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Yamareco

記録ID: 510444
全員に公開
沢登り
白山

白山 尾添川瓢箪谷左支流三方岩岳直登沢

2014年09月14日(日) 〜 2014年09月15日(月)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
25:21
距離
6.9km
登り
1,467m
下り
911m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:26
休憩
0:00
合計
7:26
9:00
30
スタート地点
9:30
9:30
310
左支流出合
14:40
14:40
106
大滝
16:26
宿泊地
2日目
山行
3:28
休憩
0:00
合計
3:28
6:42
135
宿泊地
8:57
8:57
73
天候 晴れ 夜は肌寒い(風が吹くと寒い)
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白山スーパー林道は、季節によって供用時間が変わるので注意。また夏場(8月末まで)は割引期間となる。
http://www.hakusan-rindo.jp/

白山スーパー林道は歩行禁止。また夜間の駐車も禁止(ただし許可申請すれば可)。
結局 良いのだか悪いのだかわからない白山スーパー林道のアクセスである。
コース状況/
危険箇所等
参考(白山・蛇谷瓢箪谷左支流)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-219296.html

下部ゴルジュ帯から大滝までが核心で大滝上は下部に比べると厳しくはない。
(Y)☚スタート地点は
2014年09月14日 08:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 8:21
(Y)☚スタート地点は
(Y)ふくべの大滝からです。
8月の不順な天気とは打って変わって好天!!
2014年09月14日 08:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
2
9/14 8:32
(Y)ふくべの大滝からです。
8月の不順な天気とは打って変わって好天!!
(Y)折り重なる岩壁に向かって行くのだ
2014年09月14日 08:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 8:36
(Y)折り重なる岩壁に向かって行くのだ
(Y)瓢箪谷に降りて入渓
2014年09月14日 09:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 9:01
(Y)瓢箪谷に降りて入渓
(Y)両岸共に400m位の絶壁に囲まれています。
2014年09月14日 09:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 9:02
(Y)両岸共に400m位の絶壁に囲まれています。
(Y)しかし以外にも沢床はガレガレなだけで特に問題ない
2014年09月14日 09:07撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:07
(Y)しかし以外にも沢床はガレガレなだけで特に問題ない
(Y)巨石がゴロゴロ、先を急ぐ
2014年09月14日 09:10撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:10
(Y)巨石がゴロゴロ、先を急ぐ
(Y)河原状の個所もある。
水量は少ないか
2014年09月14日 09:21撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:21
(Y)河原状の個所もある。
水量は少ないか
(Y)30分くらいで今回入る支流と出合います。
2014年09月14日 09:29撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:29
(Y)30分くらいで今回入る支流と出合います。
(Y)さっそく滝のお出ましです。
ちなみに2日通して高巻いた滝は1か所のみ。
2014年09月14日 09:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:36
(Y)さっそく滝のお出ましです。
ちなみに2日通して高巻いた滝は1か所のみ。
(Y)10m前後の連瀑帯で息つく暇もない
2014年09月14日 09:38撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 9:38
(Y)10m前後の連瀑帯で息つく暇もない
(Y)パーティー5人にロープ4本。
トップがルートを切り開き→ロープ設置したままトップは次の滝を攻略→後続以降が確保&回収 と効率よく進む。
2014年09月14日 10:01撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 10:01
(Y)パーティー5人にロープ4本。
トップがルートを切り開き→ロープ設置したままトップは次の滝を攻略→後続以降が確保&回収 と効率よく進む。
(Y)どの滝も中級程度の沢ならメインの核心部と言えるほど際どいのだが、トップはサクサク切り開く まぢ恐るべし…
2014年09月14日 10:18撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 10:18
(Y)どの滝も中級程度の沢ならメインの核心部と言えるほど際どいのだが、トップはサクサク切り開く まぢ恐るべし…
(Y)際どいとはいえ下部ゴルジュ帯の滝はすべて攻略可能な点が面白い
2014年09月14日 10:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 10:36
(Y)際どいとはいえ下部ゴルジュ帯の滝はすべて攻略可能な点が面白い
(Y)ハーケン・アブミがメインでカムが使えるところはあまりなかった
2014年09月14日 10:54撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 10:54
(Y)ハーケン・アブミがメインでカムが使えるところはあまりなかった
(Y)フリーで行けるところもあるけど、ほとんどはロープ出します。
2014年09月14日 11:47撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 11:47
(Y)フリーで行けるところもあるけど、ほとんどはロープ出します。
(Y)ゴルジュ帯を突破!! 青空がまぶしいです。
2014年09月14日 12:13撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 12:13
(Y)ゴルジュ帯を突破!! 青空がまぶしいです。
(Y)やはり明るい沢はヨイ
2014年09月14日 12:34撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 12:34
(Y)やはり明るい沢はヨイ
(Y)小休止の後も滝を攻めます
2014年09月14日 13:08撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 13:08
(Y)小休止の後も滝を攻めます
(Y)若干いやらしいので慎重に。
2014年09月14日 13:10撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 13:10
(Y)若干いやらしいので慎重に。
(Y)滝上に出てきたこの滝だけ巻いた。
2014年09月14日 13:53撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 13:53
(Y)滝上に出てきたこの滝だけ巻いた。
(Y)巻き降り懸垂ポイントからの様子。
奥が1250m付近のところかな
2014年09月14日 14:28撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 14:28
(Y)巻き降り懸垂ポイントからの様子。
奥が1250m付近のところかな
(Y)1か所二俣を過ぎたその奥に…
2014年09月14日 14:39撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 14:39
(Y)1か所二俣を過ぎたその奥に…
(Y)今回の核心部「25m三段腹滝(仮)」
2014年09月14日 14:41撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 14:41
(Y)今回の核心部「25m三段腹滝(仮)」
(Y)ほんと細かいのを拾ってジリジリと登ってゆきます。
2014年09月14日 14:51撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 14:51
(Y)ほんと細かいのを拾ってジリジリと登ってゆきます。
(Y)ロープ4本で各自が後続のロープを引き上げます。
2014年09月14日 15:02撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 15:02
(Y)ロープ4本で各自が後続のロープを引き上げます。
(Y)時短のため3・4番手は同時登攀
2014年09月14日 15:35撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 15:35
(Y)時短のため3・4番手は同時登攀
(Y)さて最後と行きますか。
先行者のルートを見ているし、確保されているから泣きながら登る事は無いが、支点回収のハーケン抜きがキツイ。
2014年09月14日 15:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 15:43
(Y)さて最後と行きますか。
先行者のルートを見ているし、確保されているから泣きながら登る事は無いが、支点回収のハーケン抜きがキツイ。
(Y)大滝上は渓相が変わり、厳しい連瀑の雰囲気が落ち着いた。
2014年09月14日 16:03撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 16:03
(Y)大滝上は渓相が変わり、厳しい連瀑の雰囲気が落ち着いた。
(Y)若干のシャワー。
もう少し先の地点まで進むと…
2014年09月14日 16:09撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 16:09
(Y)若干のシャワー。
もう少し先の地点まで進むと…
(Y)今回の幕営地となる。
砂地は殆ど無いが、この谷ではベストのポイントであった。
(この先はよい幕場が無い)
2014年09月14日 16:32撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/14 16:32
(Y)今回の幕営地となる。
砂地は殆ど無いが、この谷ではベストのポイントであった。
(この先はよい幕場が無い)
(Y)夜はもちろん焚き火大会。
2014年09月14日 19:30撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/14 19:30
(Y)夜はもちろん焚き火大会。
(Y)夜中2:30頃に風が冷たく寒くて起きる。
月が明るくて夜明けかと思った。
燻ってた焚き火の面倒を見ていたら結局そのまま夜が明けた。
2014年09月15日 02:49撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 2:49
(Y)夜中2:30頃に風が冷たく寒くて起きる。
月が明るくて夜明けかと思った。
燻ってた焚き火の面倒を見ていたら結局そのまま夜が明けた。
(Y)朝から幕営地の真後ろの滝を登ります。
2014年09月15日 06:36撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 6:36
(Y)朝から幕営地の真後ろの滝を登ります。
(Y)ぽつぽつ小滝が現れるが、初日のような勢いはもうない。
2014年09月15日 06:43撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 6:43
(Y)ぽつぽつ小滝が現れるが、初日のような勢いはもうない。
(Y)2日目はロープ出す事無く全てフリーで突破です。
2014年09月15日 06:55撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 6:55
(Y)2日目はロープ出す事無く全てフリーで突破です。
(Y)壁ではなく草木の廊下をテクテク
2014年09月15日 07:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 7:17
(Y)壁ではなく草木の廊下をテクテク
(Y)ナメ〜もあるでよ
2014年09月15日 07:50撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 7:50
(Y)ナメ〜もあるでよ
(Y)ダイモンジソウの群生
2014年09月15日 08:06撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 8:06
(Y)ダイモンジソウの群生
(Y)アザミやトリカブトの群生も見事だった。
2014年09月15日 08:16撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 8:16
(Y)アザミやトリカブトの群生も見事だった。
(Y)沢筋をたどって容易な藪漕ぎの先に登山道となる。
2014年09月15日 08:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 8:46
(Y)沢筋をたどって容易な藪漕ぎの先に登山道となる。
(Y)そして現れる景色は北アルプスだ!!
2014年09月15日 08:46撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 8:46
(Y)そして現れる景色は北アルプスだ!!
(Y)P1736は眺望絶佳。足元は絶壁。
2014年09月15日 08:59撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 8:59
(Y)P1736は眺望絶佳。足元は絶壁。
(Y)北方から望む白山本峰は荒々しく、他の方角から見る印象とはまるで違う。
2014年09月15日 08:59撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 8:59
(Y)北方から望む白山本峰は荒々しく、他の方角から見る印象とはまるで違う。
(Y)そんな絶景の空中散歩
2014年09月15日 09:08撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 9:08
(Y)そんな絶景の空中散歩
(Y)大休止でしばし歓談。
2014年09月15日 09:22撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 9:22
(Y)大休止でしばし歓談。
(Y)左の笈ヶ岳と右の大笠山。
更に右奥が奈良岳か?
2014年09月15日 09:22撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 9:22
(Y)左の笈ヶ岳と右の大笠山。
更に右奥が奈良岳か?
(Y)名残惜しいが下山となります。
2014年09月15日 09:52撮影 by  DSC-TX20, SONY
9/15 9:52
(Y)名残惜しいが下山となります。
(Y)あっという間に三方岩駐車場で下山完了。
2014年09月15日 10:12撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 10:12
(Y)あっという間に三方岩駐車場で下山完了。
(Y)連休最終日でにぎわうふくべの大滝まで戻って周回完了。
蛇谷の絶景と支流遡行の夢を描きながら帰路に就く。
2014年09月15日 10:57撮影 by  DSC-TX20, SONY
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9/15 10:57
(Y)連休最終日でにぎわうふくべの大滝まで戻って周回完了。
蛇谷の絶景と支流遡行の夢を描きながら帰路に就く。

感想

2014年 天気の悪かった8月も終わり、9月第2週の連休は先週に引き続き好天に恵まれ絶好の遡行日和となった。

今回訪れた手取川水系尾添川(おぞがわ)上流の瓢箪谷(ふくべたに)は白山スーパー林道随一の名所と言われる「ふくべの大滝」の架かる左俣と、今回遡行する絶壁に囲まれた右俣とで大きく分けることができる。

左股はスーパー林道に分断されているものの詰め上げれば標高1637mの「ふくべ」の名を持つ瓢箪山に到達することから本流と考えがちだが、標高の高さから言って妙法山(1775m)が本流であり源流というべき、名が実を奪う典型例といえよう。


要らぬ講釈はさておき、今回の遡行ルートは瓢箪山も妙法山も通らない右俣左支流の三方岩岳直登沢となります。
このルートは参加している同人会で2012年8月に途中まで遡行されている記録がヤマレコにもアップされており、出合からのゴルジュ連瀑帯突入の厳しくも楽しい沢登を満喫できそうで、遡行前から想像するだけで興奮していました。


今回はお久しぶりからはじめましての面々、計5人での1泊遡行となり、みなさん気さくな方で厳しい沢中でも終始和やかな雰囲気を感じていました。

また今回すべてトップでルートを切り開いてくださったゲンさんは、大滝を前にし 巻きの雰囲気漂う中 果敢にロープを伸ばして見事攻略。「さわのぼりはこうでなくっちゃ」とつぶやいた言葉はとても忘れられません(大笑)
(幕営地で酔って語ったうんちくは忘れてしまいました(笑))


非常にマニアックなルートを完全攻略+三方岩岳からのアルプスや白山、周辺の山々の絶景。またも忘れられない沢旅となりました。

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