ポンポン山→天狗杉・本山寺・神峯山寺+三好山


- GPS
- 06:57
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路:高槻市営バス「塚脇」→「芥川商店街」 ※塚脇のバス停は道路の南側のみ ※商店街からJR高槻駅・阪急高槻市駅はまでは徒歩数分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●西竹の里から善峯寺までは舗装路歩きです。かなり傾斜が急なところがあります。途中に、休憩所があります。 ●善峯寺からの山道は特に危険な箇所はありません。案内表示も随所にあります。ポンポン山を経て、本山寺までは山道ですが、本山寺からは舗装路歩きです。 ●三好山の周辺は良く整備されたハイキングコースというより、近所の方々のお散歩コースぐらいのものです。出会った方々は、みんな普段着でした。 |
その他周辺情報 | 善峯寺のバス駐車場のトイレ(女子)は4室とも洋式 本山寺のトイレは3室とも和式 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
今年の山始めは近くの西山連峰がよいだろうと考えて、ポンポン山へ。
kumakumoの赤線つなぎプロジェクト第2弾もかねて、ポンポン山からは神峰寺を経て三好山へも寄ることにしました。それにつけても、舗装路歩きが多く、半分以上、もしかすると2/3ぐらいは舗装路でしょうか。
新年早々から痛恨のケアレスミス。
善峯寺から山道に入る木橋を渡ったあと、折り返すように明瞭な山道があったのに気付かず、そのまま正面の急斜面に取り付いてしまいました。何となく踏み跡らしきものもあったのですが。間違いに気付いて下りるのに四苦八苦。
本山寺は、どこと記憶違いしていたのか、私の中では荒れていて、誰もいない寺だった。
ところが、この日は護摩炊きが行われていて、100人ぐらいの人集り。
ぼーっと眺めていると、いきなりホラ貝が鳴り出し、何かをまき始めました。豆まきかと思っていると、近くに降ってきたので手に取ってみると「福」と書かれたお餅でした。これは、新年早々縁起がよい。
ポンポン山は、日当たりは良いけれども標高700m近くの冷たい風に
晒され、来る度に寒い。それでも相変わらず人気の山とあって頂上
は午前中から20名ぐらいの人で賑わっていた。
下りの道でも次々と登山者やグループと行き交う。仮に頂上での滞
在時間が10分ずつだとして、この調子なら昼には60〜70名ぐらい
が山頂に集うことになろう。
そんな単純計算をしながらどんどん下りて行くと、道端で休憩して
いるグループがあった。数人なんてものじゃない。どうやら登山の
団体が、山頂の混雑を見越してこの一帯を休憩場所とし、細長く座
り込んでいるようだ。
その、山道が少し開けたところに大きな杉の木が2本。「天狗杉」
の立て札もある。
天狗杉とは、この辺りをテリトリーにしていた天狗が休息のために
とまった木だとか。とすると、ここいらで座っておにぎりを食べた
りおしゃべりをなさっている皆さんは、天狗に倣っておいでか。
さらに下って行くと、拍子木や法楽太鼓の音が聞こえてきた。本山
寺だ。般若心経の読経とともに煙が上がってくる。境内では、数名
の山伏や多くの参拝者が火渡りを行っていた。法螺貝の音が高くな
り、わぁ〜と歓声が上がったかと思うと福餅が降ってきて、クライ
マックス。
本山寺からは舗装道が急下りで長く続いている。丁石を十二丁ぐら
いまで辿ればまたお寺。神峰山寺(かぶさんじ)だ。こちらでも護摩
焚きの煙が上がり、伽藍の並ぶ境内が奥まで続く。
延々続いた舗装道歩きを中和すべく、最後の仕上げに三好山。標高
は200mにも満たず、地元幼稚園の野外活動園ともなっているお散歩
道。
頂上からは京都・奈良・大阪の山々を遠くまで見渡せ、かつ市街地
を近く感じられる。天下人が機内一円を掌握するのにうってつけの
地政条件だといえよう。
いままで、ポンポン山からの下りは釈迦岳を抜けて天王山方面へ向
かうのがほとんどだったので、天狗杉や本山寺はずっと気になって
いた。実際に訪れてみれば、一年近く温め続けたささやかな期待を
裏切ることのない見応え。序盤の四苦八苦は一年分の先行ミス。今
後の山行への有益な戒めか。
新年からこのように楽しいメニューを歩きたおし、幸先が良いとは
このことだ。
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