地域の取水システム管理棟だろうか、以前もここまでは除雪してあって、積雪期にここを上ったレポでもみんなここに駐めさせてもらっている。
ただ今回はここに着くまでに車のナビがおかしな道を案内してくれて、一山向こうから舗装路でもない細い林道、当然除雪もされていない道に突っ込まされ、途中雪に乗り上げて進めなくなって這々の体でUターン出来てやっとたどり着いたというおまけ付き。
去年は途中雪崩で通行止めとかで逆にまともな道案内されたんだと1年経って初めて分かった。
ただその去年は最後集落の中の細く曲がりくねったところを通らされてビビったが、今回は調べて行ったらちゃんと集落の中を迂回する道があって助かった。
知らないところ、分かりにくいところ行くためのナビなのに、メーカー純正のナビなんて過疎地ではこんな程度のナビしか出来ないのかと、現在も更新料払い続けてる身としては不満を感じる出だしになった。
0
2/27 7:46
地域の取水システム管理棟だろうか、以前もここまでは除雪してあって、積雪期にここを上ったレポでもみんなここに駐めさせてもらっている。
ただ今回はここに着くまでに車のナビがおかしな道を案内してくれて、一山向こうから舗装路でもない細い林道、当然除雪もされていない道に突っ込まされ、途中雪に乗り上げて進めなくなって這々の体でUターン出来てやっとたどり着いたというおまけ付き。
去年は途中雪崩で通行止めとかで逆にまともな道案内されたんだと1年経って初めて分かった。
ただその去年は最後集落の中の細く曲がりくねったところを通らされてビビったが、今回は調べて行ったらちゃんと集落の中を迂回する道があって助かった。
知らないところ、分かりにくいところ行くためのナビなのに、メーカー純正のナビなんて過疎地ではこんな程度のナビしか出来ないのかと、現在も更新料払い続けてる身としては不満を感じる出だしになった。
この位置に駐めていいのかイマイチ自信はないけど、この建物の向こう側にある橋を渡って山に入っていく。
ただし、この登路は登山路としては雪の時のみ使われていると思われ、この場に登山口等の案内も、そしてその後のテープや標識等も一切無いルートになる。
だからなおさら車を駐める位置には邪魔にならないよう神経を使ってしまう。
0
2/27 7:46
この位置に駐めていいのかイマイチ自信はないけど、この建物の向こう側にある橋を渡って山に入っていく。
ただし、この登路は登山路としては雪の時のみ使われていると思われ、この場に登山口等の案内も、そしてその後のテープや標識等も一切無いルートになる。
だからなおさら車を駐める位置には邪魔にならないよう神経を使ってしまう。
橋を渡ってすぐ、いきなり少しはまり気味の積雪量に驚かされ、もうこの場所からスノーシューを履く。
0
2/27 7:48
橋を渡ってすぐ、いきなり少しはまり気味の積雪量に驚かされ、もうこの場所からスノーシューを履く。
この堰堤をこちら側から越えていくのが正解だが、この後のことを去年どう通ったか覚えていなくてまたミスってしまった。
このあたりは細い沢が沢山集まってきてるところで、それらをどこでどう渡るかがルーファイの肝になる。
0
2/27 7:55
この堰堤をこちら側から越えていくのが正解だが、この後のことを去年どう通ったか覚えていなくてまたミスってしまった。
このあたりは細い沢が沢山集まってきてるところで、それらをどこでどう渡るかがルーファイの肝になる。
なんか見覚えのある空き地。
このあたりで前年のミスが蘇ってきてなんか嫌な予感が。
0
2/27 8:08
なんか見覚えのある空き地。
このあたりで前年のミスが蘇ってきてなんか嫌な予感が。
ただすぐにトレース痕らしい地形を見つけてここからも行けるのかついていって大失敗。
一見スキーのトレース痕に見えたが、最後は何メートルも下に細い沢が流れていてとても下りて渡れないような場所に突き当たって結局堰堤のあった本流の方に大きく戻る形に。
去年も同じようなことやったのを思い出した。
0
2/27 8:10
ただすぐにトレース痕らしい地形を見つけてここからも行けるのかついていって大失敗。
一見スキーのトレース痕に見えたが、最後は何メートルも下に細い沢が流れていてとても下りて渡れないような場所に突き当たって結局堰堤のあった本流の方に大きく戻る形に。
去年も同じようなことやったのを思い出した。
尾根に乗ってもどこにもトレース痕も踏み跡痕も無し。
去年はもっと残雪期に来たのでこのあたりは雪が薄くて地面や落ち葉がまばらに見えていたが、今回はまだ真っ白でテンション上がる。
0
2/27 8:44
尾根に乗ってもどこにもトレース痕も踏み跡痕も無し。
去年はもっと残雪期に来たのでこのあたりは雪が薄くて地面や落ち葉がまばらに見えていたが、今回はまだ真っ白でテンション上がる。
雪はスノーシューで足首くらいだが、気温高いせいもあってか少し重い感じ。
それでもやはりすでに何度か気温高い日を経てるせいか中の方は締まっているようで歩きやすい。
この時点では午後にここを下ってくる時にはどんなことになってるか考えもしてなかった。
0
2/27 9:53
雪はスノーシューで足首くらいだが、気温高いせいもあってか少し重い感じ。
それでもやはりすでに何度か気温高い日を経てるせいか中の方は締まっているようで歩きやすい。
この時点では午後にここを下ってくる時にはどんなことになってるか考えもしてなかった。
幾つものコブを乗り越えて上り続けてきて唐突な感じで現れる林道。
0
2/27 10:08
幾つものコブを乗り越えて上り続けてきて唐突な感じで現れる林道。
朝4時に朝飯食べて出てきて、上りの最後では腹減ってしまってたので、風も当たらないこの場所で暖かい日差しで眠くなりながら飯。
0
2/27 10:19
朝4時に朝飯食べて出てきて、上りの最後では腹減ってしまってたので、風も当たらないこの場所で暖かい日差しで眠くなりながら飯。
林道までの尾根道は樹林帯だったので、晴れているのは分かっていてもそんなに気にもしていなかったが、林道に上がって視界が開けたら真っ青に晴れ上がった空。
残雪期というにはまだまだ雪はたっぷりなので、その白さも綺麗で際立つ。
普段バリエーションのようなテープ頼りのところをよく歩くのもあって色が分かりやすいようサングラスはあまりしないが、さすがにこれはまぶしすぎるので珍しく偏光グラス装着。
0
2/27 10:49
林道までの尾根道は樹林帯だったので、晴れているのは分かっていてもそんなに気にもしていなかったが、林道に上がって視界が開けたら真っ青に晴れ上がった空。
残雪期というにはまだまだ雪はたっぷりなので、その白さも綺麗で際立つ。
普段バリエーションのようなテープ頼りのところをよく歩くのもあって色が分かりやすいようサングラスはあまりしないが、さすがにこれはまぶしすぎるので珍しく偏光グラス装着。
林道のカーブを回ると目に飛び込んでくる東山。
どこでもブルーを付ければいいようだから、これもまさに東山ブルーと呼んでいいのでは。
0
2/27 10:52
林道のカーブを回ると目に飛び込んでくる東山。
どこでもブルーを付ければいいようだから、これもまさに東山ブルーと呼んでいいのでは。
前も思ったけど、花粉症の人には恐ろしい名前の公園。
特に今年は花粉が多いそうで、この時も実は沢山舞ってたんだろうか。
0
2/27 11:01
前も思ったけど、花粉症の人には恐ろしい名前の公園。
特に今年は花粉が多いそうで、この時も実は沢山舞ってたんだろうか。
樹林帯を出ると風の通り具合で雪の深さが違う。
0
2/27 11:09
樹林帯を出ると風の通り具合で雪の深さが違う。
深さだけでなく陽の当たり具合で溶け具合、重さも変わり、スノーシューの大きさに雪が団子になって着いてくるので重さも半端なくなってくる。
ピッケルと違ってダブルストックなのでそれでたたき落とすことも出来ず、花魁歩きではなく足を振るように振るように歩くので地味に疲れが溜まってくる。
0
2/27 11:11
深さだけでなく陽の当たり具合で溶け具合、重さも変わり、スノーシューの大きさに雪が団子になって着いてくるので重さも半端なくなってくる。
ピッケルと違ってダブルストックなのでそれでたたき落とすことも出来ず、花魁歩きではなく足を振るように振るように歩くので地味に疲れが溜まってくる。
前回は奥の雪山の前で飯を食べた覚えのある場所。
この左奥から最後の上りに入っていく。
0
2/27 11:17
前回は奥の雪山の前で飯を食べた覚えのある場所。
この左奥から最後の上りに入っていく。
天気が良すぎて樹林帯は枝の上の雪が雨のように降ってくる。
0
2/27 11:30
天気が良すぎて樹林帯は枝の上の雪が雨のように降ってくる。
暑いのでシェルも着ず、ビーニーもかぶらず歩いているので首から入ってくる雪が冷たくてどうしても樹林帯横に出て進むことが多くなるが、この場所のルートとしては問題無し。
0
2/27 11:51
暑いのでシェルも着ず、ビーニーもかぶらず歩いているので首から入ってくる雪が冷たくてどうしても樹林帯横に出て進むことが多くなるが、この場所のルートとしては問題無し。
樹林帯を出ると広がる広い雪の尾根。
ここまで来てもどこにもトレース痕も踏み跡こんもないのでまさにどこを通ってもいい自分でトレースを描けるキャンバスのよう。
0
2/27 12:20
樹林帯を出ると広がる広い雪の尾根。
ここまで来てもどこにもトレース痕も踏み跡こんもないのでまさにどこを通ってもいい自分でトレースを描けるキャンバスのよう。
落ちた雪庇。
ただ、無雪期に来たことがないので自分にはどこら辺からが雪庇なのかまったく分からない。
0
2/27 12:36
落ちた雪庇。
ただ、無雪期に来たことがないので自分にはどこら辺からが雪庇なのかまったく分からない。
木があるあたりが頂上。
ここにも少し雪庇が出ているし、直登はちょっとしんどいので大きくジグザグを描いて上るが、地形や太陽の当たり具合から小さいながらも雪崩れる可能性も無いではなく、休まず一気に上った。
1
2/27 12:46
木があるあたりが頂上。
ここにも少し雪庇が出ているし、直登はちょっとしんどいので大きくジグザグを描いて上るが、地形や太陽の当たり具合から小さいながらも雪崩れる可能性も無いではなく、休まず一気に上った。
下からもう分かってはいたが、やはり最高の天気。
まずは氷ノ山をバックに山頂標識と来ましたよを1枚。
2
2/27 12:51
下からもう分かってはいたが、やはり最高の天気。
まずは氷ノ山をバックに山頂標識と来ましたよを1枚。
下の林道に上がったところでもうラーメンは食べてきたが、誰もいないので山頂ど真ん中に椅子を据えてお茶湧かして一服していくことに。
後ろは氷ノ山。
0
2/27 13:04
下の林道に上がったところでもうラーメンは食べてきたが、誰もいないので山頂ど真ん中に椅子を据えてお茶湧かして一服していくことに。
後ろは氷ノ山。
前には遠く大山を望む。
目の前の稜線を辿ると鳴滝山への縦走路に入っていけるらしいが、無雪期によく歩かれているらしいそのハート型の周回路の起点となる林道はこの時期除雪されていることはほとんど無いようで、知らずに来た人は起点までは入れず前後に軽く1時間以上の林道歩きが必要となってしまって周回するのも容易ではないよう。
でも一度は歩いてみたい気がする。
1
2/27 13:05
前には遠く大山を望む。
目の前の稜線を辿ると鳴滝山への縦走路に入っていけるらしいが、無雪期によく歩かれているらしいそのハート型の周回路の起点となる林道はこの時期除雪されていることはほとんど無いようで、知らずに来た人は起点までは入れず前後に軽く1時間以上の林道歩きが必要となってしまって周回するのも容易ではないよう。
でも一度は歩いてみたい気がする。
ただ独り歩いてきた跡を戻る。
関西では珍しく樹林帯を抜けた雪原なので、天気が良いとその白さが美しい。
1
2/27 13:47
ただ独り歩いてきた跡を戻る。
関西では珍しく樹林帯を抜けた雪原なので、天気が良いとその白さが美しい。
林道にはカーブミラーが3箇所あったのでそれぞれ自撮りもしてみた中の1枚。
暑くてシェルもかぶり物もないのなんか黒っぽい。
こういう格好で狩猟期の山にいて誤射されるってニュースを見るが、さすがに積雪期のこのあたりで狩猟期ということは無い気がするし、蜂が熊と間違えて襲うという話も聞くけどこれもこの季節なら大丈夫と思いたい。
0
2/27 14:27
林道にはカーブミラーが3箇所あったのでそれぞれ自撮りもしてみた中の1枚。
暑くてシェルもかぶり物もないのなんか黒っぽい。
こういう格好で狩猟期の山にいて誤射されるってニュースを見るが、さすがに積雪期のこのあたりで狩猟期ということは無い気がするし、蜂が熊と間違えて襲うという話も聞くけどこれもこの季節なら大丈夫と思いたい。
下りてきて改めて見返す真っ青な空の下の東山。
一番右のピークがよく見ると上に今見てきたばかりの小さい雪庇があり、確かに東山の山頂と分かる。
0
2/27 14:29
下りてきて改めて見返す真っ青な空の下の東山。
一番右のピークがよく見ると上に今見てきたばかりの小さい雪庇があり、確かに東山の山頂と分かる。
林道から下り始めてびっくり。
この日はとても暖かく、風も山頂部以外ほとんど無かったし、林道より上で2〜3度、下だと5〜8度くらいとずっとプラス気温だったが、そのうえ天気が良すぎてずっと陽の当たり続けた部分の雪がグズグズに緩み溶け、上りでは沈まなかったのにあちこちズボズボ沈む上に、急傾斜ではスノーシューの下の雪がスノーシューごとズルッと滑ってしまってどんなに踵蹴り込みながらでも斜めや横にながらでも止まらず体力も神経も使って疲れる状態に。
0
2/27 14:49
林道から下り始めてびっくり。
この日はとても暖かく、風も山頂部以外ほとんど無かったし、林道より上で2〜3度、下だと5〜8度くらいとずっとプラス気温だったが、そのうえ天気が良すぎてずっと陽の当たり続けた部分の雪がグズグズに緩み溶け、上りでは沈まなかったのにあちこちズボズボ沈む上に、急傾斜ではスノーシューの下の雪がスノーシューごとズルッと滑ってしまってどんなに踵蹴り込みながらでも斜めや横にながらでも止まらず体力も神経も使って疲れる状態に。
ついに止まれず足が先に持っていかれて尻セード状態に。
途中の木に掴まってなんとか止まったが、両側が結構な傾斜の狭い尾根でピッケルも持っていないのにこれは非常に怖く、やむなくアイゼンに履き替え。
0
2/27 14:54
ついに止まれず足が先に持っていかれて尻セード状態に。
途中の木に掴まってなんとか止まったが、両側が結構な傾斜の狭い尾根でピッケルも持っていないのにこれは非常に怖く、やむなくアイゼンに履き替え。
ところがアイゼンだけだとやはりハマるハマる。
ほとんど2歩に1歩は膝までハマってしまって進めない。
それでも滑り落ちるよりはマシなので傾斜が緩んで西日が当たりにくくなるあたりまでこのまま無理矢理進む。
こういう時はやはりアイゼンとワカンの両付けが最強だと、上りは前爪の強力な山岳用スノーシューが強いけど、傾斜の強い下りがある場所ではもうちょっと考えた方がいいのかもと思った。
0
2/27 15:02
ところがアイゼンだけだとやはりハマるハマる。
ほとんど2歩に1歩は膝までハマってしまって進めない。
それでも滑り落ちるよりはマシなので傾斜が緩んで西日が当たりにくくなるあたりまでこのまま無理矢理進む。
こういう時はやはりアイゼンとワカンの両付けが最強だと、上りは前爪の強力な山岳用スノーシューが強いけど、傾斜の強い下りがある場所ではもうちょっと考えた方がいいのかもと思った。
西日が当たりにくくなるあたりでまたスノーシューに履き替えてその後は平和に下りてきて次の問題はどこで小さい沢を徒渉するか。
尾根の取り付きから最初の堰堤まで最短距離で行こうとしたらなんと前回も見つけた古く壊れそうで渡る勇気の出ない橋発見。
前回も上りで大回りしてしまって下りで同じ事考えたんやなと思い出した。
ここに橋があるということはやはりこれがルートなわけで、ここより少し下で向こう側に渡ったらそのまま最後まで徒渉も何もせず真っ直ぐ堰堤まで行けてしまって、朝の大回りはなんだったのかと、前回の記憶や反省はなかったのかとガックリしてしまった。
0
2/27 15:59
西日が当たりにくくなるあたりでまたスノーシューに履き替えてその後は平和に下りてきて次の問題はどこで小さい沢を徒渉するか。
尾根の取り付きから最初の堰堤まで最短距離で行こうとしたらなんと前回も見つけた古く壊れそうで渡る勇気の出ない橋発見。
前回も上りで大回りしてしまって下りで同じ事考えたんやなと思い出した。
ここに橋があるということはやはりこれがルートなわけで、ここより少し下で向こう側に渡ったらそのまま最後まで徒渉も何もせず真っ直ぐ堰堤まで行けてしまって、朝の大回りはなんだったのかと、前回の記憶や反省はなかったのかとガックリしてしまった。
今回はほんとにまだまだ雪たっぷりで、おそらくこの日だけでもだいぶ溶けたと思うが、最後まで、ほんとに最後の橋渡って道路に上がるまでスノーシューのまま歩けて大満足の1日でした。
0
2/27 16:12
今回はほんとにまだまだ雪たっぷりで、おそらくこの日だけでもだいぶ溶けたと思うが、最後まで、ほんとに最後の橋渡って道路に上がるまでスノーシューのまま歩けて大満足の1日でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する