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Yamareco

記録ID: 5145715
全員に公開
ハイキング
関東

ときどき天下をとる足利・赤雪山から仙人ヶ岳

2023年02月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
yamaonse その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:43
距離
11.4km
登り
840m
下り
803m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
1:05
合計
5:43
距離 11.4km 登り 840m 下り 812m
8:38
27
松田町BS
9:13
23
9:36
9:37
19
9:56
10:00
24
10:24
10:26
47
11:13
33
11:46
11:47
3
11:50
12:35
4
13:00
13:05
24
13:29
13:35
40
14:15
14:16
5
14:21
小俣北町BS
岩稜帯の下りはかなり慎重モードです。
天候 曇り、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(往路)小俣駅前駐車場(1日300円)に車を置き、両毛線で足利駅まで移動、コミュニティバス(アッシー号)で松田町下車
(復路)小俣北町発のアッシー号で小俣駅入り口下車
※往路に使った松田町行きバスは山前駅近くのバス停も通過するので、両毛線利用の場合、山下四丁目BSから乗車すれば乗車時間を30分程度短縮できます。
コース状況/
危険箇所等
全体的に岩の山で、落ちれば死ねる場所はいくらでもあります。特に赤雪山から仙人ヶ岳の間は、岩の壁や悩ましいトラバースが何ヶ所かあり。下車に使った沢沿いコースは落ち葉が膝上のあたりまで積もった場所や、落ち葉で下の水が見えない渡渉箇所がありました。ハナネコノメは蕾も上がってきておらず、咲く気配もありませんでした。
その他周辺情報 赤茶けたお湯の東葉館に立ち寄り、メタケイ酸のぬる湯を満喫しました。目の前には松田線のバス停あり、小俣線のバスでも徒歩圏内、小俣駅へは徒歩20分程度です。(入浴料750円、生ビール大ジョッキ付き1,100円の日帰り入浴セットがお得です)
ときどき天下をとる足利でブラり、早朝の小俣駅からの両毛線でスタートです!
2023年02月04日 06:44撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 6:44
ときどき天下をとる足利でブラり、早朝の小俣駅からの両毛線でスタートです!
昔懐かしい駅舎の周りには東横インくらいしか見当たらず、コンビニは駅から3分くらいのところにありました
2023年02月04日 07:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 7:00
昔懐かしい駅舎の周りには東横インくらいしか見当たらず、コンビニは駅から3分くらいのところにありました
コンビニで食料仕入れ、静態保存された電気機関車の前からバスに乗ります(すぐ隣にはトイレもあります)
2023年02月04日 06:58撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 6:58
コンビニで食料仕入れ、静態保存された電気機関車の前からバスに乗ります(すぐ隣にはトイレもあります)
210円で1時間以上乗っていられるコミュニティバスで山奥へと向かいます
2023年02月04日 07:29撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 7:29
210円で1時間以上乗っていられるコミュニティバスで山奥へと向かいます
レコでもよく登場する廃バスのある松田町BSへと到着しました
2023年02月04日 08:38撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 8:38
レコでもよく登場する廃バスのある松田町BSへと到着しました
しばらく車道を歩くと松田川ダム(キャンプ場のなかをショートカットしたほうが早いようです)
2023年02月04日 08:59撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 8:59
しばらく車道を歩くと松田川ダム(キャンプ場のなかをショートカットしたほうが早いようです)
谷沿いの登山道は倒木多数で通行自粛要請あり、尾根道で赤雪山へと向かいます
2023年02月04日 09:11撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:11
谷沿いの登山道は倒木多数で通行自粛要請あり、尾根道で赤雪山へと向かいます
だらだらとした九十九折りを登ると歩きやすい尾根道、同じバスに乗っていた若い人がどんどんと遠くなります
2023年02月04日 09:37撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:37
だらだらとした九十九折りを登ると歩きやすい尾根道、同じバスに乗っていた若い人がどんどんと遠くなります
あまり手入れした痕跡のない道を登り詰めると・・・
2023年02月04日 09:44撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:44
あまり手入れした痕跡のない道を登り詰めると・・・
足利市第二の標高を誇る赤雪山へと到着しました!
2023年02月04日 09:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 9:55
足利市第二の標高を誇る赤雪山へと到着しました!
センスのいい足利百名山の標識
2023年02月04日 09:59撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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センスのいい足利百名山の標識
三等三角点が鎮座
2023年02月04日 09:56撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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三等三角点が鎮座
曇り空の下には足利の市街地が一望できます
2023年02月04日 09:55撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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曇り空の下には足利の市街地が一望できます
いったん下ってから登り返すと尾根道のT字路にぶち当たります
2023年02月04日 10:17撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:17
いったん下ってから登り返すと尾根道のT字路にぶち当たります
仙人ヶ岳(左)の方に進むと小さなピークは原仁田ノ頭
2023年02月04日 10:24撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:24
仙人ヶ岳(左)の方に進むと小さなピークは原仁田ノ頭
この先で最初の壁が登場、左右は切れているし基本は直登です
2023年02月04日 10:30撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:30
この先で最初の壁が登場、左右は切れているし基本は直登です
ここも素直に直登、後から来た同じバスに乗っていた方にも追い抜かれ、独走態勢に入ります(汗)
2023年02月04日 10:44撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:44
ここも素直に直登、後から来た同じバスに乗っていた方にも追い抜かれ、独走態勢に入ります(汗)
サルノコシカケでも撮っておこう
2023年02月04日 10:46撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 10:46
サルノコシカケでも撮っておこう
石の祠のある小ピーク、赤丸は右の崖に付いていますが右手が切れてて怖そうです
2023年02月04日 11:03撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:03
石の祠のある小ピーク、赤丸は右の崖に付いていますが右手が切れてて怖そうです
岩場は直進して降りましたが、予想通り気の抜けない山です
2023年02月04日 11:03撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:03
岩場は直進して降りましたが、予想通り気の抜けない山です
さらに進むと目の前に大きな岩の壁、左手のピンクテープが続いています
2023年02月04日 11:35撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:35
さらに進むと目の前に大きな岩の壁、左手のピンクテープが続いています
落ち葉だらけのトラバースは慎重に進みます
2023年02月04日 11:36撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:36
落ち葉だらけのトラバースは慎重に進みます
アップダウンも飽き飽きしてきた頃にようやく仙人ヶ岳直下、ここもかなりの急登です
2023年02月04日 11:43撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:43
アップダウンも飽き飽きしてきた頃にようやく仙人ヶ岳直下、ここもかなりの急登です
落ち葉で滑りやすい急斜面を注意深く登ります
2023年02月04日 11:45撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:45
落ち葉で滑りやすい急斜面を注意深く登ります
尾根に着くと開けた場所、お姐さん方が昼食を摂っていました
2023年02月04日 11:46撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:46
尾根に着くと開けた場所、お姐さん方が昼食を摂っていました
そのまま東に進むと5分で仙人ヶ岳山頂です!!
2023年02月04日 11:50撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 11:50
そのまま東に進むと5分で仙人ヶ岳山頂です!!
欠損が大きくて見た目はわかりませんが、こちらも赤雪山と同じく三等三角点とのこと
2023年02月04日 12:14撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:14
欠損が大きくて見た目はわかりませんが、こちらも赤雪山と同じく三等三角点とのこと
皆さんが三々五々休んで食事をしている山頂から女仙人ヶ岳へ、山火事で黒々とした木々はシュールな世界でした
2023年02月04日 12:21撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:21
皆さんが三々五々休んで食事をしている山頂から女仙人ヶ岳へ、山火事で黒々とした木々はシュールな世界でした
5分で着くと書いてあった割にもうちょっと時間の掛かる女仙人ヶ岳
2023年02月04日 12:23撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:23
5分で着くと書いてあった割にもうちょっと時間の掛かる女仙人ヶ岳
こちらからは赤城山の寝姿が遠望できました
2023年02月04日 12:23撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:23
こちらからは赤城山の寝姿が遠望できました
足利・桐生の境目にある山、まずは本日やって来た足利市方面
2023年02月04日 12:23撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:23
足利・桐生の境目にある山、まずは本日やって来た足利市方面
右には勝手知った桐生市方面、左奥に太田金山、右奥に八王子丘陵、遠望が効く日なら富士山も見えるようです
2023年02月04日 12:25撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:25
右には勝手知った桐生市方面、左奥に太田金山、右奥に八王子丘陵、遠望が効く日なら富士山も見えるようです
仙人ヶ岳に登り返して下山は猪子峠方面、先週のブラタモリでやっていたウェハース状になったチャートの連なり
2023年02月04日 12:48撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 12:48
仙人ヶ岳に登り返して下山は猪子峠方面、先週のブラタモリでやっていたウェハース状になったチャートの連なり
ハナネコノメの開花状況を確かめるべく、熊の分岐で沢沿いルートに進みます
2023年02月04日 13:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:00
ハナネコノメの開花状況を確かめるべく、熊の分岐で沢沿いルートに進みます
滑りやすいザレ地は慎重に
2023年02月04日 13:00撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:00
滑りやすいザレ地は慎重に
小鳥の飛び交う開けっぴろげで気持ちのいい源頭部ですが・・・
2023年02月04日 13:04撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:04
小鳥の飛び交う開けっぴろげで気持ちのいい源頭部ですが・・・
あっという間にゴルジュ地帯に突入、マンガンや炭焼きの穴が続きます
2023年02月04日 13:20撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:20
あっという間にゴルジュ地帯に突入、マンガンや炭焼きの穴が続きます
もの凄かった落ち葉、膝上くらいまでズブズブ埋まりました
2023年02月04日 13:23撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:23
もの凄かった落ち葉、膝上くらいまでズブズブ埋まりました
しばらくで霊験あらたかな生不動
2023年02月04日 13:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:27
しばらくで霊験あらたかな生不動
お祈りをしましたがハナネコノメは咲く気配すらなし(涙)
2023年02月04日 13:34撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:34
お祈りをしましたがハナネコノメは咲く気配すらなし(涙)
いつもは怖い高巻きも岩場稜線を歩いてきたせいかあまり怖さを感じずに通過
2023年02月04日 13:52撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 13:52
いつもは怖い高巻きも岩場稜線を歩いてきたせいかあまり怖さを感じずに通過
麓に降りると陽気なロウバイが出迎えてくれました
2023年02月04日 14:11撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:11
麓に降りると陽気なロウバイが出迎えてくれました
次回はハナネコの頃に犬帰りの岩場で周回か、せっかくなら深高山や石尊山も回っちゃうか(^^)
2023年02月04日 14:16撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:16
次回はハナネコの頃に犬帰りの岩場で周回か、せっかくなら深高山や石尊山も回っちゃうか(^^)
白梅は見頃を迎えていました
2023年02月04日 14:19撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:19
白梅は見頃を迎えていました
オオイヌノフグリも陽気だね
2023年02月04日 14:20撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:20
オオイヌノフグリも陽気だね
小俣北町BSで待つこと10分、帰りのバスがやって来ました
2023年02月04日 14:31撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:31
小俣北町BSで待つこと10分、帰りのバスがやって来ました
小俣駅入り口BSで下車し愛車に乗り込みます
2023年02月04日 14:54撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 14:54
小俣駅入り口BSで下車し愛車に乗り込みます
向かった先は車なら数分の地蔵の湯、東葉館
2023年02月04日 15:02撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 15:02
向かった先は車なら数分の地蔵の湯、東葉館
このあたりには珍しく伊香保温泉のような茶褐色のお湯が楽しめます
2023年02月04日 16:27撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 16:27
このあたりには珍しく伊香保温泉のような茶褐色のお湯が楽しめます
同行者は生ビール、なんだかご機嫌なようです(^^)
2023年02月04日 16:31撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 16:31
同行者は生ビール、なんだかご機嫌なようです(^^)
ひな祭りももうすぐですね
2023年02月04日 16:54撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 16:54
ひな祭りももうすぐですね
ところ変わって、みどり市大間々町にある「カレー風味すずき」でカレーセット
2023年02月04日 18:01撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 18:01
ところ変わって、みどり市大間々町にある「カレー風味すずき」でカレーセット
欲張り2品のカレーはシーフードと豚肉キノコ
2023年02月04日 18:09撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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欲張り2品のカレーはシーフードと豚肉キノコ
同行者は海老とホタテと野菜のグラタンカレー、ひとの食べてるのは美味しく見えます(^^;
2023年02月04日 18:11撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 18:11
同行者は海老とホタテと野菜のグラタンカレー、ひとの食べてるのは美味しく見えます(^^;
セットデザート3品で本日の岩歩きは終了!
2023年02月04日 18:30撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/4 18:30
セットデザート3品で本日の岩歩きは終了!
そして桐生市の洋菓子店ウチヤマでゲットしたケーキたち、使ったカロリー以上に補填してる気がする(滝汗)
2023年02月04日 19:50撮影 by  RICOH GR III , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
58
2/4 19:50
そして桐生市の洋菓子店ウチヤマでゲットしたケーキたち、使ったカロリー以上に補填してる気がする(滝汗)

感想

ハナネコノメを見に行くたびに登らなきゃと思っていた仙人ヶ岳。岩場の山と聞きなんとなく敬遠していましたが、同行者からお隣の赤雪山とセットで歩いてみたいというリクエストがあり、花には早いけど重い腰を上げて出かけてみることにしました。

バスや乗り物好きな同行者の希望はコミュニティバス利用の名草IN松田町OUTのコース。健脚な方なら可でしょうが、歩いている人が少なそうなのと岩場でバスの時間を気にして急ぐのも怖いので、松田町IN小俣北町OUTと軽めのコースに変更しました。

松田町行きのバスには登山者が自分たち以外に2人。軽装な若い方は赤雪山手前で加速し視界から消え、自分たちより年上な方も怖い岩場で加速し居なくなりました。その怖い岩場は直登の壁、片側切れたトラバースなど、気が抜けない状態が続きます。

落ち葉で滑りやすいザレ場では減速して注意深く先に進み、途中ではさらに後から来た人に抜かれながらも仙人ヶ岳の稜線に到着。老若男女が三々五々休んでいる山頂は平和そのもの、10リットル以下のトレランザックの方も多数いらっしゃいました。

昼食後は眺望がいい女仙人まで足を伸ばしました。靄って遠望は効かないものの、桐生・足利方面に連なる低山が眼下に広がり、我が母なる赤城山が堂々と勇姿を横たえていました。山火事で遮るものがなくなり、標高600m台の山とは思えぬ眺望です。

帰路は仙人ヶ岳に登り返すと、あんなに賑やかだったのが誰も居ない山頂に一変していました。岩だらけの尾根道では分岐を間違いそうになりながらも沢へのルートに取り付き、ハナネコがまだ気配すらないのを確認。節分草みたいに突然咲くのかなぁ。

下山後は車で近くの温泉宿に向かいました。ヘルスセンターみたいなところと思い込んでいましたが、お宿は茶褐色の鉱泉が湧く本格派。日帰り客のほか、あしかがフラワーパークのライトアップ目当ての方が旅行支援で多くチェックインしていました。

帰路では桐生市内の洋菓子店ウチヤマ、旧大間々町のカレー風味すずきに立ち寄りました。先週のブラタモリで足利の回を見たにも関わらず、勝手知ったお隣の町に。仙人ヶ岳と同様に両毛はふたつでひとつ、とはいえ足利の方々、ごめんなさい(爆)

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コメント

やまおんせさん、おはようございます!

早速行かれましたね、足利。
仙人ヶ岳はアカヤシオの頃に歩こうかと思ってますが、リストの中でずっと眠ったまま😊
岩場も多数あるんだよねと思ってましたが状況良くわかりました。
なるほど、コミュニティバスを使った周回もできるんですね。
近くには関東限定の石尊山もあるし色々調べて春先に歩いて見ようかな?scissors
2023/2/5 6:34
てるさん、おはようございます!同行者リクエストで計画してたらタイムリーに放映された足利ブラタモリ、さっそく意気揚々と出かけてきました。と言っても登った山はほとんどグンマー(爆)アフターも地元に戻ってしまい、足利を極めるにはほど遠い状態です。また市街地近くの低山もじっくり訪れねば。

仙人ヶ岳は思った通りの岩山でした。おそらく単体で登ればよく踏まれている山なんでしょうが、赤雪山からのルートはトリッキーな場所が多々ありました。ダムからの周回ルートはメジャーなはずなのに、足利の低山はルート取りが無限大で自己責任な分、標高以上にレベル感が高いんだろうなと感じました。

コミュニティバスは便利ですよ。山奥行便は本数は多くはなく、病院や団地を丁寧に回るため時間が掛かるものの、ルートの全貌が掴めれば足利市内IN桐生市OUT(逆も可)もあるだろうし、計画し甲斐があると思います。石尊山は関東限定なんですね。本拠地は大山みたいだけど修験の山は低山でも何気に侮れないですね。
2023/2/5 10:23
おはようございます。

仙人ヶ岳、登ってなかったんでしたっけ?
ハナネコノメだけだったんですね。
膝までうまる落ち葉、凄いですね。
いい腐葉土が作れそう(笑)

カレー屋さん、美味しそう、今度行ってみます(^.^)
2023/2/5 8:09
robakunさん、おはようございます!仙人ヶ岳、犬帰りっていう岩場あるらしいよ、と聞いただけで敬遠していました(汗)ハナネコノメは険しいゴルジュ地帯に咲くし、アカヤシオも岩場の花だし、花の魅力に負けた山行です。ハナネコは年によっては2月中旬くらいから咲くし、セツブンソウも早いからもしかして、と思いましたが早すぎました。膝上まで落ち葉は落葉樹の森、紅葉の頃も期待できそうです。腐葉土は量が多すぎて腐るまで至らない気もしますが(笑)カレーは桐生市内にあったファンベックすずきというフランス料理の名店で修業したシェフの店です。このフランス料理店からは県内の西洋料理店、ケーキ店などへ多数のシェフを輩出しています。残念ながら昨年閉店してしまいましたが、のれん分けみたいに味が広がるって素敵なことですね。
2023/2/5 10:29
yamaonseさん  お早うございます。

大間々のカレー屋さん情報ありがたいです。
仙人ヶ岳も赤雪山も登った事はあるのですが、相当昔なのであまり記憶がありません。今行けばまた新しい発見があると思うので、私もハナネコやお不動さん巡りがてら再訪したいと思います。
ときどき天下を取る毛野国、どちらも大好きです。それでは。godohan  
2023/2/5 9:12
godohanさん、おはようございます!大間々のカレー店、桐生のフランス料理店からのれん分けみたいに名前をもらった店でしたが、オープンから30年以上が経っても大勢のお客さんが集っていました。普通のカレーのみならず、焼きカレー、グラタンカレーなど変わり種も多いメニュー、ぜひそちら方面に行かれた際には訪れて、吟味してみてください。仙人ヶ岳は麓のヤシオ山やもっと背の高い根本山などと同じ雰囲気の岩山でした。根本山や近くの石尊山と同じく信仰の山だったので、探せば掘り出し物の石造物もあるかもしれませんよ。ときどき天下の足利市、群馬は敗者の新田義貞の出身地です。太田と足利は目と鼻の先なのに、明暗はっきりなのはその後の歴史にも影響しています。というか、伝説の時代でも群馬のムカデは栃木の蛇に打ち負かされているし、意外と競合関係にあったりします。血気盛んなのに詰めの甘い県民性はそのあたりから続いているのかも(爆)ときどき天下を取らせてあげたグンマー帝国、ということにしておきましょう(^^)
2023/2/5 10:38
山温泉さん、お友達さん、こんにちは。

足利の山は無限大のルート取り・・無限ではないけれど、歩く人の趣味嗜好が表れますね。毎年1〜2回は赤雪、仙人、いずれも歩いていますが、お二人の記録は私のそれと比べ、素敵な山だと感じます(笑)

石尊山は関東限定・・そーなのですか?ウミミンさんなら知っているかなあ、今度聞いてみます。石尊山、身近に感じるのですよね〜。西上州にも、足利にもあり、私の生活圏内ではあちこちにありますから。

東葉館、足利の方々は親戚の集まりに使っていらっしゃいますよ〜。

大間々のカレー、見た瞬間に「閉店残念」と大反応。ファンベックスズキへは、親戚の集まりに予約しようと相談に行った日が最後でした。

次回の赤雪、山の名前の由来の伝説残る老越路(おいのこえじ)峠、皆沢(かいざわ)集落もぜひ起こしくださいね。
2023/2/5 13:34
ramisukeさん、こんにちは!無限大な足利低山歩き、よく踏まれた安心できるルートは限られ、自己責任な山歩きはまさにramisukeさんワールドそのものだなぁ、って感じましたよ。赤雪山、なんか変な名前だよね、赤い雪でも降ったんじゃない?なんて話してましたが、藤姓足利忠綱が討ち取られた地なんですね。浮気を疑われた足利義兼の妻の「蛭子伝説」は知ってましたが、逃げた先が赤雪山だとは知りませんでした。やはり歴史ある地、うねうねと続く山並みにも悲しい物語があるんだなあと感心しました。ファンベックすずき、名前が変わる前に一度行ったことがあります。そのときは高い店という印象しかなく、食べ足りないとご一行で桐生ラーメン食べに行きました(笑)年取って量いらなくなってくると、こういう店が残っていてくれていたらって思いますね。石尊山、自分も全国各地にあるのかと思ってましたよ。たいていが修験の岩山で、四万温泉のところなんかも行くなら心構えの必要な山という印象です。東葉館は予想に反してよかったです。日帰り受付時間も長いし、地元に優しい印象ですね。ちょうどチェックイン時刻で、旅行支援使って来てる若い人たちが次々とやって来ていました。日帰り湯の時間帯は皆さんあしかがフラワーパークのライトアップに行くようだから、夜中はゆっくり貸切風呂できるんだろうな。かめばかむほど味わいあるあしかがみ、今度はもっとじっくり味わいたいです。
2023/2/5 13:51
yamaonseさん、こんばんは。
先日のブラタモリ、ときどき天下を取る足利、行って来ましたね。
この付近は本当に良いハイキングコースがありますよね!!
冬の低山ハイク、ハナネコノメ、ときどき天下を取っていますね!!
2023/2/5 19:12
sumakさん、こんばんは!ときどき天下とる足利、行ってきましたよ。番組的には両崖山とか行道山とか市街地近くの山のほうがしっくりくるんでしょうが、前から予定していたので群馬県境の山です。標高以上に癖のある山、久しぶりにコーフンしながら岩場を歩いてきました。真夏は暑くて不向きでしょうが、秋の紅葉、冬の眺望、春の花と、栃木の低山はお楽しみが盛りだくさんですね。
2023/2/5 21:14
yamaonseさん、初めまして!

いつも写真への拍手ありがとうございます。
同じ日にバスに乗って仙人ヶ岳まで同じルートを歩いたものです。
まさかあのお二人組の一人がyamaonseさんだとは夢にも思いませんでした。
レコを見てビックリしました。
もし知っていたらもう少しお話させて貰いたかったです。
歩いたコースはハイキングコースの割には想像以上にきつかったですね。
お互いに無事に歩き通せて良かったです。

またどこかでお会いするかもしれませんがよろしくお願いします。
2023/2/6 7:20
sengokudake9さん、おはようございます。当日同じバスだったとはビックリ。今までもすれ違って話をした方が後で交流のあるユーザーさんってことは何度もありますが、示し合わせたわけではないのに、やはり興味のある山や季節が似通ってるってことなんでしょうね。仙人ヶ岳、なかなかの山でしたね。自分たちは赤雪山からの登りで警戒モードとなってしまい、かなりゆっくり歩きました。岩を巻くトラバースは落ち葉で滑りやすいし、気が抜けませんでした。犬帰しのほうはさらにキツイんですね。単体なら歩く気もしますが、深高山から石尊山の岩場も控えていると思うと距離以上に厳しそうです。ちょうど石尊山を歩かれている頃、麓で温泉に浸かってました(汗)少しは同じバスだったおふたりを見習って、普段歩くルートのレベル感あげなきゃダメですね。袖擦り合うも多生の縁、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)
2023/2/6 8:06
ブラタモリの足利編、私も観ました^o^

こんにちは😄
ブラタモリの足利編面白かったですね^o^

栃木百名山の他に足利百名山も存在しますので
時々何とやらでね^o^

仙人ヶ岳は低山ながら細尾根の岩場があったりで中々手強いお山ですよね。
赤雪山はピストンならほぼ危険箇所は無いと思いますが(°▽°)
セットで登るのが凄いです、健脚ですね。

膝までの落ち葉、この時期は多いので要注意。
石尊山や深高山もこの時期は落ち葉が🍂

土曜日は天気がイマイチ?的で遠望がチト、、
昨日は絶景が望めました^o^
昨年に引き続き二度目の神成山へ。
風も然程では無く天気も良くて周りの峰々も良く見えました^o^
で9/9峰手前の鞍部に手作り感満載の立派な屋根付きベンチが出来てました。
4〜5人は座れそうです。
去年の10月に設置、地元の有志の方々の作だと思います。もうご存知でしたか?
2023/2/6 12:48
teheさん、こんにちは!ブラタモリ足利の回、鑁阿寺の建築上の特徴や低山がウネウネと連なる理由、町の成り立ちがよくわかりました。番組で取り上げた市街地からは遠いけど赤雪山は藤姓足利氏の悲しい伝説が残っているし、距離感あっても足利市の山だなぁと思いました。一方で仙人ヶ岳は桐生市との県境、いろんなコースが取れるのはおもしろい。岩場は想定していましたが、普段歩き慣れていない身にはキツかったです。軽装なトレラン風な方が岩場の尾根を颯爽と過ぎて行くのを見ていると、若い頃は怖いものなしだったなと思いました。年取るってイヤですね(^^) 日曜日は安定の空模様、疲れて自宅で布団干ししてました。神成山のテラス席、富岡市内の喫茶店と同じ名前か書かれていたので、関係者が出資したのかもしれません、テーブルも付いているから、お弁当広げたりスケッチしたりするにはちょうどよさそうですね。あともうちょっとでオキナグサの咲くのが楽しみです♪
2023/2/6 13:02
yamaonseさん、こんばんは。

丁度3年前に↓のレコで、名草〜赤雪山〜仙人ヶ岳〜観音山と縦走したので、懐かしさを感じながらレコを拝見しました。
<赤雪山〜仙人ヶ岳〜観音山>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2211599.html

仙人ヶ岳付近の岩っぽい道は、見た目に反して岩がボロボロと剥がれ落ちてしまい、足元がかなり不安定で苦戦したことを思い出しました(汗)
何となく稜線の雰囲気が同じ足利市の大小山付近と似ているようにも思えますが、仙人ヶ岳の方が岩の風化が進んでいて歩きにくかったように思えます。

それから仙人ヶ岳(前仙人ヶ岳)の山火事跡地は本当に痛々しいですが、地元の方が「木の墓場」と表現していたのが今でも忘れられません。
焼けた幹を墓標になぞらえていたのだと思いますが、写真を見る限りまだ稚樹が育っていないようなので、林が復活するにはかなり時間がかかりそうですね...
2023/2/6 23:54
ardisiaさん、こんばんは!自分たちが当初予定していた名草からのルート、観音山まで繋いで歩いていたんですね。距離以上に手間の掛かる気の抜けないルート、きっと達成感もひとしおだったのではないでしょうか。高尾山にも満たないような高さの尾根道なのに、山は高さだけじゃないってよくわかる稜線歩きでした。脆い岩もさることながら、落ち葉で足下見えないトラバースが鬼門でした。怖さ感じなければスイスイ行けるのかもしれませが、若い頃みたいな訳にはいきませんね(爆)背丈の低い大小山やここの麓のヤシオ山も同じような脆い岩山、老若男女が歩いていましたがなかなか侮れないと思いました。山火事跡はもう数年経つのにまだほんのり焦げ臭い臭いがしました。黒い木々が墓標のように立つのは不思議な光景ですね。幼木育てるには燃えた木を伐採しなきゃならないだろうし、売れない焦げた木を処分するまで手が回らないんでしょう。未だに桐生市の国道50号沿いからは茶色い斜面が一面に見えます。森の再生って難しいんでしょうね・・・
2023/2/7 0:06
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
仙人ケ岳と赤雪山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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