塔ノ岳(表尾根）

2023年01月17日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,292m
• 下り: 1,284m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:25

8:28 菩提峠
9:10 日本武尊の足跡
9:10 大音沢ノ頭
9:29 9:35 二ノ塔
9:50 三ノ塔
9:57 三ノ塔地蔵菩薩
10:22 烏尾山
10:53 11:00 行者ヶ岳
11:12 行者の鎖場
11:28 政次郎ノ頭
11:54 新大日茶屋跡
11:54 新大日
12:12 木ノ又小屋
12:12 木ノ又大日
12:40 13:24 塔ノ岳
14:02 新大日
14:39 行者の鎖場
14:50 14:55 行者ヶ岳
15:22 烏尾山
15:45 三ノ塔地蔵菩薩
15:50 16:00 三ノ塔
16:09 二ノ塔
16:44 表尾根登山口
16:53 菩提峠

天候

雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

軽く積雪あり

写真

1/17 8:28

菩提峠。最初から盛り上がっています！

1/17 8:41

今回は、フィンランドの友人と、指揮の弟子が同行してくれました。二人ともかなりの上級者です。海がきれいに輝いています。

1/17 9:09

日本武尊の足跡が残っている伝説がある場所まで来ました

1/17 9:10

鳥居があります

1/17 9:10

ここが足跡がある場所なのですが、良くわからないのです・・・。

1/17 9:19

二ノ塔につながる尾根に着きましたが、天気が悪いです

1/17 9:29

二ノ塔から、少し雪が降り始めて来ました。でも、ドンドン先に進みます

1/17 9:50

三ノ塔ですが、雲の中で、雪がパラパラと降っています

1/17 9:57

お地蔵さんも、霧に隠された表尾根を眺めています

1/17 9:57

クリスマス前に着替えをしたのでしょうか？このお地蔵さんにお参りするのも、表尾根の目的の一つです

1/17 10:22

烏尾山の山小屋。ここもそうですが、閉まっている山小屋が多いです。

1/17 10:48

霧氷が出てきました

1/17 10:53

表尾根の1番の目的、行者岳です。メンバーよりも早く登って、素早く瞑想しました

1/17 11:00

冬の芸術です

1/17 11:12

行者岳の鎖場。松元くんは、子供の頃から山登りをしているベテランです

1/17 11:22

表尾根で1番危険なのは、この場所だと思います。見た目はそうではないのですが、崩落が進んでいて、足下が不安です

1/17 11:30

少しだけ天気が好転してきたのか、雲の切れ目から相模湾が見えました

1/17 11:40

霧が晴れてきました

1/17 11:47

良い景色です！

1/17 11:54

新大日茶屋の撤去も進んでいます

1/17 11:54

新大日に到着しました。あと少しで、塔ノ岳です

1/17 12:26

霧氷のトンネルを進みます

無事登頂しました。視界はありませんが、みんな笑顔です。

1/17 12:46

塔ノ岳山頂は風も強く、凄く寒いので、山小屋に入ります。今日は愛犬メルがいないので、久しぶりに山小屋に入りました。ゆっくりと語り合った後、松元くんは早く下山しなくてはいけないので、大倉尾根から下りて行きました。

1/17 13:24

霧の中を下山し始めます。そして奇跡が！

1/17 13:49

なんと急に晴れて来ました

1/17 13:54

青空と太陽に照らされて、霧氷がクリスタルのように輝き始めます

1/17 13:55

山全体が霧氷で満開です

1/17 13:56

午前中とのコントラストに息をのみます

1/17 13:58

美しく、そして輝かせている太陽に照らされて溶けて行きます。霧氷ははかない美です

1/17 14:06

大山、三ノ塔もどっしりと構えています

1/17 14:12

真鶴半島、伊豆半島

1/17 14:18

今日は諦めていた富士山も見えてきました

1/17 14:19

1時間前に居た塔ノ岳山頂の尊仏山荘もはっきりと見えています

1/17 14:19

日本で山登りをするのが夢だったレッタさんも嬉しそうです。富士山を見て、「ワー！」と言っておられました。本当に晴れて良かったです

1/17 14:28

行者岳に向かいます

1/17 14:40

ピストンなので、鎖場の登りとなります。クライミングをやっておられるので、ドンドン登って来ます

1/17 14:49

朝、昼と、違う風景を見せてくれます

1/17 14:50

再度、行者岳でお参ります

1/17 14:53

行者岳では、この岩に必ず座ります。沢山の行者がここに座ったと思います

1/17 14:59

やはり富士山は幽玄ですね

1/17 15:22

烏尾山から、三ノ塔の登り返し。ここが1番苦しいといえますが、先週も山登りをしたせいか、結構、大丈夫でした。

1/17 15:44

沢に雪が積もっているので、山肌がはっきりと見えます

1/17 15:45

烏尾山の向こうに富士山が見渡せました。朝、あれだけ霧の中にもかかわらず、午後に急に晴れたのは初めての体験です。

1/17 15:45

お地蔵さんも、嬉しそうです

1/17 15:50

三ノ塔に着きました。最後の大展望を眺めます。日没まで1時間くらいなので、ここからはサクサク下ります

1/17 16:09

二ノ塔。朝は積もっていた雪もすっかりと溶けて、夕日と富士山が並びます。これで、富士山や丹沢ともお別れです

1/17 16:44

林道まで下りてきました。

1/17 16:53

無事、菩提峠の駐車場に戻って来ました

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

やすお

フィンランドのオーケストラ奏者のレッタさんから、来日中に日本の山に登って見たいとの連絡があり、一度山を一緒しようと話していた指揮の弟子の松元くんも誘って、丹沢表尾根に行きました。天気予報では曇りのち晴れだったのですが、表尾根に着いてみると霧（雲）の中の山行。雪までちらついて来ました。山々は見えないので、登山道を見ながら歩いていると、木々には美しい霧氷が・・・。
塔ノ岳山頂は視界はゼロ。風も強く、とても寒くて尊仏山荘へ。一品頼めば持ち込んだ食事も食べて良いとのこと。（本当に親切だと思います）食後に入れ立てのコーヒーを飲んで暖まったあと、下山を始めると奇跡が。ドンドン晴れ渡り、表尾根も富士山も全て見渡すことも出来ただけでなく、午前の霧で出来た霧氷が太陽に照らされ、青空の背景でクリスタルのように輝いています。最高の時間でした。レッタさんには、冬山の霧の中のモノクロの美と、澄んだ青空の下に広がる日本の山々の両方を楽しんで頂き、とても良かったです。そして何よりも、僕自身が冬の表尾根を大堪能しました！