ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 504806
全員に公開
ハイキング
比良山系

南比良縦走、荒廃した縦走路にビックリ(青ガレ〜金糞峠〜蓬莱山)

2014年09月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
10.9km
登り
1,385m
下り
556m

コースタイム

9:15イン谷口 ⇒ 9:40大山口 ⇒ 11:00金糞峠(ここで昼食休憩40分) ⇒ 12:20堂満岳 ⇒ 13:00南比良峠
⇒ 13:20荒川峠 ⇒ 14:00葛川越 ⇒ 14:35木戸峠 ⇒ 15:00打見山 ⇒ 15:20蓬莱山 ⇒ 15:40打見山

帰りは、
びわ湖バレイロープウェイ ⇒ 江若バス(志賀駅行)
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
JR湖西線 JR京都駅 ⇒ JR比良駅
江若バス 9:10比良駅BS ⇒ 9:20比良イン谷口BS
コース状況/
危険箇所等
【大山口〜金糞峠】
 沢の左岸を進み、いくつかの堰堤を越えていきます。
 ここで調子付いて最後の堰堤を越えてしまうと、金糞滝に行き当たり進めません。
 堰堤の直前には、渡渉するように誘導させるロープがあるのですが、
 私が行ったときには、斜面崩壊したゴーロで埋まっていました。
 初見では高確率で見落とすと思われます(実際に見落としました)。

【金糞峠〜堂満岳】
 率直に言って、道が荒れています。
 道迷いを起こすほどでは、ありませんが。

【堂満岳〜木戸峠】
 堂満岳から下って、南比良峠へ向かって歩きます。
 すると縦走路を塞ぐかたちで、なぜがトラロープが張られています。
 トラロープの前後とも、危険箇所は一切ありませんでした。
 誤った解釈をさせて、縦走路を外れて谷を下る人も出てきてしまうのでは?

【木戸峠〜蓬莱山】
 びわ湖バレイ内は特記事項ありません。
 しかし、あえて言うなら、ゲレンデが鹿のうんこだらけです。
 転倒したら悲惨ですので、気を引き締めてね。
JR比良駅からスタート。登山ポストも設置されています。
2014年09月06日 08:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 8:50
JR比良駅からスタート。登山ポストも設置されています。
駅東口からバスに乗ってイン谷口に向かいます。この日は二本目のバスに乗りました。
2014年09月06日 08:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 8:50
駅東口からバスに乗ってイン谷口に向かいます。この日は二本目のバスに乗りました。
比良山地はガスに巻かれている様子。眺望は期待できなさそう・・・
2014年09月06日 09:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:06
比良山地はガスに巻かれている様子。眺望は期待できなさそう・・・
天気予報では午後から雨。それが理由なのか乗客は他に誰もいません。
2014年09月06日 09:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:06
天気予報では午後から雨。それが理由なのか乗客は他に誰もいません。
イン谷口です。写真はバス停から少し下った位置です。この日は写真左側の大山口に向かいました。
2014年09月06日 09:17撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:17
イン谷口です。写真はバス停から少し下った位置です。この日は写真左側の大山口に向かいました。
少し行くと管理事務所がありました。『レスキュー比良』の詰め所も兼ねているようです。
2014年09月06日 09:19撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:19
少し行くと管理事務所がありました。『レスキュー比良』の詰め所も兼ねているようです。
登山ポストもありました。
2014年09月06日 09:19撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:19
登山ポストもありました。
しばらくは林道が続きます。『山と高原地図』には記載がありませんでしたが駐車場・トイレがありました。
2014年09月06日 09:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:26
しばらくは林道が続きます。『山と高原地図』には記載がありませんでしたが駐車場・トイレがありました。
大山口です。写真左側に向かいます。
2014年09月06日 09:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:40
大山口です。写真左側に向かいます。
まずは正面谷を登ります。沢沿いの左岸を行きます。
2014年09月06日 09:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 9:49
まずは正面谷を登ります。沢沿いの左岸を行きます。
何個か堰堤を越えていきます。ただし最後の堰堤は越えずに渡渉します。私が行ったときは渡渉に誘導するロープが瓦礫に埋まっていました。誤って最後の堰堤を越えると金糞滝に行き当たってしまいます。
2014年09月06日 09:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
9/6 9:50
何個か堰堤を越えていきます。ただし最後の堰堤は越えずに渡渉します。私が行ったときは渡渉に誘導するロープが瓦礫に埋まっていました。誤って最後の堰堤を越えると金糞滝に行き当たってしまいます。
青ガレは危険性をほとんど感じませんでした。写真は青ガレを越えたところ。かなり荒れていますがマーキングはそれなりに残っていました。
2014年09月06日 10:43撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 10:43
青ガレは危険性をほとんど感じませんでした。写真は青ガレを越えたところ。かなり荒れていますがマーキングはそれなりに残っていました。
振り返って琵琶湖方面。うっすらと見えました。
2014年09月06日 11:37撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:37
振り返って琵琶湖方面。うっすらと見えました。
金糞峠に到着。
2014年09月06日 11:38撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:38
金糞峠に到着。
金糞峠から堂満岳方面に向かいます。道がいきなり二股に分かれており、どちらに行けばわからない。看板のつけてある位置もややこしい。今回は左を行きました。
2014年09月06日 11:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:50
金糞峠から堂満岳方面に向かいます。道がいきなり二股に分かれており、どちらに行けばわからない。看板のつけてある位置もややこしい。今回は左を行きました。
かなり荒廃している道のようです。
2014年09月06日 11:50撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:50
かなり荒廃している道のようです。
まだ比良ロープウェーがあった頃からの年代物の看板のようです。
2014年09月06日 11:52撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:52
まだ比良ロープウェーがあった頃からの年代物の看板のようです。
堂満岳ー南比良峠の分岐もこの通りの荒れよう。まずは写真左の堂満岳方面に行きました。
2014年09月06日 11:53撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 11:53
堂満岳ー南比良峠の分岐もこの通りの荒れよう。まずは写真左の堂満岳方面に行きました。
西側の斜面には特徴的な形の岩が。
2014年09月06日 12:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:06
西側の斜面には特徴的な形の岩が。
堂満岳山頂です。ここまで予想外の荒廃ぶりでした。
2014年09月06日 12:18撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:18
堂満岳山頂です。ここまで予想外の荒廃ぶりでした。
来た道を少し戻ると、堂満岳から南比良峠に向かうショートカットがあります。来たときは気づかずに普通に素通りしてました。相変わらずの荒れようですがテープが目立つので安心。
2014年09月06日 12:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:28
来た道を少し戻ると、堂満岳から南比良峠に向かうショートカットがあります。来たときは気づかずに普通に素通りしてました。相変わらずの荒れようですがテープが目立つので安心。
南比良峠方面に続く道に出てきました。
2014年09月06日 12:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:31
南比良峠方面に続く道に出てきました。
少し行くと、登山道を横切るようにトラロープが張ってありました。無視してロープを越えましたが正解でいいのか?
2014年09月06日 12:38撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:38
少し行くと、登山道を横切るようにトラロープが張ってありました。無視してロープを越えましたが正解でいいのか?
道はしだいに明瞭になっていきます。
2014年09月06日 12:57撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:57
道はしだいに明瞭になっていきます。
観音様・地蔵様も道端から見守ってくれていました。
2014年09月06日 12:58撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 12:58
観音様・地蔵様も道端から見守ってくれていました。
指標が外れた看板。修繕された方、お疲れ様です。
2014年09月06日 13:04撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 13:04
指標が外れた看板。修繕された方、お疲れ様です。
道がかなり明瞭になってきました。
2014年09月06日 14:19撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:19
道がかなり明瞭になってきました。
この看板を越えたところで、びわ湖バレイに入ります。
2014年09月06日 14:36撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:36
この看板を越えたところで、びわ湖バレイに入ります。
キャンプ場もありました。
2014年09月06日 14:38撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:38
キャンプ場もありました。
キャンプ場を抜けるとゲレンデの途中に出てきます。
2014年09月06日 14:39撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:39
キャンプ場を抜けるとゲレンデの途中に出てきます。
リフト乗り場を目指して登っていきます。スキー場のスピーカーから流れてくる音楽がとてもいい感じ。
2014年09月06日 14:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:49
リフト乗り場を目指して登っていきます。スキー場のスピーカーから流れてくる音楽がとてもいい感じ。
琵琶湖方面の眺望があったら良かったのになあ。
2014年09月06日 14:49撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:49
琵琶湖方面の眺望があったら良かったのになあ。
原住民がお出迎え。
2014年09月06日 14:56撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 14:56
原住民がお出迎え。
この日のゴールは、300名山の蓬莱山。ロープウェーの最終便を意識して少しあせる。しかしリフトは使わない。
2014年09月06日 15:13撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:13
この日のゴールは、300名山の蓬莱山。ロープウェーの最終便を意識して少しあせる。しかしリフトは使わない。
蓬莱山の山頂です。残念ながら眺望無し。
2014年09月06日 15:20撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:20
蓬莱山の山頂です。残念ながら眺望無し。
このあとすぐに雷警報が発令されました。リフトの係員さんが下山を呼びかけてくれていました。
2014年09月06日 15:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:26
このあとすぐに雷警報が発令されました。リフトの係員さんが下山を呼びかけてくれていました。
斜面は鹿のうんこだらけ。
2014年09月06日 15:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:28
斜面は鹿のうんこだらけ。
晴れた日だったら眺めもいいんでしょうね。
2014年09月06日 15:33撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:33
晴れた日だったら眺めもいいんでしょうね。
下山はロープウェーを使いました。増発便が出ていました。
2014年09月06日 15:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:40
下山はロープウェーを使いました。増発便が出ていました。
また来るよ。
2014年09月06日 15:40撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
9/6 15:40
また来るよ。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック 登山靴 雨具(上) 雨具(下) 肌着(上) 肌着(下) 防寒着(上) ズボン 靴下 帽子 食器類 デオドランド類 日焼け止め 虫除けスプレー トイレットペーパー ゴミ袋 ヘッドランプ 電池ヘッドランプ用 トレッキングポール ナイフ・マルチツール オーバーサングラス 地図 ザックカバー 財布 携帯電話 USBケーブル 飲料(1.5L) 水(1.5L) 非常食・行動食 常備薬 はみがき ストーブ 燃料 コッヘル ライター エマージェンシーシート 冷却シート 消毒薬 ゲンタシン軟膏 虫刺され薬 ガーゼ 三角巾 テーピング ガムテープ タコ糸 コンパス 高度計 毛抜き 医療用はさみ

感想

【初めての比良山系】
静岡に在住の頃から、比良山地のことはネットや本でよく目にしていました。
京都や滋賀の方は、身近にこのような有名な山があり羨ましいとも思っていました。
今回は、そんな比良山系への初めての山行です。

目的は、300名山である蓬莱山のピークハント。
しかしそれだけでは勿体無いので、金糞峠から南比良への縦走とセットにしました。

【予想外の荒廃ぶり】
青ガレ〜南比良峠のルートは、予想外の荒廃ぶりでした。
ネット情報では、比良ロープウェーが廃止されて以来、歩く人が少なくなり、
次第に荒れていったとのことです。

ギョッとしたのは、登山道を横切るように張られたトラロープに出くわしたこと。
詳しくは写真をご覧になっていただきたいのですが、何か意味があるのでしょうか?
知っている方がいらしたら、教えてください。

【300名山・蓬莱山】
打見山に近づくにしたがって、登山道はしだいに明瞭になっていきます。
びわ湖バレイのゲレンデでは、スピーカーから音楽が流れてきて、いい雰囲気。
琵琶湖や京都方面の眺望があれば、もっと良かったのにと思いました。

登って知ったのですが、打見山〜蓬莱山はマウンテンリゾートになってます。
天気がそれほど良くもない、しかも夕方なのにも関わらず、
それなりの数の家族連れやカップルが訪れていました。

蓬莱山は、標高1200メートルにも満たない低山です。

しかし、天気のいい日には(おそらく)眺望にすぐれ、
リゾート地なこともあって、多くの人が楽しむ。
何故、この山が300名山に選定されたのか、理由がわかった気がしました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:660人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら