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Yamareco

記録ID: 521502
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

金色の鳳凰三山

2014年09月27日(土) 〜 2014年09月28日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
28:46
距離
18.9km
登り
2,278m
下り
2,273m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:48
休憩
0:23
合計
5:11
8:00
98
9:38
9:38
93
11:11
11:32
35
12:07
12:09
62
13:11
2日目
山行
6:48
休憩
1:38
合計
8:26
4:19
70
宿泊地
5:29
5:30
33
6:03
6:04
37
6:41
6:44
28
7:12
7:17
28
7:45
8:29
37
9:06
9:07
91
10:38
10:39
42
11:21
11:23
40
12:03
12:43
2
12:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉、有料駐車場。(\750/day)
青木鉱泉までのアクセスは、青木鉱泉ホームページが分かりやすいです。多少の未舗装路はありますが、概ね良い道路が載ってます。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はありませんが、ドンドコ沢からの登り、中道からの下りとも、自分にとってはかなりハードでした。
韮崎IC で高速を下りる頃には快晴! 登る予定の鳳凰も、麓からしっかり見えました。
韮崎IC で高速を下りる頃には快晴! 登る予定の鳳凰も、麓からしっかり見えました。
途中の未舗装路にヒヤヒヤしましたが、青木鉱泉の有料駐車場(\750/day)に停めて出発準備。
途中の未舗装路にヒヤヒヤしましたが、青木鉱泉の有料駐車場(\750/day)に停めて出発準備。
青木鉱泉。なかなか趣のある佇まいの建物でした。
青木鉱泉。なかなか趣のある佇まいの建物でした。
ドンドコ沢。なんだか遊び心があるネーミング。
ドンドコ沢。なんだか遊び心があるネーミング。
カッ! と照りつける日差し。
カッ! と照りつける日差し。
登山口周辺の紅葉はモミジの葉っぱの先っちょがやや色づいている程度。
登山口周辺の紅葉はモミジの葉っぱの先っちょがやや色づいている程度。
でも、これから登る山の上部は色づきが始まっているようです。
でも、これから登る山の上部は色づきが始まっているようです。
しばらく登ると第1の見どころがやってきます。『南精進ヶ滝』です。
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しばらく登ると第1の見どころがやってきます。『南精進ヶ滝』です。
落差が大きく水量もたっぷり。迫力です。
落差が大きく水量もたっぷり。迫力です。
第2の『鳳凰ノ滝』の案内板が現れましたが華麗にスルー。
第2の『鳳凰ノ滝』の案内板が現れましたが華麗にスルー。
岩や木の根が多い急登が続きます。
岩や木の根が多い急登が続きます。
これはたぶん第3の『白糸の滝』。
これはたぶん第3の『白糸の滝』。
美しい黄色い紅葉が出現。標高を上げてきたおかげで、周囲に紅葉が見られ始めました。
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美しい黄色い紅葉が出現。標高を上げてきたおかげで、周囲に紅葉が見られ始めました。
紅いのもキレイ。 (^^
紅いのもキレイ。 (^^
第4の『五色滝』。個人的にはこの滝が一番好きでした。
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第4の『五色滝』。個人的にはこの滝が一番好きでした。
ちょうど滝に太陽の光が差し込んで、キラキラ光る水しぶきが至福の美しさでした。
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ちょうど滝に太陽の光が差し込んで、キラキラ光る水しぶきが至福の美しさでした。
五色滝を過ぎたあたりから緩やかな登山道。
五色滝を過ぎたあたりから緩やかな登山道。
白い砂地に覆われた枯沢に出たころ、地蔵岳のオベリスクが現れました。
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白い砂地に覆われた枯沢に出たころ、地蔵岳のオベリスクが現れました。
森に囲まれたこじんまりしたフラットな砂地のテン場です。風の影響も少なそうで、安心感がありました。
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森に囲まれたこじんまりしたフラットな砂地のテン場です。風の影響も少なそうで、安心感がありました。
設営を終え、小屋前のデッキのベンチにて、ちょっと遅めのランチとオヤツタイム。
設営を終え、小屋前のデッキのベンチにて、ちょっと遅めのランチとオヤツタイム。
水が使えるテン場は天国ですね。
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水が使えるテン場は天国ですね。
小屋まで歩き切り、お腹も満たされ、見上げれば青空。
小屋まで歩き切り、お腹も満たされ、見上げれば青空。
軒下で、小屋番さんもまったり。(^^
軒下で、小屋番さんもまったり。(^^
小屋の周辺をうろうろします。
小屋の周辺をうろうろします。
ほぼ展望も無しで、やることもないので、ちょっとお昼寝。
ほぼ展望も無しで、やることもないので、ちょっとお昼寝。
お昼寝から目覚めたら、テン場にはテントがびっしり。
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お昼寝から目覚めたら、テン場にはテントがびっしり。
今回はオールレトルト&フリーズドライです。ああラクちん、だけどちょっと寂し。
今回はオールレトルト&フリーズドライです。ああラクちん、だけどちょっと寂し。
テントが隣り合うソロ3人で、雑談しながらの晩ごはん。食事をしながら見える景色も秋らしく。(^^

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テントが隣り合うソロ3人で、雑談しながらの晩ごはん。食事をしながら見える景色も秋らしく。(^^

鳳凰小屋がある谷底から見える空は広くはないけれど、星がとてもキレイな夜でした。
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鳳凰小屋がある谷底から見える空は広くはないけれど、星がとてもキレイな夜でした。
早朝。ポツポツと幕に明かりが灯ります。その様子がなんだかキレイだね。
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早朝。ポツポツと幕に明かりが灯ります。その様子がなんだかキレイだね。
地蔵直下の砂地。ふりかえると、徐々に白んでくる空と、足元には街の明かり。最高。
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地蔵直下の砂地。ふりかえると、徐々に白んでくる空と、足元には街の明かり。最高。
左手には観音岳と、その山肌からちょこんと顔を出す富士山。
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左手には観音岳と、その山肌からちょこんと顔を出す富士山。
まだ星が見える濃紺の空の下に、静かに佇むオベリスク。合掌。
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まだ星が見える濃紺の空の下に、静かに佇むオベリスク。合掌。
そしてみんなオベリスクに登ります。(笑
あと20歳若かったらオレだって。w
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そしてみんなオベリスクに登ります。(笑
あと20歳若かったらオレだって。w
小さなお地蔵様たちと日の出を迎えることにしました。
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小さなお地蔵様たちと日の出を迎えることにしました。
「もうすぐかな。」「まだだね。」(独り言)
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「もうすぐかな。」「まだだね。」(独り言)
キター。すごいパワー。
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キター。すごいパワー。
紅葉とオベリスクに朝日があたり、周りの世界が輝きだします。
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紅葉とオベリスクに朝日があたり、周りの世界が輝きだします。
お地蔵様達にも、モルゲンロート。
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お地蔵様達にも、モルゲンロート。
次は鳳凰三山の最高峰、観音岳です。
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次は鳳凰三山の最高峰、観音岳です。
晴れ渡った空。稜線歩きの右手には、盟主・北岳がどっしりと鎮座。
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晴れ渡った空。稜線歩きの右手には、盟主・北岳がどっしりと鎮座。
振り返ればオベリスク。 その奥に八ヶ岳。
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振り返ればオベリスク。 その奥に八ヶ岳。
あまりのナイスビューに、立ち止まってばかりのオッサンなのでした。(^^
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あまりのナイスビューに、立ち止まってばかりのオッサンなのでした。(^^
鳳凰三山の周辺は、右を見ても、左を見ても、素晴らしい紅葉。
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鳳凰三山の周辺は、右を見ても、左を見ても、素晴らしい紅葉。
黄金色に輝く紅葉の前では、富士山の存在も霞んでしまうほど。
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黄金色に輝く紅葉の前では、富士山の存在も霞んでしまうほど。
紅葉に見とれている間に観音岳に登頂成功。
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紅葉に見とれている間に観音岳に登頂成功。
観音岳のすぐ足元は金色に輝き、『観音』という山名にふさわしく、日に照らされた紅葉で、きらびやかに装飾されていました。
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観音岳のすぐ足元は金色に輝き、『観音』という山名にふさわしく、日に照らされた紅葉で、きらびやかに装飾されていました。
観音岳から三山最後のピークである薬師岳までは、余裕の稜線歩き。
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観音岳から三山最後のピークである薬師岳までは、余裕の稜線歩き。
やったね、三山制覇♪
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やったね、三山制覇♪
勝手に撮ってすいません。どなたか存じませんが、巨岩に座り、じっと北岳を見つめる姿がステキで、ついパシャリ。この展望、見惚れちゃいますよね。(^^
勝手に撮ってすいません。どなたか存じませんが、巨岩に座り、じっと北岳を見つめる姿がステキで、ついパシャリ。この展望、見惚れちゃいますよね。(^^
薬師岳の山頂で朝食にしました。
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薬師岳の山頂で朝食にしました。
サービスショット。(はあと)
カップヌードルをすすりながら南アルプスの山々を眺めるオッサン。
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サービスショット。(はあと)
カップヌードルをすすりながら南アルプスの山々を眺めるオッサン。
こんなにも見事な紅葉に囲まれ、稜線とのお別れが名残惜しい限りです。
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こんなにも見事な紅葉に囲まれ、稜線とのお別れが名残惜しい限りです。
名残惜しい限りです。二度言いました。
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名残惜しい限りです。二度言いました。
最後に北岳さんにもご挨拶。サヨナラ。また来ます、南ア!
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最後に北岳さんにもご挨拶。サヨナラ。また来ます、南ア!
稜線から、黄から緑へとグラデーションしていく樹林帯へ下りていきます。
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稜線から、黄から緑へとグラデーションしていく樹林帯へ下りていきます。
紅葉のトンネルをくぐってね。
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紅葉のトンネルをくぐってね。
下山の唯一の見どころは『御座石』。なんとこの巨石がこんな小枝一本で支えられているんです! ビックリ!! w
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下山の唯一の見どころは『御座石』。なんとこの巨石がこんな小枝一本で支えられているんです! ビックリ!! w
もうヘトヘトで山を下り切り、コースタイムへの落書きに共感。(笑
もうヘトヘトで山を下り切り、コースタイムへの落書きに共感。(笑
青木鉱泉までの林道歩き。橋の上からさっきまで自分がいた山の稜線を見上げます。来て良かった。
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青木鉱泉までの林道歩き。橋の上からさっきまで自分がいた山の稜線を見上げます。来て良かった。

感想

ドンドコ沢からの鳳凰三山縦走。そして中道からの下山。噂に違わぬハードなコースでした。テン泊装備を背負い、高めの気温で滝汗、急登で消耗してしまったこともあり、かなりヒーヒー言って登ってました。

でもそれだけの価値はありました。青い空に遠くまで見渡せる南ア。黄や赤に色づいた紅葉も素晴らしかったです。

是非。

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2/5
体力レベル
4/5

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