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記録ID: 5240082
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雪山ハイキング
北陸

【大御影山】ノロ尾の雪稜を越えてノートレースのブナ回廊を下山

2023年03月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:15
距離
8.4km
登り
882m
下り
736m

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
1:23
合計
6:15
9:22
9:40
126
11:46
12:51
100
14:31
ゴール地点
天候 曇りのち時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白谷登山口手前に車をデポして、松屋のもみじんパークからスタート。
※能登俣林道は倒木があって除去しながら、白谷登山口の下方200mに駐車、以降は残雪あるので通行不可。
コース状況/
危険箇所等
・松屋大権現岳までツボ足、以後は大御影山までワカンorアイゼン。雪はよく締まっている。
・白谷コースはワカンで快適下山、ca.570mで雪切れ
その他周辺情報 松屋大権現岳登山口の山奥におしゃれカフェ「ミロク」あり
能登俣林道は倒木多数、避けながら進んで車をデポ。
※カメラの日付が一年先になってました。
2024年03月05日 07:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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能登俣林道は倒木多数、避けながら進んで車をデポ。
※カメラの日付が一年先になってました。
松屋大権現岳登山口。滋賀県の3人パーティと時を同じくスタート
2024年03月05日 08:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 8:13
松屋大権現岳登山口。滋賀県の3人パーティと時を同じくスタート
朴の巨樹
2024年03月05日 08:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 8:33
朴の巨樹
ナツツバキの株立ち
2024年03月05日 08:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 8:38
ナツツバキの株立ち
見晴らし台から美浜の耳川流域を俯瞰、美浜の天王山と御嶽
2024年03月05日 09:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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見晴らし台から美浜の耳川流域を俯瞰、美浜の天王山と御嶽
広い山頂台地に乗り上げると残雪が広がる
2024年03月05日 09:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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広い山頂台地に乗り上げると残雪が広がる
松屋大権現岳に到着、ここでアイゼンやワカンに換装
2024年03月05日 09:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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松屋大権現岳に到着、ここでアイゼンやワカンに換装
一旦鞍部に下って
2024年03月05日 09:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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一旦鞍部に下って
右には雲谷山
2024年03月05日 10:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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右には雲谷山
ノロ尾のシンボリックなブナの大樹
2024年03月05日 10:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ノロ尾のシンボリックなブナの大樹
ブナの巨樹が次々に現れる
2024年03月05日 10:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの巨樹が次々に現れる
急登を凌ぐと
2024年03月05日 10:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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急登を凌ぐと
緩やかな雪稜が広がる。近江八幡からの3人パーティ P812
2024年03月05日 10:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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緩やかな雪稜が広がる。近江八幡からの3人パーティ P812
ノロ尾を詰めて行く。奥のピークがノロ尾の高
2024年03月05日 10:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 10:54
ノロ尾を詰めて行く。奥のピークがノロ尾の高
雪庇が残っている。
2024年03月05日 10:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪庇が残っている。
一昨日の団体さんトレース
2024年03月05日 11:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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一昨日の団体さんトレース
雪庇を乗り越えて
2024年03月05日 11:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪庇を乗り越えて
枝振りがよいブナ
2024年03月05日 11:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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枝振りがよいブナ
ca.930mピーク(ノロ尾の高)、ここは高木ブナの森
2024年03月05日 11:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 11:22
ca.930mピーク(ノロ尾の高)、ここは高木ブナの森
ブナの森に入る
2024年03月05日 11:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの森に入る
ノロ尾の高の主
2024年03月05日 11:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ノロ尾の高の主
琵琶湖が見える
2024年03月05日 11:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 11:33
琵琶湖が見える
いよいよ大御影山を捉える
2024年03月05日 11:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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いよいよ大御影山を捉える
徐々に陽が射し
2024年03月05日 11:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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徐々に陽が射し
大御影山山頂に到着
2024年03月05日 11:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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大御影山山頂に到着
記念写真
2024年03月05日 11:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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記念写真
ランチ後に晴れ間が広がって来た。琵琶湖と比良
2024年03月05日 12:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 12:37
ランチ後に晴れ間が広がって来た。琵琶湖と比良
三重嶽が輝いている
2024年03月05日 12:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 12:37
三重嶽が輝いている
遠くからでも目立つ大反射板
2024年03月05日 12:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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遠くからでも目立つ大反射板
山頂を後にする
2024年03月05日 12:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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山頂を後にする
雲谷山と庄部谷山
2024年03月05日 12:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雲谷山と庄部谷山
大谷山の背後にうっすらと伊吹山
2024年03月05日 12:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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大谷山の背後にうっすらと伊吹山
この風景を目に焼き付けておこう
2024年03月05日 12:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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この風景を目に焼き付けておこう
ノロ尾の高
2024年03月05日 12:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ノロ尾の高
振り返ると山頂には青空が広がる
2024年03月05日 12:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 12:59
振り返ると山頂には青空が広がる
大御影から西に連なる尾根 (大日尾根)
2024年03月05日 13:05撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 13:05
大御影から西に連なる尾根 (大日尾根)
ここからはノートレース (f)
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ここからはノートレース (f)
白谷コースへ下山開始
2024年03月05日 13:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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白谷コースへ下山開始
2024年03月05日 13:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ノートレースの純白無垢な雪稜を
2024年03月05日 13:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ノートレースの純白無垢な雪稜を
彷徨っていたら大きくルートロス
2024年03月05日 13:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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彷徨っていたら大きくルートロス
この尾根もブナの純林回廊
2024年03月05日 13:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 13:27
この尾根もブナの純林回廊
だんだん斜度がきつくなっていく (f)
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だんだん斜度がきつくなっていく (f)
激下りが始まる
2024年03月05日 13:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 13:35
激下りが始まる
雪切れだ ca.570m
2024年03月05日 13:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪切れだ ca.570m
しつこくブナを撮る
2024年03月05日 13:53撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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しつこくブナを撮る
ブナの木に多数のコブがある。木の癌らしい
2024年03月05日 13:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの木に多数のコブがある。木の癌らしい
コブを持つブナ
2024年03月05日 13:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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コブを持つブナ
アセビの藪を通過
2024年03月05日 14:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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アセビの藪を通過
藪から解放されて痩せ尾根が始まる
2024年03月05日 14:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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藪から解放されて痩せ尾根が始まる
藪を抜け出して一息 (f)
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藪を抜け出して一息 (f)
沢を渡渉 (f)
ケンケンで渡れた(ウソ) (n)
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沢を渡渉 (f)
ケンケンで渡れた(ウソ) (n)
能登俣谷林道に這いあがると20〜30cmの残雪
2024年03月05日 14:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 14:23
能登俣谷林道に這いあがると20〜30cmの残雪
美浜トレイル白谷コースの看板
2024年03月05日 14:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 14:27
美浜トレイル白谷コースの看板
駐車地に無事帰還してお疲れさま
2024年03月05日 14:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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3/5 14:30
駐車地に無事帰還してお疲れさま
以下、動画をキャプチャ。山頂の向こうに三重嶽。
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以下、動画をキャプチャ。山頂の向こうに三重嶽。
振り返って、登ってきたノロ尾。
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振り返って、登ってきたノロ尾。
左に雲谷山とその奥に日本海。
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左に雲谷山とその奥に日本海。
下山は左の尾根。
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下山は左の尾根。
お気に入りの雪原。
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お気に入りの雪原。

感想

 大御影山へは何度か登っているけど、積雪期に登った記憶がない。山頂北側の平原を自由に歩いてみたいと思っていた。山頂付近の積雪はまだたっぷりあって望みどおり歩けて満足した。下山ルートは激下りだがnoajiさんが踏破済みなので安心して着いていった。心配した沢も難なく渡れて無事下山完了。駐車地まで200mほどだった。

かねてから積雪期の大御影山を歩いてみたいと思っていた。松屋の登山口を起点とした大日尾根への周回が考えられる。今回、ふらっとさんが考えられたコースは大御影から白谷コースを下るルートとなっている。このコースなら無雪期に歩いたことがあるし、ほぼ尾根道で不安は払拭されそうだ。喜んで同行させてもらうことにした。

能登俣谷林道は二人で倒木を引っ張りながら無理矢理進んだ。やがて残雪で進めなくなる。白谷登山口の数百m手前に車をデポする。
松屋大権現登山口で準備をしていると滋賀ナンバーの3人パーティが到着される。ほぼ同時にスタートして松屋大権現に登り上げると一面は雪の台地となっている。ここで各々がワカンやアイゼンを装着する。

ノロ尾の急登を息を切らしながら詰めて行く。最初は杉の植林混じりだが、高度を上げるにつれブナやミズナラの自然林となる。P812まで上がると緩やかになってリョウブの疎林の広大な雪稜が広がる。ノロ尾のビクトリーロードの始まりだ。

振り返ると琵琶湖や大谷山〜三国山の高島トレイルの山々が飛び込んで来る。曇り空だが充分過ぎる絶景だ。最高点のノロ尾の高には高木のブナの森がある。積雪のせいか少し低く見える。

今回の山行のハイライト、無雪期は大規模な風衝草原となっているところに広大な雪原が広がっている。雪は締まりどこでも歩けるので嬉々とする。雪原の向こうには琵琶湖が見え大谷山から三国山の稜線が続いている。雪稜の奥の丘が大御影の山頂だ。

山頂からは三重嶽の大きな山塊が白く輝いている。風を避けてランチをしていると急速に青空が広がってきた。もう一度、青空の下で広大な雪原を踏みしめる。

下山は白谷コースの北東尾根へ、ブナの疎林のノートレースの尾根をゆっくり下って行く。気持ち良すぎる。雪は緩くなってきたがワカンで快適に下ることができた。ブナを愛でながら尾根を半分下りた所で雪切れする。激下りなのでチェーンスパイクに履き替え難なく下りる。

最後の渡渉が心配だったが浅瀬のポイントを選んで渡る。下山の白谷コースは大正解だ。ふらっとさんに感謝申し上げます。

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