紅葉の谷川連峰(武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳)
- GPS
- 11:31
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 1,895m
コースタイム
天候 | 【9/27】 曇りのち晴れ 【9/28】 晴れ時々曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往復路ともに関越道水上IC 【駐車場】 谷川岳ロープウェイ駐車場 500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【谷川岳ベースプラザ〜蓬ヒュッテ】 谷川岳ベースプラザから道路沿いに登っていくと、旧道入口の標示と一ノ倉沢周辺の案内板があります。 しばらく舗装路を進んで行くと、一ノ倉沢を眺めるスポットへ到着します。 そこから先は舗装されていない道を進んでいき、新道へ合流する道を下ります。 道幅が細く、湿って滑りやすくなっているため、注意が必要です。 湯桧曽川沿いを緩やかに進んで行くと、武能沢から樹林帯の登りが始まり、2箇所の鉄塔の横を通り過ぎ、しばらく進むと眺望が開け、白樺避難小屋に到着します。 その後、都合3回渡渉し、ガレた岩場を通過しながら高度を上げていくと、笹の登山道となり、稜線へと合流します。 ほどなくして蓬峠を通過し、蓬ヒュッテに到着します。 蓬ヒュッテの水場は、土樽方面へ下り10分、登り20分の場所にあります。 空身であれば20分程度で往復できますが、一部、道が細く滑りやすい箇所があります。 【蓬ヒュッテ〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳】 全体的に細い尾根道となっており、一部、ガレ場や湿った土で滑りやすい箇所があるため、重い荷物を背負っている場合等は通過の際に注意が必要です。 【谷川岳〜天神平】 人が多く、すれ違う際に待つ時間が多くなりがちなため、予定どおりの時間で進めないことが多々あります。 湿っている木道は滑りやすくなっているため、注意が必要です。 |
写真
感想
【計画】
手持ちのテント泊山行プランで、最優先順位だったのが谷川岳でした。
馬蹄形縦走のレコを見ると、踏破してみたいという気持ちが高まります。
しかし、今の自分では、幕営地まで辿り着くだけの実力も精神力もありません。
「いつか」馬蹄形を踏破するため、その一部を辿るコースを計画しました。
【蓬ヒュッテを目指して】
この日は稜線を目指して蓬ヒュッテに向かうのみで、一つもピークを踏みませんでした。
蓬ヒュッテへは新道を利用する予定だったところ、谷川ベースプラザから旧道方面へ出てしまったため、しばらく旧道を進み、新道へ合流することとしました。
少し遠回りになってしまったものの、一ノ倉沢を眺める絶景スポット(晴天時)を訪れることができました。
この日、朝は雲が多かったものの、時間の経過とともに雲が晴れ、登山道の樹林が開ける高度に到達する頃には、周囲の山々の稜線と青空がはっきりと見えるようになっていましった。
【蓬ヒュッテ】
蓬ヒュッテでは、ふかふかの草の上に幕営することができます。
しかし、この日は風が強く、風の影響を受けにくい場所を探したところ、地面がむき出しになっていました…
吹き飛ばされるのは真っ平なので、観念して幕営します。
結局、この日は夜中までずっと風が吹き、フライシートが音を立てていました。
夜中に目を覚ますと、霧のような湿った空気が一面に漂っていました。
その後、3時頃には天気が回復したようで、満天の星空を堪能しました。
【開放的な稜線歩き】
日曜はいよいよ本山行のハイライト、北から各ピークを踏破していきます。
出発時、谷川〜一ノ倉上部に雲がかかり始めていたものの、土曜日と同様、昼頃には晴れていると信じて各ピークを目指します。
武能岳へは登り一辺倒で、その後、茂倉岳に向かうに当たっては一度高度を下げて再び登り返します。
途中振り返った武能岳の姿は堂々として見応えがありました。
色付いた稜線を登った先の茂倉岳&一ノ倉岳では、残念ながら真っ白でした。
気持ちを切り替えて先へ進むと、目指す谷川も、振り返る一ノ倉も雲が晴れてきました。
ノゾキからの眺めは大迫力で、土曜日に一ノ倉を見上げた場所も見え、ここまでやってきたのだなぁ、と実感しました。
オキ&トマは、これまでとは比べものにならないくらいの人の多さでしたが、天気も安定し始め、周囲の山々の眺望を楽しむことができました。
【いつかは…】
本山行出発前、keichiro01さんの谷川岳〜万太郎山〜平標山のレコを拝見しました。
鮮やかに色付いた新潟と群馬の国境線を歩くという、素敵なレコでした。
谷川岳からの下山時、ついついその稜線に目がいってしまいます。
馬蹄形縦走も含め、今後の山行計画に関する妄想が膨らむのでした。
rgz91様
晴天の中、紅葉の谷川連峰は最高ですね
綺麗な景色に感動しました。
なかなかチャンスに恵まれず谷川岳登山が出来ませんが、是非今秋谷川岳登山を
チャレンジしたいです。今後ともよろしくお願いします。
こちらこそはじめまして。
コメントありがとうございます。
自分も、谷川岳は昨年から行きたいなぁと思っていた山でした。
今年、テントを購入したことから、せっかくならと思い、今回のルートで歩いてみました。
武能岳や茂倉岳は、登り応えがありながらも、景色を堪能できる稜線でした。
新潟側はだいぶ色付いていましたが、群馬側はこれからより色付いていくと思われますので、是非とも谷川岳を楽しんでください。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
紅葉の彩が鮮やかな写真が並んでいますね。
2日目はお天気にも恵まれて素晴らしい景観です。
蓬ヒュッテでは風でフカフカ草地に幕営できず残念でした。
マットいらずの最高のテントサイトなのです。
いつか馬蹄形でリベンジですね。
しかし、持って行った本が銀英伝とは・・・
コメントありがとうございます。
この2日間は、いずれも昼頃が一番雲が晴れたようで、「早起きは三文の得」にならないようでした。
それだけ、予報が難しい山域なのかもしれません。
蓬ヒュッテのフカフカを逃したのは残念でした。
チャレンジはしてみたのですが、しっかり固定しないと風に持っていかれそうな状況で…
次回は天然のフカフカマットを体感したいです
それが馬蹄形であれば言うことなしなのですが、あの標高差と距離を踏破するには相当の鍛錬が必要になりそうです…
秋の夜長のせいか、銀英伝が進むこと進むこと。
でも、いつの間にか夢という大銀河に引き込まれているのです
紅葉&秋の草花も楽しめたようですね♪
稜線も気持ちよさそうですし、
2日目の青空も映えています
実は私はまだ馬蹄形(&万太郎方面)は未踏なので、
イメトレしながら読ませてもらいました。
keichiroさんのレコもそうですが、
確かに狙うなら秋だと洗脳されています
コメントありがとうございます。
憧れの谷川に、紅葉の季節にデビューできました。
特に2日目の稜線歩きは本当に気持ちよかったです
僕もいずれは馬蹄形と思っているのですが、白毛門への登りの険しさに二の足を踏んでいまして…
ただ、あの稜線を眺めていると、行きたい気持ちがどんどん募っていきます。
僕もkeichiroさんのレコを見て、万太郎方面も行ってみたくなりました
奥が深い山域ですね。
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