武甲山


- GPS
- 04:58
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・トイレは横瀬駅、生川への途中の運動広場、武甲山山頂、浦山口駅にあります. ・水場は妻坂峠分岐の手前の林道わきと表参道の途中にあります. ・駐車場は妻坂峠の分岐の鳥居をくぐった場所にあります. 30台ぐらいいけそうです. ・指導標など多く、大変良く整備されています. [コースの状況] ・電車で行った場合、車道歩きが長くなります. 特に横瀬駅からしばらくの間は石灰工場など多く大型車などが多く走っているので注意しましょう. ・山頂のトイレ(水洗)が使用できるのは4-11月一杯までのようです. ・大杉の広場の先で一般コースと階段コースがあります. 階段コースは少々キツイですがそれほど長くはありませんでした. |
写真
感想
初めて武甲山に行ってきました.
西武秩父線の横瀬駅で降り立つと、線路の向こうに武甲山がそびえています.
山体が削られて痛々しい限りですが、なんとも複雑なものがあります.
さて、駅からは長い車道歩きが始まります. 生川(うぶかわ)までは石灰工場が多く立ち並び、それに合わせて大型のダンプやらトレーラーやら走っていて、山登りする前に交通事故に遭わないように注意が必要です.
最後の工場を通りすぎると道は狭くなり未舗装となります.(が、すぐに舗装道路になります)
この辺りからはタクシーやら一般車やらがたくさん走って行きます. 間違いなく武甲山に行こうという人でしょう.
さらに奥に進むと妻坂峠の分岐になり、右側の道には狛犬と鳥居があり鳥居の奥は駐車場になっています. 結構広い駐車場ですが既に一杯でした.
ここからは車は通行できませんが、舗装されており数件の家があります. ただ傾斜は結構きついのでなかなか進めません. 今日は天気が良いのでたくさんの人が歩いています. ふと丁目石が建っているのに気づきました. 現在は5丁目です. 丁目石は短い距離で設置されています. ほどなくして山道となり本格的な山歩きがやっとこできるようになります.
ほとんどスギ・ヒノキの樹林帯を進んでいきます. 展望はほとんどありません.
大杉の広場には植林帯の中に大きなスギの木が一本立っていて少し広場になっています. ちょっとだけ小休止してすぐに歩き始めると、しばらくして山頂への道が二つに分かれており、「階段コース」と「一般コース」に分かれていました. 一般コースの方がよく歩かれているようで、踏み跡の濃さが違います.
私のすぐ前を行く、おじさん3人組は一般コースを行きましたので、私は階段コースを進むことにしましょう.
階段コースは斜面をトラバースぎみに狭い道幅を進みます. しばらくすると階段が見えてきます.
それほどのキツイ段差でもないのでどんどん登って行きます. するとだんだんと傾斜がきつくなり階段も段差が大きくなり始めます. ガシガシ必死に登っていくとやがて頂上っぽい場所に出ます. ここは神社から少し大持山方面に下った場所です. 浦山口方面からの道もここで合わさります.
目指すは山頂!とゆるやかな斜面を登っていくと神社が見え、左に東屋、右にトイレがあります. トイレは水洗で綺麗なものです. 紙までありました.
神社でお参りしてから、脇を抜けて裏手から展望台にいけます. 展望台周辺は柵に囲まれてなんとなく違和感があります.
展望台はそれほど広くありませんが秩父の街や遠く榛名山などの展望が開けています.
下の方から重機の音がして、柵から少し身を乗り出して見ると豆粒のように見える重機が動いています. 未だ採石を行っており、この山は終いにはどうなってしまうんだろうと思ってしまいました.
さて、今日はコーヒーでも飲もうか. とストーブを出しながら回りを見ると、山頂の7割方の人がラーメン食べてます. これほどの割合でラーメンを食べている山頂って見たこと無いです・・
でも今日はラーメン持ってきてないんだよなあ. 昨日近所のドラッグストアで買った3割引のパンをたくさん買ってしまったので・・・コーヒーを飲みながらパンをかじり山頂からの景色を楽しみますが風が強くて冷たい!
あまり長居はできませんでした.
神社あたりに下りてくると風もなくて快適その物. こっちで休憩すればよかったかな? あまり展望はよくないけど.
さて、ここから浦山口の駅に向かうので一度大持山方面に向かって、先ほどの階段コースの道の合流するところを浦山口の指導標にしたがって下山していきます. こっちはカラマツの(たぶん)植林帯であろう森の中の道を歩いて遠く街を見下ろしながら進みます・・・こっちは歩いている人がいません. とっても静かなものです.
途中開けた場所から両神山が見えました. そのわきには二子山であろう山体も見えます.
こっちの道は登ってくるときの道とは打って変わって明るい落葉樹の中を日差しも暖かく感じながら下山していきます. ゆるやかな尾根を下っていくと、急斜面につけられたジグザグの道を下りるようになります.
次第に沢の音がしてきて、沢沿いの道に出てきます. しばらくは渓谷沿いを歩きながら晩秋の紅葉を楽しみながら下りていくと、林道終点にたどり着きます. ここに若者が30人近くいました. 何してんだろう?
ここからは林道で足早に下って行きます. やがて集落の中になり、浦山口の駅が見えたときに丁度SLが目の前を走り抜けていきました. ぐぁ!木が邪魔してSL撮れない! あと1分早ければいい感じに写真が撮れたんですけどね.
浦山口の駅について親切な駅員さんにどこまでの切符を買って行けば良いか聞いて切符を買うとすぐに電車がきました. あれ?この電車って昔の国鉄の電車じゃない? ワンマン仕様に改造はされていましたが、むかし散々乗った電車を懐かしみながらお花畑駅まで行き、そこから西武秩父駅に歩いてボックスシートの飯能行きの電車に乗ってのんびり車窓の景色を楽しみながら帰宅しました.
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