大汗かきと水場 徳和から乾徳山ピストン 鎖とタイムリミット
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,229m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:49
天候 | 曇り時々晴れ、夕方からは雨、湿度が高く蒸し暑かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
始発が塩山駅8:25と遅く、終バスが徳和16:08と早い。 バス往復を利用して登山するならばかなりの健脚でないと厳しい。 早朝に塩山駅に来て数名でタクシーをシェアして登山口に向かうという方法もあるしバスが出た後に到着した人を狙って、タクシーもバス停に来ていた。 JR塩山駅についてですが、休日の夕方は新宿東京方面にかけて快速列車や特急列車が多数出ている。普通切符だけで乗れるもの、普通切符+座席指定券がいるもの、特急券が必要なもの・・・。 ちなみにこの日は ・特急はまかいじ ・お座敷快速列車(全車指定席) ・ホリデー快速東京行き(後ろ3両のみ自由席、あとは全車指定席) ・普通立川行き ・快足新宿号(前3両のみ自由席、あとは全車指定席) と続いた。自分が持っている乗車券や指定席券でどの列車に乗れるのか確認しながら乗らなければならない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部は岩、鎖、梯子など多く、雨でぬれていたり稜線が強風であったりすれば危険、また登山靴が必要と思う。(ズック靴で来ていた人もいるが、基本は登山靴が必要と思う)しかし、この鎖場を目的として(その後の山行を睨んで来る人も多く、鎖場はほぼ全員通過する)(頂上直下の一番長い鎖場は巻道がある) 人気の山なのでツアー客などが来れば鎖場などで渋滞すると思われる。この日は28名という団体さんが来ていたが、休憩中に追い越しその前に出て渋滞を回避した。(タイムリミットがある場合、鎖場での渋滞はかなり影響するとみて間違いない) |
写真
感想
夏に北アルプスには登れず(天候面の影響であった)、考えたことは、来年北アルプスに行くためには岩に慣れること、そして鎖やロープに慣れることである。過去にも毛無山などロープ一杯の山に登ったことはあるが、ここまで切り立った鎖場は初めてである。自分の実力を確かめることを考え、9月秋山シーズンの最初を乾徳山にしたのである。
金曜日は職場の飲み会でしこたま飲み、そのまま家に帰ってから準備をし立川駅のネットカフェに入る、私が奥多摩方面に行くときに使う馴染みのところである。しかし、今回は始発でなくてもよいので当日5:20ごろにチェックアウトする。吉野家で朝食を食べ電車に乗り込むが、7時代全般には塩山駅についてしまう。もっと早いバスがあったらなあ・・・と思う。
塩山駅から乾徳山登山口に向かうバスは、1日5本で始発は8:25、登山口バス停には9:05頃に到着する。なお、登山口バス停からの終バスが16:08、つまり7時間で戻ってこなければならないのだ。前日に飲み会がなければ当然自家用車で朝一から登る山である(駐車場は結構ある)。そして8の字周回や黒金山などさらにいろいろな所を回れるのだが、それはそれでしょうがない。今日は乾徳山の岩場と鎖場の通過を目的とした。
登山口バス停から登山口までは林道を30分ほど歩く、昨日の飲み会の影響か汗があふれんばかりに出てくる。そして、標高差1200mを着実に上がっていく。
うまい水場があるらしい。そう聞いていた私は今回は500mlのペットボトルを3本買い、行きかえりの通過時に組みながら水分補給をすることにした(いつもは2リットルペットボトルを買うことが多い)。錦晶水までにペットボトル2本飲み、空きペットボトルに500ml入れて飲み、さらに2本分補給、山頂などでこまめに飲み帰り道でまた2本分補給した。このヤマレコを書いている間、腹も下していないので、全然大丈夫なのであろう。
高原ヒュッテを越え、月見岩のあたりで前方に一列に並びながら歩いているツアー客を発見した。大平牧場方面からやってきたのであろう(自分もクルマだったらこちらから登ったかもしれない)これからの鎖場で渋滞になると、バスに間に合わないことを考え何とか抜かなくてはならないと考えていると、扇平でザックを下ろし昼食を取り始めたではありませんか、これ幸いと扇平でツアー客を抜き山頂に向かった。
私は最初、13:00でたどり着いたところで撤退を考えていたが、この時間帯には「タクシー代が何ぼの物じゃ!!ここまで来て帰れるか!!」とタクシー代覚悟で山頂まで行くことを決心していた。山頂までの3度の鎖場、高度感のある登山道、岩がぬれていて滑ったら一巻の終わりであろう道・・・。
3つの鎖場は、意外とあっけなく感じ、無事に山頂にたどり着きました。しかし休憩後は13:26になっています。駐車場までの下りコースタイムは3時間なのでもうバスには間に合いません。しかし、18分オーバーであれば何とかなるかも・・・と思い下りだします。しかし、扇平までは岩場の下りになるため慎重にあり、スピードは出せません、コースタイム40分を47分とさらに時間を費やしてしまいます。
シカの撮影もあって時間を使い、また水をくみなどやっていながらも、着実に高度を下げていく私、国師が原で14:33で残りコースタイム1時間40分、オーバーは5分と時間を縮めます。そして乾徳山登山口に15:36到着で残りコースタイム30分、2分の余裕ができました。そしてここからは下りの林道、得意なコースです。コースタイム30分を18分で下り、15:54にバス停に到着しました。本当に奇跡です。
その後、塩山駅でサッポロクラシックを買い自分に拍手。乗る列車を迷いながらも何とか地元まで戻ってきました、しかし、総武快速線新小岩での人身事故、京浜東北線蕨駅での人身事故などで首都圏はダイヤが乱れており結構情報収集が大変でした。
岩登り、なかなか面白かったです。来年の北アルプスに向け体を鍛えていかないとですね。
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