飛行機で日帰り神津島 新日本百名山98座目

2023年01月12日(木) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 54.4km
• 登り: 1,933m
• 下り: 1,922m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:27

9:50 スタート地点
9:50 9:51 神津島空港
9:56 10:02 神津島レンタカー
10:25 10:27 白島トイレ（六合目）
10:39 10:39 白島下山口
10:43 10:43 治山工事跡
10:53 10:54 天上山
11:04 11:07 表砂漠
11:11 11:11 砂漠分岐
11:17 11:17 裏砂漠
11:22 11:24 裏砂漠展望地
11:33 11:33 不動池分岐
11:36 11:37 新東京百景展望地
11:43 11:46 不動池
11:49 11:51 天空の丘
12:01 12:01 ババア池
12:07 12:09 白島下山口
12:17 12:18 白島トイレ（六合目）
12:24 12:26 つづき堂
12:35 12:36 返浜
13:05 13:05 長浜キャンプ場
13:07 13:07 赤崎遊歩道入口
13:11 13:11 赤崎遊歩道入口
13:17 13:17 赤崎遊歩道展望台
13:22 13:22 長浜キャンプ場
13:27 13:27 白島登山口入口バス停
13:29 13:29 謎の石立
13:30 13:30 多幸湾ファミリーキャンプ場
13:33 13:33 多幸湾三浦港
13:34 13:35 多幸湾展望地
13:36 13:36 松山展望台
13:39 13:39 三浦湾展望台
13:40 13:40 神津島空港
13:50 13:50 神津島レンタカー
13:51 14:08 よっちゃーれセンター
14:09 14:09 前浜港(まっちゃーれセンター/観光協会/東海汽船)
14:15 14:16 神津島レンタカー
14:23 神津島空港

天候

快晴　強風
稜線で砂塵が顔を叩きつけイタイイタイなのだ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

新中央航空

1月12日
301便　調布 08:45発 → 神津島 09:30着
306便　神津島 15:05発 → 調布 15:50着
往復割引運賃 運賃合計 28,200円
出発30分前迄に搭乗手続きを済ませなければならない
5キロ以上の手荷物は有料　厳格にチェックされる
菓子パン、飲料類は神津島で購入可

神津島レンタカー
04992-8-0739
空港送迎有り　軽4時間5500円
クレジットカード可
飛行機による日帰り天上山登山は空港と登山口移動が核心部となる

コース状況／危険箇所等

天上山
白島六合目からの登山道
登山道全体に渡ってよく整備されている
砂漠（砂場）の区間があり靴に砂が入りやすい
登山日は強風で、風で舞い上がった砂塵が顔に叩きつけ痛かった

その他周辺情報

観光地　その他
神戸山
車道は隘路　最後は未舗装路の急坂になる　
山頂付近にはいくつかピークがある
現地はdocomo圏外　事前に地図をダウンロードするコト

返浜（かえすはま）
岩壁に囲まれた小さなビーチ
隠れ家的な雰囲気

赤崎遊歩道
神津島最大の観光地
岸壁に沿って木道が取り付けられ、その木道から直接海へ飛び込むコトが出来る
高いところでは5メートル以上ある
小さな子供向けではない

多幸浜
天上山登山の後には必ず訪れたい場所
天上山東側は山頂台地から一気に海まで崩落しており、多幸浜からはその迫力ある崩落地を総て眺めるコトが出来る

写真

1/12 8:02

調布飛行場
小さいが綺麗なターミナル
駅からのバスの便が少ないのが最大の欠点

1/12 8:02

搭乗手続き
搭乗手続きの際に体重を申告
手荷物の重量チェックが厳格
2キロオーバーで追加料金を請求されている人がいた
5000円以上支払っている人もチラホラ

1/12 8:27

ドルニエ228
エベレスト登山者にはお馴染みのドルニエ228
ルクラ空港へ行くとき乗る機材だ

1/12 8:31

飛行機の前まで団体移動
この時点では自分の座席は判らない

因みに同じ機材でもネパールは自由席
この段階でポールポジションを狙う
いい席取るのは乗ったモン勝ち！

1/12 8:42

前方座席から順番にひとりずつ名前を呼び出され搭乗
乗ってみるまで自分の座席は判らない

1/12 8:42

さぁ〜搭乗

1/12 8:43

アブレストは2列

おマンせきだ

1/12 9:15

三原山

1/12 9:28

神津島
左手が天上山
伊豆半島から見た時
左手が山　右手が平地
が神津島の特徴

1/12 9:29

島の南側へ回り込んで着陸

1/12 9:37

神津島とうちゃこ
強い向かい風でゆっくりと着陸

1/12 9:38

歩いて神津島空港ターミナルへ

1/12 9:43

神津島空港ターミナル
タクシーはいない

1/12 10:26

白島六合目登山口
レンタカーを借りて一気に登山口へ

1/12 10:26

登山ポスト

1/12 10:27

登山者ノートに記入

1/12 10:27

天上山へレッツゴー

1/12 10:28

ジャングルの階段を登る
白い砂が載っているがこの下は舗装されている

1/12 10:30

7合目
405メートル

1/12 10:32

8合目

1/12 10:35

ジャングルを抜け草原を登る

1/12 10:37

9合目480m

1/12 10:40

天上山山上台地に乗っ越した

1/12 10:44

治山工事跡解説
大正15年から治山工事は始められたそうな

1/12 10:45

治山工事跡を覗き込む
下から舞い上がった砂塵が顔に当たりイタイイタイのだ

1/12 10:47

天上山山頂ピーク
山頂のお鉢上には天上山ピーク以外にも多くのピークがある

1/12 10:49

天上山山頂見えた

1/12 10:49

天上山とうちゃこ

1/12 10:50

山頂標識と三角点（左端）

1/12 10:50

三角点タッチち
二等三角点「神津島」

1/12 10:52

天上山ゲット
新日本百名山98座目

1/12 10:53

1/12 10:53

1/12 10:54

天上山の散策路を一望
稜線上に多くの標識が設置されているのが見える
一体何本標識が設置されているのだろうか？

1/12 10:56

さぁ天空の丘をぐるっと周回へ行きまっせ〜

1/12 10:58

山頂直下のT字路
もと来た道へは戻らず、このまま先へ進もう

1/12 11:03

砂漠歩き
乾いた砂浜を歩くのと同じで歩きにくい

1/12 11:04

細かい砂と岩のミックス
靴に砂が入りやすい

1/12 11:04

表砂漠三叉路

1/12 11:05

神津島 天上山 (登山の心得 )

登山の心得

天上山一帯は、国立公園の 特別保護地区に指定されており、 動植物の採取、キャンプ、たき火 やゴミの放置は、 自然公園法で 禁止されています。

山頂周辺は、急に霧がかかり、 道に迷う恐れがあるので単独 山は避け、戻る道を確かめてか ら明るいうちに下山してください。 また、天上山の岩は崩れやすく、 路以外は急な崖地となって いる所がありますので、注意し

て歩いてください。 お互いに山の自然を大切に守り、 規則ある登山を楽しみましょう。

環境省

1/12 11:05

表砂漠

天上山が最後に噴火したのは、西暦838年の頃と伝えられており、その時の 噴火口の一つがこの山頂、最大のくぼ地であり、まだ草木のらない、として 残っています。 現在では大雨が幾日も降り続くと、砂が地下のすき間に流れ込み 地表が陥没することがあります。 また、南の方向にはもう一つの地があり、 砂漠」と呼ばれています。

春になると、表砂漠の岩間に咲くつつじは、美しく、訪れる人にやさしく。 語りかけているようです。

1/12 11:06

お鉢の底を進む　
ここは乾いた草原
色々な景色が展開する

1/12 11:11

分岐が多い
お鉢の中を横断するハイキングコースが多く、分岐が多い

1/12 11:16

お鉢のフチを歩き
お鉢のフチ歩きは強風で舞い上がった砂塵が顔を叩きつけ
イタイイタイなのだ

1/12 11:16

砂漠歩き
天上山は景色がころころと変わり飽きない

1/12 11:18

裏砂漠 Ura-sahaku (Rear Desert ）
オオシマツツジと、空とのコントラストが美しい 場所です。また、強烈な雨によりできた広大な砂漠景観は 一瞬山の上にいることを忘れてしまうような錯覚を楽しむことができます。 ここに降った雨は逃げ場を失い、全て大地に飲みこまれやがて伏流水として人に数百年の水を保証してきたのです。

1/12 11:22

裏砂漠展望地 Ura-sabaku Vista Point

断崖越しに見える小さな島は、 祇苗島（ただなえしま）という 無人島です。 さらに南の海上には、伊豆諸島 南部の島である、 三宅島 御蔵島を眺めることが できます。

※崖側に近付き過ぎないでください。 天上山の 岩は崩れやすく、 歩道以外は急な崖地となって いるところがありますので、十分ご注意下さい。

1/12 11:22

裏砂漠展望地を覗き込む
なかなかの迫力

1/12 11:23

海も綺麗だ
天空の丘で一番迫力がある眺め

1/12 11:27

新東京百景方面へ行ってみる

1/12 11:30

砂と草原のミックス

1/12 11:36

お鉢の底を望む
東側から見るとパッと見は砂漠に見えない

1/12 11:37

新東京百景

1/12 11:38

新東京百景の眺め

1/12 11:38

天上山山上にはいくつもピークがある

1/12 11:42

不動池

他の箇所に降った雨は総て地下に染み込むのに、ここだけ水が貯まり池となっている

1/12 11:42

不動池トイレ

1/12 11:42

不動池

天上山は、 承和五年(西暦838年)の大噴火の造山活動によってできた山 (標高574m)で、昔から島民が霊山として信仰している山です。

この池は不動池と呼ばれ、池の中央の前には、 クラカラ剣と石の竜王が 祀ってあります。 竜王は鬼気迫るものがあり、島の言い伝えによると 「むやみに祠に近づき中を見るべからず」とされています。 また池の水の中には ヤゴ、ミジンコなどが生息していますが、池水は涸れることもあり、水の干満 その年の天候を知る目安となっています。

環境省

1/12 11:43

古くて危険
橋の上に乗らないで

1/12 11:44

不動尊石像にも立ち寄ってみる

1/12 11:45

ジャングルの中を進む
天上山登山の中でこの盲腸区間が一番道が悪かった

1/12 11:44

不動尊石像

1/12 11:47

天空の丘にも立ち寄ってみる

1/12 11:49

天空の丘

視界をさえぎるものは何もない この場所は、天と地と二つの世界と その境界の神秘的な空間を感じさせる場所であり、まさに天の丘と呼ぶにふさわしいところです。
ぜひ360度の大望をお楽しみください。

1/12 11:49

天空の丘からの眺め

1/12 11:50

天空の丘から海側の眺め

1/12 11:50

天空の丘
と彫られいる

1/12 11:52

天上山の展望
何処からも眺望が秀逸だ

1/12 12:01

ババア池

「ア」の文字が消されている

1/12 12:06

不入が沢 Hairanai-ga-sawa

この山の一帯には、数ヶ所の火口らしきく地に水が滴り、大小の池が点在しています。

正面のくぼ地は、不入が沢と言われ、天上山の中でも 大きな噴火口跡の一つです。 ここは、昔々、伊豆七島の神々が、それぞれの島に水を分けるための会議を開いたという 水配りの神話の舞台となった所で、不入が沢は今でも神聖な場所として「この沢に人入るべからず」との言い伝えが残されています。

1/12 12:06

ココで天上山山上一周を完了

1/12 12:06

さぁ下山しよう

1/12 12:08

白島六合目登山口トイレが見える

1/12 12:12

階段を一気に下る

1/12 12:16

白島六合目登山口とうちゃく

1/12 12:17

下山完了！
さぁ〜これから神津島ドライブ

1/12 12:26

先ずはつづき堂に立ち寄ってみた
ココからハイキングコースがあるそうだ

1/12 12:26

つづき堂
湧き水がある
湧き水なのにナゼか？蛇口がある

1/12 12:36

返浜（かえすはま）
道路がぷっつり途切れた所にある岩壁に囲まれた小さなビーチ
隠れ家的な雰囲気

1/12 13:08

黒根
道路にガードレールがしてありこの先のトンネルには入るコトが出来ない

このトンネルの先は先程行った返浜方面

1/12 13:09

今日は波が高い
船じゃなくて良かった〜

1/12 13:09

東映のアレみたい

1/12 13:19

赤崎遊歩道
神津島に来たらぜひ立ち寄ってみて欲しい

1/12 13:11

立派な木橋をすすんで行くと

1/12 13:12

木製の立派な橋
そして橋の横にナンカある？

1/12 13:13

飛び込み台だ

1/12 13:17

飛び込み台

是非誰か飛び込んでみて下さい！

1/12 13:14

橋を渡ってみた
木橋はこの先へも続く

1/12 13:16

凄い設備だ!

1/12 13:14

木道が張り巡らされている
金がかかってる
さ　す　が　東京都

1/12 13:16

ここからの飛び込みは禁止です

ここから以外の飛び込みは良いんだろか？

1/12 13:32

迫力満点
多幸浜手前からの天上山山頂大崩落地を見上げる

1/12 13:33

多幸浜からの天上山
大迫力の崩落地
ここは是非見て欲しい

1/12 13:45

神津島灯台
時間が無いのでチラ見だけ

1/12 15:06

中央航空306便
神津島 15:05発 → 調布 15:50着

冬場は最終便が30分早い　そのためただでさえ神津島滞在時間が短いのに更に滞在時間が短くなる

1/12 15:56

調布飛行場到着

次は羽田空港へ移動

1/12 21:43

新千歳空港到着
羽田空港から北海道へそのまま移動

翌日からは「大人の休日倶楽部パス」で乗り鉄の旅へ
因みにこのパスを購入するために使いもしないJR東日本のクレジットカードに入会

撮影機器：

AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー シャープ

感想

けいじ

東京へ来たついでに神津島
予定では東京から北海道へキハ183系惜別乗車へ行くつもりにしていた
そして来週あたりに神津島へ行けば良いかぁ〜と考えていた
しかし今週末から来週にかけては天気予報がずっと悪い
そして今日は絶好の登山日和

急遽予定を変更
新中央航空の神津島往復航空券をポチッとな

レンタカー手配
当初レンタバイクを借りるつもりだったが、レンタバイク屋さんへ電話してみると空港送迎は無し　タクシーの空港送迎予約して来店してくださいとのコト
駄目もとでレンタカー屋に電話してみると空港送迎有った
レンタバイクを借りても空港からタクシーで移動したらレンタカーよりも高いので空港送迎付のレンタカーを手配
因みに空港から登山口まで歩いて行くことも出来るが、その場合は天空の丘散策はかなりタイトになる

調布飛行場へ
京王調布駅から調布飛行場へ行くバスを探すのもひと苦労
初見には調布駅前バスターミナルは難易度が高い
因みに「調布飛行場」行きのバスは数が少なく「大沢コミュニティーセンター」経由のバスに乗った方が便は多い

調布飛行場
伊豆諸島行きの中央航空しか就航してない
ターミナルはこじんまりとしており船乗り場のようなカウンターで搭乗手続き
搭乗手続きは搭乗者名簿に名前と体重を書くだけ
座席番号の記載されていない搭乗券（レシート)が交付される
手荷物は1人あたり5キロ以内が無料
超過手荷物料金は1キロあたり300円
かなり厳格にチェックされる
僕の前の人は2キロオーバーで600円を支払っていた
5000円以上の追加料金を払う人もチラホラ見受けられた

セキュリティ装置は身体の金属検査のみ
手荷物のＸ線検査はなく総て開封して中身をチェックされる
搭乗時は搭乗者全員が集められ、団体行動で飛行機へ向かう

ドルニエ228（Dornier 228-212 NG)
19名乗りドイツ製プロペラ機
全長、全幅とも17メートル弱
エベレストの玄関ルクラへ行くときにいっつもお馴染みの機材
本邦では初搭乗

飛行機の前で前方座席順に一人ずつ名前を呼ばれ搭乗
見た感じでは体重が重い人が前後、軽そうな人が翼付近のようだった

因みに、カトマンズ〜ルクラは同じ機材で自由席　
いい席取るのは早いモン勝ち
欧米人とネパール人ナンテ体格差が大きいのに体重なんか計らない
そして着陸するのは世界一危険と云われるルクラ空港（滑走路も然ることながら気圧も低い)
多分、この機材、実際にはあんまり乗客の体重には左右されないような気がする…


調布飛行場を飛び立ち神津島へ向けて低空飛行
鎌倉をかすめ太平洋へ
三原山もすぐ目の前に見える
太平洋に白波が立っており風が強いのが判る
神津島へは強い向かい風でふわりと着陸
着陸したらすぐに止まった

レンタカー
神津島空港まで迎えに来てもらいレンタカーを借りる
レンタカー屋さん曰く、
天上山登頂はすぐに出来るが、山頂をぐるっと回るとそれなり時間がかかるからもし回るのなら（飛行機の)時間に注意してね
とのコト
天上山は「天空の丘」とも云われココへ行かないのは勿体ない

天上山登山
六合目めから登山開始
最初だけジャングルの中を進むがすぐに草原、そしてザレ場となる
登山道そのものはとても整備されており歩きやすい
天上山山頂へはすぐに登頂
その後は天空の丘を反時計回りにぐるっと一周
想像以上に美しく変化に富んだ風景が展開
天上山へ行かれる場合、ピークハントだけでなく是非天空の丘を散策するコトをオススメする

神津島観光
天上山下山後、僅か2時間しかないがレンタカーで神津島を一気に走り回る
「赤崎遊歩道」「多幸浜」は特にオススメ

離島
15:05発の便で離島
実質の滞在時間は約4時間だった

調布飛行場からの路線バスは少ない
調布飛行場から大沢コミュニティーセンターまで歩き、そこから調布駅行き路線バスに乗車
羽田空港経由で新千歳空港へひとっ飛び
翌日からは「大人の休日倶楽部パス」を利用して乗り鉄旅〜