記録ID: 523954
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
須磨アルプス 北斜面のバリルート探索
2014年10月11日(土) [日帰り]
兵庫県
m128959
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:20
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,134m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り：板宿 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
須磨アルプスの南斜面のバリルートはほぼ把握できたが、北斜面は気になりながらも一度も足を踏み入れたことがなかったので、今回1つ1つ探索をしてみました。 須磨浦公園スタート 以下5エリアに分けて記載します。 【1】 鉄拐山西斜面 �‥寛�山を過ぎたあたりに石標があり、縦走路は右へ行くがはっきりと左へ行く道があります。左へ進むとすぐまた左右2分岐しています。 �△修虜献襦璽箸枠�根道となっており、道は荒れていないが落ち葉がしっかり積もっていてあまり人は歩いていないようです。出てきたところは住宅地から離れた会社の敷地のような場所でした。 �０戝玉瓩辰董�右ルートは尾根のすぐ脇を歩く感じで最後は住宅地に出てきます。ここから山に入る人もいるのでしょう、道は非常に歩きやすかったです。 危険な箇所はありませんが、他のルートへ繋げられないので、バリルートとしてはそれこそ使い道がないと感じました。 【2】栂尾山西斜面 どちらかというと横尾山に近いですが、次に紹介するルートと区別するために栂尾山西斜面とします。 国土地理院の地形図に破線で描かれているルートです。踏み跡明瞭で、且つマーキングテープが充実しています。 最初は尾根伝いに下っていきますが、マーキングに従って行くと谷に導かれ一気に道が悪くなります。前方に木の橋が見えるところから藪漕ぎ状態となったため、あえて突破する価値もないと判断して引き返しました。 【3】横尾山北斜面 （のじぎく園） �� 横尾山の登りに差し掛かって最初の標識のところに取り付きあり。露岩を下っていきますが、露岩は崩れることなくグリップはよいので安心して下れました。眺めも開放的でGoodです。のじぎく園に出てきますが、見頃は11月中旬のようで今は小さな蕾状態でした。のじぎく園の遊歩道が美しかったです。 �△里犬�く園の東端に来ると、ここから横尾山山頂へアタックです。 急斜面の露岩をロープを使って登ります。ロープがないと絶対登れない箇所がありましたので慣れていない初心者は本ルートは避けたほうがいいと思います。 【4】横尾山北斜面 （馬の背手前からの取り付き） 小学生の団体とかち合ったこともあり、馬の背手前で大渋滞でした。 馬の背の鎖場が始まるところから北斜面へ下る取り付きがあります。非常にもろい露岩で出来た細〜い尾根を通るため、めちゃくちゃ怖かったです。登りで使う場合はまだマシと思いますが、下りはちょっと危険だと感じました。 ちょっとした斜面でもズルズルっとね。 そのまま、こわごわ尾根を下っていくと途中で断崖絶壁となり窮してしまったところがあります。ルーファイするにももろい露岩のため、あまり尾根の端に寄ることもできず（足を滑らせたらあの世行き〜！！）、しばらくうろうろするも諦めて元来た道を引き返しました。 しかし、ここで救世主現る・・・ 少し引き返した時点で上から一人若い方が降りてきました。その方も馬の背が渋滞しているのでこちらに降りてきたそうですが、まさか人に会うとは思いもよらなかったとのことでした。断崖絶壁で進めないことを説明すると、「行けますよ。一緒に行きましょう」という心強い返事を頂きました。 断崖絶壁の少しバックした左側に下る脇道があり、ここを下るとのことです。 上から見ると下がどうなっているか判らないので（そもそも足元が不安定でルーファイの時には怖くて寄り付けなかった）、知らないと絶対お試しで下ってみるということはできない場所です。 しかも、ロープが無いので完全に自己責任の世界です。 あともう一箇所怖い箇所がありますがロープがあるので大丈夫でした。 露岩帯が終わったら尾根がすぐ2分岐するのですが、先導頂いた方は右側の尾根を下る予定だったようですが、間違って左側を下ってしまったというエピソードはありましたが、一旦戻って横尾団地の池の部分に出ました。 いや〜、怖かったけど、また行ってみたくなりました。 【5】横尾山北斜面 （馬の背） �〜亜垢�ら馬の背の終盤の北斜面にある鎖が気になっていました。先ほどの救世主さん曰く「沢沿いに行くと行けますよ」とのこと。 ということで、同行して頂く事になりました。枯れ沢は登りやすくあっという間に例の鎖場に到着し、ほとんど鎖に頼ることなく馬の背に戻れました。 簡単すぎてちょっと拍子抜けのところもありましたが、ここを登れて感激しました。 ��馬の背が終わり普通の山道になったすぐ左手に注意すると尾根を下る踏み跡がはっきり判ります。ここは以前下ったことがあるのですが、以外にも救世主さんは知らなかったようで、今度は私が先導者となって下っていきました。一本尾根なので迷うことなく、先ほどの横尾団地の池に戻ってきます。 ここから横尾団地の公園に出て、縦走路に合流したところ辺りで救世主さんとお別れして、私は板宿方面の道で帰りました。 |
写真
鉄拐山を通過した後に現われる石標。
右は縦走路。 左に行ってみる。
右は縦走路。 左に行ってみる。
まずは左に進む。
進入禁止の枝があるが気にせず進む。
道は明瞭だ。
進入禁止の枝があるが気にせず進む。
道は明瞭だ。
看板の右の切れ目から出てきた。ここは住宅地からずっと離れているようなので、ここから登る人はほとんどいないだろう。道は荒れていないが枯葉で覆われています。
10/11 8:46
看板の右の切れ目から出てきた。
ここは住宅地からずっと離れているようなので、ここから登る人はほとんどいないだろう。道は荒れていないが枯葉で覆われています。
ここは住宅地からずっと離れているようなので、ここから登る人はほとんどいないだろう。道は荒れていないが枯葉で覆われています。
元の進入禁止の枝のところに戻って、左へ行ってみます。
（右は縦走路の石標に戻る）
（右は縦走路の石標に戻る）
右側の道を撮影（写真では正面の道）
このまま右側の道(写真正面)を進んでみます。
このまま右側の道(写真正面)を進んでみます。
ドン付きに戻って左側（写真では正面の道）を撮影。
このまま左側の道（写真正面）を進んでみます。
このまま左側の道（写真正面）を進んでみます。
元の縦走路に戻って、栂尾山を通過して左手側を注意していると、普段は気付かない踏み跡があります。栂尾山西斜面の取り付きです。
1
10/11 10:07
元の縦走路に戻って、栂尾山を通過して左手側を注意していると、普段は気付かない踏み跡があります。
栂尾山西斜面の取り付きです。
栂尾山西斜面の取り付きです。
木の幹にかかれた地図。
右へ行けば橋に到達するようですので、右へ行ってみます。
右へ行けば橋に到達するようですので、右へ行ってみます。
今度はぐるぐる巻きテープに書かれた地図。
左右のどちらを通っても合流するみたい。
右を進みました。
左右のどちらを通っても合流するみたい。
右を進みました。
木の幹に書いてあったとおり、木の橋の手前のところまで着ましたが、藪漕ぎしてまで突破するほとでもないと判断し、引き返しました。
1
10/11 10:30
木の幹に書いてあったとおり、木の橋の手前のところまで着ましたが、藪漕ぎしてまで突破するほとでもないと判断し、引き返しました。
縦走路に戻り、横尾山を登り始めたところの最初の標識の左へ進みます。
ちょっとした休憩ポイントとなっています。
ちょっとした休憩ポイントとなっています。
その休憩ポイントから下る踏み跡があります。
のじぎく園へ向かいます。
のじぎく園へ向かいます。
露岩となっていますが、グリップはよいです。
視界が開放的です。
視界が開放的です。
馬の背の鎖場が始まる手前から渋滞です。
この鎖場の始まるところが、恐怖の尾根道の取り付きです。
写真の左奥に入ります。
この鎖場の始まるところが、恐怖の尾根道の取り付きです。
写真の左奥に入ります。
この先が切り立っているため、これ以上進めずしばらくルーファイ。
しかし、両サイドも断崖なのであまり動けず。
しかし、両サイドも断崖なのであまり動けず。
救世主さんの現われにより、断崖絶壁をクリア。脇道の取り付きの写真撮るの忘れた。
その後は救世主さん（写真）に先導してもらう。
4
10/11 11:51
救世主さんの現われにより、断崖絶壁をクリア。
脇道の取り付きの写真撮るの忘れた。
その後は救世主さん（写真）に先導してもらう。
脇道の取り付きの写真撮るの忘れた。
その後は救世主さん（写真）に先導してもらう。
もうひとつの難関。 でもロープで何とかクリア(振り返って撮影)
露岩が終わったらすぐ右の尾根へ進む。
左の尾根の方が踏み跡明瞭のため、最初は間違って左を下ってしまった。
左の尾根の方が踏み跡明瞭のため、最初は間違って左を下ってしまった。
途中まっすぐ進まずに右側にロープで降りる箇所あり。
まっすぐは行き止まりらしいが、機会があったら探索してみたい。
まっすぐは行き止まりらしいが、機会があったら探索してみたい。
救世主さんを待たさないようにしたため、途中あまり写真は取れなかったため一気に場面は変わるが、横尾住宅の池から次は沢を登ります。
10/11 12:22
救世主さんを待たさないようにしたため、途中あまり写真は取れなかったため一気に場面は変わるが、横尾住宅の池から次は沢を登ります。
馬の背の後半にある鎖場
念願かなって、やっと北斜面からこの鎖場を登ることができた。
念願かなって、やっと北斜面からこの鎖場を登ることができた。
馬の背を渡りきって山道に入ったすぐくらいに北側へ降りる明瞭な尾根があります。（取り付きの写真を撮るのを忘れた）
振り返って撮影。
真ん中の尾根から降りてきた。右側の沢を上ると先ほどの馬の背の鎖場へ行ける。
真ん中の尾根から降りてきた。右側の沢を上ると先ほどの馬の背の鎖場へ行ける。
感想
南斜面から須磨アルプスへ登るバリルートは幾つかあり、そこそこ有名ルートとなっています。
しかし、北斜面から須磨アルプスへ登るバリルートはほとんど情報が無く、以前から須磨アルプスを通るたびに気になっていた北斜面の脇道を今回探索してみました。
北斜面と南斜面のバリルートをうまく繋げて、須磨アルプス限定バリルート縦走路を考えたいと思います。
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Kenishii さん
須磨アルプスにもこんなルートがあったんですね。
でもスリリングすぎて一般的には無理そう・・・（＾＾；
でも一般ルートが人気ありすぎて渋滞するので
別ルートは使用したくなるところですね。
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