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Yamareco

記録ID: 5016543
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

美女山《京都百名山No.36》

2022年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:46
距離
11.2km
登り
807m
下り
807m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:39
合計
4:50
距離 11.2km 登り 807m 下り 807m
7:09
49
丹波マーケス道の駅
7:58
8:11
33
8:44
8:52
9
9:01
9:03
14
9:17
46
10:03
10:05
24
10:29
10:34
0
琴滝
10:29
10:34
42
小滝池東屋
11:16
11:20
34
11:54
丹波マーケス道の駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丹波マーケス道の駅に駐車
コース状況/
危険箇所等
指導標、赤テープがしっかりしている
丹波マーケス道の駅
後はこれから登る美女山(482m)
2022年12月18日 07:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
12/18 7:06
丹波マーケス道の駅
後はこれから登る美女山(482m)
京丹波町上野の街角に「美女山・須知城址案内板」があった
2022年12月18日 07:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 7:14
京丹波町上野の街角に「美女山・須知城址案内板」があった
大圓寺付近からといし山(536m)を望む
2022年12月18日 07:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 7:20
大圓寺付近からといし山(536m)を望む
大圓寺
参拝して登山口へ
2022年12月18日 07:22撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 7:22
大圓寺
参拝して登山口へ
大圓寺登山口
大圓寺墓地の裏手のフェンスの扉を開けて登山道に入る
2022年12月18日 07:25撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 7:25
大圓寺登山口
大圓寺墓地の裏手のフェンスの扉を開けて登山道に入る
美女山(482m)山頂
南北方向が開ける
2022年12月18日 07:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 7:59
美女山(482m)山頂
南北方向が開ける
須知の市街と三峠山(668m)
2022年12月18日 07:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 7:59
須知の市街と三峠山(668m)
昨日からの寒波で冠雪した山も見られる
2022年12月18日 07:59撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 7:59
昨日からの寒波で冠雪した山も見られる
京丹波町・南丹市の境界ピーク
2022年12月18日 08:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 8:29
京丹波町・南丹市の境界ピーク
稜線に現れた大岩
2022年12月18日 08:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 8:40
稜線に現れた大岩
志和賀峠
後方に水面が後退した池がある
2022年12月18日 08:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 8:44
志和賀峠
後方に水面が後退した池がある
奥の方に僅かに水が残る
2022年12月18日 08:46撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 8:46
奥の方に僅かに水が残る
4等三角点「ヘナミ」(413m)
2022年12月18日 09:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 9:01
4等三角点「ヘナミ」(413m)
熊崎峠
2022年12月18日 09:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 9:18
熊崎峠
櫃ヶ岳(582m)、毘沙門山(630m)と中央奥に小金ヶ嶽(725m)、三嶽(793m)
84鉄塔付近より
2022年12月18日 10:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 10:00
櫃ヶ岳(582m)、毘沙門山(630m)と中央奥に小金ヶ嶽(725m)、三嶽(793m)
84鉄塔付近より
丈山(701m)、丈山北峰(726m)、P723
山頂冠雪
2022年12月18日 10:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 10:01
丈山(701m)、丈山北峰(726m)、P723
山頂冠雪
美女山(482m)
2022年12月18日 10:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 10:01
美女山(482m)
小滝池下降点
2022年12月18日 10:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 10:18
小滝池下降点
琴滝への下降点
一旦琴滝に下り滝を見に行った
2022年12月18日 10:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 10:21
琴滝への下降点
一旦琴滝に下り滝を見に行った
琴滝
落差43mの優雅な滝
2022年12月18日 10:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 10:31
琴滝
落差43mの優雅な滝
不動明王
琴滝の向かって左にある
2022年12月18日 10:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 10:30
不動明王
琴滝の向かって左にある
琴滝上部のオーバーハングの岩
2022年12月18日 10:37撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 10:37
琴滝上部のオーバーハングの岩
小滝池と東屋
2022年12月18日 11:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 11:00
小滝池と東屋
寺谷の棚田
2022年12月18日 11:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
12/18 11:13
寺谷の棚田
須知城址
主郭には4mの石垣が残る
2022年12月18日 11:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 11:15
須知城址
主郭には4mの石垣が残る
丹波ICと美女山(482m)、といし山(536m)
須知城址より
2022年12月18日 11:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
12/18 11:17
丹波ICと美女山(482m)、といし山(536m)
須知城址より
美女山(482m)
2022年12月18日 11:50撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
12/18 11:50
美女山(482m)
撮影機器:

感想

 美女山へは平成23年に来たことがある。地形図には登山道の記載がなく、その時は何の下調べもなく尾根の先端から適当に取付いた。山頂からは微かな踏み跡があったが指導標もなくルートファインディングの世界だった。須知川を渡った処にあった「美女山・須知城跡案内図」によると大圓寺、黒尾橋、古市、寺谷から登山道があるようで11年後の今日は大圓寺登山口から登ることにした。丹波マーケス道の駅の広い駐車場に車を止め美女山の西山麓にある大圓寺に参拝し墓地裏手の登山道入口へと進んだ。獣除けフェンスの扉を開け山道に入った。しっかりした道があるが急斜面に積もった落葉が滑り歩き難い。
 杉・檜の植林帯に「桧木立」の標識が現れた。地名なのか単に「桧の木立」の意味なのかよく分からないまま通り過ぎた。広葉樹林となると美女山(482m)山頂で、2等三角点「美女山」が迎えてくれた。2014年に設置された石造りの山頂標識や指導票が設置され、11年前に来たときにあった洛西歩山会と丹波ひかり小学校の標識は失われていた。北と南に展望があり昨日からの寒波で北方の山には頭を白くした姿も見られた。余り特徴のある山が少なく三峠山(668m)と“といし山”(536m)が確認できた程度だった。
 東への縦走に踏み出すと赤テープ等が頻繁にあり迷うことはない。11年前には見なかった指導標も要所要所にあった。京丹波町のエリアを歩いてきたが南丹市との境界尾根に達し四出倉・岩ヶ谷からの登山道に合流した。少し南に進むと送電鉄塔があるが展望は利かない。次のピークを下った処は志和賀峠で地形図では北東側に細長い池があるが現地では、水面は後退し奥の方に少し残るだけだった。先の方まで行ってみると池の底だった部分は泥濘んで靴を汚してしまった。
 縦走路を少し飛び出した処に4等三角点「ヘナミ」(413m)があり立ち寄ってみた。ピークではなく北側の先端部にあり頭が少し出る程度に埋まっていた。P405からは急斜面を下り熊崎峠に達した。京丹波町市森と南丹市園部町熊崎を結ぶ峠で点線道が描かれている。嘗ては山陰道観音峠の間道として利用されたのだろう。南斜面への登り返しも急で植林帯の枝打ちされた枝や間伐の木が放置され登山道が埋もれ非常に歩き難い。稜線に達すると小さなピークが幾つもあり複雑な地形で京都縦貫道の新観音トンネルが地下を通っている。送電鉄塔No.84付近で展望が開け市森集落を挟んで向こう側に美女山を望むことができた。
 送電鉄塔のすぐ下の鞍部は大滝池への下降点で11年前に来た時は此処を下った。今日は此の稜線を先端まで歩く予定だが琴滝にも立ち寄りたい。スッキリ歩けるルートがなく、思案していたが次の鞍部で小滝池への下降路があり此処から下りて琴滝を見て再び稜線に戻ろうかと思ったが稜線歩きが途切れるのも癪なので、次の鞍部まで行ってまず琴滝下降点から下りループを描くことにした。比較的緩やかな谷筋を100m程下り琴滝に達すると誰も居ず、落差43mもあるが流量は少なく一枚岩を流れ落ちる姿は豪快さではなく優雅さを感じた。滝の右岸の中ほどに不動明王が祀られている。左岸にも祠があり行ってみると扉が鎖錠され何が祀られているのか分からなかった。
 滝の左岸の道を登り滝の落ち口を見て上流側を見ると堰堤があった。小滝池は堰き止められた溜池だった。東屋があり昼食休憩を取っていると急に風が吹き出し寒くなった。20分足らずで切り上げ稜線へと登り返して行った。さっき見送った分岐から同じ道を歩いて琴滝分岐に戻った。少し登り返すと須知城址の領域で明らかには人の手が入ったとみられる地形で平坦に整地した痕跡と掘割が残っている。P384が主郭で4m程の石垣があり最大の遺構となっている。西に続く尾根上も階段状に郭跡があり南北朝時代の武将須知景光により築城されたと伝わる。そして天正7年(1579)明智光秀に攻められ落城したと云う。尾根伝いに下り明石(あげし)集落に下山すると京都縦貫道の丹波ICで11年前は終端のインターチェンジで直接9号線に繋がっていた。ランプウェイの下を通り道の駅に戻った。12時になる前に下山することができたので高速を使わず帰京した。

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