紅葉最盛期!八方尾根(丸山ケルンまで)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 617m
- 下り
- 612m
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、白馬大池まで行った時に痛めた膝が治らない。ゴンドラ駅までの僅かな道のりで痛みが・・・・。チケットは前日前売りを買ってあるので、とりあえず、ゆっくり八方池まで行くことにする。
ゴンドラ、リフトを乗り継いで、紅葉の絶景スポットの鎌池湿原の横を通り、2本目のリフトに乗る。リフトから八方池方面を見ると南からガスが掛かってきていた。白馬三山はぽっかり浮かんだ雲の塊の上に顔を見せていた。
ゴンドラは運転40分前に並んで6人目だったが、八方池山荘の前には、すでにたくさんの人が出発準備をしていた。上を見ると人の列が八方池目指して連なる。黒菱平から登ってきたほうが早くここに着けるようだ。
トイレの先の道は左右に分かれるが、右の道の方が白馬三山も展望がよいので、そちらの方を登る。先ほどの道と合流して、また左右に分かれる。花の時期は左コースを行くのだが、今日は急登の右コースを行く。昨年までは岩場の急登だったが、木の階段になっており登りやすくなっていた。膝が痛むが後に人がついているので、我慢して休まず登った。
八方山ケルン、第2ケルンの先までは平らな道が続く。八方ケルンから上は右手に赤や黄色に色づいた木々がキレイだ。
八方池の周辺も紅葉の最盛期だ。10月の体育の日ぐらいに何度か訪れたことがあるが、いつも紅葉はピークを過ぎてくすんでいたが、今日は色鮮やかだ。ガスもとれて白馬三山から不帰キレットがきれいに見えた。
ここまで膝は時々痛むが、足の出し方に注意すれば痛みは大したことはなかった。天気の良いし、紅葉もきれいだし、時間もあるので、丸山ケルンまで行くことにした。
岩場を少し登るとダケカンバ林に入る。ここも紅葉が鮮やかだ。膝に気を遣いながらゆっくり進む。やがて残雪が残る休憩ポイントを過ぎると、ハイマツ地帯に入り展望が開けた。丸山ケルンがすぐ近くに見える。以前この辺でライチョウを見たことがあるが、今日はいなかった。
階段状の道を登ると丸山ケルンに到着。隠れていた五竜岳や鹿島槍も見えてきた。ここでたっぷりと撮影タイムと休憩を取った。
膝に筋肉痛の塗り薬をつけて下山開始する。地獄のはじまりだった。登りはそれほど痛まなかったが、下って数分後に痛みで足が出ない。再び塗り薬を付けて膝をさすり、屈伸をして歩き始める。これを下山まで繰り返すことになった。後から人が来ると道を譲り、数分歩いては立ち止まり膝をさする。なかなか八方池にたどり着かない。
登りと同じ時間を掛けて八方池に着いた。天気はすっかり変わっていて、ガスで山が見えなくなっていた。中間のトイレからは、ほとんどの人は木道コースで下山しているので、他の人に迷惑が掛からないように、八方山ケルンコースを選択して、なんとはリフトまでたどり着けた。
下山は大変だったが丸山ケルンまで行ってよかった。八方池より約400mぐらい標高は上がり、東側に広がる雲海より高いところなので、雲海上に顔を出す山々も、不帰ノ嶮も間近に見られた。
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