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Yamareco

記録ID: 5232029
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

御在所岳(藤内沢から3ルンゼへ)

2023年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
9.8km
登り
1,019m
下り
1,009m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:52
合計
4:49
8:45
12
スタート地点
9:05
9:06
3
9:09
9:09
12
9:21
9:32
25
9:57
10:07
8
10:15
10:24
39
11:17
11:20
0
11:34
11:40
8
11:48
11:50
13
12:03
12:03
30
12:33
12:33
21
12:54
13:00
12
13:12
13:12
3
13:15
13:16
5
13:21
13:22
12
13:34
ゴール地点
天候 山頂は眺望ありませんでしたが下のほうは晴れていました。
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
裏道登山道駐車場まではゲートクローズで行けず。ゲート下(かもしか大橋手前)の駐車場に停めました。思ったより駐車場は混んでいませんでした。この駐車場から車で数分下ったところにトイレあります。
コース状況/
危険箇所等
裏道登山道は問題なし。思ったより雪が残っていたので楽しめました(^^)。この季節なので踏み抜きに注意ですね。
この時間でこれだけ空いていました。これはうれしい誤算です(^^)。ここから裏道登山口まではちょっとありますけれど、ちょうどいいアップになりますかね。
この時間でこれだけ空いていました。これはうれしい誤算です(^^)。ここから裏道登山口まではちょっとありますけれど、ちょうどいいアップになりますかね。
登山口から登山道を進むとこの標識が。この右に車道もありますが、どちらを行っても同じところに行きつきます。
登山口から登山道を進むとこの標識が。この右に車道もありますが、どちらを行っても同じところに行きつきます。
裏道に来たって感じますね(^^)。さてさて、これより山域に入っていきます。
裏道に来たって感じますね(^^)。さてさて、これより山域に入っていきます。
藤内小屋の写真、撮り忘れてしまいました(^^;)。立派な氷瀑が見えています。この先ロッククライマーのみの看板のあたりです。いやはや、どきどきしております!
藤内小屋の写真、撮り忘れてしまいました(^^;)。立派な氷瀑が見えています。この先ロッククライマーのみの看板のあたりです。いやはや、どきどきしております!
渡渉完了。ここからは日陰になっているようでしたので、渡渉前にアイゼンピッケル装着。なんと、先行者のトレースあり。とはいえ行き先は様々なので、どうなりますやら。
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渡渉完了。ここからは日陰になっているようでしたので、渡渉前にアイゼンピッケル装着。なんと、先行者のトレースあり。とはいえ行き先は様々なので、どうなりますやら。
ここは写真左に見えているお助けロープ方面から滝を巻くのかと思っていたのですが、滝方向にトレースあり。あの滝を行かれたのか?勇者の確認のため、滝方向に行ってみます!
ここは写真左に見えているお助けロープ方面から滝を巻くのかと思っていたのですが、滝方向にトレースあり。あの滝を行かれたのか?勇者の確認のため、滝方向に行ってみます!
ここまでで引き返されたようでした(^^;)。この先に伸びるトレースを撮りたかった!
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ここまでで引き返されたようでした(^^;)。この先に伸びるトレースを撮りたかった!
さて、戻って高巻きの取り付きへ。新しめのお助けロープがあります。雪の季節だとなくても行けそうですが、ありがたく助けていただきます(^^)。
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さて、戻って高巻きの取り付きへ。新しめのお助けロープがあります。雪の季節だとなくても行けそうですが、ありがたく助けていただきます(^^)。
滝を乗越すところのチムニーっぽいあれですね。雪は付いていませんでしたが、手も足もしっかりあるので安心して楽しめました。ここはピッケルをしまって登りました。
滝を乗越すところのチムニーっぽいあれですね。雪は付いていませんでしたが、手も足もしっかりあるので安心して楽しめました。ここはピッケルをしまって登りました。
滝の先にはまた滝が。しかしこの景色、たまらんですわ!右の尾根は前尾根でしょうか。この尾根の上を進める自信は全くありません(^^;)。
滝の先にはまた滝が。しかしこの景色、たまらんですわ!右の尾根は前尾根でしょうか。この尾根の上を進める自信は全くありません(^^;)。
振り返って三重の景色が遠くに見えます。おお、だいぶ登った。空いているので一人旅。なんて幸せな時間を過ごさせていただいているのでしょう!
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振り返って三重の景色が遠くに見えます。おお、だいぶ登った。空いているので一人旅。なんて幸せな時間を過ごさせていただいているのでしょう!
こうもり滝?の手前のお助けロープです。ありがたや。ロープの下のクラックにアイゼンの爪をかまして登りました。
こうもり滝?の手前のお助けロープです。ありがたや。ロープの下のクラックにアイゼンの爪をかまして登りました。
登ると景色はさらに広がります。さっきまでの秘境感はなくなりますが、前尾根も良く見えております。踏み抜きに注意して進みます。この辺りでも雪の下を流れる水の音が聞こえてきたりしていました。
登ると景色はさらに広がります。さっきまでの秘境感はなくなりますが、前尾根も良く見えております。踏み抜きに注意して進みます。この辺りでも雪の下を流れる水の音が聞こえてきたりしていました。
トレースのおかげで楽に登れます。時折踏み抜きの跡があったりするのでよけながら登ります。この先で左に曲がっていき、3ルンゼ方面へ進みます。
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トレースのおかげで楽に登れます。時折踏み抜きの跡があったりするのでよけながら登ります。この先で左に曲がっていき、3ルンゼ方面へ進みます。
だんだん踏み抜きの心配もなくなってきました。雪の下に氷があったりで、前爪がよく効いてきました。その分ふくらはぎとアキレス腱が燃えてきます(^^;)。
だんだん踏み抜きの心配もなくなってきました。雪の下に氷があったりで、前爪がよく効いてきました。その分ふくらはぎとアキレス腱が燃えてきます(^^;)。
おお、氷瀑がこんなにしっかり残っているとは!ザックに入れてあるバイルを出してちょっこら遊びたくもなりましたが、ツアー(スクール?)のパーティーがトップロープを張られていたのでやめておきました。
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おお、氷瀑がこんなにしっかり残っているとは!ザックに入れてあるバイルを出してちょっこら遊びたくもなりましたが、ツアー(スクール?)のパーティーがトップロープを張られていたのでやめておきました。
さてさて、このルートももう終わりかなという空が見えてまいりました。楽しかったなぁ(^^)。
さてさて、このルートももう終わりかなという空が見えてまいりました。楽しかったなぁ(^^)。
中道登山道にひょっこりはん。ありがとうございました。下山は裏道を通らせていただく予定です。
中道登山道にひょっこりはん。ありがとうございました。下山は裏道を通らせていただく予定です。
せっかくなので山頂にも寄り道しました。眺望はありませんが、ロープウェイで来られてソリ遊びをされている家族や、外国人旅行者などでにぎわっておりました。一人旅のあとの人の気配は、なんだかほっとさせていただけます。
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せっかくなので山頂にも寄り道しました。眺望はありませんが、ロープウェイで来られてソリ遊びをされている家族や、外国人旅行者などでにぎわっておりました。一人旅のあとの人の気配は、なんだかほっとさせていただけます。
一気に裏道を下って、兎の耳を降りたあたりから振り返って。前尾根の左に見える白い筋を登って行ったのかな。こうして見ると雪はほぼなくなっているのに、雪山を楽しませてもらえてありがたいです。
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一気に裏道を下って、兎の耳を降りたあたりから振り返って。前尾根の左に見える白い筋を登って行ったのかな。こうして見ると雪はほぼなくなっているのに、雪山を楽しませてもらえてありがたいです。
日向小屋さん、こんにちは。帰りも藤内小屋の写真撮り忘れた(^^;)。冷えたビールの誘惑に勝つついでに何もかも置いてきてしまいました。
日向小屋さん、こんにちは。帰りも藤内小屋の写真撮り忘れた(^^;)。冷えたビールの誘惑に勝つついでに何もかも置いてきてしまいました。
下山後は駐車場までしばらくの道歩き。ここでも十分いい景色でした。ありがとうございました。
下山後は駐車場までしばらくの道歩き。ここでも十分いい景色でした。ありがとうございました。

感想

ホワイトシーズンが駆け足で去っていこうとしている季節ですが、最後に雪を踏めないかと藤内沢ルートに行ってみることにしました。この冬もそれなりに遊ばせていただきましたが、仕事が入ったり感染症やらで予定変更もしばしば。雪に期待しつつ向かいます。

駐車場は思っていたより空いていました。私の到着時で1台のみ。準備中にもう一台来られたのみ。そして登山口までは思っていたより距離がありました(^^;)。登山口は普通に車道でした。まずは登山ルートを選択しましたが、日向小屋の手前で車道と合流。川が増水したときへの対策なんでしょうね。でも増水したら堰堤の中を通ることができるのかな。

その先、数回渡渉しつつ藤内小屋へ。だんだん体も温まってきました。小屋のところで装備装着。ついでにヴィアフェラータの取り付きも確認しようかなと思いましたが、わからないまま一般道に合流(^^;)。どこを間違えた?まあいいか。

しばらくケルンに案内されつつ進み、この先クライマーのみの看板に到着。ここから渡渉ですね。対岸は日陰になっているせいか雪が付いているので、渡渉前にこのあったかい場所でゆっくりとアイゼン装着。さて、行きましょう!

対岸に渡るとなんとトレースあり。とはいえこの先はいろんなルートがあるので、変に信じて予定外のところに行ってしまわないように心がけます。正面の藤内壁との分岐手前から、高巻きするはずの滝方面へ早速トレースが伸びているではありませんか。もしやあの滝を行った勇者がいるのか?となると確認したくなってしまったので、滝方面へ行ってみることに。しかし滝手前でトレースは引き返されておりました(^^;)。

私も戻って、お助けロープに助けられて登ります。ちょっといやらしい登りが少し。そのあとは滝の右岸に沿って滝を高巻きしていきます。ちょっと足元が細いところは笹もなんでも掴みながら安全確保。やがてチムニー的な登りが登場。雪がついてないですが、手足ばっちりなのでピッケルしまって登ります。ここを越えると高巻き完了ですね。

その先には雄大なルンゼが広がっていました。こいつはすげぇや。来てよかった(^^)。映画に出てきそうな風景です。左右を絶壁に挟まれた圧巻でした。ただ、両壁からたまに雪が落ちてくるのでどうしても中央寄りに進んでしまうのですが、フォールラインはなるべく外すようにしなければ。

その先にはこうもり滝(?)。ここも左に乗越します。ここにもお助けロープあり。見れば大丈夫そうだったので使わせていただくことに。もし切れていたりしたときのためにもう1本バイルを持ってきていたのですが、この調子だと出番はなさそう(^^;)。こうしたルートでは使わない装備が増えちゃいますわ。

この辺りまで来ても足元の下を流れる水の音が聞こえたりするので、踏み抜きに注意して進みます。傾斜はあまり変わらず。まあまあ急です。当たり前か(^^;)。振り返れば伊勢湾まで見えています。何たる景色!きれい。振り返ると若干怖さも感じるのですが、眺望の良さは素晴らしいです。

また一つ登りを詰めると、右にトラバース気味に進んでルンゼに降り立ちます。このあたり、よくわからないですがまあそんなもんでしょう。もうちょっと登りが続きそうですが、だんだんと足元も締まってきました。それと同時にステップが浅くなってくるので、ふくらはぎの負担が増えて足が燃えてきます。休み休み進みます。

やがて3ルンゼとの分岐へ。左の3ルンゼ方面へ進みます。呼称が合っているのかわかりませんが(^^;)。だんだんガスってきて、一人旅感抜群の中を進みますが、前方に人発見!先行者かな?と見た先には立派な氷瀑が!アイスクライミングをされているパーティーのようでした。立派な氷瀑。ザックのバイルを取り出してちょっと遊ばせてもらおうかと思いましたが、どうもスクールかツアーのパーティーのようでしたので、邪魔せず先に進むことにします。

この先は間もなく中道登山道と合流しました。ロープウェイ駅方面に行くと、家族連れの方がちらほら。写真だけ撮ると、せっかくなので山頂にも行ってみることにしました。

山頂へのゲレンデ脇の登りは地味にきつい(^^;)。ゲレンデにはソリ遊びをしている家族の方々や、外国人観光客の方々がいっぱいおられました。私から見るとよくそんな服装でと思ってしまいますが、向こうからするとこちらのほうが変態ですよね(^^;)。だってロープウェイあるんだし。写真を撮って少し補給をすると、冷える前に下山です。

裏道をフルに歩いてみたかったので、ショートカットせずに正規ルートを通ります。右に岩峰を見ながら高度を下げていく途中から、日が当たるとなんとも気持ちいい。不思議なことにたくさんの登りの方とすれ違います。お気をつけて〜。

気が付けば藤内壁への渡渉ポイントまで下りました。ルートを振り返り、楽しませていただいたことに感謝です。藤内小屋で装備を外し、日向小屋を過ぎ、車道に到着。地味に長いですが、伊勢湾を見ながら歩くビクトリーロードやん(^^)。ゲートに着くと、ゲート前に車が3台。やっぱり駐車場はいっぱいかと想像すると、朝に停められた私はラッキーだったと思います。

が、駐車場に着くと1台増えていただけでした(^^;)。え?あのすれ違ったたくさんの人たちはどうやって裏道登山道にアクセスされたんでしょう?知らないことばかりです(^^;)。振り返って、本当に楽しい一日になりました。ありがとうございました。

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