瑞牆山


- GPS
- 04:51
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 836m
- 下り
- 826m
コースタイム
8:21 富士見平小屋
8:46 天鳥川渡渉地
9:49 瑞牆山(10:56出発)
11:46 天鳥川渡渉地
12:10 富士見平小屋
12:41 里宮平登山口(瑞牆山荘)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山口まで 関東から車で瑞牆山を目指す場合、中央自動車道の須玉ICでおりてから県道23号線を増富に向かっていくのが順当かと思います。ここまでは快適な道です。増富温泉郷から先の林道ですが、舗装路ながら1.5車線の狭路です。夜間の運転に注意が必要なのはもちろんですが、この辺りは紅葉の名所でもありますので、シーズンの週末などはかなりの混雑を見せます。対向車や路端のカメラマンに結構気をつかいます。瑞牆山荘から富士見平林道をわずかに進んだところに、数十台とめられる大きな駐車場があります。瑞牆山荘に隣接してチップ制のトイレあり。 2.登山道 登山口から最初は穏やかな道ですが、すぐにキツイ登りに変わります。登山口から林道を横切る地点までのこの登り、体があったまってないこともあって道中一番きつく感じる所かもしれません。 富士見平小屋にはトイレあり。小屋から登山口側にわずかに下ったところに水場があって、勢い良く流れていました。ここは幕営指定地でもあります。 富士見平から天鳥川の渡渉地点までは一たん下り。ここから山頂まで登り返す形になります。天鳥川は増水した時の状況はわかりませんが、この日は小川程度の水量で普通に石を伝って渡れました。橋などはありません。 ここからしばらくは沢状の地形を詰めます。濡れた滑りやすい沢床を登る個所あり。そこを過ぎると、山頂に向けて勾配も徐々にきつくなります。岩の山らしく、登山道には大きな岩がごろごろ。それを攀じ登るようにして進みます。これからの季節、雪や凍結した場合、アイゼンなしだとキツイと思います。 黒森からの登山道と合流する地点まで登れば、山頂まではあとわずか。最後にロープの張られた大岩と梯子をのぼって山頂へ。山頂からは、金峰-富士山-南アルプス-八ヶ岳の大展望。噴煙を上げる浅間山も望めます。この季節、天気は良くても、じっとしてれば肌寒く、フリースや手袋などの防寒着は必需品。その方が景色もゆっくり楽しめます。 3.温泉 麓に増富温泉郷があります。気軽に利用できるのは立ち寄り温泉の「増富の湯」。入浴料700円。綺麗な施設です。源泉風呂もあって、特徴ある湯が楽しめます。 自家源泉を持っている旅館も多く、立ち寄りも可能ですので、温泉好きにはこちらもお勧めです。(訪問前に電話確認を) |
写真
感想
台風も三陸沖に去った27日の朝、富士山もすっかり雪化粧のいい姿。また展望目当ての山歩きの楽しい季節が巡ってきました。天気予報を見ると明日は快晴。こうなるといつものいけない癖が・・・明日の仕事はさぼってしまえ!という訳で、目的地は展望の山として名高い瑞牆山。久しぶりの平日登山となりました。
瑞牆山の無料駐車場に到着したのは、登山には少し遅い7時半。空には澄んだ青空が広がっていました。平日とはいうものの絶好の登山日和。駐車場には結構な数の車がとめられています。
終わりかけの紅葉の中、新しい落ち葉を踏みしめながらの気持ちいいスタート。しかし、登山道は徐々に急に。まだ体があったまっていないので、いきなり息があがってしまいました。あとで考えるとここが一番きつかったかも。
登り切った先の富士見平はカラマツの紅葉に囲まれた美しい場所。なかなかいい雰囲気です。そこから天鳥川の渡渉点まで一たん下り。せっかく登ったのに勿体無いなあ。渡渉地の先には、桃太郎岩なる真っ二つに割れた大きな岩。やや登山道側に傾いており、岩の下部には大小さまざまな木の枝が差し込まれているのですが、これってつっかえ棒?それは無理なのでは( ̄Д ̄;;
ここから先は滑りやすい沢床や大きな岩をよじ登る結構ハードな登山道。傾斜は最初の急登と変わらないと思いますが、体が慣れてきたのかそれ程きつくなく快調に高度を稼ぎ、最後は山頂を回りこむような形で一枚岩の山頂に到着。
山頂からは、絶景の山の名に恥じない景色が待っていました。金峰山から雲に浮かぶ富士山。雪を頂いた北岳をはじめとする南アルプスの山並み。八ヶ岳や噴煙を上げる浅間山。見事な紅葉に覆われた山麓と、もう気分爽快。平日ということもあり、山頂には数人ほど。人気の山はやっぱり平日に限りますね。(といってもそんな機会はめったにないですが)
ホームページ「旅の道標」もよろしくお願いします
http://aralagi.travel-way.net/
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