栗駒山 紅葉を愛でる周回路

2014年09月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,029m
• 下り: 1,007m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:33
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:25

7:25 いわかがみ平
8:40 8:40 中央・東栗駒コース合流地点
8:45 8:46 栗駒山
9:10 9:12 天狗平
9:30 9:35 展望岩頭
9:44 9:44 御駒岳
9:50 9:50 天狗平
10:35 11:15 昭和湖
11:35 11:35 苔花台分岐
11:52 11:52 三途の川
12:25 12:25 産沼分岐
13:09 13:12 栗駒山
13:22 13:22 中央・東栗駒コース合流地点
14:00 14:00 東栗駒山
14:13 14:14 新湯沢
14:48 14:48 いわかがみ平
14:50 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

イワカガミ平駐車場。数十台駐車可能。この日は平日で7時過ぎの時点で十数台駐車。紅葉の時期は土日祝日は規制がかかり、シャトルバスでの移動となります。

コース状況／危険箇所等

イワカガミ平〜山頂
中央コースは広く、整備も行き届き問題ありません。
東栗駒コースは山頂から東栗駒山まで、砂利もしかれた問題ない道。新湯沢は沢を100メートルほど遡行するので、案内のロープに従うこと。新湯沢からイワカガミ平間は掘れた道で、ステップが高い場所があり、はしごやロープ、泥濘も多く、時間がかかる。
山頂〜天狗平〜展望岩頭
特に問題なし。
山頂〜昭和湖〜苔花台
道はしっかり作られているが、水が多く、泥濘気味
苔花台〜山頂(自然観察路)
特に問題はないが灌木や笹などが被る場所あり。コースは全体に道幅少ない。

その他周辺情報

登山ポストはイワカガミ平レストハウス前にあります。
登山後の入浴はハイルザーム栗駒の日帰り入浴利用。大人650円。露天風呂あり。

写真

9/29 7:21

朝のいわかがみ平駐車場。さすがに今日は十数台止まっているだけ。山頂まで見えてます。

9/29 7:22

快晴の空に東栗駒の辺りが紅葉の盛りかな。

9/29 7:38

鮮やかなウルシの葉の紅葉。

9/29 7:43

濃紺の空がまぶしい

9/29 7:48

山頂の標柱も良く見えます

9/29 8:00

虚空蔵山の脇にはまだ残雪があります

9/29 8:01

9/29 8:03

宮城側山頂部の紅葉はそろそろ終わり

9/29 8:11

東栗駒山

9/29 8:16

谷筋には鮮やかな色

9/29 8:17

虚空蔵山周辺もきれいになってます

9/29 8:22

中央コース周辺と大地森

9/29 8:27

あまりに天気が良すぎて、紅葉がどうしてもくすんでしまいます

9/29 8:29

山頂下から盛りの紅葉の斜面

9/29 8:32

虚空蔵山の奥には鬼首の山々。禿が存在感ある。

9/29 8:34

東栗駒と銀色に輝く草紅葉の草原

9/29 8:39

山頂下で一面の草紅葉の先に紅葉の斜面と大地森

9/29 8:41

風は気持ちいいが、どうしてもかすんでしまう。

9/29 8:45

今日最初の山頂。西側は霞が多く、鳥海山は見えなかった。

9/29 8:47

9/29 8:51

天狗平から1573m峰、しろがね草原と秣岳までの縦走路。虎毛や神室の山並みが迎えてくれる。

9/29 8:52

9/29 8:54

山頂西側の登山道付近から大日沢と大地森

9/29 8:56

天狗岩と御室方面に広がる紅葉の斜面

9/29 8:58

鮮やかな色が広がっている

9/29 8:59

この辺りが色付きが一番良かった

9/29 8:59

大地森にかけての斜面

9/29 9:00

9/29 9:01

宮城県側は全体に赤が多いように感じた

9/29 9:07

苔の中のツリー。もっと大きくなるんでしょうか。

9/29 9:08

こちらは満天星の若木かな

9/29 9:09

箱庭の中の秋

9/29 9:13

湯浜コース側へ少し入って、天狗平の下に広がる斜面を撮る

9/29 9:15

御室へ続く斜面も美しい

9/29 9:16

9/29 9:20

イワイチョウが一輪だけ咲き残っていた。虫も最後の花によって来る。

9/29 9:26

展望露岩から見下ろすと、昭和湖と竜泉ヶ原付近が秋たけなわであった。

9/29 9:26

剣山とその下に広がる湿原

9/29 9:27

竜泉ヶ原から展望岩頭へ紅葉が続く。しろがね草原は黄金の原だろうなあ。

9/29 9:28

竜泉ヶ原。きらめく池塘と湿原。

9/29 9:35

展望岩頭で風に吹かれながら、絶景に見とれる。

9/29 9:36

濃紺の空を映す池塘と一面草紅葉の湿原。昔は歩くことができた竜泉ヶ原。山上の天国。

9/29 9:38

小さな赤い森の宝石。

9/29 9:42

コメバツガザクラの葉が赤黒く姿を変え、光を跳ね返す

9/29 9:44

秣岳へ続く縦走路。気持ちよさそうだが、今日はそこまで回れない。

9/29 9:44

虎毛の奥は小又山かな。

9/29 9:45

動物の骨のような枯れ木と苔のオブジェ

9/29 9:46

一面の満天星つつじと栗駒山。この角度の栗駒山はお気に入り。

9/29 10:06

昭和湖へと下る道から見上げる栗駒の西斜面

9/29 10:16

絵具箱をひっくり返したような、という表現しか思い浮かばない

9/29 10:17

端山のほうへ続く斜面。こちらも一面の紅葉だ。

9/29 10:19

これでもかと撮ってます

9/29 10:21

9/29 10:25

デジカメで撮る紅葉の表現は難しいな

9/29 10:35

昭和湖の乳白色の湖水に青空と雲、秋たけなわの山襞の風景

9/29 10:38

9/29 10:39

先ほどまであの頂から見下ろしていた

9/29 10:40

回り込んで栗駒山を見上げる

9/29 10:43

湖畔にトイレがある。水が汲み上がらないので、小便だけ使えるようだ。

9/29 10:43

剣山に連なる小山の紅葉

9/29 10:43

まさしく秋もたけなわ

9/29 10:44

ガスのために白骨化した木々が散乱する。絢爛たる紅葉とのコントラスト

9/29 10:44

ダケカンバの白い幹が鮮やかだ

9/29 10:47

9/29 10:52

今日のお昼はオリーブオイルが香るカップヌードル塩とおにぎり。山のカップらは美味しい。

9/29 11:16

白骨化した大木が空へ突き出す

9/29 11:20

この辺りは硫黄のにおいが強い

9/29 11:21

硫黄を好む苔らしい。赤い花見たいのがついてる。

9/29 11:25

少し日が陰ると色彩も色を失う

9/29 11:28

陽が差せばまた絢爛たる秋

9/29 11:37

苔花台の小さな湿原

9/29 11:44

まだまだ元気です。アキノキリンソウ

9/29 11:48

自然観察路に入っても、山襞の紅葉は変わらない

9/29 11:48

クロベや松の針葉樹と楓やカンバの広葉樹の織り成す錦絵の世界

9/29 11:51

どこまでも続く。溜息ばかり。

9/29 11:54

ゴマナも咲いてるよ

9/29 12:05

谷を越えて剣山の方向を見る

9/29 12:07

高くそびえる山頂へ紅葉の斜面が続く

9/29 12:07

9/29 12:16

赤が青空に映えるね

9/29 12:19

足元のシラタマノキ

9/29 12:22

端山の方向にも紅葉の斜面が広がる

9/29 12:22

リンドウのさえた青

9/29 12:22

ひときは清々しい

9/29 12:23

産沼の辺りで雲がわいてきた。陰ると少し寒い。

9/29 12:24

風景も寒々しい。避難小屋への道は笹薮が被っていた。

9/29 12:27

9/29 12:49

あと一息で山頂だ。次々と下山する人とすれ違う。

9/29 13:09

本日二度目の山頂。まだ賑わっている。

9/29 13:22

帰りは東栗駒コースへ。スタートは砂利も引かれた立派な階段。

9/29 13:23

シロバナトウウチソウもあったよ

9/29 13:25

草原は金色

9/29 13:27

風にそよぐ草の波。東栗駒の紅葉の山腹。

9/29 13:32

草紅葉の柔らかい色。庭園のような風景

9/29 13:34

空へ続く道

9/29 13:37

9/29 13:40

イワショウブの枯れ残りの実が晩秋を告げる

9/29 13:41

振り返る栗駒山の頂点

9/29 13:45

これからたどる東栗駒のなだらかな曲線

9/29 13:46

風が心地いい、草原の憩い

9/29 13:50

岩のある風景

9/29 13:51

東栗駒の露岩の先に色付く斜面

9/29 13:58

苔に埋もれ行く、年降りた樹の残影

9/29 13:58

9/29 14:02

9/29 14:06

東栗駒の鐘。若柳高校山岳部OBの贈ったものらしい。

9/29 14:11

9/29 14:13

西に傾いた陽を浴びて

9/29 14:14

新湯沢に出た。下流へしばらく下る。

9/29 14:16

9/29 14:20

沢を離れて右岸へ登る場所には、黄色いリボンが渡してある

9/29 14:27

かなり掘れた登山道を石を乗り越えながら、下って行く

9/29 14:48

イワカガミ平のレストハウスにつきました。青空とそよ風と紅葉に酔った一日でした。

9/29 15:50

最後にハイルザーム栗駒で汗を流して帰ります。

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

感想

yonejiy

今年の紅葉はきれいらしい、そんな話を聞くとやはり行って見なくては、と思う栗駒山。人が少ない月曜日に一般コースでは物足りない、と考えていわかがみ平を起点に中央コース〜山頂〜展望岩頭〜昭和湖〜自然観察路~山頂〜東栗駒〜いわかがみ平、と繋いで周回し、それぞれの紅葉を堪能しようと計画した。
着いてみると雲ひとつ無い快晴で、山頂までも見晴るかせるのだが、紅葉の赤はどうしても少しくすんで見える。そして山頂部ではすでに終わりになっていた。
でも少し下った辺り、東栗駒や御室、竜泉が原、昭和湖周辺は見事な色合いだった。赤からオレンジや黄色、針葉樹や笹の緑、カンバの木の幹の白、すべてが混じり合って、強く主張する。太陽の角度や反射する光をいろいろ変えて、撮って見るがなかなか思うようには行かない。
風に揺れる草原のウエーブ、白骨化した樹々のオブジェ、空を映す池塘の青、みんな素晴らしい。
栗駒山の紅葉はいつも期待を裏切らない。

あらためて御岳山の噴火について、今日も多くの方が山頂やその周辺で発見され、警察や自衛隊の方々によって、家族の皆さんの元へ帰られています。皆さんのご冥福をお祈りいたします。捜索・救助に当たられる皆さんのご尽力にも感謝いたします。
一人の登山者として、自分もいつこのような災害に出会わないともかぎりませんが、できる限り安全登山に勤めたいと思います

コメント

Spring

こんばんは☆
栗駒の紅葉、素晴らしいですね！！
色付きがほんとキレイです。
たっぷりと楽しませて頂きました

yonejiyさんが今回行けなかった、しろがね草原、そして栗駒のモンサンミッシェル。そろそろ行かなくちゃ！！と思うのですが…。どうなるでしょう
須川湖畔が色付く頃が、好きなんですよね

yonejiy

Re: こんばんは☆
Springさま
今年もなかなかきれいでした。紅葉の赤の色を鮮やかに表現するには、霧などで少し濡れたほうがいいように感じています
今回は天気が良すぎて、コントラストが強くなり、露出にかなり苦労しました
やはり難しいですね
しろがね草原とモンサンミッシェル、そろそろですよ。須川湖畔が色付く頃合いは連休の辺りかな？
Springさんのナウシカごっこも楽しみにしています

meiken

紅葉でお腹いっぱい
さすが栗駒山の紅葉は素晴らしいですね〜
宮城側と岩手側（須川温泉側）と色の対比が面白くて飽きませんね
今年は人の多い山を避けたくてちょっと栗駒から足が遠のいております
yonejiyさんのレコで栗駒を歩いた気になります〜

yonejiy

Re: 紅葉でお腹いっぱい
meikenさま
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、宮城県側、岩手県側での違いもあるし、時間によって陽の当たり方によっても違うので、本当に飽きません
霧に包まれたりすると、それも又いいんですけどね
平日なのでいくらかは少なかったように思いますが、やはり栗駒なのでこの時期は人がいないということは無いようです
今週は西吾妻で秘湯に入ってきます