岩木山 嶽 山スキー


- GPS
- 06:32
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,178m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:23
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
人望の欠片もなくなり、集団行動すらできなくなった私であるが、久方ぶりに単独行を脱却することができた。消えかけた火を胸に、辿り着いたコタン、だった。
当初、先週行った、嶽登山道尾根の途中から追子森と西法寺森を経由して岩木山を目指す予定だった。だが、多くの積雪があった直後に気温が著しく上昇するという条件の中でこのルートを行くのは雪崩のリスクが大きすぎると判断。代替案として毎度おなじみの嶽登山道尾根の往復となってしまった。
最初こそ山頂にガスがかかっていたが、山頂ではガスが抜け、久々に良い眺望が得られた。風は強かったが、氷を散らす風すら見方にもできるんだなと思った。切り取られることない、丸い大空の色を、優しいあの子にも教えたい。ルルルルルルルルルルルルル。
下山後に悲しいニュースを目にする。北海道の名峰、羊蹄山で雪崩による死亡事故があったそう。犠牲となられた方に哀悼の意を表する。今回は、全国的に登山中で雪崩への警戒が必要なコンディションであったと思う。自分が雪崩に巻き込まれないために、仲間を雪崩の脅威に遭わせないために、私に何ができるだろう。
朝、5分前行動で出発時間にきちんと出られるようになりたい(とは思っている)運転でないのなら靴紐を結んだりスパッツを履くのは寮でやっておきたい。
地形図とコンパスを持っている癖にほぼ出すこともせず、スマホでGPSをチラ見していた。以前はそれすらしなかったので、それよりかはいくらか前進。自分が今どこにいるのか分からないまま山を歩いているのでは、それは登山ではなく道迷い遭難。それと歩いている時、キャンディを舐めたいと思った🍬水色のアルフォートは大好きだけれど口の中の水分を持っていかれる…。
コンタクトをし忘れたのでよく見えなかったが、追子森で雪崩が起きていたらしい。今度からは私も1週間前から天気をみたり、自分ならどうするかを考えたりして判断力を持ちたいと思う。雪山に登るという責任をチームのひとりひとりが持つことを大切にしたい。
登る時は基本、2人の後ろに着いて行った。自分の体力のなさから度々、離れてしまった。そんなときは大きい声を出したり歌ったりして自分を励ました。八合目でスキーをデポした後も同じような感じだった。足場が前の人が歩いた跡で階段のようになっていて登りやすかった。頂上は風が強すぎて圧死するかと思った。これまで何度も岩木山に登ったが、景色が360度ぐるりと見渡せたのは多分、初めての経験でとても嬉しかった。
下りはスキーを固定して滑った。急なところはすぐに転んでしまい、てんでダメだった。エースの指導のもとで膝を前に出す、お尻は出さない、頭の位置を下げすぎない、腕は前に出す、怖いと思ったらハの字にして減速する、谷足の方に力を入れると曲がれる、ということを意識しながら滑った。少しはマシになった気はする。帰りに車を運転したが、自由自在にスピードが出たり曲がったりして、自分のスキーの滑りとは大違いで変な感覚になった。スキーもそれくらい上手になりたい。
中野温泉はシャンプー、ドライヤー有り。いい湯だった。月見山菜うどんは青のりがかかっていてとても美味しかった🌝
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