記録ID: 526319
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
【甲斐駒ヶ岳】日本アルプスで一番奇麗な頂上
2014年10月12日(日) [日帰り]
- GPS
- 06:35
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
天候 | 北沢峠 6時40分 晴れ☀ 7℃ 甲斐駒ヶ岳 11時 晴れ⛅ 12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「南アルプス林道バス」 仙流荘5:40(臨時便)-6:30北沢峠 往復2680円 手回り品210円×2含む 。 帰り、北沢峠16:00-16:45仙流荘 [復路]仙流荘駐車場17:00-伊那IC17:40-(中央高速いつもの渋滞30km)-国立府中IC21:20-21:30自宅 4時間30分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、仙流荘バス乗り場、こもれび山荘、長衛小屋にあり。 登山道は、良く整備されています。山と高原地図のマル危箇所は、山頂への岩稜直登コースと巻き道砂礫の斜面となってます。 上り「仙水峠コース」 バス停から5分山梨県側に下り分岐を左で、長衛小屋の前に出る。小屋前の北沢の橋を渡り、左岸を仙水峠に向かう。しばらく川沿いの林の中を上がる。樹林の急斜面を上がると仙水小屋に着く。ここより上部は水場がない。小屋からは、シラビソの樹林の中を緩く上がり、突然大きなガレ場が出現する。北沢峠から1時間で駒津峰と栗沢山のコル仙水峠に到着する。駒津峰の上りは、標高差約500mの展望の利かない樹林帯の急登。駒津峰から駒ヶ岳頂上へは、六方石のある最低コルまで、狭い稜線伝いに下る。直登コースは、急傾斜で足場も悪く高度感もあり結構面白い。頂上直下では、花崗岩のザラメのような砂場に足を取られながら上がる。 下り「双児山コース」 帰りは魔利支天に向かってやや左側に下って行く。魔利支天はコルから10分ほど。ザレ場を右の六方石に向かう。駒津峰の下りは、ハイマツの中のガレた道で、石車などで転倒に注意。双児山からは、標高差約600mの樹林帯を北沢峠に下る。 |
その他周辺情報 | コンビニは、伊那ICから約12km高遠町の国道361沿いのセブンイレブンが最後です。下山後の日帰り温泉は、林道バスを降りたところに仙流荘(600円)があります。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
飲料(1)
タオル(2)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
ストック(1)
非常食(2)
|
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共同装備 |
コンロ(1)
ファーストエイドキット(1)
|
感想
日本アルプスで一番代表的なピラミッドは、と問われたら、私は真っ先にこの駒ヶ岳をあげよう。その金字塔の本領は、八ヶ岳や霧ヶ峰や北アルプスから望んだ時、いよいよ発揮される。南アルプスの巨峰群が重畳している中に、この端正な三角錐はその仲間から少し離れて、はなはだ個性的な姿勢で立っている。まさしく毅然という形容に値する威と品をそなえた山容である。...日本アルプスで一番奇麗な頂上は、と訊かれても、やはり私は甲斐駒ヶ岳をあげよう。...わが国には駒ヶ岳と名のつく山が多いが、その筆頭は甲斐駒ヶ岳であろう。...甲斐駒ヶ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう。 深田久弥著「日本百名山」より
この三連休は、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳と北アルプスのど真ん中に行くため金曜日の夜に準備して、深夜1時30分に出発するはずでした。1時間、仮眠するつもりが、気が付くと6時過ぎ。三俣山荘は15日迄、水晶岳は、来年となりました。台風も来ていることだし近場の山に変更。南アの百名山10座で、唯一登っていない甲斐駒ヶ岳に決定。結果、最高の山行となりました。途中、仙水峠から見えた魔利支天に圧倒され、岩稜の直登を楽しみ、山頂から360度の眺望を満喫して来ました。
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