北蔵王 関沢〜ハマグリ山〜カケスガ峰

2022年12月30日(金) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,060m
• 下り: 1,045m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:39
• 合計: 7:06

8:39 国道286号線冬季閉鎖ゲート
9:24 9:30 笹谷峠駐車場
10:28 10:49 ハマグリ山
11:16 11:16 笹谷峠
11:20 11:23 笹谷峠駐車場
11:27 11:28 山工高避難小屋
13:03 13:17 カケスガ峰
14:03 14:08 東国山仙住寺跡
14:09 14:12 有耶無耶関跡
14:21 15:07 山工高避難小屋
15:45 国道286号線冬季閉鎖ゲート

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関沢IC付近 国道286号 冬季閉鎖ゲート前に駐車。

コース状況／危険箇所等

大関山のオープンバーンは雪が充分付いており、滑走可。
全体的な傾斜はそれ程でも無いので雪崩のリスクは低いと思われるが、
最大傾斜部では過去に雪崩が起きた事があると聞く。
積雪状態に注意。

写真

12/30 8:39

今週も関沢ゲートから出発。

12/30 8:41

すでに入山者がおり、国道にはスノーシューのトレースが続いていた。

12/30 8:45

先週よりも氷柱が太くなった。

12/30 9:06

進路の先に真っ白な大関山。
快晴の空に映える。

12/30 9:20

昨夜は雪だったのだろうか。
木々は真っ白になっていた。

12/30 9:28

笹谷峠に到着。
快晴の笹谷峠は、この時期はレアケース。
毎回こうだと良いのだが。

12/30 9:28

北の方角には大関山の大斜面。

12/30 9:28

オープンバーンには滑走出来そうな位に雪が付いている。
今日はあそこを滑ってみよう。

12/30 9:29

山形市方面が明瞭に見える。

12/30 9:35

大関山へ登る。
ルートはほぼ雪で埋まったので自由にルートがとれる。

12/30 10:07

稜線に上った。
が、積雪がどうも不安定な感じ。
時々亀裂が入ったり、表層が剥がれたりして気持ち悪い。

12/30 10:15

大関山の山頂。
たぶん、この辺かな？

12/30 10:16

大関山より、八丁平を俯瞰する。

12/30 10:23

進路の先にはトンガリ山。
その手前にはハマグリ山が小さく聳える。

12/30 10:28

ハマグリ山山頂からの眺め。
トンガリ山、山形神室、仙台神室が見える。

12/30 10:28

ハマグリ山の山名板。
一時、無くなってたけど復活したようだ。

12/30 10:29

トンガリ山直下の急斜面。
傾斜がきつく、幅が狭い。
ここはスキーよりも本アイゼンが良いだろう。

12/30 10:29

トンガリ山の西側には急なオープンバーンが見える。
今日の雪質で滑ったら崩れそう。

12/30 10:41

積雪が不安定っぽいのでハマグリ山の南側斜面を削ってピットチェックしてみる。
結果、約25cm下に弱層を確認した。

12/30 10:45

他の斜面でも試してみたが、何処も25cmの深さで剥がれてしまう。
これは困ったどうしよう。
この状況で大関山のオープンバーンを滑走するのは不安である。

12/30 10:54

とりあえず、山形道を眺めて考えてみる。

12/30 10:54

蛇行する山形道。

12/30 11:06

稜線を戻り、問題の大関山オープンバーンに立つ。
積雪不安定なので、最大傾斜部は通らず、斜度があまりない箇所を滑ることにした。

12/30 11:07

最大傾斜部を避けて滑走開始。
一番美味しい場所は滑れなかったけど仕方ないね。

12/30 11:09

安定斜面から、滑走再開。
浅いパウダーで滑り良し。
スキーが気持ちよく回る。

12/30 11:11

オープンバーンを抜けて、後は適当に灌木を捌きながら滑り降りる。

12/30 11:15

笹谷峠に戻って来た。
丁度、天気が崩れハマグリ山方面が雲に覆われた。
良いタイミングで降りてきた。

12/30 11:24

まだ下山するには早いのでカケスガ峰へ。

12/30 11:27

山工高小屋。
登山者が休憩しているようで、煙突からは煙が出ていた。

12/30 11:31

八丁平を抜けてカケスガ峰へ。

12/30 11:42

途中でルートを外れて偵察。
目を付けていた斜面を偵察に行く。
雪は十分付いていて滑れそうだが…
今日はビビりモードなので滑らず撤退。

12/30 11:58

カケスガ峰山麓のブナの森。

12/30 12:28

白い天井。
これで空が青かったら綺麗なのだが、朝の晴天は消えてしまった。

12/30 13:03

カケスガ峰に到着。

12/30 13:03

樹氷太郎は、先週よりも太ったようだ。

12/30 13:04

カケスガ峰より雁戸山方面を眺めるが、今日も雁戸山は見えず。

12/30 13:04

坂元沢だ。
雪で埋まっているように見えるが、果たして？

12/30 13:31

カケスガ峰から滑走開始。
今日も宮城方面へ滑る。
最近はこちらがお気に入り。

12/30 13:33

下部にはオープンバーンもあり快適。

12/30 13:34

だが、傾斜が緩い。
今日の雪だと良く滑るけど、深雪だったら滑らんかな。

12/30 13:37

鉄塔まで滑り降りた。
後は鉄塔を辿って笹谷峠に帰る。

12/30 14:03

東国山仙住寺跡
4本の柱は埋もれず出ている。

12/30 14:08

鉄塔下の雪庇。
先週よりも大きくなっている。

12/30 14:10

八丁平に入ると吹雪模様。

12/30 14:21

吹雪きが辛いので山工高小屋に避難。
しばし休憩していく。

12/30 15:08

小屋で休憩後、外で出ると吹雪は止んでいた。
大関山の斜面も再び見えるようになった。

12/30 15:22

小屋の西側の沢型を滑って下山。
笹谷峠から下はあまり滑走が楽しめる場所は無いが、ここは楽しい。
雪は依然としてパウダーで滑り良し。

12/30 15:38

最後は国道ボブスレーで関沢へ帰る。
トレースの御蔭で滑り良く、ゲートまで止まらず滑走出来た。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

Luske

予想外の快晴。
笹谷峠に到着すると空は青く、そこからは大関山のオープンバーンが明瞭に見えた。
このオープンバーン、先週は視界不良でお預けをくらってしまったので、今日は是非とも滑りたい。
さっそく南面を登り稜線に上り、ついでにハマグリ山に立つ。
・・・が、ここで問題発生。
どうにも積雪状態が不安定で、登行中、雪面にクラックが入ったり、表層が剥がれたりする様が見られる。
不安になったのでハマグリ山南側の斜面を削ってピットチェックをしてみると、
案の定、25cm程度の弱層が出来ていた。
これは困ったどうしよう。
いろいろ悩んだ結果、最大傾斜部を通るベストルートは断念。
一番楽しい箇所をパスして滑走する事となった。
だが、雪質は浅いパウダーで滑り良し。
比較的日当たりが良い斜面なので雪が悪くなる事が多いが、今日は快適な滑走を楽しめた。
ベストルートを滑れなかったのは残念だが、それはまた次回。
視界不良で滑れない事が多い斜面だが、また滑走できるチャンスに恵まれたいものだ。

コメント

zaomons

大関山に雪が付きましたか下界は雪が少ないですが山は多いみたいですね。さすがluskeさん弱層を調査して滑るのですね、私なら今頃雪ノ下だったかもしれません。

Luske

zaomonsさん、あけましておめでとうございます。
大関山、良い感じに雪が付きました。今度是非、滑ってみて下さい。
いつもだったら調査はしないですが、今回は登っている時に兆候が頻繁に見られたので、念の為に行いました。
結果、一番いいところを滑れませんでしたが、それなりに滑走は楽しめたので良しとします