鳳凰三山テン泊縦走(青木鉱泉→鳳凰小屋泊・三山→夜叉神)


- GPS
- 15:36
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,272m
- 下り
- 1,998m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:18
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 10:08
ドンドコ沢コースの滝は見応えがあります!
時間が許せば、ザックをデポして滝へ寄り道しましょう〜
五色滝は滝壺まで降りることもできるようです。
地図上「急登」とある箇所多めですが、登りやすくとても楽しいルートでした。
南アルプスの道の感じ、岩の感じ、とても良いです。
天候 | 快晴!絶好の登山日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿→JR甲府駅(あずさ回数券をさらに格安チケットショップにて¥2,850) →JR韮崎駅 韮崎→青木鉱泉(山梨中央交通 鳳凰三山路線バス) http://www.y-c-k.com/tozan.html ¥1,700 9:45発、10時40分着 帰り 夜叉神→JR甲府駅 http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara.htm ¥1,420円 JR甲府駅→新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 青木鉱泉 コースは全体に整備され、踏み跡明瞭。危険個所は特になし |
写真
感想
わたしの今年の目標「テン泊縦走」、
Mちゃん(Abukun)と2人で懲りずにまた挑戦してきました。
場所は2人とも行ったことの無い、わりとキツいという噂の鳳凰三山。
最近お気に入りの南アルプスです。
テン場まで、どこから登ってもマップタイムで最短5時間30分・・・。
まだテン泊を始めたばかりの初心者(これで4回目、でも1回目は北沢峠w)
テン場まで2時間30分〜3時間でもバテバテだったくせに、いきなり倍の時間。
しかも急登って。ハードル上げ過ぎ感は否めません。アホや!
電車でのアクセスを考えると、御座石温泉か青木鉱泉か。
夜叉神までのロング縦走をしたいと考えた結果、登りは滝をたくさん眺められて楽しそうな青木鉱泉からのドンドコ沢コースへ。
御座石温泉からのほうが30分早くスタート出来るので、本当はそちらを選ぶべきなのでしょうが・・・我ながら、わりと無謀な計画です。
バス着が10時40分、登山届けを書いて登り出しはほぼ11時。遅い!
(あずさの始発に合わせて、もう1時間バスの時間を早くしてほしい・・・)
滝に寄らず、休憩をとらずに登っても、小屋到着は16時を過ぎる計算。
滝を急いで見つつ、17時までには着きたい!
昼食らしい昼食を摂らず、休憩の時に行動食を補給して、巻き気味で頑張りました。
滝はもちろん全部見に行きましたとも。
ザックをデポした途端、「羽が生えた〜♪」と駆け出す2人。
大荷物を背負ってぜーぜー言っている時とは別人のような軽やかな動きです。
鳳凰小屋のテン場は満員御礼状態で、小屋の方に空き場所を見つけてもらい、
なんとか張ることができました。
私たちより後から到着した方は、場所を見つけるのも大変そうでした。
自炊スペースも満員だったので、テント前でクッキング。
食べているうちに陽が落ち、ホットワインを温めていたら、もう就寝タイム。
2人で飲みきれそうにないので、隣のテントのサワヤカ青年3Pにお裾分け。
テン場は心配していたほど寒くもなく、快適に過ごすことができました。
次の朝は3時起き、真っ暗な中テントを撤収して、4時に地蔵岳山頂を目指し、
マップタイム1時間20分の急登を登り出しました。
ヘッドライトなしでは本当〜に真っ暗。
ほぼ1時間、前後に誰もいませんでした。
ルートを外れないよう2人で確認しながら、注意深く登ります。
山頂に近づくと先行されていたグループのヘッドライトの明かりが見えてきて、
ちょっとホっとしました。
そして素敵な御来光を迎え、オベリスクまわりをウロウロ
(頂上は最後の登りで諦めました・・・悔しいぃ)
大満足で観音岳、薬師岳山頂でまた景色を堪能し、予定通り夜叉神へ向かいました。
ゆるやかな優しい傾斜で、北岳〜間ノ岳〜農鳥岳を時々眺めながら下る好ルート。
覚悟はしていましたが、長い!
途中までは調子良く進みましたが、最後の2時間くらいは足先や膝が痛くなってきて
ちょっとしんどかったです。
でも、急登をひたすら下るよりは楽だと思います、おすすめ縦走コースです。
荷物が軽ければ、そんなに足に負担もなく、駆け足気味で降りられたと思います。
もっと鍛えなければ〜。
そして、いつかは白峰三山・・・もちろんテン泊で!
御嶽山が噴火というニュースを知ったのは、わたしたちがドンドコ沢を登り出して滝を見物に行っている頃でした。
ふと電波が繋がったタイミングで友人から一報があったのですが、全体に電波状況が良くなかったので詳細はわからず、正直あまり気に留めていませんでした。
youtubeなどに画像がアップされているってことは、現場に居た方も無事に下山されたのだろうと。噴火と言っても、そんなにたいしたことはないのではと。
多くの登山者の方が巻き込まれたことは、下山後、夜叉神の売店のラジオで知りました。衝撃でした。
絶好の登山日和、3000m級の高山の紅葉のベストタイミングの週末。
しかも山頂に人がたくさんいるであろうランチタイム。
昨年夏に御嶽山に登った身としては、とても他人事とは思えない・・・
こういう自然災害での不幸な偶然に遭った方や、そのご家族へかけるべき言葉が見つかりません・・・。
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