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Yamareco

記録ID: 5075903
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

☆冬季限定 恩田大川入山☆

2023年01月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:25
距離
13.0km
登り
876m
下り
859m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:03
休憩
0:22
合計
9:25
6:40
8
第4駐車場
9:25
9:25
51
10:16
10:19
109
12:08
12:10
26
12:36
12:46
15
13:01
13:03
66
14:09
14:09
32
14:41
14:41
63
16:05
第4駐車場
天候 晴れ、風穏やか、スタート時の気温−7度。
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
廃業しているあららぎ高原スキー場の第4駐車場を利用させていただいた。第一駐車場手前で道路が閉鎖されているので第2駐車場までは進入可能。第3駐車場は貯木場に利用されており第2は暗い時間帯でよくわからなかったので第4の隅っこに駐車させていただいた。
コース状況/
危険箇所等
スキー場からルート全体に積雪あり。
標高1,600m手前辺まではツボ足で支障のないレベル、そこから先積雪多くなりスノーシュー装着。
恩田大川入山分岐までは薄いながらもトレースあり。
分岐からは恩田大川入山に向けて冬限定といわれるバリルートです。
分岐から先はトレースが無くほとんどの個所でスノーシューでも膝丈まで沈んだ。
復路は往路で付けたトレース辿った。
いくつものピークを越えて進むアップダウンの多いルート。
この日の最高点三階山の手前にもほぼ同じ高さのピークがある。
三階山には標識等見当たらずその先を下った稜線上の林の中に「恩田大川入山」の標識が設置されていた。
雪に埋もれているがおそらくそこが三角点設置個所。
分岐から歩き始めた最初のうちはピンクテープあったがその後はマーク無し。
概ね稜線を辿って進むが道迷いに注意。
Q)あららぎ高原スキー場(廃業)の第4駐車場の隅っこをお借りして駐車。
2023年01月08日 06:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 6:44
Q)あららぎ高原スキー場(廃業)の第4駐車場の隅っこをお借りして駐車。
Q)初めて訪れたのは7年前。
当時はまだスキー場営業していてお声をかけてトイレお借りしたこともあった。
チェーンで閉鎖されて「関係者以外進入禁止」の文字。
さみしいなあ!
2023年01月08日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 6:46
Q)初めて訪れたのは7年前。
当時はまだスキー場営業していてお声をかけてトイレお借りしたこともあった。
チェーンで閉鎖されて「関係者以外進入禁止」の文字。
さみしいなあ!
T)綺麗なモルゲンロート 登山口の表示があって良かった。
Q)ゲレンデ歩き結構長かったですね。
地図で見るとゲレンデ最上部の辺に登山口があるのです。
2023年01月08日 07:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 7:11
T)綺麗なモルゲンロート 登山口の表示があって良かった。
Q)ゲレンデ歩き結構長かったですね。
地図で見るとゲレンデ最上部の辺に登山口があるのです。
Q)スキー場のゲレンデを30分ほど歩いて大川入山登山口に到着。
雪はしっかり有るけどツボ足で行けます。
2023年01月08日 07:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
1/8 7:13
Q)スキー場のゲレンデを30分ほど歩いて大川入山登山口に到着。
雪はしっかり有るけどツボ足で行けます。
Q)7時20分頃稜線の向こうから太陽。
日差しが入ると林の中が温かくなります。
2023年01月08日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 7:22
Q)7時20分頃稜線の向こうから太陽。
日差しが入ると林の中が温かくなります。
Q)標高1,580m辺りでスノーシュー装着。
T) 日差しで体が温まって快調に登れました。
2023年01月08日 09:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 9:22
Q)標高1,580m辺りでスノーシュー装着。
T) 日差しで体が温まって快調に登れました。
Q)他の方のレコでもよく拝見する「大川入山山頂まであと2km」の標識。
2023年01月08日 09:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 9:45
Q)他の方のレコでもよく拝見する「大川入山山頂まであと2km」の標識。
Q)標高1,800m手前で大川入山眺めながら小休止。
余裕があればあちらも行きたいなんて甘いこと考えてましたが・・それどころじゃございませんでした。
2023年01月08日 09:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 9:50
Q)標高1,800m手前で大川入山眺めながら小休止。
余裕があればあちらも行きたいなんて甘いこと考えてましたが・・それどころじゃございませんでした。
T) 恩田大川入山の分岐 分かりにくいですね。
Q)中央やや左の木にオレンジのテープがついていましたね。
この先はトレースがなくスノーシューでも膝くらいまで沈みます。
2023年01月08日 10:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:16
T) 恩田大川入山の分岐 分かりにくいですね。
Q)中央やや左の木にオレンジのテープがついていましたね。
この先はトレースがなくスノーシューでも膝くらいまで沈みます。
Q)恩田大川入山分岐を過ぎて樹間越しの中央アルプス。
2023年01月08日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:28
Q)恩田大川入山分岐を過ぎて樹間越しの中央アルプス。
Q)樹林帯の中スノーシューでもズボズボ沈みます。
笹を踏みつけ樹木の枝をかき分け進みます。
T) 踏み込む度に沈み込み、おまけに笹の藪こぎでなかなか進みません。
Q)まあ、藪漕ぎというほどではないと思うけど雪がないともっと大変なんだろうね。
2023年01月08日 10:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:39
Q)樹林帯の中スノーシューでもズボズボ沈みます。
笹を踏みつけ樹木の枝をかき分け進みます。
T) 踏み込む度に沈み込み、おまけに笹の藪こぎでなかなか進みません。
Q)まあ、藪漕ぎというほどではないと思うけど雪がないともっと大変なんだろうね。
Q)あの左のピークが三階山?かと写真撮ったが・・・いくつもの偽ピークが待ち受けていました。
2023年01月08日 10:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:53
Q)あの左のピークが三階山?かと写真撮ったが・・・いくつもの偽ピークが待ち受けていました。
T) 交代しながらラッセルは続く〜
Q)踏み後のない雪原や樹林帯楽しいけどスノーシューであれほど沈むとは。
ツボ足だとどうなるんでしょうね。
2023年01月08日 10:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 10:54
T) 交代しながらラッセルは続く〜
Q)踏み後のない雪原や樹林帯楽しいけどスノーシューであれほど沈むとは。
ツボ足だとどうなるんでしょうね。
Q)左奥に見えるのは恵那山。
その手前に見えるピークは・・・三階山とほぼ同じ高さの手前のピークでした。
右奥は中央アルプスですね。
T) 行けども行けども目指す山頂は現れず、かなり心が折れて来ました。
2023年01月08日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 11:38
Q)左奥に見えるのは恵那山。
その手前に見えるピークは・・・三階山とほぼ同じ高さの手前のピークでした。
右奥は中央アルプスですね。
T) 行けども行けども目指す山頂は現れず、かなり心が折れて来ました。
Q)三階山手前の鞍部からは南アルプスのパノラマビューがすばらしいです。
T) 本当に素晴らしい!
2023年01月08日 12:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 12:02
Q)三階山手前の鞍部からは南アルプスのパノラマビューがすばらしいです。
T) 本当に素晴らしい!
Q)三階山からは下り一方で恩田大川入山に到着。
林の中で眺望ありません。
ここまでで既に体力使い切った感があります。
T) やっとで来た・・・ヘトヘトです。
Q)登り切って山頂でなく、下って到着って達成感いまいちでしたね。(笑)
2023年01月08日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 12:30
Q)三階山からは下り一方で恩田大川入山に到着。
林の中で眺望ありません。
ここまでで既に体力使い切った感があります。
T) やっとで来た・・・ヘトヘトです。
Q)登り切って山頂でなく、下って到着って達成感いまいちでしたね。(笑)
Q)三階山に戻って林の向こう側に透けて見える恵那山をパチリ!
帰りは往路のトレースを辿るので楽に登り返せました。
T) トレースってありがたい
2023年01月08日 12:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 12:59
Q)三階山に戻って林の向こう側に透けて見える恵那山をパチリ!
帰りは往路のトレースを辿るので楽に登り返せました。
T) トレースってありがたい
Q)帰路に三階山手前の鞍部から南アルプスの峰々ズームしてみた。
仙丈ケ岳と白峰三山。
2023年01月08日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:04
Q)帰路に三階山手前の鞍部から南アルプスの峰々ズームしてみた。
仙丈ケ岳と白峰三山。
Q)左から塩見岳、小河内岳、悪沢岳。
T) いつか登ってみたい悪沢岳
2023年01月08日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:04
Q)左から塩見岳、小河内岳、悪沢岳。
T) いつか登ってみたい悪沢岳
Q)悪沢岳、赤石岳、中盛丸山、聖岳、上河内岳。
聖岳の左わきに今年の干支の兎岳。
2023年01月08日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:04
Q)悪沢岳、赤石岳、中盛丸山、聖岳、上河内岳。
聖岳の左わきに今年の干支の兎岳。
Q)兎岳、聖岳、上河内岳の辺をズームしてみた。
T) 行ってみたいなぁ〜
2023年01月08日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:04
Q)兎岳、聖岳、上河内岳の辺をズームしてみた。
T) 行ってみたいなぁ〜
Q)光岳と池口岳
2023年01月08日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 13:04
Q)光岳と池口岳

装備

MYアイテム
Q_B
重量:5.46kg

感想

例年より遅めのおいらの登り初め、冬限定の山といわれる恩田大川入山に行ってきた。
最初は一人で行くつもりだったがtsubuanneさんが参戦して下さった。
実はこのことで大いに救われた山歩きでした。

大川入山あららぎ高原スキー場ルートの途中にある分岐から恩田大川入山を目指すが積雪量は想像以上、開けたは雪原では雪面がクラストしていて歩きやすかったがそれはごく一部。
樹林帯を含むほとんどの区間はスノーシューでも膝丈まで沈み込む、さらにアップダウンを繰り返すしんどいラッセルが続いた。
先頭を交互にこなしながらなんとか恩田大川入山山頂に辿り着いた。
いや〜おいら一人じゃ絶対無理。
過去レコ見ると残雪期限定としているものもあります、雪が締まった残雪期ならもっと楽ができたのかもしれないと・・・"あとの祭り"というやつですね。

行ってみて初めて知ったのですが、恩田大川入山は三角点(点名:浪合山)が設置されている尾根上であってピークではないのです。
その手前に標高最高地点があってヤマレコでは「三階山」とされてるけど山頂標識は無い。
いっそ最高地点が恩田大川入山山頂でいいのではないかとモヤっております。

三階山の手前の鞍部に南アルプスを一望できる素晴らしい展望ポイントがあります。
それ以外も南アルプスや中央アルプスの美しい姿を樹木越しに眺めながら進む素敵なルートですが、一方で積雪に覆われながらも雪上にしぶとく顔を出している笹薮を踏みつけ、樹林帯では樹木を避けつつルートを確保、枝をかき分けて進む厳しくも楽しいルートでした。

聞いたことのなかった恩田大川入山。
Q_Bさんに計画していただいて、スノーシューハイクに行ってきました。計画を見た時はそれほど大変な山行になるとは思っていませんでした。

大川入山の分岐まではトレースがあり、順調に登れました。
ところが、分岐を過ぎて恩田大川入山に向かい始めると、スノーシューでも膝まで沈み笹との格闘となりました。行けども行けどもピークが現れず、心が折れてしまいました。二人で交代しながらでなければ、とても山頂まで行くことは出来なかったと思います。
二人で助け合って登れたお陰で山頂にたどり着けました。Q_Bさん本当にありがとうございました。

途中の南アルプスの景色は最高でした。苦労して登ったご褒美をたくさんもらえました。大変だったけど、楽しい1日でした。

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コメント

こんばんは。
先日、恩田大川入山に向ったんですが、途中でスノーシューがぶっ壊れて断念しました。

シーズン中に、スノーシュー修理して再トライしたいですけど。
でもまあ、あららぎ高原から10名位歩いてくれれば、トレース踏み固まってなんも要らずに登れるんですけど。←世間ではラッセル泥棒と呼ぶらしいです。
2023/1/12 22:11
こんばんは、off_roader さん
スノーシュー壊れたというその時のレコ拝見しておりました。
恩田大川入山分岐から先に進む前に壊れてよかったなあなどと勝手なことを考えておりました・・(失礼!)
だってあの分岐より先、まったくトレースの無いまっさらのあのルート途中で自分のスノーシューが使えなくなる状況を想像すると進むも戻るも地獄ですよ・・・あくまで自分の脚力、体力での話ですが。
トレースがないモフモフまっさらの雪山歩けたのはとても幸運、一方でそこをラッセルするしんどさ両方味わいました。
相棒がたまたまいてくれてラッセルの先頭分担できてこれも幸運でした。
これまでを振り返って見ると・・・おいらは断然ラッセル泥棒側ですね!

いつもコメントありがとうございます。
2023/1/13 0:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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