南ア深南部第五弾、黒法師岳〜戸中川から、笹ッパラの雲上トレック

2022年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 12:40
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,092m
• 下り: 2,086m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:39
• 休憩: 1:01
• 合計: 12:40

6:22 スタート地点
6:39 6:41 戸中川林道ゲート
7:07 7:07 清滝
7:19 7:19 休憩小屋
7:37 7:37 上足毛沢橋
7:45 7:45 上足毛小屋（通称）
7:54 7:54 バラ谷の頭登山口
8:22 8:23 休憩小屋
8:26 8:41 黒法師岳登山口
12:30 12:40 等高尾根下降点
13:45 13:50 黒法師岳
14:40 14:55 等高尾根下降点
17:26 17:33 黒法師岳登山口
17:38 17:39 休憩小屋
18:03 18:04 バラ谷の頭登山口
18:09 18:09 上足毛小屋（通称）
18:13 18:16 上足毛沢橋
18:25 18:26 休憩小屋
18:32 18:32 清滝
18:47 18:47 戸中川林道ゲート
19:02 ゴール地点

天候

快晴無風

アクセス

行動時間　12時間半
標高範囲　600m〜2000m　合計登行が2000m超えている、げっ
気温　4度
山で会った人　3人
登山道様子　案外明瞭だけど、間違うことも
展望　1900m稜線なのにばっちり
ハイマツ　もちろんない
スマホカウント　26000歩
雰囲気　深南
満足度　90％
お勧め度　高い
観光　下山後のホテル泊が260円とは全国割り、御前崎など

写真

12/10 6:52

ゲート奥の東俣林道どんどんいく

12/10 6:52

谷底深い

12/10 7:13

朝なのに満月ちょい下弦

12/10 7:18

若者に抜かれた、六呂場マニア

12/10 7:39

郊外喫茶の廃屋

12/10 7:47

バラ登山口
NPOご苦労さん

12/10 8:20

こちら黒法師丸盆へ

12/10 8:49

高度狂乱時代に、首切られたシラビソ巨木残骸

12/10 8:56

夜明け

12/10 9:07

巨木はまだたくさん残る

12/10 9:21

12/10 9:21

太いぞ

12/10 10:17

第一弾急登上がってヤレヤレ

12/10 11:23

すぐそこ丸盆と左鎌崩にある

12/10 11:32

笹ッパラ出てきて、古き良き南ア
鹿の食害逃れたか

12/10 11:47

丸盆さらに近い

12/10 11:52

真冬のイワカガミらしいと、積雪1センチ

12/10 12:24

稜線に上がると、向こうは先週の前黒法師

12/10 12:24

安心道標

12/10 12:24

こちら目的の黒法師

12/10 12:26

遠く雪の御嶽山

12/10 12:34

少しの笹こぎ

12/10 12:38

黒法師と右低いのがバラ頭

12/10 12:41

左大無間ちゃんと右に小無間の奥に、逆光の巨人が今日は順光で。さらに右に朝日岳

12/10 12:52

大無間と左に4連

12/10 12:52

なんだか妙にでかくて威嚇

12/10 13:06

分かりました。真っ白白山

12/10 13:06

恵那

12/10 13:06

どこからもよく分かる右の池口と左中の尾根
深南部も少々理解進む

12/10 13:07

12/10 13:09

12/10 13:14

12/10 13:19

左丸盆と右に鎌崩、中に不動

12/10 13:26

まだガラガラで頂上に出られん

12/10 13:34

分岐

12/10 13:38

ようやく黒法師

12/10 13:38

12/10 13:38

のどかな笹ッパラ平原
疎林のシラビソ

12/10 13:45

遠くの美女たち、聖岳と右に上河内

12/10 13:46

延々とうなっている深南部

12/10 14:45

尾根直下の急降下は、弁当ころがしと、気づかなかった

12/10 16:28

日の入り直前

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

sptaka

グレートサミッツ最終章　NO66
南ア深南部第五弾、黒法師岳〜戸中川から。快晴で雲上笹ッパラ豪快トレック
　水窪ダムの上流から初めて入山。先週の続きでホンモノ黒法師岳へ。しかし今どき、よくぞ水窪上流10キロも林道が開いているものだ。河川砂利工事の脇すり抜けてゲートあり。そこから2時間ほど林道歩きがあるが、稜線の鎌崩が見え、バラ沢頭が見え、深南部の稜線がかなり近い（高度差1000m）。
　NPO法人がマイナー登山道に赤テープ印して助かる。自転車で林道に入っていったが、工事ダンプに抜かれ、うなって急坂上がっているのを見て、チャリ放棄。8キロくらいで400mも登っている林道とは急こう配。
　バラ谷頭登山口過ぎて、黒法師と丸盆の登山口と指示され、テープに従って入っていく。細い尾根から急傾斜へ。この辺りも原生巨木のシラビソが伐採され、切り株だけ残って、残置ワイヤーで斜面滑らされ降ろされたんだろうねえ。切られた君は残念だけど、その上には、運よく助かった巨木も相当残っていたね。時代が進んで伐採禁止になった頃だよ。
　入口から1000m登れば稜線というわけで、4時間くらいだったか。先週の寸又峡から前黒法師は、全山ボサで景色がさっぱりだったが、こちらは疎林で案外見える。トンネル登っているようなのはダメだよね。たまには見えないと。
　さて上は岩ゴツの荒っぽい風景になって、池口の頂上辺りと似てきたなあと、第一弾思い出す。それようやく登りきると尾根に合流して、ここで急に笹ッパラ出てきて、景色が開けたのは意外だった。左奥にもしかしてと思ったが、双耳峰の池口岳は、どこからでもよく分かる。すぐそこに丸盆とその向こうに不動。正面奥に、ああ大無間ちゃんとその右の小無間の上に、逆光の3776m巨人が冠雪ピカピカしているが、今日は午後になって順光とは珍しい。振り返って、真っ白い御嶽山とか、その左にまだ黒い恵那山は分かるが、その右の真っ白君は誰だろうと、ヒマラヤか？バカな。少し後にようやく白山だったよ、遠いなあ。にしてもこの展望の良さはなんだ。
　まさかどうして。西側斜面は冬季に幾分積雪があるためか、鹿寄せ付けず頂上稜線とその手前1800mくらいから、ああ昔懐かしい南アの笹ッパラ、軽度の笹漕ぎありで、フカフカして軽度ラッセルにも近いが、その笹ッパラのせいで、原生シラビソは密林になれなかったか違うか。
　目的の黒法師へ前進するが、近いのになんだか進まない。途中で本日一人目の逆コースは、バラ沢からだと。私も同じように周回するかとも思ったが、なんだか疲れる。急斜面と積雪1センチ、ガラガラ石で、ようやく黒法師頂上は、平らでのんびりしたような感じだった。すでに午後になっていて、どうせ下山は暗くなると思うと、同ルート下る。いやあ、にしてもこれだけ天気がいいのは知っていたが、わずか1900mの稜線なのに、樹林なしの尾根に感動しきり。ああ、3000mの美女は聖岳でした。その手前の三角は上河内で、こちらからだと左右が逆になっていた。深南部の名峰に違いなかった。

コメント

paku_

はじめまして。駐車場と林道でお会いした２人組の片割れです😌
下山時にチャリが見つからなかったもので、既に下山された？と思いきや車があったので、あれあれあれ…となっていました。
途中に係留されたですか。自転車も良いなぁと眺めていましたが、相当な登り坂でしたね(^_^;)
我々ですら日没ギリギリでしたが、あの時間にお一人で歩かれるとは。凄まじい胆力ですね。
私が臆病風に吹かれた小無間のナイフリッジも突破されたようで。尊敬します。
それにしても最高の天気でしたね⛰☀️
深南部踏破、浜松市街地より応援しています。

sptaka

paku_さん
チャリは電動でないと、ダメかもと思いますが、歩いてもまあ差はないでしょう。もう一人、山頂付近であった人は、端の白い車と思いますが、5時出発でした。やはり早朝じゃないとね。やぶの深南部は、どうにも。しかし黒法師の稜線は、意外に展望良くてよかったです。深南部あまりに広すぎ。