他周辺情報 バスターミナルの仙流荘で日帰り入浴できます、600円。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
5:45 5時半ごろから、バスが動き始めており、始発のバスはもう出ているようです
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5:45 5時半ごろから、バスが動き始めており、始発のバスはもう出ているようです
6:34 北沢峠着。こもれび山荘
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6:34 北沢峠着。こもれび山荘
6:56 雨です。とりあえず双児山に向かってみます。
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6:56 雨です。とりあえず双児山に向かってみます。
シラビソの林を行きます
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シラビソの林を行きます
ダケカンバも混じってきた
ダケカンバも混じってきた
8:33 雨も上がってきました。ひたすら登ります
8:33 雨も上がってきました。ひたすら登ります
セリバシオガマ
8:39 シャクナゲ、ハイマツなどが多くなって森林限界が近づいてきたようです。背後の仙丈ヶ岳には雲がかかっています。
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8:39 シャクナゲ、ハイマツなどが多くなって森林限界が近づいてきたようです。背後の仙丈ヶ岳には雲がかかっています。
8:40 四合目、双児山山頂です
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8:40 四合目、双児山山頂です
ホソバヤマハハコ
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ホソバヤマハハコ
前方に目指す駒津峰そして甲斐駒ヶ岳
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前方に目指す駒津峰そして甲斐駒ヶ岳
その左には鋸岳
9:02 駒津峰に向けて登り返します
9:02 駒津峰に向けて登り返します
9:04 ここで一旦、エネルギー補給
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9:04 ここで一旦、エネルギー補給
トウヤクリンドウ、ようやく見つけた....
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トウヤクリンドウ、ようやく見つけた....
ホシガラスでしょうか?何羽もいました。ハイマツの実を食べているようです。雷鳥はいないのかな?
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ホシガラスでしょうか?何羽もいました。ハイマツの実を食べているようです。雷鳥はいないのかな?
9:35 駒津峰到着、休憩
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9:35 駒津峰到着、休憩
9:55 さあ、行くぞ!
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9:55 さあ、行くぞ!
コケモモかな?
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
10:04 駒津峰からはアップダウンを繰り返して
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10:04 駒津峰からはアップダウンを繰り返して
10:07 六方石到着
10:10 直登コースと巻き道コースの分岐。巻き道コースを行きます
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10:10 直登コースと巻き道コースの分岐。巻き道コースを行きます
アキノキリンソウ
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アキノキリンソウ
10:20 六方石を振り返る
10:20 六方石を振り返る
花崗岩のザレた道です
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花崗岩のザレた道です
花崗岩の岩につけられた登山道。ちょっと怖い
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花崗岩の岩につけられた登山道。ちょっと怖い
花崗岩のザレた斜面と摩利支天
花崗岩のザレた斜面と摩利支天
イワツメクサ
オンタデ
花崗岩の造形と摩利支天
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花崗岩の造形と摩利支天
10:53 あそこが頂上だな....しかし、ここからなかなか一歩一歩が踏み出せません。ザックをデポして頂上を目指すことにしました。
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10:53 あそこが頂上だな....しかし、ここからなかなか一歩一歩が踏み出せません。ザックをデポして頂上を目指すことにしました。
11:09 黒戸尾根登山道と合流
11:09 黒戸尾根登山道と合流
11:13 甲斐駒ヶ岳山頂到着!記念撮影
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11:13 甲斐駒ヶ岳山頂到着!記念撮影
頂上は結構広い。
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頂上は結構広い。
三角点にもタッチ!
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三角点にもタッチ!
鋸岳方面への標識「危険!ザイル、ハーネス、ヘルメットなどの装備のない人通行を控えてください」とのこと
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鋸岳方面への標識「危険!ザイル、ハーネス、ヘルメットなどの装備のない人通行を控えてください」とのこと
11:27 さあ、下山
11:34 荷物をデポした岩のところに戻って来ました
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11:34 荷物をデポした岩のところに戻って来ました
ここで昼食。アルファ米の五目御飯、ポタージュスープ、味噌汁、トマト、焼きピーマン
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ここで昼食。アルファ米の五目御飯、ポタージュスープ、味噌汁、トマト、焼きピーマン
頂上に青空が広がってきました
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頂上に青空が広がってきました
花崗岩質の山肌
12:04 救助ヘリでしょうか?直登ルートの方で何か救援活動しているようです
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12:04 救助ヘリでしょうか?直登ルートの方で何か救援活動しているようです
向こう側が直登ルート。沢山の人が登っています。
向こう側が直登ルート。沢山の人が登っています。
何度も振り返ります
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何度も振り返ります
ミヤマホツツジ
あそこを登ってきたんだ....
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あそこを登ってきたんだ....
13:06 駒津峰に戻って甲斐駒を背景に記念撮影
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13:06 駒津峰に戻って甲斐駒を背景に記念撮影
後にはドーンと仙丈ヶ岳
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後にはドーンと仙丈ヶ岳
13:10 帰路は仙水峠方面に向かいます
13:10 帰路は仙水峠方面に向かいます
こちらも急降下の道
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こちらも急降下の道
仙丈ヶ岳を見ながら
仙丈ヶ岳を見ながら
雲間に浮かぶ鳳凰三山
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雲間に浮かぶ鳳凰三山
ミヤマシャジン
キンレイカ
コゴメグサ
14:16 長い下りを終えて仙水峠着。甲斐駒ケ岳、最後の勇姿を背景に一休み。
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14:16 長い下りを終えて仙水峠着。甲斐駒ケ岳、最後の勇姿を背景に一休み。
岩ゴロゴロ。「岩海」だそうです。
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岩ゴロゴロ。「岩海」だそうです。
ミヤマハナゴケ
ゴゼンタチバナ
苔むした森も
苔が綺麗
ロープ場も
14:46 仙水小屋と上のテント場
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14:46 仙水小屋と上のテント場
ホタルブクロ
オトギリソウ
15:13 橋を渡って長衛荘着。公衆トイレあります。
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15:13 橋を渡って長衛荘着。公衆トイレあります。
テント場。色とりどりのテントが立ち並んでいます。
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テント場。色とりどりのテントが立ち並んでいます。
トリカブト
15:28 北沢峠到着
15:30 タッチの差で(写真撮っている間に)、バスが出発してしまったので、次のバスに1番で並びます
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15:30 タッチの差で(写真撮っている間に)、バスが出発してしまったので、次のバスに1番で並びます

感想

 広島での土砂災害など全国的に不安定な天気。土曜日の天気予報も芳しくない。南アルプス林道バスの出発点のある仙流荘に宿泊予約していたので、ダメもとで、家を出る。雨なら周辺を観光して帰ろうと、一応登山装備はして車を走らせた。伊那インターを下りて宿に向かう途中、山の方で稲光が....!何か嫌な感じ...
 朝起きると、曇り空。今にも降りだしそう。しかし、バス停には沢山の人が!宿の朝食を美味しく頂いて、宿の人が用意してくれていたバスチケットを持って、5:50バスに乗り込む。はじめは良かったが、バスが進むうちに窓ガラスに1粒、2粒と水滴が...次第に勢いを増して、北沢峠に着くと、強くはないが本格的な雨模様。ウーン、どうしよう。他の人は結構皆登る気満々。トイレを済ませ、行けるところまで行ってみようとなった。
 雨模様なので、はじめは森の中を行く双児山経由のルートを選んだ。森の木が雨を緩和してくれる。森を抜ける辺りで雨も止んだようで、双児山に着いたあたりでは展望が広がった。行く先に甲斐駒ヶ岳の勇壮な姿が現れ、にわかにテンションが上がってくる。はじめは駒津峰まで行って、仙水峠経由で帰るのも視野に入れていたが、駒津峰に着くと天気も回復、ドーンと目の前に甲斐駒ヶ岳が飛び込んできて「さあ、いらっしゃい」と手招きされているようだ。
 駒津峰から六方石まではアップダウンのある岩場が続く。六方石に下りる手前の岩場の上で、ストックがこの先不要と見て、デポする(これが一寸判断ミスだったか?)。六方石から山頂までは、直登ルートを避け、巻き道コースに。急降下で始まる巻き道コースは、花崗岩の風化したザレた砂状の道が多く、少し歩きにくい。これならストックがあった方が良かったかと、少し後悔。
 そんなこともあって、頂上手前15分くらいのところで、相棒の妻がギブアップ気味に....なかなか一歩が前に出ない、苦しい状態らしい。待っているから一人で山頂に行ってきてくれという。折角ここまで来たのだから、何とか一緒に頂上を踏みたい。頂上での昼食をやめて、荷物をこの場所にデポして、空身・最小限の装備で頂上を往復しよう、ということで小休止後、再出発。何とか無事に山頂に立てた。百名山17座目。やったね!
 天気はどんどん回復していくようで、下山は前に仙丈ヶ岳、後に今登った甲斐駒ヶ岳、南アルプスの女王様と貴公子が微笑む中の空中散歩を楽しめた。仙水峠方面は花も豊富で、飽きさせない。7月の仙丈ヶ岳に続いて2つ目の南アルプスだったが、とても楽しい山行となった。

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コメント

夫婦で登頂おめでとうございます
今回は甲斐駒でしたか !!!驚きました。
天気も回復され、素晴らしい山行になりましたね。
夫婦で登頂あらためて、おめでとうございます。良かったです、良かったです。これ大切なことですよね。
話かわりますが、3組で年末今年の山の総集編やりたいですね。
2014/8/24 23:50
Re: 夫婦で登頂おめでとうございます
早速のコメント有難うございます
今回は、この辺が限界かな?などと考えさせる山行でした でも、天気やまわりの山々の景色などが、後押ししてくれるようで、何とか最後まで行けました 女王様・貴公子様に感謝・感謝です
「山の総集編」、いいですね!是非やりましょう!それまでに、もっと精進してレベルアップしていきたいです
2014/8/25 6:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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