筑波山


- GPS
- 04:01
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 817m
- 下り
- 788m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、数日前の雨が山頂付近では雪だったようで、うっすら積もっていました。スリップしないように気をつけて歩きました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
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感想
年明けに手白澤温泉に行く予定だったが、自分以外の家族が全員インフルエンザに罹患してしまい、山どころでは無くなって中止。
どこかに行きたいので自宅から最も近い百名山・筑波山に登ることにした。ついでにヤマスタのスタンプ集めもする。
登山口まで2〜2.5時間なので、朝出発でも良いのだが、早朝の空気が澄んでいる時間帯に山頂に立ちたいので、前夜発して登山口付近で車中泊にする。会社から戻り、入浴と夕食をすませのんびりしてから出発。
アクアライン、湾岸線、中央環状線、常磐道とも渋滞なし。守谷SAで小腹が空いたが、フードコートで開いているのはうどん・そばの店だけ。1,000円以上するうどんは食べる気がしないので、コンビニでカップ麺を買ってフードコートで食べた。
途中TXつくば駅に寄ってスタンプをゲットしたが、ナビ上ではつくば駅に着いたのに駅舎が見えず、あちこち走り回ってしまった。つくば駅は全て地下にあり、地上からは駅舎らしい建物は見えないのだった。
つくば市街地のコンビニでビールを買い、お湯をテルモスに詰めたが、ラストコンビニは幹線道路の県道14号から筑波山に登る県道42号に入る交差点の角にセブンイレブンがあった。大鳥居の3.5km手前だ。
駐車場の手前にある「筑波山梅林」もヤマスタのチェックポイントになっているので、立ち寄った。あちこち寄り道しながら0:30に市営第3駐車場に着いた。ここは筑波山神社からは少し離れているが、敷地内にトイレがあるのでここにした。
ところが入口のゲート前に車が1台とトイレ脇に1台車が停まって車中泊している。コインパーキングなので24時間営業と思っていたが、ググると5:00〜20:00になっていた。なので、ゲートの出口付近で車中泊することにした。
寝酒のビールを飲み、1,2列のシートを倒してエアマットを敷き、ヒートテック上下とダウン上下を着てシュラフに潜るとエンジンを切っても暑い位だ。外気温は4℃、満天の星だ。1:00就寝。
4:45起床。トイレは明るく綺麗でウォシュレットでは無いものの暖房便座で快適だ。
5:00になってゲートが作動したので駐車場に入るが、1日500円の駐車料金はなんと前払い。手持ちの小銭が少ないので、下山してからどこかのお店で買物をして崩そうと思っていたので焦ったが、600円あったのでお賽銭も100円残して間に合った。
朝食はカレーメシ。コンビニで貰ったテルモスのお湯で作る。身支度はCW-Xにヒートテックの上。荷物はお湯500ccとアクエリ500ccを入れて4.3kgのサブザックだ。
トイレ脇から参道に降りる道があったが、ヤマレコのスタート地点を大鳥居にしていたので、大鳥居まで約200m歩いてスタート。気温2℃、快晴だ。
日の出の30分前でそこそこ明るいが、未だ薄暗いところもあるのでヘッドライトを点けて出発したが、直ぐに不要になった。まずは筑波山神社に参拝して家族の病気平癒、無病息災、今日の山行の安全と好天を祈願する。
筑波山神社からのルートは男体山側の御幸ヶ原コースと女体山沿いの白雲橋(しらくもばし)コースがあるが、今回はケーブルカー沿いの御幸ヶ原コースを登り、白雲橋コースで戻る。
筑波山は標高877mと百名山の中でも一番低く、登山口からの標高差も約600mだが、結構な急登であなどれない。観光客が登るにはかなりしんどいと思う。夜明け前に出発したが、山頂から下ってくる人が結構いる。山頂に宿泊施設は無いので、真っ暗なうちに登り山頂で日の出を見て下山して来たのだろう。
筑波山神社から御幸ヶ原までほぼコースタイム通りの1時間25分で着いた。ここには立派なトイレがある。広い平坦地でケーブルカーの駅や売店・食堂が多数あるが、ケーブルカーの始発が9:00で観光客はまだ来ないのでみな閉まっている。
ここまでの登りで汗をかいてしまい、このままでは汗冷えをしてしまうので、予定通りヒートテックを脱いでTシャツに着替えた。この後は少しの登りの他は概ね下りなのでそれ程汗はかかないだろう。気温は4℃だが、動いていれば寒くはない。
御幸ヶ原から男体山の山頂まで約10分の急登。山頂の展望台からは広大な関東平野とその向こうに聳える富士山がくっきり見える。これは空気の澄んだ冬の晴天日ならではだ。スカイツリーも見えるが、スマホのカメラでは3倍レンズを使っても解像度が低い。こんな時は一眼レフが良いが、大半はスマホカメラで不満は無い。
下山はヤマスタのチェックポイントである「立身石」を経由して御幸ヶ原に戻り、さらに「大石重ね」まで足を延ばす。大石重ねは男体山を一周する自然研究路を10分ほど下った所にあるが、北斜面なので雪がうっすらと残っている。先日の雨がこの辺りでは雪だったのだ。滑らないように気をつけて歩く。
御幸ヶ原に戻り、茶店のベンチでテルモスの湯でコーヒーを淹れ、行動食を食べながら休憩。御幸ヶ原からは日光の男体山が良く見える。
女体山へは緩い登りで15分。山頂には男体山同様に立派な祠があり、その先の大岩のテラスに三角点がある。ロープウェイの始発9:20は過ぎているが、幸いまだあまり人がいない。
下山は「弁慶七戻り」のある白雲橋コース。こちらもかなりの急登だが、登って来る人がとても多い。筑波山神社までの下りですれ違った人は約200人で、小さな子供を連れた家族連れも多い。気軽に登れる人気の山だが、結構な急登なので普通の人には大変だ。
女体山から休憩無し1時間10分で筑波山神社に到着。コースタイムの1時間35分よりは速かった。今回はストックはザックに入れたままで使わなかったが、膝は若干痛くなったもののほぼ問題無かった。
筑波山神社は大勢の参拝者で賑わっており、本殿前もお札やお守りの授かり所も行列が出来ていた。10分くらい並んでお守りを買い、もう一度参拝した。
本殿近くに参拝者用トイレがあるが、これがとてもユニークで男性用トイレは庇はあるものの壁の無い「半屋外」になっているのだ。風雨が激しい時は濡れてしまいそうだ。
駐車場に戻る前に大鳥居の近くにある観光案内所に立ち寄ったが、去年建て替えられた真新しい建物で観光案内所というよりお洒落なカフェのようだ。ここでヤマスタのスタンプラリーイベント「TX+YAMASTA 筑波山パワースポット」コースと「TX+YAMASTA 筑波山ウッドパワー&眺望」コースの達成記念品の缶バッジを貰った。
帰りに温泉に入ろうかと思ったが、大して汗もかいていないので、そのまま直帰することにした。帰りも渋滞は無く約3時間で家に着いた。
天候に恵まれ山頂からの素晴らしい眺望も得られて良い山行だった。今年1年こんな良い山行が出来ますように。
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