金峯山《九州百名山》
- GPS
- 03:07
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 775m
- 下り
- 766m
コースタイム
天候 | 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金峯神社の参道で整備されている 西参道は降り口見つからず |
写真
感想
今日は雨、久しぶりに雨具を着ての山行となった。薩摩半島浦之名矢杖の金峯神社の鳥居の前には登山者用の駐車場があり、雨降りの平日とあって他に登山者は居ないよいだ。神社の参道でよく歩かれているようだ。地形図にも描かれた使われていない林道が現れ30〜40m歩いて再び登山道となった。また何処からとなく現れた林道跡歩きとなり舗装された車道に合流した。此れは神社へ続く道で山頂部まで車で行けるのは一寸残念。50m程先で短絡道に入り大回りする車道と絡まりながら社務所前に乗り上がった。
二の鳥居から石段を登って直ぐに金峯神社に達した。27代安閑天皇(広国押建金日命(ひろくにおしたけかなひのみこと))を祀る神社で嘗ては蔵王権現社と称し修験道の聖地だったが明治維新による廃仏毀釈により祭神が替わっている。五穀豊穣、商売繁盛の御利益があるそうだ。車道まで付けられているが無住で規模もそれほど大きくはなかった。
本殿裏手の石段を登り中岳(636m)山頂に達すると仏像が2体祀られ、3等三角点「金峰山」が設置されていた。ここが金峯山の主峰で雨は上がったがまだ雲が多く遠景は望めない。開けた山頂だが山頂直下にある鶴の展望台の方が更に視界が広そうだ。山頂付近には磐座があり柵がされていた。山頂直下の分岐に「稚児の宮→」の表示があり行って見ると大岩の隙間に赤い祠があった。伝説によると昔少年が釣りに行って溺れ死んでしまい岩穴に祀ったところ、岩の縁から水の雫が絶えず流れ落ちるようになった。子供の死を悼む母の涙であると云う謂れが案内されていた。
「東岳→」の表示に従い進んで行くと東展望台とも案内される東岳(625m')に到った。鹿児島湾が辛うじて見えた。ここにも磐座があり、修験道の山であることが偲ばれる。中岳との鞍部まで戻り「←野鳥の森・駐車場」方面の表示に従い下って行くと水神様が祀られた分岐に到った。野鳥の森方面はロープで塞がれ通行止めで駐車場方面へと進んだ。車道に飛び出し目前に聳える北岳を目指すが登り口は工事で通行止めとなっていた。平日だが雨天のせいか工事はお休みのようなので傍らの斜面を這い上がった。
北岳(590m')山頂は、山頂標識はなく晴れていれば桜島が展望できるようだ。山頂の手前を左に行くと吹上浜方面の展望が案内されていた。登り口に戻り地形図に描かれた西への下山路と思しき踏み跡をテープに導かれ辿って行くが方向がおかしい。遠回りになってもいずれ林道に出るだろうと進んで行くと北岳の大岩壁の下に出て道が途切れた。この先は進めそうにないので引き返すのは悔しいが大岩壁を見られたので良しとしよう。少し引き返して林道に向けて斜面を強引に下り、半分ほど行った処で作業道の跡が現れ林道へと導いてくれた。
林道は最早使われていないようでP456を回り込むように進むと最初はダートだった道が舗装道路となり車道と出合う地点にはロープが張られていた。またこの地点には金峯神社の鳥居があり荒れた登山道が続いているので北岳から下りようとしていた西参道のようだった。車道歩きは金峯神社に向けた一貫した登りで120m程高度を上げ矢杖登山口への下降点に達した。来た道を下り矢杖登山口に戻ったがやはり他の車はなかった。
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