向山連山《丹波山地・春の里山に咲く花》



- GPS
- 04:25
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 645m
- 下り
- 645m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・水別公園駐車場−第1、2駐車場有・無料 ・その他−駐車場横にトイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・距離は短いが基本は岩稜尾根、ピークが沢山ありアップダウンが激しい ・下りは急坂が多く、落ち葉やガレ場で滑り易い |
写真
感想
旧暦の二十四節気の啓蟄(3月6日)が過ぎると、あらゆる生物が蠢き活動を始める。
動物や植物は勿論、人間も然り活動的になる。
特に里山に入り自然に接すると、それを一層強く感じることができる。
今日の山行は丹波山地の向山連山。
向山といえば、4月の紫色のミツバツツジとクリーム色のヒカゲツツジに全山が覆われる花の山として知られています。また、日本一低い中央分水界があることで有名です。
チョット中途半端な時期に向山に誘われたが、セツブンソウを見に行くということで参加をする。
登山口近くにある駐車場に降り立つと、山肌は春めき赤紫色に変化している。
標高100mの観音堂登山口から登山を開始する。
向山連山の標高は低いが、下山口まで七つのピークがあり、小さなアップダウンが連続する変化に富んだ岩稜尾根の山です。
この尾根道に咲く花は馬酔木やミヤマキシミ程度でほかの花は見当たりません。
ツツジはまだこれからという感じです。
今年は暖かく開花時期は昨年より早まりそうですが、4月上旬頃に予想されます。
下山後のセツブンソウ観察を考えてルート変更をします。
珪石山分岐から一直線に延びる急坂の登山道を一気に下り、水分公園登山口に下山します。
下山後、水分公園からセツブンソウ観察地の青垣に向かう。
青垣集落の田園は暖かい春の陽ざしを浴びて、柔らかく霞んでいる。
観察地の何処をくまなく探してもセツブンソウの花は見つからない。
開花時期に遅れたようで、一気に気力が抜け帰ろうとした時です…
現れた地元の人に尋ねると一ケ所だけ咲いている場所があるとのこと
幸いにも日陰の斜面に僅かにセツブンソウが残っていました。
想像とはかけ離れた感じでしたが、写真収めることができラッキーと心のなかで呟く。
青垣から京都への帰途に就く。
途中、お腹が空いたので道路脇の店に立ち寄る。
地元の店主やお客さんと雑談し、最後に山や花の話になる…
突然、近くの山の斜面に山野草の花が咲いていると教えてくれる
半信半疑で行ってみると斜面には一面に白い花畑が広がっている。
セツブンソウは勿論、アズマイチゲ、セリバオウレン、リュウキンカが咲き乱れている。
本当に地元の人と話をすることの大切さを強く感じました。
地元の人にしか分からない地元の情報をいただき、本当に嬉しく思いました。
日暮れの車中からは、後方に丹波の山に沈もうとしている真赤な夕陽、そして前方に大きな満月が輝いています。
本当に美しい丹波の夕景です。
最後の最後に幸運に恵まれた今日一日が終わろうとしています。
また地元の人に会いに来たいと思います。
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