木曽駒ヶ岳(ホントの予定は御嶽山！バス移動中にニュースを知り…)

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)

• GPS: 07:54
• 距離: 9.5km
• 登り: 915m
• 下り: 1,012m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:57
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:01

17:20 宿泊地
18:03 18:07 乗越浄土
18:09 18:09 乗越浄土
18:19 18:19 宝剣山荘
18:21 天狗荘

2日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 3:51
• 合計: 7:42

4:30 天狗荘
5:00 6:00 木曽駒ヶ岳
6:40 7:38 宝剣山荘
7:45 7:50 乗越浄土
8:53 9:04 千畳敷駅
9:35 9:42 極楽平
9:46 10:42 サギダルの頭
10:47 10:47 極楽平
10:55 11:00 島田娘
11:10 11:16 極楽平
11:45 12:08 千畳敷駅
12:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

9/27 12:17

新宿発の中央高速バスで木曽福島に向けて移動。目前に八ヶ岳のシルエットがくっきり。

9/27 12:19

左の車窓には甲斐駒。いつ見ても絵になる山だ！

9/27 12:21

中央高速は事故の影響で大渋滞。1時間半遅れで談合坂SAに入り（本来はもっと先のSAに入る予定だった）、そこで昼飯を調達しました。後にこの遅れが私達を救う事になるなんて誰が想像したでしょう・・・。すた丼のテイクアウトはボリュームたっぷりで嬉しい。

9/27 12:56

2回目の休憩、諏訪湖SA。

9/27 13:02

ハイウェイ温泉、いつもバスでしか来ないので入れたためしが無い。このすぐ後、車内でスマホのニュースサイトを見ていた山仲間が御嶽山噴火のニュースを発見！

9/27 14:08

この時点では被害の規模は全然掴めてなかったのですが、入山規制が既にかかっており御嶽登山は無理と判明。大慌てでバスを途中下車し、塩尻駅前で作戦を練り直し。乗鞍や上高地、美ヶ原など色々な案が出たのですが、結局は木曽駒ヶ岳に向かう事にしました。

9/27 16:07

飯田線で駒ヶ根駅へ。到着時点で既に16時。

9/27 16:54

最終バスでしらび平駅着。

9/27 17:05

同じく最終のロープウェイ。登りの乗客は私達のみ、貸切状態でした！

9/27 17:10

紅葉の中ぐんぐん高度を増していきます

9/27 17:11

緑、赤、黄のじゅうたんの上を沿うように走り、

9/27 17:13

カラフルな衣装をまとった稜線が姿を現した頃、

9/27 17:14

ロープウェイ駅の終点が見えてきます。

9/27 17:14

千畳敷駅、標高2612M。

9/27 17:17

ロープウェイのガラス越しから離れ、直に目で触れる紅葉の嵐。

9/27 17:17

予定外の行動で皆疲れ切っていましたが、この景色を見たら少し元気が出てきました

9/27 17:18

千畳敷カール、一度は来てみたい場所でしたがこんな形で訪れる事になろうとは思いもしませんでした。

9/27 17:19

駒ヶ岳神社。山小屋まで無事着けるよう祈り、登山道に向かいます

9/27 17:29

燃えるように赤く染まったナナカマドが見事ですが、

9/27 17:31

だんだんガスがかかってきたぞ！？

9/27 17:32

それはそれで綺麗ではあるけれど。

9/27 17:44

結構な急登。日没までに山小屋に入りたい！

9/27 18:06

辺りはガスに包まれ、日がほぼ落ちた頃にちょうど宝剣山荘が見えてきました。

9/27 18:23

部屋は隣の天狗荘。

9/27 18:57

ようやく夕食にありつけました。1時間ほどしか歩いてないのに妙に疲れたよ！ご飯はおかわり自由（味噌汁はNG）。

9/27 19:06

ジョッキ生が500円で飲めてお得です。泡の立て方が超きれい。居酒屋でもなかなか見られない位です

9/27 19:40

天狗荘に戻って宴会開始。ここまで無事に辿り付けた事に感謝・・・。大広間が貸切状態だったので、酒の肴にもってきた伊豆大島土産のくさやを遠慮なく開封しました（笑）

9/27 21:15

外は満天の星空。

9/27 21:20

PowerShot S120を地面に置き星空モードで撮影しました。意外ときれいに撮れて感激です。

9/28 5:06

翌朝早朝。ご来光を木曽駒山頂で迎えるべくサブザックで移動開始。まずは中岳を越えます

9/28 5:07

中岳を下ったところにテン場の色とりどりのテントが。遠景の南アルプスは早くも赤く染まっています

9/28 5:20

9/28 5:21

富士山もはっきり見える。これは期待できそう

9/28 5:30

山頂到着。

9/28 5:34

甲斐駒の左手に赤い光が満ちてくる。

9/28 5:43

来た！！

9/28 5:43

9/28 5:44

9/28 5:44

9/28 5:44

9/28 5:46

9/28 5:47

9/28 5:49

北アルプス。

9/28 5:50

そして渦中の御嶽山。煙たなびく様子、遠くから見る限りでは綺麗ではあるのですが・・・

9/28 5:50

今日も無事に太陽を迎えることができました。

9/28 5:50

ばんざーーい！

9/28 6:04

乗鞍岳。いちおう火山なので油断はできない。次はキミの番かも！？

9/28 6:04

槍・穂高。いつもいつも眺めてばかりの山。

9/28 6:05

本当はこの山に登るはずだった私達。もし噴火の時間がもっと遅かったら、もし高速が渋滞してなかったら、etcエトセトラ・・・。

9/28 6:06

9/28 6:07

9/28 6:19

雲一つない青空をバックに下山開始。

9/28 6:24

中岳のトラバース道。尾根はなだらかだったのに側面はこんなに切り立っているとは！

9/28 6:24

奇岩がいくつもあって見飽きません。

9/28 6:24

9/28 6:25

奇岩の向こうに煙を吐き続ける御嶽山。なんて荒々しい光景。

9/28 6:26

9/28 6:37

朝焼けに照らされた千畳敷。

9/28 6:38

すっかり日があがったころ、山小屋に着き遅い朝食（お弁当）を食べました。

9/28 7:39

山小屋を撤収し千畳敷へ移動開始。

9/28 7:40

宝剣岳。狭い山頂に人が入れ替わり立ちかわり立っていました

9/28 7:41

今日は快晴の千畳敷。紅葉も映えます

9/28 7:44

朝一から登り始めた多くの登山者とすれ違います。我々同様、御嶽からこちらに流れてきた人も多いようです

9/28 7:53

紅葉の中の白いアクセント。ちょっと上に立ってみたい気がした（ムリだけど）

9/28 8:09

歩いてはカメラを撮りの繰り返しでなかなか歩が進みません（笑）

9/28 8:11

実はけっこう急坂だったりする。

9/28 8:13

あか

9/28 8:19

きいろ

9/28 8:26

空と岩肌と黄葉とナナカマド、見事な4色。

9/28 8:27

9/28 8:27

本当によく晴れました。

9/28 8:29

9/28 8:29

9/28 8:30

9/28 8:32

看板前。絶好の集合写真ポイント。

9/28 8:35

剣ヶ池。

9/28 8:37

映り込みがきれい。

9/28 8:40

9/28 8:40

9/28 8:40

9/28 8:40

9/28 8:41

9/28 8:53

9/28 8:53

9/28 8:54

再び駒ヶ岳神社。そのまま帰るのは惜しいので、ちょっとだけ空木岳方面にお散歩することに。

9/28 8:55

9/28 9:04

9/28 9:04

9/28 9:09

甲斐駒はどこから見ても絵になります

9/28 9:09

9/28 9:12

9/28 9:13

9/28 9:17

9/28 9:33

再び稜線上に到着。ずっと煙をあげ続ける御嶽山。

9/28 9:34

南アルプスの山々を全て見渡せます

9/28 9:34

御嶽、山頂一帯が灰で真っ白になっているのがここからでもはっきり分かります・・・

9/28 9:37

極楽平。ここは天国、向こうは地獄・・・

9/28 9:42

9/28 9:43

9/28 9:45

9/28 9:48

岩の間から。

9/28 9:55

宝剣岳、向かう人は半分以上ヘルメット装着でした。

9/28 10:07

三ノ沢岳方面への縦走路。人はほとんど歩いておらず静かな稜線歩きが楽しめそうでした。

9/28 10:11

我々は途中の岩場まで。ここでも御嶽・・・

9/28 11:22

千畳敷のカーペットの中へ帰っていきます

9/28 11:26

9/28 11:27

9/28 11:27

9/28 11:29

9/28 11:31

9/28 11:32

9/28 11:35

9/28 11:38

9/28 12:13

ロープウェイ駅にて。行きとは違いぎゅうぎゅうの状態で帰りました

9/28 15:43

帰りにこまくさの湯でひと風呂。いいお湯でした。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

装備

備考

・山上では御嶽山関連の情報があまり入らず、ラジオを持っておいた方が良かったかなと思いました。（携帯からネットニュースは見れましたが、情報量が少なくあまり参考にならないと感じました）
・コンロはやっぱり持つべきだった！調理しないにしてもお湯が作れるだけでもだいぶ違います。ぬるいお湯で作ったコーヒーは美味しくなかった(T_T)

感想

t_issie

色んなタイミングがずれていれば我々も・・・という事態でした。山は危険と隣り合わせと認識はしていましたが、まさかこんな事が起こるとは・・・。犠牲者の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。