西吾妻山
- GPS
- 05:04
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 835m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:01
天候 | 曇り後晴れ、後曇り 西吾妻山山頂付近のみ微風、それ以外は無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラ山頂駅から山頂まで積雪豊富。雪質は粉雪。トレースばっちり。 |
写真
感想
スキー場のゴンドラは8:30定刻に運行開始。待っている間が寒かった。10分ほど乗車の後山頂駅に到着。トイレを済ませた後にスキーのシールを貼る。Zさんはスノーシューを装着。8:53に行動開始。天気は曇っているが、この後の回復を信じて歩き始める。周囲は同じ時刻に山頂駅に到着したハイカーの姿が多い。最初はゲレンデ歩き。出だしとしては急傾斜だし、何より風がなく無風状態なので登っていると暑くて仕方なかった。ゲレンデを登り切ったあたりで衣類調整。その後非圧雪ゾーンに入るも、既に十分なトレースができていて、スキーで歩いても全く沈まない。Zさんは念のためスノーシューだが、これも要らないかもしれない。それでも2人ともそのままの装備で進む。天気は相変わらず曇りだが、時間の経過と共に青空が見えるようになってきた。風は相変わらずなくて暑い。Zさんは出掛けに寒さ対策として使い捨てカイロを貼っていたので、尚更暑いようだ。樹林帯が終わり右手に西吾妻山が見えるようになってきた。山頂はまだ遠いが、樹氷が発達しているように見える。楽しみ。その前に西大顛への登りをこなさなければならない。相変わらずトレースばっちりだが、スノーシューかつぼ足用のトレースなので、スキーでは辛い箇所も多い。適当にジグザグを入れて登る。西大顛には10:25に到着。山頂標と思われるものが頭だけ出ていた。ここまで休憩らしい休憩なしで歩いてきたので、座って大休止することに。周囲にはお待ちかねの樹氷がたくさん。去年来たときは大ガスで何も見えなかったが、今年はしっかり見える。とても嬉しい。座って休むが、周囲が気になるし、この先の斜面も気になる。西吾妻山までは一回下って登り返すが、ここでシールを剥いで一本滑ることに。天気は回復傾向で、青空が更に見えるようになってきた。西大顛から登山のトレースを避けて滑る。良い雪だが滑るとあっと言う間。数ターンで鞍部に付き、後は止まるところまで滑るというか漕ぐ。適当なところまで来たら再度シール装着。モタモタしていたら、スノーシューで降りてきたZさんに追い抜かれていた。後を追い、一緒に西吾妻山を目指す。周囲の樹氷は更に数を増し、また大きさも増しているようだった。ここは積雪期に何度か来ているが、過去の訪問時はガスか曇りばかりで、青空の中歩いたのは今回が初めてだった。止まって写真を撮る時間が長くなる。どれ一つ見ても同じ形はなく、見ていてとても面白い。飽きない。ゆっくり歩いたつもりはないのだが、結構時間をかけて歩いてしまった。西吾妻山の山頂付近には11:30頃に到着。山頂標は雪の下で確認できず。山頂は多くの人で賑わっていた。さすがに祝日。適当なところに座って休もうとするも、どこも風が冷たい。とは言え食べないと歩けないので、適当なところに座って休む。猪苗代湖も磐梯山も、東大顛もよく見えた。西吾妻山から東大顛は雪のない時期に一度歩いてみたいところだ。
休憩後に下山開始。山頂でシールを剥いで滑っていきたいところだが、樹氷原は間隔が狭く、板を回すのは困難。結局そのままシールで降りてしまう。スノーシューのZさんはスタスタ進むが、スキーの自分は合間を探しながらなので時間がかかった。下りは登りのハイカーとすれ違うこと多数。すごい数の人が登っているようだ。西吾妻山の山頂付近は風が抜けて寒く、長居するのは大変だったが、下ると風が止み、歩いていることもあって再びポカポカしてきた。Zさんは西大顛へ登らずトラバースして元来た道に戻りたいようだったが、トレースがなく、慣れないトラバースは危ないと判断して西大顛を登り返すことに。12:50に西大顛到着。この頃には既に雲が出てきて、西吾妻山の山頂付近は見えなくなっていた。予報では午後のほうが良かったはずだが変わったようだ。山の天気は変わりやすいというか、来てみないと分からない。ここで自分は再度滑る準備をする。ガスも湧いてきてスキーには不適な環境になりつつあったが、ガスが取れた瞬間を狙って下降開始。正午前頃から雲が出始めたこともあって、雪は腐らずに保たれていた。滑っても気持ちが良い。ただ樹林が濃いのであまり板を回すスペースはない。樹間が空いているところを適当に探しながら滑る。午後になってもこれから登る登山者は多く、すれ違いながらの下降となった。Zさんとは適当に落ち合いながら進む。トレースは踏み固まった箇所が多いので、さすがにスノーシューは不要と判断して外していた。自分は樹林帯の中ツリーランを楽しむ。樹木は濃いが、雪質が良かったこともあって案外楽しめた。快適ツリーランを楽しみつつゲレンデに到達。少ししてZさんとも合流。ここからはゲレンデ滑走。少し硬いがまだ氷化斜面ではないので問題なし。スノーシューを外したZさんは足元が軽そうだった。ゴンドラ山頂駅まで一緒に行動し、その後は別行動に。自分はゲレンデを滑る。山中はハイカーの姿多数だったが、ゲレンデは思ったよりも人の姿が疎らだった。ゲレンデでの滑りも楽しみつつ下り、今日の行動は終了。駐車場には13:53に到着。5分ほどしてZさんも無事到着。駐車場に降りてきた時には雪がちらついていたし、西吾妻山は完全に雲の中だった。今日は途中青空のもとで樹氷も見られたし、下りのツリーランも楽しかったし、良いタイミングで山頂往復できたかもしれないと思った。
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