背負子の重さを思い出す 幌尻フルコース

2014年09月13日(土) 〜 2014年09月15日(月)

• GPS: 18:45
• 距離: 28.3km
• 登り: 2,430m
• 下り: 2,424m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:24
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:24

12:08 スタート地点
14:32 幌尻山荘

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:45
• 合計: 11:06

5:20 幌尻山荘
9:18 10:06 幌尻岳
11:52 12:31 七ツ沼カール 天場
13:30 13:46 戸蔦別岳
14:10 14:12 １８８１ｍ分岐
16:26 幌尻山荘

3日目

• 山行: 2:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:12

10:16 幌尻山荘
12:28 ゴール地点

天候

おおむね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

額平川の水は冷たかった
七つ沼へのルートは落石注意

その他周辺情報

沙流川温泉　＠５００円

写真

9/13 12:35

今年も来ました額平川
水が冷たい

9/13 14:32

小屋に到着

9/13 15:21

汲み取り作業に夢中で写真が無いため
いい仕事をした後の一斗缶をパチリ

9/14 6:34

翌日は清掃登山

9/14 7:11

※閲覧注意　中央にチリ紙
持って帰ろうよ〜

9/14 7:43

北カールに日が差してきれい

9/14 8:41

幌尻山頂に雲が

9/14 9:41

幌尻山頂から中央に戸蔦別、十勝地方は一面が雲海

9/14 11:34

7つ沼カールは紅葉がいい感じ
沼の水は枯れております

9/14 11:50

枯れた沼の底からゴミが
飯盒って普通捨てないですよね

9/14 13:00

7つ沼カールから戸蔦別岳への急登を登りきり一息つく
水がなくてもいい景色

9/14 13:53

戸蔦別から中戸蔦別にかけてかんらん岩が露出
アポイと同じなんですって

9/14 14:30

北カールを抱く幌尻岳
どっしりとした山容が相撲取りみたい

9/15 9:48

翌日は汲みとった一斗缶を背負って下山です
今年はハイシーズンが天候不順のため利用者が少なく、汲み取り量が少なかったのですが、それでもザックには2カン入っています。○ンコタワーです

9/15 10:00

背負子が肩に食い込みます
計量すると一斗缶2つで17キロでした

9/15 12:23

約200キロの排泄物を下ろしたそうです。でも、昨年の半分との事。新冠コースから登っている人も多いのかもしれないので、そっちにゴミが増えている可能性あり

9/15 14:54

鉄道公園で便槽に流し込んで作業完了！

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス

RICOH THETA リコー

感想

kanoken

日高山脈ファンクラブ様主催の、幌尻岳清掃登山＆幌尻山荘排泄物人力運搬事業に参加させて頂きました。

参加は今年で2年連続2回目。
今年はなかなか積極的に作業できました。
数多く参加されている諸先輩方にはかないませんが、目の前で汲み出され流し込まれるカレーっぽい物体に怯むことなく、いい仕事ができたと思っております。

清掃登山では幌尻岳、七つ沼カール、トッタベツ岳を回り、あちこちに落ちているチリ紙やゴミを回収しました。パンの袋を縛っているプラスチックやアメの包み紙を数多く拾い、1年でゴミも増えるんだなと実感しました。

今回強く思ったのが、登山道で排泄物を出しちゃうのは程度しょうがないし、動物も出している。でも使ったチリ紙をその場に捨てちゃうのは人間だけだという事です。
誰も登山中に、使用済みで捨てられたチリ紙を見たくないです。
山にチリ紙を持っていく準備ができるなら、同じくゴミ袋も準備してゴミはゴミ袋に入れるというのがマナーだとと思います。
ジップロック的なモノを持って行って密封すれば匂いもしないし、あとは下山して捨てるだけ。誰にも迷惑かけません。

ゴミは幌尻山荘から幌尻岳の間に落ちているケースが殆どです。
幌尻岳に挑戦する人ははある程度経験を積んだ人が多いと思いますが、
それでもゴミが多いという事は、山慣れしてない人も多いのかもしれません。

百名山でも近所の山でも自分の出したゴミは持って帰るということが
山を大事にすることだと思います。
偉そうな事を言ってすみません。