記録ID: 5016981
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ハイキング
奥秩父
殿平からお伊勢山 〜冬麗の富士〜
2022年12月20日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:34
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 511m
- 下り
- 434m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 上真木バス停(ゴール)からJR大月駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
殿平から754m点を経由して真木に降りましたが、例によって『新バリエーションハイキング』(松浦隆康著)を参考にしました。P243の拡大図によりますと、標高720m付近から、北東へのルートと東南東へのルートが取れるようですが、私は前者を選びました。 【注意箇所】 〇アンテナ〈写真14〉から先のルート取りが難しく、いったん北に進み、北東に派生する支尾根に乗ります。 〇地形は広がり、明瞭な踏み跡はありません〈写真15、16〉。 〇低い擁壁の脇から、巻き道に降り立ちました〈写真17〉。 |
写真
五福参りの謂れが解説されていました。五福とは「五つの幸福」を意味し、五つの神に祈願することで、寿命は長く、財力は豊かになり、無病で過ごし、徳を好み、天命を以て人生を終えるという、大願を成就できるとのことです。
真木の集落は、富士に見守られた、一服の平和な山里の絵でありました。松浦本には、真木とは「牧場」が転訛したものであり、この地から朝廷に馬が貢がれたと解説されています。しばらく、この里に馬が三々五々に放牧されている情景を想像してみました。
感想
名峰富士の眺望はもちろんのことでしたが、雲ひとつなく、湿度は30%を切り、この日の山歩きはすべてが透明で明るく、贅沢の極みでした。
ところで殿平の呼び方はいろいろあるようですが、どれが正式であり、名前は何に由来するのでしょうか。以前より気になる山名であり、手元にあるいくつかの文献を紐解き、次のとおり整理してみました。
〇『日本山名辞典』は【でんだいら】(説明なし)
〇『甲斐の山山』(小林経雄著)は【でんだいろ】、【デンデーロ】、「デンデーロと発音する山が、奥多摩の丹波山村に三つあり、〈天平〉と当て字されているが、どちらもてっぺんが平らな山を表す地方語である」
〇前掲の松浦本は【でんでえろ】 松浦本には、『日本山岳案内(第三集)』では【でんでえろ】、『大菩薩連嶺』(岩科小一郎著)では【でんだいろ】と表記されていることが紹介されています。
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