記録ID: 5155809
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鳳凰三山縦走
2023年02月03日(金) 〜
2023年02月04日(土)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.1km
- 上り
- 2,590m
- 下り
- 2,803m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 8:42
2日目
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 12:10
18:25
天候 | 2月3日:晴れのち雪 2月4日:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山口の御座石鉱泉からは国道20号のわずかなバスを除けばJR穴山駅まで15km程歩くよりほかない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【芦安〜夜叉神〜南御室】 芦安から夜叉神登山口までの旧道は、北側斜面は雪がついているが、他はほぼ積雪なし。目印は案外豊富で迷いにくい。おそらく車道経由より早く登れたはず。夜叉神峠までは雪はついている箇所も多いが、かなり薄くてアイゼン不要。峠からおよそ標高1900mまでは南側斜面なのでほとんど雪がなく、その後も杖立峠を越えて2300mぐらいまではかなり薄い。苺平との中間にある鉄パイプケルンのあたりから徐々に積雪が増え、数十センチとなってくるが、トレースは相当濃く、しっかり踏み固められているので南御室小屋までアイゼンは全く不要であった。南御室小屋の水場は既に雪で埋まっていた。 【南御室〜地蔵岳〜御座石】 翌朝はアイゼンを付け、砂払へ登り上がる。森林限界を越えると積雪は少なく、薬師岳へ登っているうちにかなり風が強まった。この時はまだ甲斐駒が見えていたが、北岳や仙丈方面は雲の中であり、強い西風の影響で雲を発生させているようだった。薬師岳からはまだ富士山が臨めたが、甲府盆地は鳳凰三山から流れ出す雲で覆われていた。薬師岳から先は新しいトレースがなくなり、薄っすらと古い足跡のみになった。観音岳に着くまでもかなりの暴風で曇りがちになり、やがて甲斐駒も雲に覆われた。観音岳を降りて鳳凰小屋への分岐を見送ると、やや風が弱まり、積雪が増えた。やはりトレースは薄いが、目印が豊富なので迷うことはない。一か所だけ東斜面にトラバースしながら下るところがあり、ここは最も雪が深い。赤抜沢の頭への登りは急登だが、風向きの影響か晴れ間が多く、オベリスクを正面に見ながら楽しく登れる。赤抜沢の頭でも一時的にガスに巻かれることもあったが、高嶺から地蔵岳、観音岳にかけてだけはしっかり青空の下であった。ここへ来ると再びはっきりしたトレースが現れ、賽の河原をくだって樹林に入っても御座石までしっかりラッセルされてある。ただし、鳳凰小屋〜観音岳や、ドンドコ沢は全く誰も入っていないようである。ピーク2401を北に巻く登山道はやや際どいトラバースが二か所あるが、踏み跡も濃く安心感がある。念のため燕頭山まではピッケルを持ったが、ストックで歩き通す人もいるようだ。燕頭山からの下りはかなり急下降であり、しばらくはアイゼンがないと厳しい。しかし積雪はみるみる減っていくので、標高1600mを少し下った辺りでツボ足になり、その後ゲイターも外してしまう。前の人がどこでアイゼンを外したのかがはっきり分かるほどに足跡がよく残っていた。御座石から先の林道は、青木鉱泉の分岐までは着雪しているが、その先は国道まで全く雪がなく、融雪処置をしていると思われる。地図で見て覚悟していたが、やたらと長い。発電所の横を過ぎたあたりでついに暗くなってしまった。 |
感想
国道から駅までお車に乗せていただいた方、ありがとうございました!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:549人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する