社山スノトレ(中禅寺温泉in/out) ※本年5回目
- GPS
- 04:33
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 712m
- 下り
- 737m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<中禅寺温泉〜阿世潟> 2/4現在、つぼ足で通行可。ただし、阿世潟に近づくと凍結路もあるため、狸窪辺りでチェンスパをつけるのがオススメ。 <阿世潟〜阿世潟峠> 途切れず、雪がある。 <阿世潟峠〜社山> 陽当たりのよい場所は夏道(泥々)。標高差400m強あり、社山に近づくと急登になる。2/4現在、アイゼン、ピッケルが必要と思える場所はなかったが、下りは進行方向に転倒しないよう、チェンスパの爪を活かす歩行技術は必要。 |
その他周辺情報 | 4,5箇所ある日帰り入浴施設は、休業やら水道管故障なりで、どこも営業しておらず、結局入浴しそびれる。(帰京後に自宅で風呂w) |
写真
感想
日光連山は、男体山、女峰山、太郎山をいずれも雪のある時期に踏破し、雲竜瀑や庵滝なども冬季に楽しんできたエリア。毎度、男体山や太郎山から見える、中禅寺湖南岸の峰々が気になっていて、本日はその一角の社山を目指すことに!(本当は黒檜岳まで縦走したいのですが、冬季は陽が短く、終バスに間に合わないので断念)
日光連山は、電車一本で来れて、登山口までもバスでアクセスできるので、当日朝の天候見合いで決行判断が利く攻めやすいエリア。実は先月も一度「社山&一人鍋」を狙ったのですが、当日朝4時起床時点で、天候が悪い方に変わり、諦めて二度寝した因縁もあり(笑)。今回は、先月買い込んだ鍋食材を肉と豆腐以外は流用する形となりましたー。
天気予報では、社山から見て北方面に当たる女峰山〜男体山〜白根山は昼頃まで晴れ予報、南方面に当たる皇海山〜袈裟丸山は終日晴れ予報で、東京で始発電車へ乗り込んだ頃はウキウキモード。が、日光駅へ着いてみると、アレレレ・・・。総じて山頂部は分厚い雲が支配的で、日光連山がスッキリ望めない陽気に・・・。が、予報を信じて、登山途中に雲が掃けると信じて、中禅寺温泉バスターミナルから登山開始!
20分ほどでマイカー組の登山口となるゲート前を通過し、中禅寺湖畔に沿って、英国大使館別荘、イタリア大使館別荘を順に通過。どちらも眼前に中禅寺湖越しの日光連山がそびえ、青空の冬季だと最高の景色ですね。さすがはイギリス&イタリア!
どこまでつぼ足で行けるかなーと思い、淡々と歩くうちに、1時間ほどで阿世潟まで行けちゃいました。阿世潟でチェンスパを装着し、20分足らずで阿世潟峠を越えて稜線へ。稜線は所々雪が解けて夏道ですが、8〜9割は雪道です。道中、右手側は常時中禅寺湖&男体山があり、所々で木々がない展望スポットがあり、モチベーション高く進んでいけます。ただ、男体山の山頂部を覆う分厚い雲が、全然掃けなかったのが残念でしたが。あと、振り返ると半月山(1753m)が凛々しく見えてて、社山(1827m)より標高高く見えましたが、こっちのが高いんですね!
ラストの急登を登り詰めると、中禅寺温泉バスターミナルから2時間半弱で、社山の頂へ。予報に反して、男体山方面(北)も皇海山方面(南)も、雲が支配的で、滞在中にスッキリ見えたのは、昨年5月に登った太郎山程度。が、今日の楽しみは眺望だけでなく、雪山クッキングに極意あり!
豚汁の具材をベースに、だし汁はユッケジャンクッパとし、それに餅、豆腐、ネギをぶっこむオトコメシ!食材は予め自宅で切り刻んでおき、現地ではぶっこむだけ!標高2000m近い雪山だからか、ガス缶の火力が弱く、30分ほど煮立てて、なんとか肉に火が通り、餅が柔らかくなり食べ頃に。その間、手指は切れるように寒かったのですが、風防代わりに出火部分を囲っていたから、なんとか耐えられましたー。
想像通り、雪山での熱々鍋物はサイコーですねー。普段の雪山メシは「山専ボトルにお湯入れてカップラーメン」というスタイルが多いのですが、たまには手の込んだ鍋料理とかいいですねー。手指が寒いので、片付けが面倒ですが・・・。(ユッケジャンの匂いが漂うコッヘルは、圧着袋に入れて持ち帰り、自宅で洗浄!)
復路は、重力に任せて高速下山!40分もかからずに中禅寺湖畔まで下りてきて、あとは往路を戻る形で、中禅寺湖畔を進むだけ。往路では気づきませんでしたが、歌ヶ浜界隈の岩壁には壮大なつららが群生しており、改めて凍てつく中禅寺湖の寒さを実感。結局、山頂から2時間ほどで中禅寺温泉バスターミナルまで帰還できましたー。最後は男体山のスッキリした凛々しい姿を見れてよかったのですが、期待していた中禅寺温泉は、すべて日帰り入浴やってなくて、風呂に入りそびれたのが心残りでしたー。
当日天候を確認してから電車・バスで来れる山域なので、陽が長くなったら再訪し、今度は明智平〜半月山〜社山〜黒檜岳と全山縦走したいと思います♪
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