谷川 オジカ沢
yoshi629
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,362m
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- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:30
| 天候 | 晴れ（稜線はガス） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
すぐにF1（9m）が現れるこの後に4m,5mと立て続けに3つ出てくるが、どれもツルツルで厳しいとのことなのでまとめて右岸から巻く。ちょっと大きめに巻いた方が良い。
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この後に4m,5mと立て続けに3つ出てくるが、どれもツルツルで厳しいとのことなのでまとめて右岸から巻く。ちょっと大きめに巻いた方が良い。
ドーンと40m滝。1100m付近。シャワークライムで右から登れるが、ヌメっていてかなり神経を使う。ハーケンを打つリスは所々にある。
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シャワークライムで右から登れるが、ヌメっていてかなり神経を使う。ハーケンを打つリスは所々にある。
右壁から登れる。高度感もあって緊張するところ。
（入渓点から見て）沢は幕岩の裏側に回り込んで行く
1350m付近
結構上から水が落ちてくる
右俣の方が水量が多い。本流筋かな。左俣に進む。
稜線はガスに覆われている
左手には幕岩尾根が荒々しい
大滝上では直瀑系の滝がいくつか出てくるが巻きが微妙なところが多く、意外に面倒
1430m三俣（右俣と中俣が写っている）右が一番水量が多く、滝も見えているので面白そうだが、地形図を見ても分かる通り、すぐに沢形がなくなってしまう
楽に稜線に出るなら中俣を進むべき
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右が一番水量が多く、滝も見えているので面白そうだが、地形図を見ても分かる通り、すぐに沢形がなくなってしまう
楽に稜線に出るなら中俣を進むべき
最後は岩盤の下から水が湧いているようなところで終了
連瀑帯や大滝も見ることが出来た
感想
オジカ沢：3級上〜4級下？（なんちゃって沢屋の主観的グレード）
登攀的な沢で、ミニオツルミズ沢と呼ばれているそうです。
（行動の記録）
水上山荘奥の登山口より出発。中ゴー尾根に取り付く直前で渡るのがヒツゴー沢で、ちょっと（10m程度）下ったところで出合う沢がオジカ沢。
奥には荒々しい幕岩が見えており、オジカ沢はそれを巻くように稜線に向かって伸びている。
入渓してちょっとゴーロを歩くとすぐにF1が現れる。他の記録によると結構厳しいようだ。さらにその奥の2つの滝も厳しいとのことなので、3つまとめて右岸から巻く。小さく巻こうとすると急斜面が続き苦労するので、傾斜が緩むまで登り、それから巻くと良い。
その後は快適に越えて行ける小滝が続く。両岸は立っており、V字谷の様相を呈する。なかなか威圧的。岩は白っぽいものが多く、谷全体が白くて明るく感じる。
20m逆くの字滝を左からやや緊張しながら越えると、谷が開けて、大スラブ帯となる。開放的でとても美しい。紅葉もきれいで、素晴らしい景観を成している。
ここから核心部に入って行く。いくつか滝を越えると40m滝が出てくる。右から登るが、かなりヌメっている上に、ホールド・スタンスが細かく、外斜しているので難しい。ハーケンを打つに適したリスはいくつか見かけた。
これを越えてもすぐに2段40m滝が現れる。左壁が覆いかぶさっているトイ状滝。下段は右壁を快適に登る。上段は厳しくなってくるので灌木帯に入り、小さく巻いて越える。
左手には幕岩が大きくそびえ、（入渓点から見て）その裏側に回り込むようになると紅葉の中をきれいな渓相が続くようになる。やがて遥か上から水を落とす、80m大滝が見えてくる。結構大きな滝だが、傾斜が緩いので快適に越えられる。
大滝を越えるとあとは大きな滝も無いので、核心部が終わったと思って安心するが、この先からはヌメっていたり、斜面がグズグズだったりと、微妙なところが多く出てくる。ある意味核心部の滝群よりも神経を使った。
徐々に水量が減って行き、1430m三俣で中俣に進むと、一気に源頭の雰囲気となる。稜線が近づくがなかなか水は涸れない。最後は岩盤の下から水が湧くところにたどり着き、そこで遡行終了。そこからは腰程度の笹薮と草原を100mほど登り、稜線に出た。稜線にはうっすらと踏み跡があった。
帰りの中ゴー尾根は終始オジカ沢が良く見えて、とても良かった。尾根から見ると滝が多く、急峻な沢であることが良く分かる。
（感想）
滝が非常に多く、確かに登攀的な沢であった。滝も快適に越えられるものも多いが、嫌らしいのも多く、（特に上部は）巻きも厳しいところが多くて、なかなか難しい沢であると思った。
でも開けて明るく、渓相も良いので、お勧めの沢です。特に紅葉の時期が良いかも知れません。
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オジカ沢ノ頭の最新記録
yoshiさん、こんばんは。
オツルミズに続きオジカ沢ですか〜〜
４級近辺の沢はちょっと手が出そうにないので、yoshiさんのレコで楽しませてもらいます＾
なかなか威圧的な雰囲気ある個所多いですね〜
今年は紅葉早いようですが、中腹はいい感じですね。来週はれるといいのですがどうなることやら。。
stkさん、こんばんは。
9,10月は上越・越後のベストシーズンなのでいろいろ行きたくなってしまいます。
特に今シーズンはラバーシューズのおかげで行動の範囲が広がって、楽しくてたまりません
これくらいのグレードになると手応え十分って感じがします。程よい緊張感を持って楽しめましたよ。
今シーズン中に、谷川2回、越後1回行きたいものです。
来週は微妙ですね。降らなそうですが、晴れは望めなそうな感じです・・
相変わらずで、あきれてます
基礎的な体力・筋力はもちろん、
ソロで、ロープを使わない事が大きいんでしょうけど…。
滝を眼前にして、登攀か巻きか、そしてルートの判断が正確なんでしょうね。
「3000円の靴がまた活躍してるな」と思うと楽しくなります
■追記■
前にもお話ししましたが、速さは重要な技術ですね！。
呆れられちゃいましたか・・
やっぱりソロだと速いですよね。ロープを使わなきゃいけないようなルート取りは極力しませんから、結果として速いことが多いです。
とにかくソロの場合は最も合理的なラインを取り、安全かつスピーディーにクリアしなければなりません。おっしゃるように見極めが大事ですね。
2700円の靴でオツルミズとオジカに行けるのですから、これ以上ないと言ってよいほどのコストパフォーマンスだと思います
それにしてもラバーシューズで登るスラブは病みつきになる楽しさです。
yoshiさん、こんにちは。
紅葉と沢の景色、いいですねえ。特に上越は岩が白いので
紅葉がより映えるように思います。
しかし、迫力の写真ばかり。
23,24枚目などは写真を見ているだけで緊張します
私は、体力勝負の沢専門で。。。
youtaroさん、こんばんは。
おっしゃるように白い岩壁やスラブには彩り鮮やかな紅葉は映えますね。
本当に美しくて、何度も立ち止まっては「ん〜・・いいねぇ」と独り言連発でした
やっぱり新緑と紅葉の沢は最高です。
youtaroさんとは癒し渓にいろいろ行きたいですね。あれこれと計画を立てるのが楽しいので候補はいくつも挙がっているのですよ。
○湯檜曽川本谷
○米子沢
○川場谷
○ヘイズル沢左俣右沢
○毒水沢
○鶏冠谷右俣
○魚野川本流
○大滝沢
○魚沢
○神子内川水系
○大持沢・小持沢
などなど・・
すべてに完敗 あなたに脱帽 沢に乾杯！
はい、ハイパーVです。
っていうか、それ以外のラバーシューズを履いたことがありません。今のところ、これで十分だと思っています。登川金山沢に行くまではフェルトだったのですが、そこでフェルトに限界を感じて、初めてラバーを導入しました。ラバーでのスラブ歩きは病みつきになりますね
ハイパーVで限界を感じたら、正規品の導入を検討します。
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