八ヶ岳【みどり池入口-中山峠-東天狗岳-硫黄岳-本沢温泉-みどり池入口】


- GPS
- 07:26
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,566m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:24
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(5時45分ごろの到着で、残り2台分くらいでした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪 |
その他周辺情報 | 稲子湯旅館(650円) |
写真
装備
個人装備 |
ALPINE EXPERT 2 GT(LOWA)
|
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感想
もともと予定はしていなかったのですが、天気がとてもよさそうなので、急遽八ヶ岳に行くことにしました。じっくり考える時間がなかったので、通い慣れた稲子湯から天狗岳のルートで、可能であれば硫黄岳まで足を延ばそうと思っていました。
空が明るくなり始めてから歩き始めたので、少々暗かったのですが、ヘッドライトなしで歩くことができ、しかも、しばらく雪が降っていなかったようで、登山路も踏み固められていて、アイゼンを付けずにストックだけでみどり池まで歩くことができました。
歩き始めてから1時間弱でみどり池に到着することができました。2年前に大雪が降った後にノートレースの登山路をラッセルしながら歩いたときは1時間30分かかったので、状況によって大きく変わることを実感しました。
みどり池からもアイゼンを装着せずに歩き続け、中山峠への登りが始まるところでアイゼンを装着しました。
中山峠への急登は、このルート一番の勾配で、毎回、吹き溜まった雪の多さに苦労しますが、ここでもルートは踏み固められていて、とても歩きやすかったです。
中山峠からは眺望が開けるので、天狗岳はもちろん、北八ヶ岳や北アルプス、乗鞍岳、木曽御嶽山がよく見えていました。(東方面は雲に覆われていました。)
東天狗岳は、たまたま誰もいないタイミングで登頂できたので、360度の眺望を独り占めでき、南八ヶ岳や中央アルプス、南アルプスまでも望むことができました。
西天狗岳には、大人数のパーティが列を成して登っていて、白い山肌に黒い影が並んで、見てて面白かったです。
風は少々ありましたが、雲も発生する様子もなく、足の疲れもほとんどなかったので、このまま硫黄岳を目指すことにして、早々に根石岳に向かいました。
東天狗岳からの折口は、切り立ったルートに雪がついていたので、とてもアルペン的でとても楽しく歩くことができました。
白砂新道に下るところでは風が局所的に強くなっていて、雪が舞いあがっていましたが、歩くのに苦労するほどではありませんでした。
根石岳を通過し、広い砂地の根石岳山荘も風はあまりなく、安全に歩くことができました。
箕冠山、夏沢峠を通過して、硫黄岳への登りになると、こちらも多くの登山者がいて、この素晴らしい天候の幸運を分け合いながらみんなで登りました。
前回もそうでしたが、硫黄岳への登りは、頂上を目指しながら、ケルンを一つ一つ越えていく、至福の刻でした。
ケルンを越えるたびに頂上が目に見えて近くなり、楽しい歩きの終わりが近づいてくることが残念で仕方ありません。
硫黄岳の頂上は、風は少しあるものの、360度の眺望が楽しめ、南八ヶ岳の峰々が雪をまとって立ち並ぶさまは、本当に神々しく、見とれてしまいました。
硫黄岳の頂上を写真や動画を撮って歩き周り、眺望を十分に満喫して、下山を開始しました。
下山は、夏沢峠から本沢温泉を経由して、みどり池に戻り登山口まで軽快に歩くことができました。
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