板小屋沢とモチノキ沢に降りて滝を見学−界尾根はエグかった

2023年01月20日(金) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,452m
• 下り: 1,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:18
• 合計: 7:08

距離 16.4km 登り 1,452m 下り 1,455m

8:16 玄倉駐車場
8:29 大野山沢合流点
8:48 小川谷出合
8:58 9:01 玄倉林道ゲート
9:37 新青崩隧道
9:47 玄倉ダム
12:59 13:12 山神峠
13:15 13:17 大撫ノ丸
13:54 玄倉野山
15:24 玄倉駐車場
15:24 ゴール地点

天候

快晴、暖かかった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

玄倉の駐車場に止めた。

コース状況／危険箇所等

(1) 玄倉駐車場〜小沢出合：玄倉林道。
(2) 小沢出合〜板小屋沢〜モチノキ沢：小沢出合の堰堤を越えた後、左岸のルンゼ状を上がり、ロープで板小屋沢へ降りた。板小屋沢を少し歩くと、右岸にモチノキ(冬青沢)がF1−7mで落ちてくる。左から巻いてモチノキ沢に降りた。小滝を越えてゴルジュの7m滝を見てから、モチノキ沢／板小屋沢ノ界尾根に這いあがった。
(3) 界尾根〜山神経路：界尾根の最初はえげつなくきつい。板小屋沢左岸尾根は危ない所にはロープなどがあるが、この尾根は何もない！木と根っこが頼りで、上がるのにだいぶ時間がかかった。
(4) 山神経路〜山神峠：アッチ沢を渡る手前からだいぶ崩落がすすんでいるが、昔よりはよく整備されている。アッチ沢を渡る所も崩落がひどい。
(5) 山神峠〜玄倉ノ野〜玄倉第一発電所の水槽：P954からは林道を使わず、南寄りの尾根を下った。その後の人工林は、以前は伐採材に苦労したが、経路を南寄りにとれば快適に歩けた。P646からは玄倉第一発電所上の貯水池を見学した。
(6) 玄倉第一発電所の貯水池〜北西尾根〜玄倉林道：人工林なので仕事道があるかと思ったが、古い仕事道はあるのだが、伐採材が経路全体を埋めていて、経路が分からないので、そのまま適当に下った。人工林が終わると明瞭な仕事道が出てくるが、一部落ち場で見えなくなるので、赤ペグを頼りに降りた。
(7) 玄倉林道（砂の採石場）〜駐車場：玄倉林道

写真

1/20 8:18

バス停の登山ポストに経路図や装備を書いた登山届を投函して、玄倉林道を歩いて小沢出合まで歩きます。今日は寒くはないです。

1/20 8:31

この経路はP646から西北西方向に延びる尾根の降り口かな？

1/20 8:31

ここはP646から北西に延びる尾根の降り口らしい。今日はここから降りてくるかな？

1/20 8:43

ここは採石場前のだだっ広い、P502からの西尾根からの降り口らしい。

1/20 8:46

この降り口もP502からの降り口か？

1/20 8:48

正面の山並みは石棚山方面でしょうか？

1/20 9:16

この林道は山神峠からの林道です。今日は使いません。

1/20 9:34

例によって、新青崩隧道ではGPSを一旦OFFします。

1/20 9:45

アッチ沢出合です。

1/20 9:48

すっからかん。仕事中のダム関係の人に聞いたら、点検時だけダムを閉める様です。ブルーは運が良くないと見れないですね（先々週も見られなかった）。

1/20 9:53

ヘビ小屋沢出合です。前回はこっちから板小屋沢にアプローチしましたが、今日はその先の小沢からです。

1/20 9:59

林道から見ることのできる板小屋沢のF1−7m。スローで撮影。

1/20 10:16

小沢出合の堰堤を鉄ステップで越えてから、左岸のルンゼ状を上がります。その先は険しいですが、ロープを出して板小屋沢に降ります。

1/20 10:37

板小屋沢に降りました。

1/20 10:40

F1の落ち口です。深い淵のある2段の滝でしたね。林道から2段目は見えないですね。

1/20 10:41

ゴルジュを上流へ向かいます。

1/20 10:43

奥に滝が見えます。

1/20 10:45

平らな岩に流れ落ちる滝。この先は行きません。

1/20 10:46

こっちは右岸に合わさるモチノキ沢のF1−7mです。もっと迫力があると思ってましたが、水量が少ないからでしょうかね。チェーンスパイクはこの手の平岩は上がれないので。。。。

1/20 10:48

板小屋沢右岸の泥崖を巻き上がります。

1/20 10:57

落ち口に上がりました。

1/20 11:00

F2−4m。水はすごくきれいです。

1/20 11:03

奥に大きな滝が見えてきました。

1/20 11:11

F3−7mですね。

1/20 11:14

自分撮りです。モチノキ沢はここまでで、今日は板小屋沢／モチノキ沢の界尾根に上がりますが。。。。

1/20 11:25

これがすごく険しくてエグイ。木と根っこを頼りに這い上がります。ロープも何もありません！

1/20 11:27

息も上がります。

1/20 11:45

モチノ木は「冬青」と書くので、この常緑樹をモチノ木としておこう。

1/20 11:50

左は崩落崖。

1/20 11:55

やっとのことで山神経路に上がりました。山神峠へ向かいます。

1/20 11:57

板小屋沢の源頭を渡ります。問題はないです。

1/20 12:05

板小屋沢とヘビ小屋沢の界尾根のベンチで、ランチ休憩です。ここへは檜岳からの尾根を降ります。（鹿柵が煩わしいです）

1/20 12:16

向かいには石塔があります。何と書かれているのか分かりません。植林記念かな？

1/20 12:20

ここの道票の英語は、正しい英語ですね。

1/20 12:20

アメヤマじゃなくてアマヤマか？

1/20 12:30

ヘビ小屋沢を渡ります。

1/20 12:33

崩落個所。ここは巻き道があります。前よりきれいに補修されてますね。

1/20 12:38

ヘビ小屋沢出合から伊勢沢ノ頭方面へ向かうモノレールです。

1/20 12:48

アッチ沢左股の崩落個所。見えてる梯子ではなく、その上の壁を上がります。

1/20 13:00

山神峠に来ました。ここで休憩です。

1/20 13:09

山神さんに、ここからの無事をお願いしました。

1/20 13:10

玄倉ノ野に上がります。途中で見える蛭ヶ岳〜不動ノ峰。

1/20 13:12

丹沢山。

1/20 13:25

P954からは林道ではなく、南寄りの尾根を目指します。

1/20 13:29

テープもありますね。途中で、網に雄鹿が2頭角を絡めて死んでました。

1/20 13:31

なかなかいい場所です。この後は人工林になります。南側の伐採材がない所を歩きます。（前は伐採材の上を苦労して歩いた）

1/20 14:26

P646から玄倉第一発電所の水槽の所に来ました。

1/20 14:30

綺麗な水ですね。この水は玄倉ダムから引かれてるんですね？丹沢に沢山ある山中の導水管はどうやって作ったのでしょうか？

1/20 14:52

貯水槽からは北西の尾根を下ります。人工林のなので、仕事道があると思ってたのですが、全部伐採材に覆われて見えません。

1/20 14:54

人工林が終わると、仕事道が見えてきました。以後は仕事道をたどります。

1/20 15:01

落ち場で見えない仕事道は赤いペグが頼りです。

1/20 15:04

こんなのもありました。

1/20 15:08

林道に降りてきました。

1/20 15:16

玄倉第一発電所。

1/20 15:22

玄倉のバス停に戻ってきました。

1/20 15:22

太陽が丹沢湖に反射して眩しいです。今日はほぼ思い通りに歩けました。ありがとうございました。

撮影機器：

DMC-TZ35 Panasonic

感想

old-diver

前回はモチノキ沢を見られなかったので、今日は小沢側から板小屋沢へ降りてから、モチノキ沢に降りることができました。
モチノキ沢の様に、見ることだけでも難しい沢は、ここ以外にないでしょうね。
沢では綺麗な滝も見ることができました。その後の板小屋沢／モチノキ沢の界尾根は厳しい、エグイ尾根でした。板小屋沢左岸尾根は危険個所にはロープなどがあるが、この界尾根には何もありません。
玄倉ノ野からは玄倉第一発電所の水槽を見学しました。近くに尊仏岩があるようですが、そこへは見に行きませんでした。