下部温泉-五老峰-大ガレノ頭-毛無山-湯之奥
- GPS
- 08:55
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,879m
- 下り
- 1,877m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 8:53
08:43 送電線
08:44 森林浴の森入口
09:11 473.6付近
09:20 伐採地
09:31 植林地
09:40 植林地の上
10:34 黄色テープの踏み跡と合流
11:23 石垣のような岩
12:20 五老峰△1618.8 12:50
13:46 大ガレの頭 1904
14:38 毛無山△1945.5
14:53 マツダランプ分岐
15:36 1418付近
16:07 林道
16:30 湯之奥
17:03 廻沢神社
17:09 牛石
17:16 下部温泉
17:28 下部温泉駅 18:00
19:20 甲府駅 19:29
20:20 大月駅 20:49
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
04:30 自宅 自転車 04:45 町田 04:56 JR横浜線 八王子行 2520円 05:23 八王子 05:35 JR中央線 大月行 06:20 大月 06:23 JR中央本線 甲府行 07:12 甲府 07:17 JR身延線 富士行 08:29 下部温泉 08:33 復路 17:28 下部温泉 18:00 JR身延線 甲府行 2520円 19:20 甲府駅 19:29 JR中央本線 大月行 20:20 大月駅 20:49 JR中央線 新宿行 21:33 八王子 21:45 JR横浜線 東神奈川行 22:10 町田 22:13 自転車 22:23 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新ハイキングの2012年6月号(No.680)に登り部分が同じ記事を見つけました。 |
写真
感想
天気が良さそうだったので、本当は泊まりで奥秩父方面へ行くつもりでしたが、寝坊してしまい土曜日は家にいて片付けをしました。予定を変更して下部温泉から
五老峰に行くことにします。登山道がどこにも見当たりません。毛無山から大ガレノ頭を経て行けば楽々という感じもしますが、登山というより下山って感じです
一番わかりやすい下部温泉方面から東西方向の尾根がわかりやすそうですので、ここから登ることにします。念のため以前記した本『甲斐の山山』を読んでみると
やはり、下部温泉方面から登っている様子。尾根の末端が雨河内川を渡ってすぐの記念碑の印のところから始まっています。ここにちょうど登りやすい法面工事を
した斜面がありここを登ってみます。コンクリートの裏側に人がかろうじて歩ける踏み跡がありました。小枝が邪魔ですがどうにか歩ける少し歩くと何のことはない
車道の末端が出てきます。ここにちょうど送電線の鉄塔があります。ここから登ればよかったのです。そこに森林浴の森という標識があり、遊歩道?のように道に
なっているらしい。そこから尾根をまっすぐ登ります。気温が高くすぐに汗が流れてきました。最初の三角点があるはずの小さな台地へ出ると鹿が2頭ほど、逃げて
行きます。三角点を探しますが、見当たらず図根点という標石があるだけでした。そこを過ぎると、間伐した材木がそのままの捨て間伐の斜面が前方に広がります
あれを登るのかと思うと嫌気がさしますが、ちょっと横を見ると、立木にスプレーで道ありますと書いてある。その方向行ってみると確かに道があった。それを利用
して登ると今度は大規模に伐採された場所に苗木を植林した場所に出る。周りを網で囲ってあり中に入れないようになっている鹿よけ柵だろう。柵に沿って進み、
さらに直角に登ってゆく上の段に出ると網の隙間から中を通ってショートカットで尾根を目指す。といってもこの辺りどこが尾根だかわからない広い斜面になっている。しかも、伐採された材木が等高線のように並べられて、乗り越えるのに骨が折れる。茨のような刺のある草もたくさん生えているので痛い。何度もその材木を越え伐採地の終わりに向かう。そこからは尾根らしい登りになる。急な斜面は表面の土が崩れて歩きにくい。けもの道を拾って歩く。途中大きな岩がごろごろしている場所を通過する右側から黄色いテープを付けた踏み跡と合流するものの、しばらくするとその黄色いテープも消えてしまった。まるで石垣のような岩場があるどこを登るのかわからないと思って近づくと左側に道があった。ロープが道の両側を示している。今までもロープが欲しいような斜面は何度もあったが、頂上が近いのだろうかロープはさらに数か所に取り付けられていた。笹が少し出てきた、なかなか頂上は現れない12時には着きたいと思っていたが、12時20分になってしまった。頂上は林に囲まれ展望は望めない、三角点の周りも山名標識があるだけだ。少し休んで先を急ぐ。地図を見ると大ガレの頭まで100m下って300m位登るようだ。それに山名の由来となっている大ガレの側を通過するだろう。しかしここから大ガレの頭まで道は歩きづらい。小枝が伸び放題の道というか、踏み跡程度なのだが。登りにかかると苔むした木の根っこの伸びた岩場混じりの斜面を登る。大ガレノ頭には去年きているので、山頂が狭く見晴らしが悪いことは分かっている。写真を撮ると毛無山へまた下っての登りだ。大ガレノ登りの途中、富士山が頭を出す景色は迫力があるし、好きな場面だ。(つづく)大ガレノ頭からの下りは最初かなり急な所を小枝につかまりつつ降りてゆく。少々下ると尾根らしくなってくるのでそれを忠実にたどってゆく。まぁ一回来ているから、気楽なものだが、時間が少々危うくなってきた。大ガレノ頭を出たのが、14時09分、3時までには着いて下り始めたい。前回来た時より見通しがいい、前回は11月23日だから今回より冬に近いはずなのだが・・・藪が少なく歩く人が増えたのだろうか?今日最後の登りを堪能する?悲しいかな、ゴミが見えてくると山頂は近い・・・さすがにこの時間に山頂にはだれもいないだろうと思ったら、人影があったが、しかし、近づく途中で、出発したようだ。一人に山頂を楽しむといってもあまり時間はかけられない。日没との競争だ。ポットのお茶とチョコレートを食べて、富士山の写真も撮り下山にかかる。しかし今までで一番いい天気になった。毛無山と天気は縁がなかったから、今回はラッキーだ。例によって下りは身延線側へ湯之奥集落へ西南西尾根を下る。最初の分岐、麓集落へは行かず下部方面へそして、県境をトレースして南へ下るところをまっすぐ西南西の尾根へ下る。この尾根の道はほとんど消えているが、落ち葉の絨毯を下枝や浮石に気をつけながら歩く。途中傾斜がなだらかな1418m地点付近を通る。この付近で巨大な猪が前を横切って逃げて行った。あまりに大きいので熊かと思いました。少しここでお茶を飲んで休む。木の間から大ガレノ頭のガレ場が見えている。また下り始めて間もなく、また巨大な猪が前を横切って逃げて行った。さっきと同じ猪であろうか?植林帯に入ってくると林道が近い、さらに下ると下部川の沢音が聞こえてくる。紅葉した葉っぱを通して西日が柔らかく紅葉をより引き立ててくれる。しかし標高も下がって少々暑くなってきた。11月とも思えないほどだ。下のほうに林道が見えてきた。林道湯之奥-猪之頭線もまた紅葉が美しいく今が盛りです。湯之奥集落に近く来ると前回車道を行ったのだが今回は集落に向かう細い道に行ってみるとちょうど集落の東端、湯之奥神社の前に出た、門西家も見ることができた。下部温泉駅まで車道を歩いてゆく。駅に着いたのは17時28分。ヘッドランプを使わずに済みました。ぎりぎりセーフ(笑)。
こんにちは。
このあたりのコース。araigengaさんは何回も行っているようでのお気に入りのコースですか?
富士山も綺麗に見えて良い感じですね
ところで「五老峰」の三角点や毛無山山頂の目隠し写真はシリーズ化ですね
hiro210219さん、こんばんは
コメントありがとうございます。
このあたり、紅葉がとてもきれいで、また来てしまいました。といっても登ってない山があったためで、なるべく同じところ(コース)を毎回探すのが悩むところです 目隠し写真はそうですね、人様に公表できるものではありません
図書館から甲斐の山山を借りてきました。
甲斐の山に関しては本当に詳しく記述され手元に置いておきたい本ですネ。
しかしこの本を読んだだけで今回や前回の五宗山などのバリェーションルートを登られるとはたいしたものだと驚嘆してしまいます。
私も以前は道の無いような山にも登った経験はありますが60歳を過ぎると安全山行でバリェーションルートには踏み込めません。
甲斐の山山から踏み跡がある程度、しっかりしている山を選んで登ってみます。
甲斐の山山で山を見つけて登ったのではではなく、5万図を眺めていて、稜線上に顕著なピークがあるなぁと思い登ってみようと思ったのがきっかけです。そのあとに山の名前があることがわかったという感じです。もちろん安全第一で・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する