位ヶ原から登った乗鞍岳

2014年08月30日(土) [日帰り]

• GPS: 03:45
• 距離: 6.4km
• 登り: 693m
• 下り: 336m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:12
• 合計: 4:40

6:50 位ヶ原山荘
8:10 8:45 肩の小屋口
8:45 8:45 肩の小屋
9:28 9:30 蚕玉岳
9:40 10:10 乗鞍岳
10:20 10:20 蚕玉岳
11:10 11:15 富士見岳
11:30 11:30 肩の小屋
11:30 観光センター

天候

曇り〜一瞬だけ晴れ〜その後は曇り〜最後に雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
（前泊松本）4:45松本駅〜5:09新島々（5:18バス発）〜（観光センター直行）〜6：50頃位ヶ原バス停着
【帰り】
12:05畳平発〜13:10観光センター着〜（湯けむり館ですごし）〜14:13バス発〜15:00新島々着（15:25電車発）〜15:54松本駅着（16:20高速バス発）〜20:05新宿駅バスターミナル着・・・最後のバスは1時間も遅れたよ…。

コース状況／危険箇所等

乗鞍行くならせめて位ヶ原からだよね！とオススメしたいです。
行きの位ヶ原からの道も、山頂から畳平までの道も、まったく危険箇所なし。浮き石で捻挫になるリスクくらいかしら。畳平からだと観光コースと言われる乗鞍岳ですが、位ヶ原からだと、山初心者の私でも大丈夫だし、しかもルート的にもけっこう楽しめると思いました。

その他周辺情報

山頂小屋でホットコーヒーを、畳平レストハウスできれいな有料トイレ、乗鞍高原の湯けむり館で温泉＆ピザを楽しみました。

写真

8/29 14:11

前泊地松本へは、新宿駅から高速バスで行きました。

8/30 4:46

4:45松本発の新島々行きの電車。山の人ばっかりでした。あー、松本だねえ。多くの人は上高地方面バスに行ってました。乗鞍方面にこの時間から張り切っていく人は少ないのですね。

8/30 6:31

バスの中、ちょっと天気が良くなり、ぱぁっと空が開けました。うれしい。。

8/30 6:54

スタートはここから、位ヶ原山荘です。

8/30 6:52

諸々準備したら約7時。さ、いくぞ！バスの進行方面にちょっと行きます。

8/30 6:58

数分で登山口が右手に現れました。

8/30 7:00

道はこんな。朝も早いので、木々が元気です。そして、しょっぱなからけっこうな急坂。赤城山を思い出す。。。

8/30 7:02

小さなお花がたくさん。あります。かわいい。

8/30 7:04

夏のお花の最後のふんばり、て感じでしょうか。

岩岩な急登が継続。

8/30 7:14

でも、岩のよこちょにお花が豊富なので、写真を撮りながら休憩してしまうのです。

8/30 7:20

こんな風に、両脇の葉っぱに水滴がたくさんついているのです。

8/30 7:20

なもんだから、歩くだけでびしょびしょになる。露払いですな。

8/30 7:21

雲が切れて光が差してきましたよ！

8/30 7:28

水の多いゴロゴロ道。棒ノ嶺の沢歩きを思い出します。

8/30 7:30

30分したら、お、開けたところに来ました。お花だらけ。

8/30 7:34

ここからちょと緩やかになるのかしら・・・と思ったら、ちょっとだけ急登があり、その後、緩やかになりました。

8/30 7:35

良い感じなのよねー。バスの音が近くから聞こえてくるけど、皆さーん、こっち歩いた方が楽しいよ！

8/30 7:35

お花もいっぱい。

8/30 7:39

岩登り

8/30 7:41

水はないけど、沢登りな感じ。

8/30 7:42

次々にお花があります。

8/30 7:47

大雪渓が見えたよ！青空だよぉ！！

めざす山頂も見えた。

8/30 7:49

バス道に出ましたがすぐに次の登山道入り口があります。

8/30 7:50

やっほう！な青空。

ゴロゴロだけどルート整備されてます。
ここら辺で、暑くてヤッケを脱ぎました。

沢沿いの緩い道。沢を渡りながら登ります。あー、気持ちいい！

・・・と思ったら3分後、一瞬でガス。ヤッケ脱いだところなのに、寒いっす。さすが3000M級。

沢水がとってもきれい。空気がひやっとします。

と思っていたら、1時間10分で肩の口入り口のバス停へ着きました。ちょとタイムオーバー。

進んでいたら、また晴れた！

8/30 8:37

道はゴロゴロだけど緩やかです。

8/30 8:42

見えました。肩の口かな。

はい、肩の口到着です。

8/30 8:46

あがったらすぐに山頂方面への登山口があります。

8/30 8:53

道はこんな。岩があったり

8/30 8:54

ザレ道だったり。

進むと、またすぐにガス。道は直登的なルートで、ちょっと肺に来ます。。。

8/30 9:23

下を見ると池はきれいです。地形の関係か、池側はガスがかかりませんね。

8/30 9:25

お、見えたよ！まずは蚕玉岳。

8/30 9:29

9時30分到着、記念撮影。お近くの方に撮っていただきました。

8/30 9:36

そして剣が峰をめざします。すぐ近くです。最後の踏ん張りです。

8/30 9:41

山頂小屋側から行ったら、小さな標と・・・

8/30 9:42

小さな祠がありました。

8/30 9:48

9時50分、はい、剣が峰到着です。蚕玉岳と同じ方に撮影をお願い。山頂は人がたくさんで撮影は順番待ちでした。

8/30 9:59

下山時、山頂小屋でコーヒーをいただきました。持っていったお菓子の袋がちょっとふくらんでいて、気圧の低さを感じました。

8/30 10:06

コーヒー500円。おいしかったよ！ブラウニーと相性ばっちり。

10:20に山頂小屋を出ました。寒いのでヤッケも着て、下り対策のストックを持って、膝サポーターもして下山開始です。

10:30、ガスってます。寒いです。ストック持つ手がかじかんでます。8月なのにね！

8/30 10:47

肩の小屋まで降り的ました。バスの時間を気にして、ガツガツおります。

8/30 10:48

肩の小屋から畳平への道はすっかり舗装道。これじゃあ、お山としてはつまんないよね。

途中、「おや？登り？」と思ったら、道を間違えていました。

8/30 11:02

道を間違えたのはガスのせい。つか、安易に歩いていたゆえの地図確認不足です。2分ほどロス。11:05のバスはあきらめました。道を間違えてなくても間に合わないっす。

8/30 11:11

バスを1時間後にすることで時間ができたので、富士見岳にも登りましたよ！登山口からは10分程度です。

8/30 11:17

富士見岳からの下り坂。ザレてます。

8/30 11:18

富士見岳の山頂から畳平を見下ろしたところです。お花畑のルートがくっきり！

8/30 11:24

富士見岳から降りたところです。ここから畳平へは、右に曲がるのが正解。でも間違って左に登ってしまいました。

8/30 11:28

間違った理由はガスなんだけど、ほんと、地図を確認しないといけませんな。

8/30 11:25

間違ったルートだったけど、かわいいお花があったからいいや。

8/30 11:31

畳平間近の池。きれいです。

8/30 11:32

富士見岳ふもとから畳平へは10分かからず、すぐに着きました。

8/30 11:32

畳平から行く人には親切な看板もありました。

8/30 11:34

畳平から行くなら、この三角小屋のすぐ左手の道ですよ〜。でも位ヶ原からのが良いよ〜。

8/30 11:35

畳平はたくさんの建物。レストハウスや郵便局、神社。

8/30 11:41

山頂では御朱印はいただけず、こちらの神社本宮だけなんですって、ということでこちらでいただきました。ちなみに右ページは先々週の赤城山神社のもの。

8/30 11:48

レストハウスの有料トイレのトイレです。誰も使っていないので、きれいさを記録したくて撮影してしまいました。100円玉でゲートを入る方式の有料システムでした。

あーあ、サヨナラ乗鞍岳。楽しかった！神社ではストーブが入ってました。バスは9割埋まってる。

8/30 12:11

バスから見えた大雪渓ではスキーをしている人がいました。

8/30 13:04

おしまいは乗鞍高原の湯けむり館で温泉で仕上げ。
この後、14:13のバスにむけてバス停に行くとき、夕立的な雨に遭い、ダッシュ！

バスでうつらうつらしてたら、あっという間に新島々に到着です。

8/30 15:08

駅向かいの旧駅「島々駅」で野菜直売所がありましたー。うれちい。

8/30 20:57

本日の収穫。これで800円。

8/30 21:53

おしまいに。今日の道すがら、NHK「百名山すごい山々徹底ガイド」で登場していたこの方々とお会いしましたのです。思わず声をかけてしまいました。子供達はものすごいスピードで駆け下りて来ました。

装備

個人装備

今日の服装：上は夏用ベースレイヤー（速乾性の長袖）＋速乾Tシャツ＋時々ヤッケ（速乾＆水をはじくヤツ）。
防寒上着も持ちましたが着なかった。
下はスポーツタイツ＆スリーシーズン用長ズボン。
水分：ナルゲンボトル１Ｌ（薄いスポーツドリンク）＆プラティパス１Ｌ。
ただしナルゲンボトルの３分の２位しか摂取せず。
行動食：プロテインバー１本＆カントリーマーム１個＆セブンイレブンのブラウニー＆ヴィダインゼリープロテイン１個＆塩飴１個。他にも備えてましたが。
使わなかった備え：レインウェア・ゲーター・グローブ・エマージェンシーシート・ヘッドライト

感想

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こないだの6月に山を初体験してから、ほぼ毎週どこかの山に行って参りました。その「夏山初心者毎週登山」の集大成に選んだ、北アルプスの入り口、乗鞍岳です。
観光コースということで有名ですが、ちょっとは色をつけたろ、ということで、バスを早めに降り、位ヶ原から登ったら大正解。とっても気持ちよく、高地ならではの気候と草木とを味わえました。
乗鞍岳を畳平から計画中の方には、是非オススメします。終点まで行かずに、位ヶ原から行きましょう！
ほんとはもう1つ2つ手前のバス停から、という選択肢もあるのでしょうが、初心者としてはナイスな選択ができたと思います。

行きの行程は、昨日まで雨続きだったためでしょうか、草木の露がものすごかったです。まさに露払い状態。でも、沢道とか、植物たちとか、十分楽しませていただきました。
そして、心配していた気候。防寒服も持って行きましたが、結局ウィンドブレーカーだけで事足りました。防水効果も十分ある服だったので、行きの露払いの時もずいぶん役だってくれました。
惜しむらくは、雷鳥に出会えなかったこと。畳平近辺で「雷鳥も見られたしよかったね！」と会話している人がいたので、どこかにいたのでしょうね・・・。うー、悔やまれる。