記録ID: 5117828
全員に公開
山滑走
甲信越
ホワイトアウトの守門大岳BC
2023年01月22日(日) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:55
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,196m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:42
距離 12.8km
登り 1,196m
下り 1,198m
天候 | 山頂気温マイナス11℃、風速15m/s、西風でホワイトアウト(予報と体感) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪20センチほど。山頂付近は雪は風で飛ばされてガリガリ&吹き溜まりの壁多数。ホワイトアウトで走行は困難 |
その他周辺情報 | コロナ禍につき自粛 |
写真
先行者の皆様。十日町パーティーだそうです。ラッセルありがとうございました。彼らは中津又ルートを登るそうでここでお別れ。1030くらいの稜線ではお互いの稜線を歩いている姿を確認できましたが、次第に吹雪いてきて視界がなくなってきたので早々に撤退したようです。一人強い人がいるのかラッセルで先導して後続を引き離している様子が伺えました。(中津又の尾根歩き)
風が強くなって私のテムレス(防寒ではない)にインナーでは太刀打ちできず、行動不能一歩手前。友人にその旨を伝えらたモンベルのオーバーミトンを貸してくれました。これで何とか手の感覚が戻ってきて温かさを取り戻しました。オーバーミトンは手袋のハードシェルみたいな感じでものすごく有用です。買います。
稜線を歩いているはずなのに崖や壁が(1〜2mくらい)立ちはだかります。これは地形でできた吹き溜まり。雪が飛ばされているところはガリガリです。斜度はないので怖くはありませんけど。
無事にゴール
体脂肪がなくなって寒さにはめっきり弱くなりましたが、トレーニングにより体力は付いたので、雪山でホワイトアウトになっても「(体力的に)俺は大丈夫!」という絶対的な自信を持てるようになりました。体力はいくら付けても荷物にはならないので、体力はあるに越したことがないです。
あとはGPSのナビゲーション訓練を繰り返しているので元のルートに必ず戻れるという自信(これは実践経験が少ないのでこれからも鍛えますが)。
ウェアについてもこれなら大丈夫というものを使っているので窮地に追い込まれても、疑いなく信じられたというのは精神的に大きなことだと感じました。命を守る道具なので妥協してはいけません。ちなみに今回は上はTシャツ(パタゴニア:リッジフロー)、インサレーションの長袖(パタゴニア:サーマルエアーシェッド)にハードシェル(ノースフェイス:サミットフューチャーライトL5)。下はミレーのアミアミロングにハードシェル(ファイントラック:エバーブレスグライド)。ザックの中には保温着としてナノパフフーディーを忍ばせておきました。これでスタートマイナス6℃、山頂マイナス11℃、風速15m/s(予報と体感からの推測)の猛吹雪で寒さを感じることはありませんでした。ガツガツラッセルで登っても汗抜けが良いので完璧なウェアリングでした。ウェアはすごく大事です。
手袋は今回大失敗をして仲間にモンベルのオーバーミトンを貸してもらって助かったのですが、シャミース手袋と防寒ではないテムレスでは今回の強風に耐えることはできませんでした。貸してもらったオーバーミトンは手袋のハードシェルみたいなものでこれがあれば耐えることができました。
体脂肪がなくなって寒さにはめっきり弱くなりましたが、トレーニングにより体力は付いたので、雪山でホワイトアウトになっても「(体力的に)俺は大丈夫!」という絶対的な自信を持てるようになりました。体力はいくら付けても荷物にはならないので、体力はあるに越したことがないです。
あとはGPSのナビゲーション訓練を繰り返しているので元のルートに必ず戻れるという自信(これは実践経験が少ないのでこれからも鍛えますが)。
ウェアについてもこれなら大丈夫というものを使っているので窮地に追い込まれても、疑いなく信じられたというのは精神的に大きなことだと感じました。命を守る道具なので妥協してはいけません。ちなみに今回は上はTシャツ(パタゴニア:リッジフロー)、インサレーションの長袖(パタゴニア:サーマルエアーシェッド)にハードシェル(ノースフェイス:サミットフューチャーライトL5)。下はミレーのアミアミロングにハードシェル(ファイントラック:エバーブレスグライド)。ザックの中には保温着としてナノパフフーディーを忍ばせておきました。これでスタートマイナス6℃、山頂マイナス11℃、風速15m/s(予報と体感からの推測)の猛吹雪で寒さを感じることはありませんでした。ガツガツラッセルで登っても汗抜けが良いので完璧なウェアリングでした。ウェアはすごく大事です。
手袋は今回大失敗をして仲間にモンベルのオーバーミトンを貸してもらって助かったのですが、シャミース手袋と防寒ではないテムレスでは今回の強風に耐えることはできませんでした。貸してもらったオーバーミトンは手袋のハードシェルみたいなものでこれがあれば耐えることができました。
感想
今日は守門大岳。
事前の予報はそんなに悪くなかったのですが、前日に予報は崩れる方向に傾きました。
9時までなら悪くない感じだったので、5時集合で待ち合わせたら、二口までの道は除雪機が入る前。車で突っ込みましたがなかなかのラッセル😅
降雪はそんなにないと見込んでいたのですが、駐車場では18センチの積雪。山の中もおおよそ20センチくらいでした。
十日町からの4人グループが保久礼まで先行してくれたので楽をできましたが、そこからは単独ラッセル。
キビタキ小屋をパスして冬の森林限界にでると吹雪いて来ました。視界はあったので山頂まで行くと途端にホワイトアウト。なかなか厳しかったです😓
どうにかこうにか森林地帯まで高度を落とすと視界も開けて来たので、ここからヒャッホータイム。今シーズン初めてのパウダー滑走です!
キビタキ小屋付近のツリーランを楽しんで登り返してもう一回。
今シーズン初めてのパウダー滑走は色んな要素満載で家に帰ると娘からどうしたの!?と言われるくらいげっそりとしてしまいましたが、達成感と充実感がありました。
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