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記録ID: 50684
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳-一ノ倉岳-茂倉岳(初雪を踏み締めに)

2009年11月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
13.7km
登り
1,598m
下り
1,667m

コースタイム

5:47土合駅-6:22西黒尾根登山口-6:41鉄塔-8:03ラクダの背-9:02ザンゲ岩-9:21肩の小屋-9:29トマの耳9:42-9:55オキの耳-10:01奥の院-10:28ノゾキ-10:57一ノ倉岳-11:24茂倉岳-11:36茂倉岳避難小屋-12:32矢場の頭-13:53茂倉岳登山口-14:22土樽駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
西黒尾根は、途中3箇所くらい鎖場あり。凍結はしてないが雪がかかってるので注意。
谷川山頂までは、それほど雪はない。谷川より先は、吹き溜まりの箇所で股下まで雪があるところがあった。岩場の下りは、凍結しているので注意が必要。
茂倉山頂より先、ルートが見つからなかったのでついつい笹薮を下っていった。雪があるのでそれほど漕がなくていける。
茂倉林道、矢場の頭から下は、落ち葉で道が隠れているので岩とか木の根っこに注意。
早暁の土合駅
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
早暁の土合駅
西黒尾根の鉄塔より。朝日照らされる山容
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
西黒尾根の鉄塔より。朝日照らされる山容
谷川岳。
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
谷川岳。
谷川岳と月
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
谷川岳と月
こんな感じで道は、雪をかぶってる
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
こんな感じで道は、雪をかぶってる
苗場山。奥に見える真っ白い山容が鳥甲かな
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
苗場山。奥に見える真っ白い山容が鳥甲かな
右からオキの耳、一ノ倉、茂倉。
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
右からオキの耳、一ノ倉、茂倉。
一ノ倉方面
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
一ノ倉方面
一ノ倉岳山頂
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
一ノ倉岳山頂
手前の雪がかぶってるのが巻機。その奥に越後駒と中ノ岳かな?
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
手前の雪がかぶってるのが巻機。その奥に越後駒と中ノ岳かな?
ちょっと、雪庇が出来つつある。
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
ちょっと、雪庇が出来つつある。
この笹の上を下ります
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
この笹の上を下ります
遠くに肩の小屋
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
遠くに肩の小屋
こんな樹林帯が続く…
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
こんな樹林帯が続く…
茂倉岳。手前の建物は、土樽PAの建物
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
茂倉岳。手前の建物は、土樽PAの建物
清水トンネル
2009年11月08日 11:04撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:04
清水トンネル
土樽駅
2009年11月08日 11:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
11/8 11:05
土樽駅

感想

今、佐瀬稔著「虚空の登攀者」を読んでいる。故長谷川恒男の物語である。この本の序盤は、ほとんどが谷川岳。
最近見た「クライマーズ・ハイ」。ここにも谷川岳が出てくる。
はっきり言って、岩屋ではないのでこの二つに出てくるような登攀には興味がないが、谷川岳の岩稜帯には魅了される。
ここのところ2回に亘って送ってきた「上州-越後国境シリーズ」も今シーズンは今回が最後だと思う。最後なので越境してみることにした。

今週も金曜の夜は車中泊。今回は、水上ICの手前の上牧PAにて。朝寒くて起きると5時。ホントは4時に起きようと思っていたが意外によく寝てしまった。5時半過ぎに土合駅に着く。車は2台ほど止まっていた。例のごとく。準備はしてあったので靴を履き替えて出発。まわりはまだ暗い。車道を歩き、西黒尾根の登山口へ。西黒尾根の登山口に着く頃には、かなり明るくなっていた。この時間は、明るくなるのも早い。西黒尾根を登り始める。急登につぐ急登。しかし思ったよりキツクはない。登っている酔狂な人はほとんどいないようだ。踏み跡を見つけることすら出来ない。やはり、みんな天神平ロープウェイか…1時間くらい歩いたところでやっと人に会う。おじさんが一人で登っていた。おじさんを追い抜き、また独りで登る。2箇所くらい鎖場を過ぎ、やっとラクダの背。ここまで来るとそこそこ雪がある。でも、途切れ途切れだ。ラクダの背からちょっと下り、登り返して肩の小屋のほうへ。この登り返し、岩場がけっこうあって怖かった。凍っていないが、濡れていたので結構慎重に登って行った。
肩の小屋付近に着くと先行者がかなりいた。しまった!天神尾根組に負けてしまった。これで、山頂は独り占め出来ない。残念…。寝坊が最大の失敗かな
それでも、トマの耳はタイミングよく、独り占めすることが出来た。トマの耳からの景色も絶景だった。雲一つない青空。360度の景色。オキの耳まで行くと10人くらい人がいた。たくさん人がいたので、山頂碑だけ撮ってそそくさとあとにする。
ここから先に行く人は、いないようだ。奥の院の先に出ると一ノ倉の登りの稜線が見えてくるのだが、その稜線上に人影が。先行者がいた。雪の足跡を見るとちょっと小ぶりだ。女性かな?そんなことを考えながら、一ノ倉に向っていく。オキの耳の先は、稜線上は雪がかかってる。雪の上を歩いたり、笹の上を歩いたりしながら歩いていく。
一ノ倉山頂に着く。周りを見ると新潟の山が一望。巻機、苗場、越後駒、平ヶ岳など。一息ついて、山頂をあとにする。
茂倉に向う途中で、先行者が引き返してきた。おばさん一人だった。話を聞くと天神からピストンらしい。また、戻るのも大変だろうに…みんな、谷川の山頂で引き返してるのに茂倉までピストンとは、気合の入ったおばさんだった。
おばさんと別れしばらく行くと茂倉の山頂だ。ここから振り帰ると、肩の小屋がちっちゃく見える。ここから見ると思い切り女性的な山容だ。群馬側から見るとあんなに男性的な山容なのに。見る位置でずいぶんと違うものだ。
さぁ、ここからはひたすら下っていく。標高差1400m弱。とりあえず山頂から道が見当たらなかったので、避難小屋を目指し笹薮の中に突入。ふみあともあったし、雪がかぶってるのでそれほど漕がずに行くことが出来た。調子こいて下ってたら小さい沢に出くわした。そこそこ落ちてる。這い上がるのが大変そうだったので、ちょっと登れば巻けそうだったから登り返して沢の頭を通ることに。避難小屋に着き一息入れて、また下っていく。ひたすら下っていくので飽きてくる。景色も変わらないし。やっとの思いで、矢場の頭。ここから振り返るとかなり急な道だ。
矢場の頭からは、もっとつまらなかった。樹林帯に入り、景色すら見えない。木の根っこで何度も滑りそうになる。落ち葉で隠れているから余計にたちが悪い。
膝がガクガクになりながら、何とか登山口まで下りてくることが出来た。
下りが長かったのが辛かったが、無事越境することが出来て、とても楽しかった。土樽駅で1時間ほど電車を待つ間「虚空の登攀者」を読んでたことは言うまでもない。
久しぶりに9時間弱の行動時間。なかなかバリーエーションに富んでて面白いコースだとは思った。
疲れたので家までは帰る気にはなれず、赤城のオヤジの家に泊めてもらった。

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コメント

一日違いの一ノ倉岳頂上
翌日の日曜日に一ノ倉岳頂上に行きましたが、雪は10センチくらい減っていたような印象です。雪をかぶって滑りそうなシーズンですが、慎重に春まで登山したいです。
2009/11/9 18:10
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