苗場山BC-コラボで全山貸し切りスノモンも歓迎してくれた-


- GPS
- 07:52
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:52
天候 | 晴れのち曇り時々晴れ 夕方から雪 https://tenki.jp/past/2023/02/04/chart/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小赤沢林道は積雪によってどこまで入れるかが変わる。今回GPSスタート地点まではジムニーの4Lでギリギリ上がれて駐車スペース1台分に何とか入った状況。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースは無くセンター125の板で足首〜脛ラッセル。カイデ沢は完全には埋まってないものの、スノーブリッジの強度は全く問題なかった。 沢横断後は右岸に短い急登で乗り上げて5合先まで広い台地状や緩い尾根筋を行く。平坦地では帰りの滑走利用を考えてトレースをつける必要あり。6合から先、頂上台地に乗るまでは急登。ガリパウと藪で難しいキックターンが一箇所あった。その後は稲妻ジグで問題なく登れたが、写真の通り急斜面だった(クトー使用)。 滑走は頂上台地からほぼパウダーランで時々出るガリに注意した。北向きと西向きは軽い雪質で、カイデ沢に降り立つ南斜面だけは表層が雪まくれした。 |
写真
感想
ホームゲレンデかぐらの隣に聳える近くて遠い苗場山。冬いつか行こうと思っていたのですが毎年通われている大ベテランhareさんから嬉しいお誘いをいただき、守門大岳に続いて2回目のコラボとなりました(^^)
2月の秋山郷へと至るR405は酷道で、小赤沢林道もジムニーなら上れるかもということで道の駅に集合し、お言葉に甘えてhareさん車で秋山郷へ。新雪積もってましたが大ゼン手前まで何とか入ることが出来30分短縮(マイカーならスタックしてた)。hareさんにはルート取りから危険箇所まで逐一細かく教えて頂き、自分に出来るのはラッセルしかないのでホント頑張らないと(汗)と申し訳なく体調万全で前に出ました。
懸案だったカエデ沢スノーブリッジはしっかりで問題なくクリア。夏道6合までは緩やかな台地や尾根を行く複雑地形で、尾根筋はポコを巻いたり新雪パウ下地のアイスで滑落しないように。それと帰路滑走に使えるよう考えてトレース延伸。メロウでこれなら私も楽にリピれるかもと思っていたら、厳冬期はそう甘くはないのを核心の頂上台地手前で知ることに><
6合からhareさんがルート工作。激斜度でウィペットのブレードをヤブに引っ掛けて身体を引き寄せてからキックターンしたり、凄技実演を前に目から鱗でホント勉強になりました。新雪の溜まった窪みを見つけた所でhareさん足攣ってしまいペースダウンし、この先は大丈夫とのことで稲妻ジグ切って台地に乗り上げる。すると一面に巨大に成長したスノーモンスターが群れていて、うわーw なにこれ、、感動。神楽ヶ峰のすぐ隣にこんな景観の山があったとは。西吾妻滑った時はスノモンの間を縫うのが狭かった記憶があるのですが、苗場山頂上台地はオープンバーンも広大なのでまさに山スキーの別天地。時々晴れ間がのぞく無風のコンディションで、最高の景色を味わうことが出来ました。
頂上ゴールの後はカエデ沢までシールをつけることはなく大滑走。要所要所で刻み写真を取り合いつつ北〜西斜面の軽いパウダーを堪能。気温が低かったせいか上の急斜面は新潟と思えない程の良い雪質でした。滑走はギルランデ得意のhareさんは余裕、taksizmは毎回息ゼイゼイして無理やり回してるので板重心に乗れてないなあ、、と実感。やはり山でもっと経験積まないと。カエデ沢斜面はラスト雪まくれしましたがhareさん想定内でさっと避けていく。凄い。ちょうど天気が崩れる前の14時前下山。hareさん、どうも有難うございました!
毎年恒例で訪れている厳冬期の苗場山。ここ数回は決まってソロなので頂上台地の素晴らしさを誰かと共感したいと思い、昨年守門大岳で一緒になったtaksizmさんとコラボで行くことにした。自分より20歳以上若いtakさんはラッセル力が半端なくバリバリの体力でどんどん先行してくれ、自分にとって大いなるアシストをしてくれた。
このルートのポイントは2つ。1つめはカイデ沢のSBがしっかりかかっていて横断できること。横断すると3合目までがかなり時間短縮できる。SBがしっかりしていたため1つめはあっさりクリア。2つめは頂上台地直下の急登。毎回のように氷化斜面を想定してブリッジツリーの先でクトーを装着して臨む。今回は重いPONと結構なスピードで歩いてきたため急斜面の後半であろうことか両腿が攣ってしまいペースダウンを余儀なくされてしまった。日々のトレーニング不足が最大の問題だと反省!
takさんを待たせてしまったが、それでも頂上台地のスノモンを眺めたら元気が出て、不思議なことにいつの間にか攣らなくなっていた。2人で頂上にゴールし、滑走も最適な斜面を狙いパウを堪能して滑り下りることができた。今日は本当に素晴らしい一日を過ごせ、来て本当に良かったと思う。
最後にこの場をお借りし頑張ってラッセルしてくれたtakさんに感謝したい。
コメント
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こんばんは/はじめまして。
頂上台地のスノモン越しの佐武流山と鳥甲山の景色は素晴らしいですね!
ちょっと他ではなかなか見れない景色かも。
急斜面の稲妻ジグ、写真見ただけで大変さ伝わります。痺れました〜。
会心の山行、お疲れさまでした。
レコにコメントどうも有り難うございます。
毎年厳冬期に通い続けている苗場山ですが、今回はtakさんと頂上台地のスノモンと絶景を共有することができました。あとどのくらい通い続けられるかは未知ですが、まだもう少し続けていけたら...と思っています。
hareharawaiより
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