2023年アイスクライミンング&アルパインクライミング初め

2023年01月08日(日) 〜 2023年01月09日(月)

• GPS: 30:51
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,699m
• 下り: 2,555m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 7:38
• 合計: 11:43

6:35 美濃戸口
7:12 7:13 やまのこ村
7:18 7:24 美濃戸
7:24 7:33 美濃戸山荘
8:25 8:26 中ノ行者小屋跡
8:38 11:30 南沢小滝
11:49 15:18 南沢大滝
15:20 15:21 南沢小滝
15:59 15:59 美濃戸山荘
16:03 16:04 美濃戸
16:08 16:09 やまのこ村
16:31 16:31 河原奥の氷柱
16:41 16:44 美濃戸口
17:05 17:05 八ヶ岳山荘
17:05 17:10 yatsugatake J&N
17:13 17:18 美濃戸口
17:19 17:33 八ヶ岳山荘
17:34 17:44 美濃戸口
17:43 18:03 八ヶ岳山荘
18:17 yatsugatake J&N

2日目

• 山行: 7:49
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:21

18:24 美濃戸口
5:05 5:05 舟山十字路
5:35 5:35 南稜広河原取付
6:22 6:22 中央稜取付
10:20 10:35 P3ルンゼ
11:01 11:10 阿弥陀岳
11:11 11:11 西の肩（岩場）
11:16 11:17 西ノ肩
12:12 12:12 不動清水
12:39 12:39 御小屋山
12:48 12:55 美濃戸口・舟山十字路分岐
13:26 舟山十字路

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口に駐車（800円／日）

写真

1/8 6:34

6:35　八ヶ岳山荘を出発。ここから歩いて南沢へ。

1/8 6:35

どうやら途中で車が1台スタックしたみたいで通行止め。

1/8 7:33

7:20　体力不足でゆっくりしか歩けず出発から50分で美濃戸山荘に到着。

1/8 7:39

例年に比べあまり凍ってないような。。。

1/8 7:39

雪は少なく歩きやすい。

1/8 8:08

1/8 8:25

一般道から離れてまずは南沢小滝へ。

1/8 8:35

8:30　南沢小滝到着。
到着時は我々の他にフリーで登ってる方が1名だけ。でしたがその後に4名ほど来られた。

1/8 10:41

とりあえずリードで登りトップロープを張った。あとは動きを思い出すように登り込む。

1/8 11:15

1/8 11:34

11:35　南沢大滝へ。
いよいよ憧れの大滝へ。想像以上の高さにビビる！

さて、登りますか！
さっそく取り付く。

1/8 13:03

緊張と怖さからか力んでしまう。6割登ったところで力尽きてアックステンション。情けないないなぁーとしょんぼりしながら各駅停車のアックステンションで何とかトップアウト。
絶対落ちたくない高さ。
アイスクライミングって怖いなぁ。滝の落口付近の木を支点にしたけど60m1本ではギリギリだった。次はロープを繋げよっと。

1/8 13:05

降りる途中で見た大滝の裏側もとても綺麗だった。

1/8 13:05

上手く登れなかった現実を知って落ち込むが、滝の上からの景色はとても綺麗で癒される。

1/8 13:07

無事に地面に帰ってきて自分の登ったルートを見上げる。
怖さのあまりスクリューを連打（笑）
不甲斐ない登りだったけど、これも実力。楽しかったし満足満足。

1/8 13:11

グローブに滴った水がすぐに凍り付く。ヘルメットも氷でコーティングされてました。

1/8 14:07

次にモンスターも登る。
スクリューを回収しながら登ってもらった。
安定したフォームになってきてる。さすがの運動神経。

1/8 15:07

さて、回収も済んだので下山します。

1/8 15:07

去年は1回しか使ってなかったノミックちゃんにも慣れてきた。

そうそう、今回はシングル60mのロープにしたのだけど、これだど現地の状況や登れるルートが限られるのでダブルロープで登った方が良かった。これは大反省。

1/8 15:07

1/8 18:02

夕食はいつもの鶏鍋。
偶然にもAちゃん出会い楽しい宴会になりました。

1/9 4:58

昨日のアイスの疲労が抜けず、スタートからしんどい。

1/9 6:49

シャクナゲって冬はこんな感じで葉が萎むんですね。

1/9 6:49

雪はあそれなりに。踏み跡もしっかりあったけど、錯綜してる踏み跡もあったのでDLした軌跡を見ながらミスのないように進んだ。

1/9 7:45

チョックストーンの下を通るが、岩が落ちてこないかドキドキ。

1/9 7:48

最初の？滝。

1/9 7:52

階段状なのでフリーです。

1/9 7:56

お尻の割れ目のような岩から氷柱が出ていた。思わずモンスターが呟いた。
「うんこみたいやな」

1/9 7:57

そのうんこの横を匍匐前進しながら通る。

1/9 8:01

頭上に阿弥陀岳？が見える。

1/9 8:10

ここも5mほどの簡単な滝。

1/9 8:14

が、アックスを叩き込むと軽い音が。。。内部は空洞っぽい。

1/9 8:25

再びダラダラと歩いて登る。

1/9 8:31

また簡単な滝。ここがチョックストーン滝？

1/9 8:32

落ちたらあかんのでそれなりに慎重に。

1/9 8:36

1/9 8:38

その目の前に分岐です。やっとバーチカルの滝が出現。氷瀑のほうが1、2ルンゼ。右の雪の所が3ルンゼ。

1/9 8:38

登れそうにないな。。。

1/9 8:43

でも、荷物を置いて一応見に行ってみた。

1/9 8:52

下部が崩れハングしてる。。。はい。無理です。

1/9 8:53

いつかこんなの登りたい。
荷物をデポした所まで下り3ルンゼへ。

1/9 9:17

これがナメ滝？。が、大部分が雪で覆われている。資料ではここはスケール感がありそうだったから残念だ。

1/9 9:19

特に難しくはないけど、落ちたら数百mは落ちるので気をつけた。

1/9 9:34

最後のバーチカルな滝。ここが大滝？うーん。難しそう。。。ってことで結局ロープもスクリューもガチャも使わずじまいが決定。ヘタレも決定。

1/9 9:34

巻きます。でも踏み跡は消えていたのでラッセルして登ります。多分、巻きルートは反対側を登っていく方が楽っぽい。

1/9 10:02

もうちょっとで稜線だ。

1/9 10:02

1/9 10:08

1/9 10:27

あとは岩稜帯を歩くのみ。風も強くなってきた。
ゼーゼーヒーハー。

1/9 10:34

富士山が綺麗に見えていた。初富士だ。
後ろの権現岳もカッコいい！
今シーズンは登れるかな？

1/9 10:34

1/9 10:34

1/9 10:34

モンスターYさん、今回はありがとう！

1/9 11:08

阿弥陀岳に登頂。

1/9 11:08

1/9 11:08

風がマシなところで行動食と水を簡単に摂ってから下山します。

1/9 12:15

山頂から稜線歩きは風との戦いだった。樹林帯に入りひと安心。
でも、足が限界。

1/9 12:27

1/9 12:27

1/9 12:38

山頂感なしの山頂。

1/9 12:42

萎んだシャクナゲの群落。コウモリのようで怖かった。

1/9 12:52

やっとこさ、ゴールは近い？

1/9 13:14

途中からロープを担いでもらったのに、ペースが落ちないモンスター。さすがっす。ありがとう。

1/9 13:25

ゴール。
新年1発目の遠征は急遽計画したのに、とても充実した。

1/9 15:31

〆は原パーキングで茶色い食べ物。
帰りの高速もほぼ渋滞がなく帰れた。
明日の朝起きたら足は大丈夫だろうか。

しまい。

感想

ryowall

週の半ばに日曜日と成人の日に休みが取れそうとわかり、慌ててメンバーを探した。

運良く会の体力モンスターYさんもその日は空いているとのことだったので、1泊2日でアイスクライミングとアルパインクライミングを提案。快諾してくれたのでに諸々の段取りを済ませ前夜出発。

1日目は今シーズン初のアイスクライミング。
まずは南沢小滝でウォームアップ。トップロープをかけにリードで登るが、今シーズン初ということもあって動きがぎこちない。ロープを張ったら交代交代で動きを確認するように登り込む。昼頃まで登り、小滝に飽きてきたのでいよいよ大滝へ移動。
小滝から10分もかからず大滝へ。初めての大滝を目の前に圧倒されてしまった。
でもここで怖気付いてはいけないと自分を奮い立たせ登る準備。
去年は良い感じで大同心大滝をリードで登れたので、今年は南沢大滝をリードで登りたい！と思っていた。でもこんなに高いとは想定外（笑）
息巻いて取り付いたけど、結果は惨敗。今年初のアイスってことを言い訳にしたくないけど、すんごい高さとまだシーズン始めで慣れてないという緊張感からか、6割方登ったところで力尽きた。後はアックステンションを駆使して何とかトップアウト。
この1本で満足したので下山。
下山後は軽く宴会。
久しぶりの八ヶ岳、そしてアイスクライミングに疲れたのか、ベッドに入った途端落ちた。（ような気がする）

2日目こちらも今年初のアルパインクライミングで広河原沢の3ルンゼへ。
舟山十字路の駐車で出発準備。
歩き始めてすぐに違和感が。。。前日のアイスで既に足はガタガタ。このまま登っても良いものかと思案している間に、堰堤から山に入るが、一向にペースが上がらず非常にしんどい。
クリスマスルンゼとの分岐で装備を身につけたが、登攀するような箇所はほとんど出てこない。
今回の3ルンゼは氷結が甘かったり、雪が被ったりで状態悪し。たまに出てくる凍った滝も特にロープを出さずとも登れた。バーチカルも脆い氷柱になっていたので実力不足で登れず。ロープやスクリュー、その他ガチャ類はただのお荷物になりました。ほぼ歩荷トレ。
阿弥陀岳南稜と合流し、あとは岩稜歩き。
亀足だが頑張って山頂を目指す。
ヘロヘロになりながらも何とか登頂。
こんなにしんどかったっけ？
久しぶりの高所でここまで本当に辛かったけど、阿弥陀岳山頂からの景色はとても素晴らしく、登って良かったなと心から思った。