雲竜渓谷（未完であるもいずれ大器に）

2023年01月08日(日) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 10.0km
• 登り: 699m
• 下り: 680m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:28

5:45 スタート地点
5:52 5:53 雲竜渓谷入口ゲート
6:46 7:01 稲荷川展望台
7:06 7:07 日向砂防ダム分岐
7:23 7:24 洞門岩
7:40 7:48 雲竜渓谷入口（降下点）
8:27 9:15 雲竜瀑（滝壺）
9:42 9:44 雲竜渓谷入口（降下点）
10:10 10:13 洞門岩
10:26 日向砂防ダム分岐
11:06 雲竜渓谷入口ゲート
11:13 ゴール地点

天候

晴れのち時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道内の退避場所
（見頃の時期はかなりの混雑が見込まれます）

1/8時点
白糸の滝から先の林道の大半は凍結・圧雪路
日当たりの悪い針葉樹帯は暫く残る可能性あり
※タイヤの冬装備は必須（スタッドレスでも油断禁物）

コース状況／危険箇所等

・雪の状態(1/8時点)
　右岸の林道はゲート〜洞門岩まで轍あり
　以降、洞門岩〜渓谷内〜雲竜瀑(滝壺)までトレースあり
　積雪の程度は渓谷内は脛、右岸の林道は足首、左岸は靴底だったかと

・右岸ルート（林道）は工事用道路となっています
・洞門岩〜渓谷入口や渓谷内で沢の横断が数回あり
　飛び石が凍結していたりして不安定なので慎重に
・渓谷内は雪で足元の状態が不明瞭につき、踏み抜きに注意
・気温によっては氷柱の崩落の可能性あり
　日中は気を付ける必要があるかと
・雲竜瀑下への高巻きルートは、急坂に加え少し踏み固められた足場
　特に下りは滑落の危険性があるため、アイゼンなどの装備は必須
・左岸ルート堰堤脇からの下りはやや急坂
　（ロープの設置あり）

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

1/8 5:45

冷え込みの程度はやや弱め

1/8 5:54

路面凍結につきゲートから少し離れたところからスタート

1/8 6:34

轍の続く林道を歩くこと暫く
空は朝の色合いに

1/8 6:39

稲荷川展望台
左に沈みそうな月が見えます

1/8 6:47

見晴らし箇所より見るのは鞍掛山や古賀志山かと

1/8 6:55

低雲で日の出は遅延

1/8 7:01

1/8 7:06

朝の光は薄雲により若干弱く

1/8 7:06

(前)女峰山を淡く染める

1/8 7:08

先に足を進めます

1/8 7:19

十数分経てば澄み渡る青空展望

1/8 7:21

林に差し込む光が印象的

1/8 7:27

冬枯れの木々もどこか清々しい

1/8 7:28

足跡が物語るものあり

1/8 7:31

雲竜瀑への入場ゲート・・・ではないですよね

1/8 7:38

しっかりと残るトレース
前日それなりの人の入りだった模様

1/8 7:42

毎年若干異なる渡渉箇所

1/8 7:52

ここで心の準備

1/8 7:55

いつもの階段を下ります

1/8 8:00

無垢な雪が見せる曲線模様

1/8 8:03

傍らには飛沫氷

1/8 8:04

白い砂漠を見ているような錯覚

1/8 8:07

そして友知らずの前に立つ

1/8 8:08

氷瀑の出来はさておき、やはり素晴らしいですね

1/8 8:10

崩落の程度に冷え込みの弱さが窺えます

1/8 8:13

1/8 8:14

トレースはこの巨大氷柱の下・・・
ここは足早に通過

1/8 8:17

燕岩の氷柱群
（ここも崩落の不安感がありますが）

1/8 8:18

氷柱越しの雲竜瀑が見られて良かったです

1/8 8:24

この付近では大小混在

1/8 8:33

そして対面する雲竜瀑

1/8 8:34

その規模にはやはり圧倒されますね

1/8 9:05

お湯入れおにぎりで小腹を満たして

1/8 9:21

昼前位になれば日が差し込んで
青白い姿が見られるのでしょう

1/8 9:24

寛いだ滝壺を後にします

1/8 9:26

下りは滑落の危険もあるので気を引き締る

1/8 9:33

緊張が解けた様子を表現

1/8 9:35

燕岩の氷柱群
最盛期の姿にはまだ時間が必要そうですね

1/8 9:41

渓谷の片側は氷の壁

1/8 9:42

一度見ているとはいえ
やはり立ち止まってしまう

1/8 9:43

心に区切りをつけて離れます

1/8 9:50

寒さは感じず小春日和のよう

1/8 9:58

液体から固体
その過程で様々な形へ

1/8 10:01

なかなかの異形ですね

1/8 10:04

こちらはクラゲ型

1/8 10:12

工事用の土嚢？を越える所あり
アイゼンの爪で穴を開けないよう配慮が必要かと

1/8 10:17

洞門岩で3名の方とすれ違う
まだシーズン序盤なので相応の人出

1/8 10:27

林は一面の縞模様

1/8 10:30

これはシカの皮はぎかな？

1/8 10:42

流れの中に小さな飛沫氷

1/8 10:51

砂防ダム直下には青白い巨大な氷塊

1/8 10:53

うろこ型の氷結になってます

1/8 10:57

枯葉を形取った氷

1/8 11:02

小祠に山行の報告をすれば

1/8 11:07

少し下ればゲートも近い

1/8 11:12

1/8 11:18

この凍結路ではスタッドレスでも無理は禁物かと

1/8 11:57

三が日は過ぎましたが東照宮は混雑の様子で

1/8 12:13

昼食を頂いてから帰宅
お疲れさまでした

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

wakasato

人以上に気温に敏感な冬の造形。
今度の週末にかけては春めく気温の予報も・・・
形が崩れる前にとの考えで氷瀑見学へ。

林道から日の出を迎えた後はいよいよ雲竜渓谷へ。
目の前にする氷柱の様子。
やはり印象に残るものですね。
友知らず、燕岩、雲竜瀑とも時期的には早く未完状態ですが
自然の造形の凄みを改めて感じられました。

県内の冷え込みは例年より弱い様に感じる今冬。
当日も穏やかな日和。
（それもあって氷柱の崩落音は何度か・・・）
天気にも恵まれ、氷瀑ハイクを楽しめました。

コメント

ゆぞ

wakasatoさんこんばんは！

お疲れ様でした。どうも雲竜渓谷内ですれ違っていたようですね。去年の那須岳に続いて年始の頃にニアミスしてるとは驚きです。笑
今年は例年より冷え込みが弱いですね。今週は暖かそうですし次の寒波に期待したいです！

今年もwakasatoさんのレコ楽しみに拝見させていただきます！今年も宜しくお願いします。

wakasato

yzn0131さん、こんにちは。

どこですれ違っていたのか
下りでは少しルートを外していたところがあり
恐らくそこですれ違っていたようですね。
氷瀑の出来具合、やはりもう少し寒波が欲しい位でしたね。
折角成長した氷柱が暖かさで溶けてしまわないか心配・・・

那須でのニアミスもですが高原山でもありました。
yzn0131さんの歩行（走行）距離は長いですから、
どこか一端で重なるかもしれませんね。
その時にはご挨拶できればと思います

BOKUTYANN

wakasatoさん　おはようございます

恒例化した氷瀑巡りでしたか
今季は少し早めのご出動の様ですね
BOKUはアプローチの氷結道路の運転に怯えて未だに行った事がありません
まだ100％の完成度ではないとの事ですがやはりスケールがデカイですね

写真に見る空も真っ青で気持ちよさそうです
もう少しゆっくりしてたらさらに氷瀑の色も鮮やかになるんでしょうか？
今の気温ではそうなるとむしろ崩落の危険性がますのかな？
行ってみたい気持ちはヤマヤマだけどやはり運転が心配
今年もwaka様のレコで我慢する事になりそうです
早い時間からお疲れさまでした（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんにちは。

年が明けると気になり始めますからね。
まだ発達途中ですが、規模は折り紙付きですから
雲竜瀑は昼前くらいになると日が差し込んでくるようで、
そうなると氷瀑がより鮮やかに見えますね。
ただ当日もそうですが今年は冷え込みが弱い印象。
日中は温かくなって良いのですが、やはり崩落の不安が

アクセスに関しては、いろは坂のように管理されていない林道なので
やはり降雪後の凍結が残る厄介な場所・・・
その点では庵滝やスッカン沢の方が安心ですよね