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Yamareco

記録ID: 527095
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根から)

2014年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:08
距離
8.3km
登り
1,321m
下り
1,273m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
1:08
合計
7:08
5:55
102
7:41
7:42
61
8:43
8:43
4
8:47
9:02
13
9:15
9:30
12
9:42
10:03
4
10:07
10:17
51
11:08
11:10
12
13:03
ゴール地点
天候 日本列島が高気圧に覆われ、午前中の稜線上は結構風が強かったが完全な快晴。気温も朝から比較的高く、上着は稜線上のみで必要な程度でした。台風19号が近づいてるため、明日午後あたりから少し気をつける必要がありそうです。
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越道を新潟方面に。水上I.C.で関越道を降りて国道291号線を土合駅方面に14キロ程進みます。土合駅を過ぎて少し行くと、谷川岳ロープウェイの土合口駅に着きます。今日は谷川岳ベースプラザ最上階の改装のため?なのか午前7時まで駐車できないようでそれまで長い列を作って車が並んでました。(いつもは夜間も入庫できたと思ったけど)
ロープウェイを使わない登山など、早く出かけたい人は谷川岳ベースプラザより少し下の道路脇に無料駐車場が解放されているのでそちらに駐車します。なんにせよ、紅葉シーズン真っ盛りなのでハイキング客や天神平からの登山者で人が多く、早め早めの行動をしたほうが良さそうです。
コース状況/
危険箇所等
谷川岳ベースプラザ(土合口)から「日本三大急登」と呼ばれる西黒尾根コースを登り、谷川岳山頂のトマの耳(1,963m)、オキの耳(1,977m)をピストンしてきました。今日は手軽に済ませたかったので、一ノ倉岳、茂倉岳までは行ってません。

西黒尾根のコースはクサリ場や岩場が多数あります。小学生とかは多少危険あるので気をつけてください。特に下りは登りに比べ難易度高くなるので注意が必要です。
それではコース概況です。

■登山口
谷川岳ベースプラザの先に舗装道路を進みます。カーブを曲がると谷川岳登山指導センターがありますので、登山計画書をペーパーで提出する人は投函しここでトイレを借りて済ませます。その先のゲートを進み、更に先に進むと左手に西黒尾根への登山口があります。

■登山口〜展望開け樹林帯を出るところ
地味に傾斜のきつい樹林帯の急登が約1時間〜1時間30分程度続きます。特に危険個所はないですが、結構大きな岩の転がる急登コースなので距離は長くないですが思いのほかハードです。標高を上げるとだんだん明るくなってきて、急に展望が開けた岩場にたどり着きます。

■鎖場〜岩場〜肩の小屋
展望が開け、樹林帯を出るところの先はクサリ場と岩場が多く続きます。迷わずここでストックはしまったほうが良いです。その先、比較的長い垂直なクサリ場が3か所連なります。その先も岩場登り等が続き、しばらく進むと平坦なピークのラクダの背、巌剛新道分岐を通り過ぎます。
ラクダの背の先も、岩場の登りが続きます。一番長いクサリ場を過ぎるとザンゲ岩下の一枚岩エリアがあります。ここは雨の時など滑るので危険です。ザンゲ岩を越えるとトマの耳まではあと少し。緩やかな最後の登りを谷川岳肩の小屋を横目に見ながら稜線沿いに進みます。

■肩の小屋〜トマの耳〜オキの耳
特に危険な個所もなく、美しい景観の素晴らしい稜線を歩きます。天気が良いとロープウェイを使って天神平から登って来る登山客が多くいるので、午前9時30分くらいから多数の人が流れ込んできます。写真などゆっくり撮りたいのであれば、その前に済ませてしまいましょう。でないと撮影の行列に付き合わされます。
ベースプラザ下の道路脇に無料駐車場を使用。
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ベースプラザ下の道路脇に無料駐車場を使用。
谷川岳登山指導センター。開いてたのでトイレを借りる。
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谷川岳登山指導センター。開いてたのでトイレを借りる。
道路左脇に西黒尾根への登山口があります。
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道路左脇に西黒尾根への登山口があります。
地味な急登を進むと鉄塔が。気温高いので上着を脱ぐ。
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地味な急登を進むと鉄塔が。気温高いので上着を脱ぐ。
距離は長くないですが思いのほかハード。
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距離は長くないですが思いのほかハード。
急に展望が開けた岩場にたどり着く。
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急に展望が開けた岩場にたどり着く。
クサリ場第1ラウンド。足場が多数でわけない感じ。
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クサリ場第1ラウンド。足場が多数でわけない感じ。
紅葉シーズンのこんもり山。
3
紅葉シーズンのこんもり山。
第2ラウンド、第3ラウンドと続きます。
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第2ラウンド、第3ラウンドと続きます。
ラクダの背に到着。少し休憩。
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ラクダの背に到着。少し休憩。
鞍部に巌剛新道分岐。左が巌剛新道を下るコース。
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鞍部に巌剛新道分岐。左が巌剛新道を下るコース。
岩登りが続きますがさして難しくありません。
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岩登りが続きますがさして難しくありません。
左側は岩の隙間をよじ登る。右側はクサリで下る。
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左側は岩の隙間をよじ登る。右側はクサリで下る。
ここ以前はクサリなかったっけ?
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ここ以前はクサリなかったっけ?
ペイント矢印に従い奥の岩壁に。
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ペイント矢印に従い奥の岩壁に。
一枚岩エリアを登きり、登ってきた西黒尾根を振り返る。
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一枚岩エリアを登きり、登ってきた西黒尾根を振り返る。
ザンゲ岩の横を通り過ぎると、
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ザンゲ岩の横を通り過ぎると、
最後の登り。有名なケルン指導標が見えた!
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最後の登り。有名なケルン指導標が見えた!
トマの耳とオキの耳、そして急峻な岩壁と複雑な地形。
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トマの耳とオキの耳、そして急峻な岩壁と複雑な地形。
快晴。ホント指導標はこの絵になる。
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快晴。ホント指導標はこの絵になる。
トマの耳(1,963m)へ最後の登り。
1
トマの耳(1,963m)へ最後の登り。
トマの耳の頂上で撮っていただきました。
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トマの耳の頂上で撮っていただきました。
山頂は沢山の人で賑わいます。
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山頂は沢山の人で賑わいます。
トマの耳からオキの耳方面に稜線を望む。
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トマの耳からオキの耳方面に稜線を望む。
オキの耳(1,977m)へ最後の登り。
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オキの耳(1,977m)へ最後の登り。
山頂空いているうちにオキの耳で自分撮り。
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山頂空いているうちにオキの耳で自分撮り。
この後、9:30を過ぎたあたりから写真撮影の行列が。
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この後、9:30を過ぎたあたりから写真撮影の行列が。
北に一ノ倉岳、茂倉岳方面を望む。今日はやめときます。
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北に一ノ倉岳、茂倉岳方面を望む。今日はやめときます。
西に万太郎山方面を望む。
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西に万太郎山方面を望む。
肩の小屋は沢山の人で賑わう。トイレもあり。
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肩の小屋は沢山の人で賑わう。トイレもあり。
ロープウェイに乗り沢山の人が天神尾根から登って来る。
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ロープウェイに乗り沢山の人が天神尾根から登って来る。
西黒尾根も今日は思いのほか登山者が多い。
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西黒尾根も今日は思いのほか登山者が多い。
良い雰囲気が出てる紅葉の西黒尾根。
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良い雰囲気が出てる紅葉の西黒尾根。
振り返ると谷川岳の雄姿。標高2,000m未満には見えない。
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振り返ると谷川岳の雄姿。標高2,000m未満には見えない。
綺麗ですが紅葉のピークまではもう少しかな。
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綺麗ですが紅葉のピークまではもう少しかな。
あと1時間。いつも下山は苦痛です。
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あと1時間。いつも下山は苦痛です。
今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。
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今日も事故なく山行が終わり山の神様に感謝。

装備

個人装備
1/25,000地形図
1
ガイド地図
コンパス
1
GPSユニット
1
筆記具
1
ヘッドランプ・電池
1
1
ミニナイフ
1
ライター
1
ザックカバー
1
エマージェンシーシート
1
手ぬぐい
1
ハンカチ・ティッシュ・巻紙
1
カッパ(上下)
1
アノラックジャケット
1
ダウンジャケット
1
ヘッドバンド
1
ウォーターキャリー
1
1リットルの水
ストック
1
ヘルメット
1
グローブ
1
サングラス
1
携帯電話
1
充電池予備携行
腕時計
1
食事
適宜
携行内容は上記記載
非常食
適宜
カロリーメイト等
行動食
適宜
チョコ等
保険証
1
健康・山岳保険
共同装備
ツェルト・ペグ・細引
1セット
救急セット
1セット
コンパクトカメラ
1
1
ホンダエリシオン(白)

感想

今日は岩場系ショートコースを歩きたく、谷川岳(1,977m)を西黒尾根から登ってきました。風は強かったですが分水嶺の谷川岳らしからぬ完全な終日快晴。紅葉シーズンなのでロープウェイを使う天神尾根から人で賑わってました。これで今年は夏靴終了!次回は北岳。[距離8.4km/累積標高差2,735m/所要時間(山行活動時間)7時間2分]

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コメント

taichiさん、こんにちは。
前回の八ヶ岳と今回の谷川岳・・・いい山登られていますね。

最近、全然山に行けなく燻っております(笑)。

谷川岳へ行く時は是非参考にさせて貰います。やっぱり西黒ですよね。それと八ヶ岳も横岳や阿弥陀岳へ行ってないのでチャレンジしてみたいです
2014/10/12 18:01
HIDENORI-Tさん。
コメントありがとう ございます。そういえば最近レコ拝見して無いですね。自分も仕事や予定が忙しく、天候 との折り合い付かずなかなか行けない時ありますが、燻りますよねぇ。お察しします。
谷川岳 は自宅から近く、コースも短く天気が良ければ頻繁に行きたい山です。標高2,000m未満とは思えない風格と景観でお気に入り です。行きは西黒尾根なら、帰りは途中から巌剛新道より降り、最後マチガ沢を楽しむのも良いですよ。
2014/10/13 3:08
参考になりました。
来週平日に日帰りでどこの山を登るか検討しているところでした。
谷川岳は紅葉見ごろなのですね。
2014/10/12 21:32
AtsushiBanさん。
はじめまして。コメントありがとうございます。
来週は台風一過、良い天気 の谷川岳は素晴らしいと思いますよ。天候が非常に不安定な山なので、谷川岳だけ天候悪い こと結構あります。ヤマの天気予報は要チェック です。
紅葉はおそらく、来週あたりがいいのかな?標高が低めなので、今週末はややピークより早い気がしました。
では、良い山行を!
2014/10/13 3:16
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