三国山・中群山【74】甲州百山 を無理矢理2座ゲッツ。眺望はイマイチながら、思いの外、お天気よく歩けました。

2023年01月22日(日) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 33.8km
• 登り: 2,685m
• 下り: 2,668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:46
• 合計: 10:27

5:08 軍刀利神社
5:56 5:56 三国山
6:01 6:02 生藤山
6:05 6:07 三国山
6:15 6:16 軍刀利神社元社
6:20 6:21 軍荼利山
6:26 6:27 熊倉山
6:40 6:40 坊主山
6:59 6:59 栗坂峠
7:06 7:08 浅間峠
7:40 7:40 日原峠
7:54 7:54 土俵岳
8:16 8:16 小棡峠
8:19 8:19 入沢山
8:31 8:31 丸山
8:40 8:40 笛吹峠
9:17 9:21 コイダア(越田和)
10:03 10:15 中群山
10:51 10:52 コイダア(越田和)
11:43 11:43 藤尾分岐
11:55 11:55 笛吹峠
12:06 12:06 丸山
12:18 12:18 入沢山
12:22 12:23 小棡峠
12:44 12:44 土俵岳
12:55 12:55 日原峠
13:35 13:52 浅間峠
13:59 13:59 栗坂峠
14:15 14:16 坊主山
14:32 14:32 熊倉山
14:38 14:38 軍荼利山
14:41 14:43 軍刀利神社元社
14:53 14:53 三国山
15:29 15:29 軍刀利神社
15:35 ゴール地点

天候

晴れ。時々薄曇り。気温5℃くらいでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

軍刀利神社の社務所の上下に、それぞれ5台くらい停められます。
少し上がったところにトイレもありました。

コース状況／危険箇所等

【軍刀利神社〜三国山】
神社・奥院それぞれ、社の裏手に道が続いています。奥院から先が本格的な登山道ですが、難しいところはありません。稜線まで一気に登ります。
【三国山〜笛吹峠】
主に稜線の道。細かなアップダウンがありますが、やはり難しいところはありません。
【笛吹峠〜藤尾】
笛吹峠からしばらくのトラバース路は、斜面はそれほどではないもののかなり荒れており、歩きにくいので、利用の際は足を滑らせないよう要注意です。トラバース部以外は大きな問題なし。
【中群山周辺】
山頂に至るルートはいくつかありそうですが、車道を時計回りに登る場合は、最後にヒロ牧場さんの敷地内を歩かせていただくことになるので、牧場の方がいればご挨拶はした方が良いかと。反対周りに登るなら、招魂社の裏手から少し藪っぽい所を通って荒れ気味の登山道に入る形になるかと思います。

写真

1/22 5:00

社務所の上下に駐車スペースあります。暗い神社はちょっとコワイ。

1/22 5:02

社務所から少し上に歩くと、トイレ。ありがたいです。

1/22 5:04

いきなり石段スタートといえば石割山が浮かびますが、それよりはずっと短め。

1/22 5:07

新装備。イオンで買った冷蔵庫用温度計（350円くらい）。サイズ感がちょうど良かったので。強度はどうかな〜。

1/22 5:10

神社の裏手に道が続きます。奥社までは、未舗装の林道といった感じ。

1/22 5:16

奥社に着いたら、向かって左手（カメラが向いていない方）に道が続きます。ここから一気に標高を上げていきます。

1/22 5:39

最初の分岐。実は三国山へはどちらからも行ける（距離は左の方が短い）のですが、せっかく案内してくれてるので右ルートを選択。

1/22 5:49

トラバース気味に登ってこの分岐に着けば、稜線に乗った感じ。三国山へGO。

1/22 5:56

平坦な道であっという間に三国山。街の灯りが少し見えました。空はまだ真っ暗。

1/22 6:01

ちょっと寄り道して生藤山もゲット。山頂直下が少し急でした。

1/22 6:02

広くはない山頂ですが、ベンチあり。眺めは無さそうです（たぶん）。

1/22 6:06

三国山に戻ってきました。

1/22 6:06

三国山の山頂は広々していて、ベンチやテーブルも豊富。眺めは無さそうです（たぶん）。

1/22 6:16

一度下って登り返すと、軍刀利神社元社。とりあえず今は通過。

1/22 6:17

朝焼けがキレイですが、なかなか開けたところが出てきません（今回の山行はずっとこんな調子）。

1/22 6:21

1/22 6:26

わりと狭い間隔でピークがあります。

1/22 6:33

アップダウンは多いものの、厳しいところはなく、安心して歩くことができました。

1/22 6:38

冬至を過ぎて、少しずつ日の出が早くなっていきますが、まだまだ実感できるほどではないですね。そして寒さはこれからますます、か。

1/22 6:42

熊じゃないよね？鹿だよね？

1/22 6:47

ようやく開けた場所でもこのくらい。北側ですが、あの整った姿は何の山かな。

1/22 6:56

1/22 6:56

1/22 6:58

1/22 7:00

1/22 7:05

浅間峠には東屋あり。ベンチもいくつか。帰ってから気付きましたが、以前に三頭山へ行った時にここを通過しているので、意図せず赤線が繋がりました。

1/22 7:07

三頭山周回も楽しかったな。

1/22 7:08

なかなか見ないサイズの大木がいっぱい。

1/22 7:18

1/22 7:24

7時30分前になって、ようやくお日様の光が届くようになりました。

1/22 7:25

ちなみにこの道は『富士見のみち』というそうですが、ん〜、どこを選んでも枝が…。

1/22 7:31

一度歩いたことのある道ということには全く気付かずテクテク。

1/22 7:41

日原峠ではお地蔵様が見守ってくださっています。

1/22 7:45

1/22 7:53

土俵山の手前。眺望としては、ここがベストか…（北側）。

1/22 7:53

1/22 8:26

土俵山から丸山にかけては、少し長めの登り道。

1/22 8:31

丸山が本日の最高地点。

1/22 8:32

できれば今日中に、この稜線とは違う線上に位置する中群山へも行きたいのだけれど、ここでUターンして車で移動するか、ここから稜線を降りて中群山へ向かうか悩みました。

1/22 8:33

中群山は計画に含めていなかったので、時間的に厳しいかもだけど、歩き続けることに。北側斜面にわずかに残っていた雪が儚げ。

1/22 8:42

さぁ、谷まで400mほど、気を付けて下ろう。

1/22 8:45

長いトラバース路。斜面はそれほどの角度がないので、恐怖感はあまりないのですが、登山道も傾いているので歩きにくいです。

1/22 8:52

そして進むほどに落ち枝や崩れが目立つように…。あまり良い道ではありません。気を遣って疲れます。

1/22 8:58

長いトラバース部を抜けると、あとは安心して歩ける道に。

1/22 9:00

廃ワイヤーのある分岐。右は、らくルートには登録されていない道のようですが…。ここは計画通りに左に進みました。

1/22 9:07

タイヤ痕がいくつも。バイクかな？自転車かな？お互い、気を付けて通行しないとですね。

1/22 9:14

集落が見えてきました。このあたりで、熊のものと思われるフンがアチコチにありました。人里近くで活動しているのですね。道に下りるまでは熊鈴鳴らして歩こう。

1/22 9:16

民家脇を通らせてもらって、登山口に到着です。

1/22 9:22

コンクリートににゃんこの足跡はよく見ますが、コレは誰の足跡かしら。

1/22 9:26

県道18号を西に進みます。それほど車は多くなかったですが、歩道がないので気を付けて。

1/22 9:43

峠みたいなところで、振り返り気味に小道に入ります。

1/22 9:45

遠回りだけど、車道から中群山を目指すことに。ずっと進むと、お馬さんのいる牧場（ヒロ牧場）に辿り着きます。中群山へ向かう道が見当たらなかったので、ご主人に声をかけると、丁寧に教えてくださいました。

1/22 9:59

とても優しいおじさんでした。牧場の敷地を少し横切らせてもらって、中群山に向かいます。

1/22 10:01

左手に見える電柱（？）の根本あたりに、三角点があるそうです。

1/22 10:03

東屋で食事休みかな、と思ったけど、中は使える感じではありませんでした。そして山頂っぽくないここが山頂でした。

1/22 10:04

とりあえず三角点の横で食事タイム。登って楽しい山ではなさそうなここが、なぜ甲州百山の1座なのか気になりましたが、こんなブログを発見。
https://plaza.rakuten.co.jp/miharasi/diary/202006080013/
昔と今とでは様子が違うようですね。

1/22 10:19

道が続いていたので、みんなの足跡を頼りに別ルートでの下山に挑戦。ペンション？脇から登山道っぽい道に入り込むことができました。

1/22 10:25

少々荒れた山道を下りてくると、お寺のような建物の裏手に出ました。西原招魂社というようです。

1/22 10:26

往路の車道に合流です。こちらのルート、登りで使うときは取り付きが見つかりにくいかなぁ。

1/22 10:51

このまま県道歩きで車に戻ることもできますが、中群山に寄り道した割に予定のコースタイムとそれほどズレていなかったので、往路をそのまま戻ることにしました。

1/22 10:54

再び標高差400mを一気に登ります。さすがにキツいですが、歩きやすい道なのが救いです。

1/22 11:29

右に進めば、あの荒れたトラバース路ですが、直進して回り込むルートも取れそうなので、直進することにしました。

1/22 11:32

こちらも、らくルートには設定されていない道ですが、歩くべき場所は何となく分かります。けっこうな傾斜です。

1/22 11:42

なんだかんだいって、登り道が好きなんですよね…。人生の登り道は避けたいのですが。

1/22 11:43

稜線に乗り、一般登山道に合流。ここから改めて丸山を目指します。

1/22 11:53

復路になって、ポツポツと人とすれ違うようになりました。ここからは往路と同じ道なので、写真はだいぶ省略です。

1/22 13:38

というわけで、いきなりの浅間峠。日が出ているので、東屋ではなくベンチでお茶タイム。

1/22 13:59

富士山はたまに見えるのですが、こんな見え方。『富士見のみち』、ジャロに訴えられないかい？

1/22 14:29

石碑が倒れていました。立て直すのも難しそうなので、この状態のようです。“明治”と読めますが…。

1/22 14:42

軍刀利神社元社まで戻ってきました。社の正面には…

1/22 14:42

やはり富士山が。ここだけは少し開けるようにしてあるみたいです。

1/22 14:42

午後から雲が出てくる予報でしたが、意外にいいお天気のまま頑張ってくれました。

1/22 14:43

滑り台のような下り坂。階段がありがたいです。

1/22 14:52

あれ？復路では三国山を通らないルートに入るはずだったのに、三国山に来てしまいました。まぁいいか。

1/22 14:55

1/22 15:04

朝の暗闇では気付きませんでしたが、こちらのトラバース部もあまり状態が良いとは言えない感じです。

1/22 15:12

九十九折りに標高を下げていきます。

1/22 15:17

渡渉、というほどでもない小川。水が綺麗でした。

1/22 15:19

軍刀利神社奥社のすぐ裏でも渡渉。

1/22 15:19

奥社と登山道の位置関係はこんな感じです。

1/22 15:20

奥社の前にある桂の大木。ご神木でしょうか。凄い大きさでした。

1/22 15:20

奥社の右手はこんな感じで、渡れそうな気はするのですが大変そうなので、普通に左手に進んでくださいね。

1/22 15:21

お邪魔しました。

1/22 15:21

1/22 15:22

振り返って、正面から大桂。いや、ホントにご立派です。

1/22 15:27

軍刀利神社に到着。

1/22 15:28

正面はこんな感じ。

1/22 15:28

そして石段下り。手すりを頼りに慎重に下りました。

1/22 15:31

石段の鳥居を抜けると、あとは車道です。カーブの突き当りに見えるのがトイレ。

1/22 15:34

社務所。人の気配はありませんでした。

1/22 15:34

駐車スペースはこんな感じ。

1/22 15:49

帰りの車中から。この鳥居から社務所まで、けっこうな坂だったので、凍結時など、ここへは車で入らない方がいいかもです。

今日も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ チェーンスパイク アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。サビは何度も聞いたことがあったのですが、帰り道にアンジェラ・アキの『手紙』を全編聴いて、目頭を熱くしてしまった pumi3 です。

明日から大寒波が入ってくるとのことなので、その前に、今の装備でどこまで行けるか鳳凰三山で試してこようかとも思ったのですが…直前で怖気ずいてしまいました。
あと1座で「山梨県の山(分県登山ガイド)」が達成になるにもかかわらず、「甲州百山」を進めるという謎のチョイスで三国山・中群山へ。両山は少し離れているのですが、山梨の東端というこのエリアへの移動も大変なので、なんとか一日で終わらせたいところです。ナカナカの歩行距離となりましたが、歩きやすい道だったので数字ほどの大変さではなかった気がします。
お天気の方も、午後から雲が増えそうな予報でしたが、お日様が隠れてしまう時間はごく短く済みました。これはラッキー。
眺めはあまりなかったけれど、思いがけず赤線繋ぎもできたので、良い山行となりました。