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Yamareco

記録ID: 5084008
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

大菩薩、丸川峠入口から周回

2008年01月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:06
距離
13.9km
登り
1,133m
下り
1,126m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
1:12
合計
7:15
8:56
9:06
74
10:20
10:40
48
11:28
11:43
35
12:18
12:35
45
13:20
13:30
71
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

山行記録
2008年1月17日(木曜日)7:26−14:41(7時間15分、休憩含め)
単独=Y
山=大菩薩嶺

甲武信岳に登ろうと西沢渓谷に向かい、道の駅みとみまで行ったが、かなりの強風と雪、遭難は嫌なので、甲武信岳をあきらめ、大菩薩嶺の登山口に向かった。結局、甲武信岳方面も晴れるのだが。今日は、旭川方面でなんと、−33度という冬型の気圧配置。稜線での強い風、東京まで見えた眺望、自宅に帰る途中で見えた、山梨の山々、富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父等々がこれまでになく良く見えたのもうなづける。

甲武信岳のつもりで気合が入り、4:10起床。身支度整え、5:10自宅発。
6:10には甲武信岳の登山口となる西沢渓谷手前の道の駅「みとみ」にいた。でも空模様があやしく見え、強風に雪。すぐにあきらめて、進路を大菩薩の登山口となる裂石に向けた。

7:10裂石先の丸川峠分岐。ここに程よい駐車場があり、10台以上は止められる。今日は一台も止まっていないし、帰路にも他の車はなかった。上日川峠に向かう県道は、この丸川峠分岐から先が冬季閉鎖となっている。ゲートには、「災害発生」などと書かれており、土砂崩れで冬季閉鎖の前から閉鎖になっていたのだと思う。実際、下山時には、この県道を上日川峠から歩いたが、数箇所崩壊しているところがあった。ガードレールも流されるくらいの崩壊だった。修理は、3月頃から行うのであろうか?

7:26丸川峠分岐を丸川峠に向かって出発。大菩薩は3回目。2006年12月にも同じコースを歩いた。すなわち、丸川峠分岐から丸川峠、大菩薩嶺の北斜面を歩いて、大菩薩嶺、大菩薩峠、上日川峠、丸川峠と周遊する。大菩薩はこの北斜面と明るい何面と劇的なくらい様相が変わる山だ。ほとんどの登山者は明るい南面を知るのみであろう。

今日の未明から朝方にかけて、薄く積雪がある。登りやすい登山道をぐんぐん進む。風が強い。耳を覆う帽子が助かる。雪も少しずつ、厚くなってくる。

8:56丸川峠着。富士山が見える気持ちの良いところだ。この周辺の植物は、鹿が食い荒らして花が少なくなったらしい。また、小便、ラーメンの汁でも鹿を呼び寄せ、その部分の土を掘り起こしてしまうらしい。気をつけたい。

9:06丸川峠出発。モンベルの滑り止めのようなミニアイゼンを装着。ここから大菩薩嶺までは、北斜面を歩くので、おそらくアイスバーンであろうと予想した。その通りであった。新雪をかぶっているものの、その下は完全なアイスバーンだ。新雪だから当たり前だが、誰も歩いていない。新雪と言っても数ミリ程度だ。とはいえ、雪の多いところは、5−6cmはあると思う。登山道ははっきりしていた。風が時より強くなったと思うと止んだりしていた。おそらく登山道がついている地形の関係だと思った。

10:20大菩薩嶺到着。誰もいない。眺望のない頂上。少し休んで出発。
10:40大菩薩嶺出発。

大菩薩嶺以降は、日当たりが良い部分が多くなり、雪のないところも多い。雪、雪のついた木々、草原のようなところ、青空と、凍結、太陽。全てが対照的。空だけを見たら、青く夏と言っても差し替えないのに、足元はアイスバーン。見上げれば、雪のついた木々。富士山、南アルプスが秀逸。甲斐駒、仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳…..。この辺り寒かったけれど、景色が良く、少し進んでは、止まり、写真を撮る。ところが、あまりの寒さで、うまく写真が撮れない。手で暖める。こんなことを繰り返していたら、体が冷え、賽の河原にある避難小屋で少し休憩。風が強い。


11:28賽の河原避難小屋
11:43賽の河原避難小屋出発。きれいな避難小屋だった。強い風が除けられただけでも良かった。

12:18大菩薩峠着、この辺りから、東に東京が見えたのだ。これまでこの方面が晴れていたためしがない。今日は、冬型で空気が澄んで、東京まで見えた。三頭山、御前山、大岳、雲取山、飛龍山も。
12:35大菩薩峠出発。

しばらくはアイスバーンに少し雪が積もった道。これが以外に手ごわい。モンベルの滑り止めアイゼンで対処した。それでも福ちゃん荘くらいになると雪も減ってきた。ここは唐松尾根と大菩薩峠の分岐になるが、新しいトイレが設置されていた。皇太子、雅子様も2002年に登頂の際に休憩されたようだ。

13:20上日川峠着。モンベルのアイゼンを取る。
13:30上日川峠発。

ここからは、景色を楽しみたいので、冬季閉鎖になっている車道を歩く。

上日川峠からの車道歩きは時折、日陰に雪が現れたりしたが、特に南アルプスの主だった山々が良く見えて良かった。登山道もあるが、少し車道より下につけられているため、景色があまりないのだ。車道より、だいぶ時間は早いが。

そろそろ車道歩きにも疲れた頃にやっと、出発した丸川峠分岐に到着。結局、車は一台だけ。

今回の登山では、誰にも会わなかった。大菩薩嶺、大菩薩峠を独り占めしたわけだ。

14:41丸川峠への分岐の駐車場着。

からだをぬぐって、着替えて帰途へ。

15:15駐車場発。一宮御坂ICから中央高速に入り甲府昭和ICで下りた。平日9:00−17:00まで一般道の混雑緩和の為に、30%引き。その途上、山梨の主だった山が今日は、よく見え、いつもより、速度を落として走った。

17:00自宅着。


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