谷川岳 東尾根

2023年03月14日(火) [日帰り]

• GPS: 14:50
• 距離: 13.5km
• 登り: 2,064m
• 下り: 2,063m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:54
• 休憩: 1:56
• 合計: 14:50

距離 13.5km 登り 2,064m 下り 2,063m

4:31 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
4:55 4:56 巌剛新道登山口
5:13 巌剛新道登山口
5:54 6:03 一ノ倉沢バス停
6:11 6:12 一ノ倉沢
8:36 9:41 シンセンのコル
16:15 16:34 谷川岳
16:43 トマノ耳
16:46 谷川岳・肩の小屋
16:54 16:55 ザンゲ岩
17:32 17:51 ラクダのコル
17:54 ラクダの背(ラクダのコブ)
19:14 19:15 西黒尾根登山口
19:21 土合口駅／谷川岳ベースプラザ

天候

曇り→快晴

コース状況／危険箇所等

1932年に初登攀された日本を代表する大クラシックルート。緊張感あふれる魅力的なスノーリッジの連続です。

写真

3/14 5:55

一ノ倉沢出合
途中マチガ沢に間違って進んでしまいました。
狙ったわけではありません。

3/14 6:16

一ノ倉沢から一ノ沢を詰めていきます。

3/14 7:07

前日が雨だったからかガリガリ斜面。
アイゼンはよく効きます。

3/14 7:27

シンセンのコルまで近いようで遠い。

3/14 8:10

やっとシンセンのコル着

3/14 8:36

シンセンのコルからはアンザイレン。

3/14 8:36

シンセンのコルを上から見る

第二岩峰の登攀

3/14 9:13

第二岩峰から下の景色

3/14 9:34

無事に通過し後続を待つ。

3/14 9:43

余裕〜って感じのアルパイン大好きyukicaさん

3/14 10:23

コンテに。
(結局山頂までアンザイレンして登りました)

急峻な雪稜が続く

3/14 10:34

雪壁の登り

3/14 10:58

青空が広がってきました。

3/14 11:00

素晴らしい高度感。
気分も上がります！

3/14 11:11

hsさんにもゆとりが(^^)
実は谷川岳デビューでいきなり東尾根！

3/14 11:40

しかし、まだまだこれからです。

3/14 11:44

気持ちのよい雪稜の登り

3/14 11:53

バリエーション初級ルートか？

3/14 12:15

巨大シュルンド
早く通過したい！

3/14 12:20

ブロックが落ちませんように

3/14 12:35

青空に向かって

3/14 12:40

緩やかに見えるがリッジでかなり急です。

3/14 12:40

トマノ耳も良く見えます！
目指すオキの耳も近くに見えて来ました(^^)

3/14 12:43

ザイルが無くても行けますが安全第一です。

3/14 13:00

なかなか絵になります！

3/14 13:02

スノーバーは4本持っていきました。

3/14 13:22

ここからはトラバース地帯突入です。

3/14 13:47

一歩一歩ステップを切って進みます。

反対側から。
最高です。

急峻な雪稜を登る。

3/14 14:28

そしてまたトラバース。

個人的には一番緊張した箇所でした。

3/14 14:32

ピッケルを刺しながら確実に通過する。

3/14 14:53

そしてまたトラバース

3/14 14:53

一ノ倉岳方面

3/14 14:58

トラバース地帯も無事に通過し第一岩峰基部に。

3/14 14:58

振り返って

第一岩峰は回り込んで直上して二の沢の頭のコルに出る。

3/14 15:37

コルからは山頂に向かう最後の雪壁

3/14 16:01

雪庇を越えると、

3/14 16:05

直上へ！
yukicaさん勝利のポーズ

3/14 16:15

続くhsさん
頑張りました！

3/14 16:15

東尾根を振り返って。
楽しい時間をありがとう。感謝です。

そして私も山頂へ！
勝利のガッツポーズ！

3/14 16:19

記念撮影

3/14 16:44

トマノ耳
一応ピークハント

3/14 16:52

西黒尾根から東尾根の稜線

3/14 17:28

夕闇迫る西黒尾根

3/14 18:04

時間はかかってもいい。事故や怪我なく安全に下山する事が一番です。

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

SHV45 SHARP

感想

tbf

昨年12月の初冬に谷川岳に登った時に、雪のついた東尾根を見て、これは登らないと！と意識するようになりました。メンバーはアルパイン大好き女子のyukicaさんと2人の予定でしたが、アルパイン経験は少ないものの、最近精力的に山に通うようになったhsさんを誘い3人になりました。
私がバイブルとしている山渓の「日本のクラシックルート」では、初級アルパインルートと紹介されているが、急峻で変化に富んだ雪稜とリッジ、トラバースなど気が抜けない登攀の連続で、どこが初級なんだ？と思いなら登りました。ただその分、充実した登攀を満喫する事ができ、途中で「最高〜面白れ〜」と叫ぶほどハイな気持ちにもなりました。
時間はかかりましたが、3人で安全に登れたのは良かったですし、素晴らしい天気と景色の中、刺激的で楽しい経験をさせてくれた東尾根と二人の仲間に感謝したいです。

雪華

「冬季　谷川岳東尾根」。
去年、一枚の写真を見てしまい、心が惹き付けられてしまった領域。
そんな時にタイミングよく、tbf先輩が行きたいなと心にあたためていた模様。涸沢岳西尾根が流れ爺ガ岳東尾根も流れ、雪稜トレーニングは積んだけど実力を試せない季節が流れた。
そして時は今。
hs氏も加わり楽しいメンバーでやり遂げることができて嬉しい！！

谷川岳東尾根の感想は、
「初級」ではない。
「初級」って思うのは、ヒマラヤ未登峰を目指す昭和の猛者達だけだと思う(^-^;)
変化に富む雪稜＋岩稜と張り出す雪庇や大きなシュルンド。
経験を積みなおかつ体力のある人だけ、行ってください。(^-^)楽しいッす♪

hs79

高所が苦手な私にはとても難易度が高く緊張の連続で時間がかかってしまいましたが、その分頂上に着いたときの達成感と安堵感が特別なものになりました。お連れ頂きたくさん励まして頂いたtbfさんyukicaさんありがとうございました。