右に月山左に朝日の春霞み大展望貸切り・大頭森山（大井沢根子↑）

2023年03月12日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 9.2km
• 登り: 505m
• 下り: 501m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:43
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:02

6:31 スタート地点
9:28 10:28 大頭森山
11:39 11:58 休憩
12:33 ゴール地点

天候

山頂まで無風。快晴〜高曇り。晴れているが霞みが濃くて遠望がきびしかったです。気温高く，大井沢の最高気温11度。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・根子集落の先の除雪終点に路肩駐車しました。自分以外はあとで来られた1台のみでした。
・ついでに。朝に通りかかった石見堂岳入山点に近いわずかなスペース2カ所は朝6時半にすでに埋まっていて，もっと離れたところから車道を歩いて向かっている方もおられました。

コース状況／危険箇所等

・全行程スノーシューで行動しました。雪面は朝は程よく凍ってエッジがザクっザクっと刺さりました。下りは重めでしたがそれほど沈まず，ラッキー。今日はワカンがちょうどよかった気がします。
・トレースは数日前の薄いものが2,3人分あり，みなさんばらばらで，自分もトレースとたまに重なったりして歩きました。登りのコース取りは，地形図を事前に読んで一番斜度が少なくなる計画を立て，その通りにリスクの少ない歩きができました。反面，このコースは標高700mあたりからほぼ稜線直下までずーっと杉の植林地でして，そこは「あちゃー」でした。過去レコを勉強すると，ほとんどの方が一本北側の自然林の斜面（＝自分の下りコース）を登られていて，なるほど納得でした（ただしちょっと急で，沢地形あり）。
・私はヘアピンカーブのちょっと先の水道施設？の建物脇から入山しましたが，たいていの方はもっと手前の，カーブの先の沢の右岸側すぐから入っていかれてました。

写真

3/12 9:31

右に月山，

3/12 9:57

左に朝日，の眺望を求め，

3/12 7:01

根子集落から大頭森山をめざしました。道路から数歩上がるだけで，朝陽をあびる大井沢を見おろす竜ヶ岳。左奥に天狗角力取山，以東岳，二ツ石山と続きます。うひょ。

3/12 7:09

西斜面にも陽が射してきて，

3/12 7:13

尾根に上がると山頂が見えました。昨年の5月に大江側から登って以来です。中間に見える雪の斜面が，

3/12 7:30

行きかえり立ち寄ったc650mの伐開地です。右手は月山様と，その左に重臣？の石見堂・赤見堂。

3/12 7:29

月山が見おろす大井沢の谷。お山はめっちゃかすんでいます。ある高度以上に水蒸気が滞留しているもよう。

3/12 7:31

左手は赤見堂，紫ナデ，竜ヶ岳，奥に以東岳...

3/12 7:32

大物感あふれる以東岳のアップ。手前を横切るのは高松尾根の天狗角力取山〜二ツ石山間。雪庇がすごい〜

3/12 8:36

谷の奥のほうまでくると，大きめのブナが目だってきます。

3/12 8:54

山頂稜線に出ました。広ーい♪　誰もいません。

3/12 8:59

山頂の展望塔（冬季閉鎖中）が見えました。

3/12 9:08

これは...デート中の二本では...

3/12 9:13

山頂斜面になるとカラマツ出現です。ここはちょっと急。

3/12 9:33

着きました。左に朝日。朝日鉱泉のある朝日川の谷から寒江山まで，どーん。

3/12 9:30

右に月山様。てっぺんすごくかすんでます。

3/12 9:38

月山の左には赤見堂岳・石見堂岳。赤見堂の奥まったかんじが威厳あり。

3/12 9:41

さらに左は，竜ヶ岳を前衛に，紫ナデを脇に，の堂々の障子ヶ岳。親分の風格ありあり。

3/12 9:44

障子ヶ岳と紫ナデをアップで。かっこいー。

3/12 9:47

そして紫ナデから赤見堂岳までをつなぐ稜線。奥の高い山は大桧原山と1400mPですね〜　そしてその下を寒河江川が流れる...　良すぎて泣けてきます。すご〜

3/12 9:30

山頂の展望塔（冬季閉鎖中）。積雪は風上側で3mってところでしょうか。

3/12 9:57

風も音もなく誰もおらず木の葉一枚すら動くもののない山頂で，おぼろな山々を，

3/12 10:02

長いことぼーっと眺めました。春がすみの朝日，小朝日〜竜門山間。
後ろ髪ひかれながら下山でーす。

3/12 10:38

雪庇の下に大きなトチノキ。いったいいつからそこにいらっしゃるんですか...と訊いてみたくなる。

3/12 11:05

下りはけっこう急なところをざくざく，

3/12 11:07

上級者さんらしい昨日の？先行者さんの足あとを一部たどらせていただきました。このコース取りは小沢を何度か横切るので自分は落ちないようにどきどきですが，雪橋になっている厚いところを通るんだな〜などなど勉強になります。

このお山は山頂部の樹木の多様さが印象的でした。まもなくの芽吹きを待つ樹々。とげとげのハリギリは，

去年の実がけっこう残っています。線香花火だな〜

ホオノキ，たっくさんいました。枝を伸ばして春を呼ぶ。

粘液でテカっとツヤツヤな大玉はトチノキ。一年枝のクリーム色がナイスです。

雪に落ちたツルアジサイの実のドライフラワー、ブナの葉添え。よきよき。

3/12 11:25

空の「取り合い」なのか，「分け合い」なのか...

3/12 11:29

もうすぐ終わりなので進みたくなくなっています(/・ω・;)/

3/12 12:22

朝と同じc650mの伐開地でもう一度休憩してから，里に戻ってきました。雪融けはすぐそこですね...　ありがとうございました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

LUMIX DMC-GF5 パナソニック

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

blueblu

また月山・朝日を拝めて幸せでした。